%#!platex -kanji=%k reroad-paper 利用者が,実際に現地に行く場合の接近具合に応じて画面を展開するのが 位置呼応マップパートである。 これには,HTML5のGeoLocation API\cite{w3c-geoloc} と,JavaScriptライブラリ Leaflet.js\footnote{\url{https://leafletjs.com/}}を利用し, 現在地点に連動して地図を表示させる機能を実装した。 GPSセンサを装備しているモバイルデバイスでマップパートのWebページにアクセ スすることでデバイスの位置情報が送信され,その都度地図上に利用者の現在位 置が反映される。また,取得した位置情報と目標物の距離を算出しあらかじめ定 めた閾値以下になった場合に自動的に画面が遷移し,次に述べるVRパートの360 度画像が表示される(図\ref{360map_screen1},図\ref{360map_screen2})。 \begin{figure}[tb] \centering \subfigure[接近前の画面]{ \includegraphics[width=0.35\columnwidth]{./img/yoshino/360map/360map_screen1.pdf} \label{360map_screen1} } \subfigure[接近後]{ \includegraphics[width=0.55\columnwidth]{./img/yoshino/360map/360map_screen2.pdf} \label{360map_screen2} } \caption{位置呼応マップ} \end{figure} また現地に行くことができない場合はGPSでの接近ではなく,これに代わる直接 的操作でVRパートに進むこともできるようにし,現地の雰囲気をどこにいても感 じやすくする補助とした。