2020/4/13,14 第1回FD IMC(広瀬、芳賀、櫻田)
最新版はこちら: https://s4.koeki-prj.org/cl/index.php/s/fS2KMKwiwtGaWZT
現時点ですぐ利用できるツールの組み合わせ:
ツール | 用途 | ○ pros | △ cons |
---|---|---|---|
Zoom Meetings | 画面共有 | 音声会話/録画可 | ファイル共有単独ではNG |
KoekiDrive | 資料配布 | ファイル共有 | 提出物回収(個人特定が面倒) |
s4 | 掲示板/SNS | 課題回収/検索/管理者不要 | 大容量ファイルNG |
使う上でのポイント:
(別途配布資料参照)
以下のうち必要なものを済ませておきます。
以下のうち必要なものを行ないます。
KoekiDriveは ドイツの開発者 Frank Karlitschek による Nextcloud というオープンソースソフトウェアを 利用しています。オンラインチャットや日程管理など機能多数ですが 今回は配布資料置き場としての昨日を紹介します。
事前準備として資料を「PDFに書き出し」、「連番で始まるスペースなしのファイル名」、 としておきます。画像はJPEG(高圧縮)またはPNG(高画質)に変換します。
このフォルダに回毎の資料を入れて行きます。以下に配慮してください。
* 資料ファイル名は 01-ガイダンス.pdf のように回数で始める (学生があとで探しやすくするため) * スマートフォンだけで読めるようPDFまたはJPEG(場合によっては両方)に
サブフォルダを作って分類したり、 共有の有効期限の設定も可能です。
実際にやってみましょう
ある程度使い方が分かったところで 「s4利用の手引き -指導者 編-」も御覧ください。
授業運営に関してs4で可能になるのは、以下のとおりです。
今回必要性の高い、出席者把握に絞って説明します。
まず授業のグループを作成します。 s4にログインすると画面上部に出てくる浮動メニューから「グループ一覧」に進みます。 既存のグループ一覧画面の最初にある「新規グループ作成」に進みます。
項目名 | 入れるべき値と注意点 |
---|---|
グループ名他と区別がつく名前 | グループ一覧に出るので短く他と区別がつくもの |
一言説明 | マウスを合わせると出るので少し詳しく |
種別 | 「講義」など適切なものを選ぶ |
加入モード | 通常自由でよいが勝手に入らせないときは承認制に |
プロフィール画像 | 一覧で選びやすいのでなるべく設定するとよい |
共有フォルダ名と同様グループ名は「もっけ演習(2020:広瀬)」のように 科目名、年度、担当者が分かるものにします。 科目名が長いときはたとえば「基礎プロ(2020月1広瀬)」のように通称をつけ、 一言説明の方に正式名称を入れると探しやすくなります。
グループ作成者がグループ管理者となります。 ゼミ生などにグループに入ってもらい、 管理者権限を付与して運営を補助してもらうこともできます。
履修学生はグループには各自入ります。 グループ管理者でも他者を加入させることはできませんが、 退会させることはできます。
話題ごとに掲示板を作成します。グループのホーム画面で「新規話題の作成」に進みます。
タイトルは日付けや課題名などを入れます。序文は毎回ヘッダに表示されるので 全員につねに読んでもらいたい説明文を入れます。 用途は以下のように使い分けます。
用途 | 他者本文閲覧 | 他者添付閲覧 | 集計 | 本文集計 |
---|---|---|---|---|
普通の掲示板 | ○ | ○ | × | × |
レポート提出用(相互に参照可能) | ○ | ○ | ○ | × |
レポート提出用(管理者のみ参照可能) | ○ | × | ○ | × |
クイズ | × | × | ○ | × |
集計 | ○ | ○ | ○ | ○ |
「コメント書き込み通知」を「全員」にすると書き込み通知が参加者全員に届くので、 全体連絡をするための掲示板に設定します。
「稼動状態」を「凍結」にすると書き込みができなくなるので、 提出締切を設定したい場合に使います。
s4で出席を取るのであれば、その日の出席課題となる掲示板を作り、 そこに書き込ませます。「レポート提出用」にします。 掲示板を管理者にのみ、掲示板のヘッダに「提出状況」が現れます。
※ 自宅ではスマートフォンのみの学生が多いため、本文ベタ書きか写真添付推奨
表形式のものは学籍番号ベースのユーザ名との対比で得られます。 表をドラッグ&コピーして LibreOffice Calc に貼り付けるとセルごとに分かれた 表になります(Excel未確認)。
実際にやってみましょう
「秘密結社K」の管理者権限を付与します。
授業に関する連絡はs4またはアンケートシステムの all-科目コード で送れます。 電子メイルは管理会社の都合で切られることがあるため、 全員通知モードの掲示板を作り、そこに書くことでメイルが届かなくても 掲示板を見れば分かるようになります。
特定の学生にメイルのみを送りたいときは、グループホーム画面にある 「メンバーを個別選択しての操作」から「メッセージ送信」します。
s4を介さなくても履修者全員にemail送信できます。
all-科目コード@k.koeki-u.ac.jp
に送信します。「科目コード」は曜日時限に基づいた時間割表に載っている 4桁の番号です。ただし、履修登録が完了したあとのみ利用できます。