Ruby寺子屋(仮称)プロジェクト
目的
庄内地域の小中学生(主軸は小学生)の情報技術への素養となる力を付ける一助とする。 目新しい技術に飛びつくのではなく、情報のデジタル化に必要な概念形成を主体とする。 デジタル情報はすべてビット列に帰着する。知識、視覚、聴覚情報は一次元の並びに 変換(シリアライズ)する過程を経て伝えることができる。 その操作を自然に行なえるようになるための第一歩を踏み出す機会を与える。
対象
庄内地区の小学5、6年生(±1学年程度は要相談)
スタッフ参加に必要なもの
- 地域の子供達に将来のAI社会を生き抜く基礎的かつ本質的な力を付けてもらいたいという気持ち
- 子供達が将来を担う存在であるとして尊敬する気持ち
- いい加減なことを教えないという誠実さ
- 正しいこと・より高度なことを追究する探求心
- 他者との仕事の連係を潤滑にするための頻繁な報告と相談
- 上記を全うする責任感
教えるべきテーマ
- 普段の勉強の動機付けとなるテーマを選ぶ
- 算数、英語(+ローマ字)、社会、理科、家庭科、体育の習得向上に結びつくものにする
- コンピュータ/Rubyの概念としては以下のものを理解させる
- ファイル(データとプログラム)
- プログラミングとはなにか・手順
- 入力と出力(文字によるインタフェース)
- 変数と値(文字列と数値の違い)
- 集合の表し方(配列と添字)
- さらに発展的なことを学びたい生徒が出たら以下を順次プラスする
- ハッシュ
- メソッド
- ファイル保存
- データベース(CSV)
- HTML
- 画像の処理
運営について
階級TA制
技術レベルをもとに、3つの階級を設ける。
- 研修生 (研修しながら)
- チューター (教える内容と技術的な操作やトラブル対処法を記憶・理解している)
- マイスター (上記を完全に理解しており教材開発ができる)
昇格認定は指定したプログラムを参考なしで自力で書けるようになるかどうかで 決める(?)
決めるべきこと
- 係
- リーダー、サブ (とりまとめ)
- 広報 (パンフレット作成、名刺、必要アイテム)
- 具体的教育項目策定(Scratchの扱う概念範囲も調査する)
- スケジュール