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author HIROSE Yuuji <yuuji@gentei.org>
date Sun, 07 Apr 2019 14:01:05 +0900
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     2.3 @@ -0,0 +1,406 @@
     2.4 +%#!platex -kanji=%k
     2.5 +\documentclass[12pt]{jsarticle}
     2.6 +\addtolength{\topmargin}{-2cm}
     2.7 +\addtolength{\textheight}{3cm}
     2.8 +\addtolength{\oddsidemargin}{-0.5cm}
     2.9 +\addtolength{\evensidemargin}{-0.5cm}
    2.10 +%\pagestyle{empty}
    2.11 +\title{s4利用の手引き\\- 指導者褊 -}
    2.12 +\author{広瀬雄二}
    2.13 +\newcommand{\sfoururl}{\url{https://www.yatex.org/s4pr}}
    2.14 +\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}	% required for `\includegraphics' (yatex added)
    2.15 +\usepackage{url}	% required for `\url' (yatex added)
    2.16 +\usepackage{eclbkbox}	% required for `\breakbox' (yatex added)
    2.17 +\usepackage{supertabular}	% required for `\supertabular' (yatex added)
    2.18 +\begin{document}
    2.19 +%\thispagestyle{empty}
    2.20 +\maketitle
    2.21 +
    2.22 +\section{はじめに}
    2.23 +s4 はSNSをベースとした提出物・情報交換ツールです。
    2.24 +講義を進めるためのLMS(Learning Management System)として
    2.25 +が mahara や sakai などがありますが、それらは資料やレポートの
    2.26 +スムーズな提出が主で、他の機能が追加的位置付けですが、
    2.27 +s4はアクティブラーニングを基本とした、グループ活動や活動記録を
    2.28 +残したり、検索しあとで活用する機能を主体としているため、
    2.29 +そもそもの哲学が違います。
    2.30 +
    2.31 +s4の機能を短くまとめると以下のようになります。
    2.32 +\begin{enumerate}
    2.33 + \item 招待制のSNS(管理者が登録しなくてもよい)
    2.34 + \item 個人によるブログ作成
    2.35 + \item 任意に作成できるグループ内での相互連絡提出物管理と連絡
    2.36 + \item グループ内での掲示板(クイズ/レポート提出集計機能つき)
    2.37 + \item グループをさらに再分割したチームの結成
    2.38 + \item 新着表示
    2.39 + \item 全文検索
    2.40 +\end{enumerate}
    2.41 +
    2.42 +\section{ホーム画面}
    2.43 +  \subsection{プロフィール設定}
    2.44 +	\sfoururl にアクセスし、ユーザ名(メイルアドレス)とパスワードを入れ
    2.45 +	ログインします。ログインすると図\ref{img-login}のような画面が表れ
    2.46 +	ます。最初にログインしたら、まず\textbf{プロフィールの編集}リン
    2.47 +	クに進み、必要な情報を更新します。
    2.48 +	\begin{itemize}
    2.49 +	 \item ひとこと
    2.50 +	 \item プロフィール画像(書き込み時のアイコンになる)
    2.51 +	\end{itemize}
    2.52 +	の2点は更新しておくと分かりやすくなります。学生にはそれらに加え、
    2.53 +	\begin{itemize}
    2.54 +	 \item 名前(日本語OK)
    2.55 +	 \item 通知送信メイルアドレス(複数可)
    2.56 +	\end{itemize}
    2.57 +	の項目を設定させるのが望ましいでしょう。
    2.58 +	名前には、ニックネームなど他者と区別のつく分かりやすいものに変え
    2.59 +	ておくよう指示するとその後のコミュニケーションが円滑になります。
    2.60 +	また、通知先には携帯電話のアドレスを設定させ、連絡をすぐに確認で
    2.61 +	きるようにするとスムーズです。
    2.62 +
    2.63 +\begin{figure}[tb]
    2.64 + \centering
    2.65 + \begin{center}
    2.66 +  \includegraphics[bb=0 0 897 459,clip,width=0.7\columnwidth]{home.jpg}
    2.67 + \end{center}
    2.68 + \caption{ログイン画面}
    2.69 + \label{img-login}
    2.70 +\end{figure}
    2.71 +  \subsection{常駐メニュー}
    2.72 +	図\ref{img-login}の画面上方にある緑色の5枠は、全ての画面に現れる
    2.73 +	リンクで、左から順に以下の画面に飛びます。
    2.74 +	\begin{enumerate}
    2.75 +	 \item ホーム画面へ
    2.76 +	 \item ユーザの一覧画面へ
    2.77 +	 \item グループの一覧画面へ
    2.78 +	 \item 誰かに招待状を送る画面へ
    2.79 +	 \item アカウント切り替えの画面へ
    2.80 +	\end{enumerate}
    2.81 +	よく使うのは「ホーム」と「グループ一覧」で、
    2.82 +	まだ加入していないグループに入る場合は「グループ一覧」から
    2.83 +	加入したいグループに進みます(加入方法は\ref{ope-grp}節)。
    2.84 +	
    2.85 +  \subsection{サマリータブ}
    2.86 +	同じく図\ref{img-login}の画面下方に並ぶタブは左から順に
    2.87 +	\begin{enumerate}
    2.88 +	 \item 自分の日記一覧
    2.89 +	 \item 加入しているグループ一覧
    2.90 +	 \item 自分が書き込んだ宛先掲示板一覧
    2.91 +	 \item SNS全体の新着情報(読めるもののみ)
    2.92 +	\end{enumerate}
    2.93 +	で、普段の利用では4番目の「新着」を選ぶことで動きのある場所にす
    2.94 +	ぐ飛べます。
    2.95 +  \subsection{日記作成}
    2.96 +	「新規話題の作成」リンクに進むと日記を作成できます。日記目的だけ
    2.97 +	でなく、他人からの書き込みで通知が届くので、連絡用に利用できます。
    2.98 +	また、あとから全文検索できるため、長期的な備忘録になります。個人
    2.99 +	日記の場合、作成画面では、
   2.100 +	\begin{center}
   2.101 +	 \begin{tabular}{|c|l|}
   2.102 +	 \hline
   2.103 +	 タイトル	& 一覧に出る日記の標題を記入\\\hline
   2.104 +	 序文		& 日記のヘッダに出る見出しを記入\\ \hline
   2.105 +	 \end{tabular}
   2.106 +	\end{center}
   2.107 +	の2つを記入して[OK]ボタンを押します。その他の部分はグループ掲示
   2.108 +	板のときに設定します(→\ref{grp-blog}節)。
   2.109 +
   2.110 +  \subsection{記事の書き込み}
   2.111 +	日記、あるいは後述するグループでの掲示板を開くとページ下部にコメ
   2.112 +	ント記入欄が現れます。べた打ち文章だけでなく、見出し、箇条書き、
   2.113 +	表、強調、URLリンク、ハッシュタグ(検索キーワード埋め込み)などが
   2.114 +	利用できます。詳細は
   2.115 +	\ref{adding-comments}(\pageref{adding-comments}ページ)で説明しま
   2.116 +	す。
   2.117 +
   2.118 +\section{グループでの操作}
   2.119 +\label{ope-grp}
   2.120 +科目履修者、あるいはゼミなどの集団単位を\textbf{グループ}として
   2.121 +そのメンバーで閉じた操作を行ないます。
   2.122 +  \subsection{グループ加入}
   2.123 +	\begin{figure}[tb]
   2.124 +	 \centering
   2.125 +	 \includegraphics[bb=0 0 877 557,clip,width=0.8\columnwidth]{grphome.jpg}
   2.126 +	 \caption{グループホーム画面}
   2.127 +	 \label{grp-home}
   2.128 +	\end{figure}
   2.129 +	グループのホーム画面(図\ref{grp-home})に進み、
   2.130 +	\begin{quote}
   2.131 +	 □ 自身の加入状態を操作する
   2.132 +	\end{quote}
   2.133 +	のチェックボタンをクリックすると、そのグループに参加するか否かを
   2.134 +	選べます。
   2.135 +	\begin{quote}
   2.136 +	 ◎参加  /  ○参加しない
   2.137 +	\end{quote}
   2.138 +	のように、「参加」にチェックを入れ[送信]ボタンを押すことで加入で
   2.139 +	きます。なお、通知先のメイルアドレスはグループごとに変えることも
   2.140 +	でき、その場合はすぐ下の枠に入力することで設定できます。
   2.141 +  \subsection{グループ掲示板作成}
   2.142 +  \label{grp-blog}
   2.143 +	グループに参加するとそのグループ固有の\textbf{掲示板}を作成でき
   2.144 +	ます。「グループの新規話題作成」リンクに進むと個人日記のときと同
   2.145 +	様の画面が出ます。タイトルと序文以外の項目がグループ掲示板では重
   2.146 +	要な意味を持ちます。
   2.147 +	\begin{itemize}
   2.148 +	 \item \framebox{用途}
   2.149 +
   2.150 +	       以下の4つから選びます
   2.151 +	 \begin{description}
   2.152 +	  \item[普通の掲示板]
   2.153 +
   2.154 +		     文章による情報のやりとりを主目的とする掲示板を作成
   2.155 +		     します。
   2.156 +	  \item[レポート提出用(相互に参照可能)]
   2.157 +
   2.158 +		     書き込みや、ファイル添付を集計可能な掲示板を作成し
   2.159 +		     ます。添付ファイルは参加者なら誰でも閲覧できます(グ
   2.160 +		     ループ外の人は閲覧不可)。
   2.161 +
   2.162 +	  \item[レポート提出用(添付ファイルは管理者のみ参照可能)]
   2.163 +
   2.164 +		     上と同様ですが、添付ファイルはグループの管理者のみ
   2.165 +		     しか開くことができません。
   2.166 +
   2.167 +	  \item[クイズ(管理者以外は本人の記事のみ見える)]
   2.168 +
   2.169 +		     普通の掲示板と同様ですが、管理者には全員の書き込み
   2.170 +		     が見えますが、それ以外のメンバーは自分の書き込みし
   2.171 +		     か見えません。答を内緒にしたいクイズやアンケートで
   2.172 +		     利用できます。
   2.173 +	 \end{description}
   2.174 +	 \item \framebox{コメント書き込み通知}
   2.175 +	
   2.176 +	       以下の3つから選びます
   2.177 +	 \begin{description}
   2.178 +	  \item[管理者のみに通知(グループの場合のみ)] 
   2.179 +
   2.180 +		     メンバーからの書き込みがあったことを、そのグループ
   2.181 +		     の管理者の通知先アドレスに送信します。
   2.182 +
   2.183 +	  \item[所有者全員に通知] 
   2.184 +
   2.185 +		     管理者だけでなくメンバー全員に通知します。全員に連
   2.186 +		     絡したいことがあれば、この値に設定した掲示板を作成
   2.187 +		     して利用します。
   2.188 +
   2.189 +		     なお、後述(\ref{mkteam}節)する\textbf{チーム}を掲示
   2.190 +		     板の所有者とした場合は、グループ全員でなくそのチー
   2.191 +		     ム員全員に通知されます。
   2.192 +	 \end{description}
   2.193 +	 \item \framebox{稼動状態}
   2.194 +
   2.195 +	       以下の2つから選びます
   2.196 +	 \begin{description}
   2.197 +	  \item[稼動] 通常のモードです。
   2.198 +	  \item[凍結] 新規の書き込みを禁止します。提出締切を過ぎた場合や、
   2.199 +		     書き込みが多くなって次の掲示板に移行したい場合に
   2.200 +		     「凍結」します。
   2.201 +	 \end{description}
   2.202 +	\end{itemize}
   2.203 +
   2.204 +  \subsection{掲示板への書き込み}
   2.205 +  \label{adding-comments}
   2.206 +	\begin{figure}[tb]
   2.207 +	 \centering
   2.208 +	 \includegraphics[bb=0 0 707 209,clip,width=0.7\columnwidth]{comment-area.jpg}
   2.209 +	 \caption{コメントエリア}
   2.210 +	 \label{commentArea}
   2.211 +	\end{figure}
   2.212 +	日記や、書き込みできるグループの掲示板にはコメントエリアが現れま
   2.213 +	す(図\ref{commentArea})。文章を書き込んで[送信]ボタンで書き込み
   2.214 +	が追加されます。改行文字はそのまま反映されます。
   2.215 +
   2.216 +	\begin{table}[tb]
   2.217 +	 \centering\caption{s4で利用できるマークダウン記法}
   2.218 +		   \label{markdown}
   2.219 +	 \small
   2.220 +	 \begin{supertabular}[t]{p{0.28\columnwidth}|p{0.7\columnwidth}}
   2.221 +	  \hline
   2.222 +	  \centering 記法 &  \multicolumn{1}{|c}{意味} \\ \hline
   2.223 +	  \verb|##| 
   2.224 +	      & 行頭に書いて大見出しにする
   2.225 +	      (\verb|#| 3個で中見出し、4個で小見出し)
   2.226 +	      \par 例: \verb|## はじめに| \\\hline
   2.227 +	  \verb|href=|URL
   2.228 +	      & 行頭に書いてそのURLへのリンクを張る
   2.229 +	      \par 例: \verb|href=http://www.koeki-u.ac.jp/|
   2.230 +	      \\ \hline
   2.231 +	  \verb|[[|URL\verb|]]| 
   2.232 +	      & 行の任意の位置で URL へのリンクを張る
   2.233 +	      \par 例: \verb|大学Webは[[http://www.koeki-u.ac.jp]]です|\\\hline
   2.234 +	  \verb|[[|URL\verb,|,タイトル\verb|]]|
   2.235 +	      & 行の任意の位置で URL へのリンクをアンカー文字列指定で張る
   2.236 +	      \par 例: \verb,それは[[http://roy|roy]]を見れば分かります,\\\hline
   2.237 +	  \verb|{{|画像URL\verb|}}|
   2.238 +	  \par \verb|{{|画像URL\verb,|,タイトル\verb|}}|
   2.239 +	  & 画像(別サイトの画像URL)をその場に取り込む\\ \hline
   2.240 +	  \verb|* |項目1\par
   2.241 +	  \verb|* |項目2 & 箇条書き (行頭を \verb*|* | で始める行の連続)\par
   2.242 +	      (長い行も項目ごとに適切にインデントされる)\\ \hline
   2.243 +	  \verb,|,項目$_1$\verb,|,項目$_2 \dots$\par
   2.244 +	  \verb,|,項目$_1$\verb,|,項目$_2 \dots$
   2.245 +	  & 表 (行頭を \verb,|, で始めて項目を \verb,|, で区切る行の連続)\par
   2.246 +	      (項目の先頭に \verb|*| を付けると見出し項目になる)\\ \hline
   2.247 +	  \verb*| *|単語\verb*|* |\par
   2.248 +	  \verb*| **|単語\verb*|** |
   2.249 +	  & 強調\par
   2.250 +	      (アスタリスク2個で、より強調)\\ \hline
   2.251 +	  \verb*|- [ ]| または~ 
   2.252 +	  \verb*|- [x]|
   2.253 +	  & チェックボックス
   2.254 +	      (xつきでチェックされているチェックボックス)\\ \hline
   2.255 +	 \end{supertabular}
   2.256 +	\end{table}
   2.257 +
   2.258 +	入力エリアにマウスを合わせると、文字に特別な意味を付けるために利
   2.259 +	用できる記法(マークダウン)のヘルプが表示されます(表\ref{markdown})。
   2.260 +
   2.261 +	添付ファイルは以下のいずれかの種類の5MB以下のファイルが登録可能です。
   2.262 +	\begin{quote}
   2.263 +	 テキスト、画像、音声、動画、OpenDocument(ODF)、PDF
   2.264 +	\end{quote}
   2.265 +	ファイル名は\textbf{空白を含まない英数字のもの}としてください。
   2.266 +	それ以外は添付できない場合や利用者によってはダウンロードできない
   2.267 +	場合があります。また、ファイルを添付する際にはかならずコメントエ
   2.268 +	リアに文章が必要で、あとで検索しやすい文章を入力するとよいでしょう。
   2.269 +
   2.270 +  \subsection{チームの作成}
   2.271 +  \label{mkteam}
   2.272 +	同一グループをさらに細分した集団を「\textbf{チーム}」として
   2.273 +	作ることができます。
   2.274 +
   2.275 +	チームは結成しただけでは役立たず、それに属する掲示板を合わせて作
   2.276 +	ることで機能します。それゆえ以下の3段の手順が必要です。
   2.277 +	\begin{enumerate}
   2.278 +	 \item チーム名を決めメンバーを選ぶ @ メンバー個別選択操作の画面
   2.279 +	 \item 掲示板の新規作成 @ グループの新規話題作成画面
   2.280 +	 \item 掲示板の属性変更 @ 掲示板の「編集」画面
   2.281 +	\end{enumerate}
   2.282 +	以下、手順を説明します。
   2.283 +   \subsubsection{チームの結成}
   2.284 +	操作したいグループのホーム画面を開き「メンバーを個別選択しての操
   2.285 +	作」に進みます。
   2.286 +	\begin{quote}\small
   2.287 +%	 \begin{verbatim}
   2.288 +	\framebox{同じチーム属性を付与}  \framebox{メッセージ送信} \framebox{グループ管理者委任} \framebox{グループ登録解除}
   2.289 +%	 \end{verbatim}
   2.290 +	\end{quote}
   2.291 +	から「同じチーム属性を付与」を開き、
   2.292 +	\begin{quote}
   2.293 +	 \begin{tabular}{|l|c|}
   2.294 +	  \hline
   2.295 +	  チーム名 & \hspace*{10zw}\\\hline
   2.296 +	 \end{tabular}
   2.297 +	\end{quote}
   2.298 +	に結成したいチーム名を入れてから、下にあるユーザ一覧から
   2.299 +	メンバーを選んでチェックし、最後にページ末尾の[送信」ボタンを押
   2.300 +	します。
   2.301 +   \subsubsection{チーム用掲示板の作成}
   2.302 +	グループのホーム画面に戻り「新規話題の作成」から掲示板を作ります。
   2.303 +	このとき、「通知先」を「\underline{全員}」にしておきます(通知機
   2.304 +	能を使わないならチームを組む意味が薄いため)。
   2.305 +
   2.306 +   \subsubsection{掲示板のチームへの委譲}
   2.307 +	作成した掲示板を開き、すぐに「編集」を開き、属性変更します。
   2.308 +	\begin{quote}
   2.309 +	 □この話題を以下のチームのものにする
   2.310 +	\end{quote}
   2.311 +	にチェックを入れると、以下の枠が現れます。
   2.312 +	\begin{quote}
   2.313 +	\begin{breakbox}
   2.314 +\begin{verbatim}
   2.315 +	  現在の所属チーム設定:  :なし
   2.316 +	  移動先チーム [なし  ▼]
   2.317 + 	  □確認
   2.318 +	  [移動] [Reset]
   2.319 +\end{verbatim}
   2.320 +	\end{breakbox}
   2.321 +	\end{quote}
   2.322 +	移動したいチーム名を一覧から選び「□確認」にも
   2.323 +	チェックを入れて[移動]をクリックします。
   2.324 +
   2.325 +  \subsection{新規グループの作成}
   2.326 +	新しいグループは誰でもいつでも作れます。上部メニューから
   2.327 +	\begin{quote}
   2.328 +	 「グループ一覧」 → 「新規グループ作成」
   2.329 +	\end{quote}
   2.330 +	と進むとグループ作成画面に移行します。グループの作成者は自動的に
   2.331 +	「管理者」となります。
   2.332 +
   2.333 +	\begin{supertabular}{|l|p{0.7\columnwidth}|}
   2.334 +	 \hline
   2.335 +	 \multicolumn{1}{|c|}{記入項目} & 注意事項 \\\hline\hline
   2.336 +	 グループ名 & SNS全体で一意に定まる名前にする。検索しやすい英数
   2.337 +	     字を含めておくと便利。\\\hline
   2.338 +	 一言説明 & グループの簡単な説明\\\hline
   2.339 +	 種別 & いずれかから選択:
   2.340 +	     \begin{quote}
   2.341 +	      講義関連 / 個人的リスト / 管理用 / 一時的 / 友好目的 /
   2.342 +	      サークル等 / イベント用 / 記録目的 / 謎目的 /
   2.343 +	      情報交換 / サポート / 練習用
   2.344 +	     \end{quote}
   2.345 +	     \\ \hline
   2.346 +	 種別 & 以下の2つから選択:
   2.347 +
   2.348 +	     \begin{tabular}[t]{ll}
   2.349 +	      % \hline
   2.350 +	      ・自由参加		& 自由に参加/脱退できる\\
   2.351 +	      ・管理者承認制	& 参加手続き後管理者の承認が必要\\
   2.352 +	     \end{tabular}
   2.353 +
   2.354 +	     \\ \hline
   2.355 +	\end{supertabular}
   2.356 +	\vspace*{5mm}
   2.357 +
   2.358 +	加入モードを「管理者承認制」にすると、管理者が承認するまで加入は
   2.359 +	保留されます。また、メンバー以外の人には掲示板が読めなくなります。
   2.360 +
   2.361 +	
   2.362 +
   2.363 +\section{FAQ}
   2.364 +	感じやすい疑問と答をまとめました。
   2.365 +	\begin{itemize}
   2.366 +	 \item 非公開日記は書ますか
   2.367 +
   2.368 +	       日記は全て「公開」です。基本的にSNSには公にしてよいものを
   2.369 +	       書き込むのが筋です。あまりおおっぴらにする必要のないもの
   2.370 +	       があれば、「管理者承認制」のグループを作り、そこに書き込
   2.371 +	       んでください。ただし、加入している他者にはコピーすること
   2.372 +	       ができるため、やはり極秘のものはSNSには書かず、胸のうちに
   2.373 +	       しまっておく必要があります。
   2.374 +
   2.375 +	 \item ダイレクトメッセージは送れますか
   2.376 +
   2.377 +	       「つながり」のないユーザには送れません。つながりは同一グ
   2.378 +	       ループに加入することで得られます。共通で所属するグループ
   2.379 +	       のホームから「メンバーを個別選択しての操作」に進むと、メ
   2.380 +	       ンバー一覧が出るので、送信したい相手にチェックを入れてか
   2.381 +	       ら「メッセージ送信」タブを開くとコメント入力できます。最
   2.382 +	       後に[送信」でダイレクトメッセージとなります。ただしこれは
   2.383 +	       SNS上ではなく、電子メイルとして送られるので以後のやりとり
   2.384 +	       はメイルベースとなり、かつ相互にメイルアドレスが開示され
   2.385 +	       ることになります。
   2.386 +
   2.387 +	 \item 既読通知機能はありますか
   2.388 +
   2.389 +	       ありません。実装予定もありません。というのも、利用者であ
   2.390 +	       る学生にその機能の必要性を問うたら皆口を揃えて「絶対に入
   2.391 +	       れないでください」と訴えました。現実問題として、相手が
   2.392 +	       「しっかり読んだこと」は保証できないできないいっぽう、
   2.393 +	       「既読」と通知された方はそれを期待するため、既読確認機能
   2.394 +	       は期待相反に起因するトラブルを生みやすく、インターネット
   2.395 +	       の伝統的なメイルシステムでは実装しないことがよしとされて
   2.396 +	       来ましたが、LINEがパンドラの箱を開けました。
   2.397 +
   2.398 +	       ただし、利用者がそもそも「s4画面を開いているか」は活動状
   2.399 +	       況把握には重要なため、\underline{最終ログイン時刻}だけは
   2.400 +	       相手のホーム画面に表示されるようにしてあります。
   2.401 +	\end{itemize}
   2.402 +
   2.403 +
   2.404 +\begin{thebibliography}{s4}
   2.405 + \bibitem{s4koeki} 広瀬雄二.
   2.406 +	 超小型SNS「s4」による教育用情報システム導入過程の効率化.
   2.407 +	 東北公益文科大学研究論集 33 p.35-55.
   2.408 +\end{thebibliography}
   2.409 +\end{document}
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