(2018-03-26)
牟田口先生、加茂さんによれば、デジタルアーカイブの機能の一部を担う ソフトウェア各々すべてが著作物であり、それらに対する開発料を 出すための手続や再利用に苦労されている。また、コンテンツそのものの制作者が 集団から去ったときに、使用の確認を取ることが困難になるという。 これは、オープンソース/オープンデータが浸透していないことから 発生する問題とも言える。
そこで、営利目的ではなく、後世に残すことや世代間コミュニケーションを 目的とする記録保全のための、 「自由」を旗印としたオープンなデジタルアーカイブの手法と基盤を構築し、 広く公開することでデジタルアーカイブの一標準たらしめることをめざす(イメージ).
項目 | ライセンス |
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加工ツールフリー | BSD/GPL/MIT - マルチライセンス |
マップデータフリー | CC/GPL - マルチライセンス |
コンテンツフリー | 〃 |
type | tools |
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写真(静止画) | ImageMagick, GIMP, NetPBM, rjpg, img2www |
地図活性化 | OSM, 地理院地図, Leaflet.js, umap2sakata, gpx-photo |
動画 | OpenShot, Kdenlive, mov2html5 |
サーバインフラ | s4(SNS), Nextcloud(ファイル交換), GitBucket(公開) |
庄内地域の小中学生(主軸は小学生)の情報技術への素養となる力を付ける一助とする。 目新しい技術に飛びつくのではなく、情報のデジタル化に必要な概念形成を主体とする。 デジタル情報はすべてビット列に帰着する。知識、視覚、聴覚情報は一次元の並びに 変換(シリアライズ)する過程を経て伝えることができる。 その操作を自然に行なえるようになるための第一歩を踏み出す機会を与える。
種別 | 内訳(例) |
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受講者(児童)用 | MacBook ×5 |
講師(TA)用 | ThinkPad X230 ×TA人数 |
通信機材 | モバイルルータ、定額SIMカード |
正確にはCCがいいわけではなくて使用権と財産権を主張しないもので世の中を支えたい。 CCはおそらく毛嫌いする人がいる気もする。岐阜女子大とCCの話を出したとたん加茂さんの口調が変わった。なにか岐阜女子大の立ち位置に共感できないものを持っている感じがした。
題目 | 内容 |
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地域文化発掘 | 地域の人々の繋がりをたどり価値ある市民文化資料を発見する |
資料アーカイブ | 地域に残る文書を適切な形で加工しデジタル化する |
無形文化のアーカイブ | モーションキャプチャ・VR技術を利用して民俗芸濃をデジタルの形で保存する |
人材育成 | 上記に関連する情報発信に必要な情報技術の基礎を学びさらにそれを未学習者に伝える |
4チームに結びついたテーマのひとつで開始してもらうが、最終的には4分野が相互に補完しあってデジタルアーカイブを構築する活動に参加する。