s4

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2019-0410 FD distributed version
author HIROSE Yuuji <yuuji@gentei.org>
date Mon, 08 Apr 2019 17:14:59 +0900
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     2.3 @@ -1,47 +1,60 @@
     2.4  %#!platex -kanji=%k
     2.5 -\documentclass[12pt]{jsarticle}
     2.6 +\documentclass[14pt,dvipdfmx]{jsarticle}
     2.7  \addtolength{\topmargin}{-2cm}
     2.8 -\addtolength{\textheight}{3cm}
     2.9 -\addtolength{\oddsidemargin}{-0.5cm}
    2.10 -\addtolength{\evensidemargin}{-0.5cm}
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    2.13 +\addtolength{\oddsidemargin}{-1cm}
    2.14 +\addtolength{\evensidemargin}{-1cm}
    2.15  %\pagestyle{empty}
    2.16  \title{s4利用の手引き\\- 指導者褊 -}
    2.17 +\date {2019年4月10日(水) FD}
    2.18  \author{広瀬雄二}
    2.19 -\newcommand{\sfoururl}{\url{https://www.yatex.org/s4pr}}
    2.20 +\newcommand{\sfoururl}{\url{https://www.yatex.org/s4pr/}}
    2.21 +\newcommand{\kbd}[1]{\texttt{#1}}
    2.22  \usepackage[dvipdfmx]{graphicx}	% required for `\includegraphics' (yatex added)
    2.23  \usepackage{url}	% required for `\url' (yatex added)
    2.24  \usepackage{eclbkbox}	% required for `\breakbox' (yatex added)
    2.25  \usepackage{supertabular}	% required for `\supertabular' (yatex added)
    2.26 +\usepackage{subfigure}	% required for `\subfigure' (yatex added)
    2.27 +\usepackage[usenames,dvipsnames]{color}	% required for `\color' (yatex added)
    2.28 +\newcommand{\strong}[1]{\textbf{\textcolor[named]{Red}{\underline{#1}}}}
    2.29 +\usepackage{ascmac}	% required for `\screen' (yatex added)
    2.30 +
    2.31  \begin{document}
    2.32  %\thispagestyle{empty}
    2.33  \maketitle
    2.34 +\textcolor[rgb]{0.8,1,0.8}{\hrule height 0.7mm depth 0mm width \columnwidth}
    2.35  
    2.36  \section{はじめに}
    2.37 -s4 はSNSをベースとした提出物・情報交換ツールです。
    2.38 -講義を進めるためのLMS(Learning Management System)として
    2.39 -が mahara や sakai などがありますが、それらは資料やレポートの
    2.40 -スムーズな提出が主で、他の機能が追加的位置付けですが、
    2.41 -s4はアクティブラーニングを基本とした、グループ活動や活動記録を
    2.42 -残したり、検索しあとで活用する機能を主体としているため、
    2.43 -そもそもの哲学が違います。
    2.44 +	s4 はSNSを出発点とした提出物・情報交換ツールです。Moodleなどに代
    2.45 +	表されるLMS(Learning Management System)では、資料やレポートのス
    2.46 +	ムーズな提出などの授業運営が主で、他の機能が追加的位置付けです。
    2.47 +	また mahara や sakai などに代表されるePortfolioは、学習記録の共
    2.48 +	有が重視されており、いずれも出発点が違います。s4はアクティブラー
    2.49 +	ニングを基本とした、相互のコミュニケーションを主軸としつつグルー
    2.50 +	プ活動を進めたり、記録を残したり、検索しあとで活用する機能を主体
    2.51 +	としており、それぞれが違う哲学のもとに生まれています。
    2.52  
    2.53 -s4の機能を短くまとめると以下のようになります。
    2.54 -\begin{enumerate}
    2.55 - \item 招待制のSNS(管理者が登録しなくてもよい)
    2.56 - \item 個人によるブログ作成
    2.57 - \item 任意に作成できるグループ内での相互連絡提出物管理と連絡
    2.58 - \item グループ内での掲示板(クイズ/レポート提出集計機能つき)
    2.59 - \item グループをさらに再分割したチームの結成
    2.60 - \item 新着表示
    2.61 - \item 全文検索
    2.62 -\end{enumerate}
    2.63  
    2.64 -\section{ホーム画面}
    2.65 +	s4の機能を短くまとめると以下のようになります。
    2.66 +	 \begin{enumerate}
    2.67 +	  \item 招待制のSNS(管理者が登録しなくてもよい)
    2.68 +	  \item 個人による日記作成と提出ファイルのまとめ
    2.69 +	  \item 誰でも自由に作成できるグループとそこでの相互提出物管理と連絡
    2.70 +	  \item グループ内での掲示板(クイズ/レポート提出集計機能)
    2.71 +	  \item グループをさらに再分割したチームの結成
    2.72 +	  \item 新着表示
    2.73 +	  \item 全文検索
    2.74 +	 \end{enumerate}
    2.75 +
    2.76 +\section{個人ホーム画面}
    2.77 +	\url{http://www.k.koeki-u.ac.jp/} から「練習サイト
    2.78 +	(\sfoururl)」 に進み、ユーザ名(メイルアドレス)とパスワードを入
    2.79 +	れログインします。ログインすると個人ホーム画面に移行します(図
    2.80 +	\ref{img-home})。
    2.81    \subsection{プロフィール設定}
    2.82 -	\sfoururl にアクセスし、ユーザ名(メイルアドレス)とパスワードを入れ
    2.83 -	ログインします。ログインすると図\ref{img-login}のような画面が表れ
    2.84 -	ます。最初にログインしたら、まず\textbf{プロフィールの編集}リン
    2.85 -	クに進み、必要な情報を更新します。
    2.86 +	最初にログインしたら、まず\strong{プロフィールの編集}に進み、必
    2.87 +	要な情報を更新します。
    2.88  	\begin{itemize}
    2.89  	 \item ひとこと
    2.90  	 \item プロフィール画像(書き込み時のアイコンになる)
    2.91 @@ -57,30 +70,45 @@
    2.92  	また、通知先には携帯電話のアドレスを設定させ、連絡をすぐに確認で
    2.93  	きるようにするとスムーズです。
    2.94  
    2.95 +
    2.96  \begin{figure}[tb]
    2.97   \centering
    2.98   \begin{center}
    2.99 -  \includegraphics[bb=0 0 897 459,clip,width=0.7\columnwidth]{home.jpg}
   2.100 +  \includegraphics[bb=0 0 897 459,clip,width=0.6\columnwidth]{home.jpg}
   2.101   \end{center}
   2.102 - \caption{ログイン画面}
   2.103 - \label{img-login}
   2.104 + \caption{個人ホーム画面}
   2.105 + \label{img-home}
   2.106  \end{figure}
   2.107 -  \subsection{常駐メニュー}
   2.108 -	図\ref{img-login}の画面上方にある緑色の5枠は、全ての画面に現れる
   2.109 -	リンクで、左から順に以下の画面に飛びます。
   2.110 -	\begin{enumerate}
   2.111 -	 \item ホーム画面へ
   2.112 -	 \item ユーザの一覧画面へ
   2.113 -	 \item グループの一覧画面へ
   2.114 -	 \item 誰かに招待状を送る画面へ
   2.115 -	 \item アカウント切り替えの画面へ
   2.116 -	\end{enumerate}
   2.117 +  \subsection{グローバルメニュー}
   2.118 +	図\ref{img-home}の画面上方にある緑色の5枠は、全ての画面に現れる
   2.119 +	リンクで、どの画面からも対応するページに飛べます。
   2.120 +
   2.121 +	\colorbox[rgb]{0.8,1,0.8}{\gt\small
   2.122 +	\begin{tabular}[t]{|c|c|c|c|c|}
   2.123 +	 \hline
   2.124 +	 \makebox[6zw]{ホーム} &
   2.125 +	 \makebox[6zw]{参加者一覧} &
   2.126 +	 \makebox[6zw]{グループ一覧} &
   2.127 +	 \makebox[6zw]{招待} &
   2.128 +	 \makebox[6zw]{再ログイン} \\\hline
   2.129 +	\end{tabular}
   2.130 +	}
   2.131 +	\vspace*{1ex}
   2.132 +
   2.133 +%	\begin{enumerate}
   2.134 +%	 \item ホーム画面へ
   2.135 +%	 \item ユーザの一覧画面へ
   2.136 +%	 \item グループの一覧画面へ
   2.137 +%	 \item 誰かに招待状を送る画面へ
   2.138 +%	 \item アカウント切り替えの画面へ
   2.139 +%	\end{enumerate}
   2.140 +
   2.141  	よく使うのは「ホーム」と「グループ一覧」で、
   2.142  	まだ加入していないグループに入る場合は「グループ一覧」から
   2.143  	加入したいグループに進みます(加入方法は\ref{ope-grp}節)。
   2.144  	
   2.145    \subsection{サマリータブ}
   2.146 -	同じく図\ref{img-login}の画面下方に並ぶタブは左から順に
   2.147 +	同じく図\ref{img-home}の画面下方に並ぶタブは左から順に
   2.148  	\begin{enumerate}
   2.149  	 \item 自分の日記一覧
   2.150  	 \item 加入しているグループ一覧
   2.151 @@ -114,12 +142,12 @@
   2.152  
   2.153  \section{グループでの操作}
   2.154  \label{ope-grp}
   2.155 -科目履修者、あるいはゼミなどの集団単位を\textbf{グループ}として
   2.156 +科目履修者、あるいはゼミなどの集団単位を\strong{グループ}として
   2.157  そのメンバーで閉じた操作を行ないます。
   2.158    \subsection{グループ加入}
   2.159  	\begin{figure}[tb]
   2.160  	 \centering
   2.161 -	 \includegraphics[bb=0 0 877 557,clip,width=0.8\columnwidth]{grphome.jpg}
   2.162 +	 \includegraphics[bb=0 0 877 557,clip,width=0.6\columnwidth]{grphome.jpg}
   2.163  	 \caption{グループホーム画面}
   2.164  	 \label{grp-home}
   2.165  	\end{figure}
   2.166 @@ -137,7 +165,7 @@
   2.167  	でき、その場合はすぐ下の枠に入力することで設定できます。
   2.168    \subsection{グループ掲示板作成}
   2.169    \label{grp-blog}
   2.170 -	グループに参加するとそのグループ固有の\textbf{掲示板}を作成でき
   2.171 +	グループに参加するとそのグループ固有の\strong{掲示板}を作成でき
   2.172  	ます。「グループの新規話題作成」リンクに進むと個人日記のときと同
   2.173  	様の画面が出ます。タイトルと序文以外の項目がグループ掲示板では重
   2.174  	要な意味を持ちます。
   2.175 @@ -183,7 +211,7 @@
   2.176  		     絡したいことがあれば、この値に設定した掲示板を作成
   2.177  		     して利用します。
   2.178  
   2.179 -		     なお、後述(\ref{mkteam}節)する\textbf{チーム}を掲示
   2.180 +		     なお、後述(\ref{mkteam}節)する\strong{チーム}を掲示
   2.181  		     板の所有者とした場合は、グループ全員でなくそのチー
   2.182  		     ム員全員に通知されます。
   2.183  	 \end{description}
   2.184 @@ -210,32 +238,47 @@
   2.185  	す(図\ref{commentArea})。文章を書き込んで[送信]ボタンで書き込み
   2.186  	が追加されます。改行文字はそのまま反映されます。
   2.187  
   2.188 +	全てのコメントには \#\strong{記事番号} が連番でつきます。誰かの
   2.189 +	書き込みに対して返事をしたいときは、その番号を書き込むとよいでしょ
   2.190 +	う。またすぐにさらなる返事が欲しいときは書き込みを(掲示板の通知
   2.191 +	モードに依らず)相手に直接通知できます。書き込み先頭に
   2.192 +	\begin{quote}
   2.193 +	 \begin{screen}
   2.194 +	 \verb|>#12345 その時間厳しいので、朝か夕方にしませんか。|
   2.195 +	 \end{screen}
   2.196 +	\end{quote}
   2.197 +	のように半角不等号に続けて記事番号を書くことにより、書いたコメン
   2.198 +	トが元記事の(上の例では\verb|#12345|番を書いた)人にも直接通知が
   2.199 +	送られます。
   2.200 +
   2.201  	\begin{table}[tb]
   2.202  	 \centering\caption{s4で利用できるマークダウン記法}
   2.203  		   \label{markdown}
   2.204  	 \small
   2.205  	 \begin{supertabular}[t]{p{0.28\columnwidth}|p{0.7\columnwidth}}
   2.206  	  \hline
   2.207 -	  \centering 記法 &  \multicolumn{1}{|c}{意味} \\ \hline
   2.208 -	  \verb|##| 
   2.209 +	  \centering 記法(\verb*| |は半角空白) &  \multicolumn{1}{|c}{意味} \\ \hline
   2.210 +	  \verb*|## | 
   2.211  	      & 行頭に書いて大見出しにする
   2.212  	      (\verb|#| 3個で中見出し、4個で小見出し)
   2.213  	      \par 例: \verb|## はじめに| \\\hline
   2.214  	  \verb|href=|URL
   2.215  	      & 行頭に書いてそのURLへのリンクを張る
   2.216 -	      \par 例: \verb|href=http://www.koeki-u.ac.jp/|
   2.217 -	      \\ \hline
   2.218 +	      \\ & 例: \verb|href=http://www.koeki-u.ac.jp/|
   2.219 +	       \\ \hline
   2.220  	  \verb|[[|URL\verb|]]| 
   2.221  	      & 行の任意の位置で URL へのリンクを張る
   2.222 -	      \par 例: \verb|大学Webは[[http://www.koeki-u.ac.jp]]です|\\\hline
   2.223 +	      \\ &  例: \verb|大学Webは[[http://www.koeki-u.ac.jp]]です|
   2.224 +	      \vspace*{0.8ex} \\\hline
   2.225  	  \verb|[[|URL\verb,|,タイトル\verb|]]|
   2.226  	      & 行の任意の位置で URL へのリンクをアンカー文字列指定で張る
   2.227 -	      \par 例: \verb,それは[[http://roy|roy]]を見れば分かります,\\\hline
   2.228 +	      \\ & 例: \verb,それは[[http://roy|roy]]を見れば分かります,
   2.229 +	      \\\hline
   2.230  	  \verb|{{|画像URL\verb|}}|
   2.231  	  \par \verb|{{|画像URL\verb,|,タイトル\verb|}}|
   2.232  	  & 画像(別サイトの画像URL)をその場に取り込む\\ \hline
   2.233 -	  \verb|* |項目1\par
   2.234 -	  \verb|* |項目2 & 箇条書き (行頭を \verb*|* | で始める行の連続)\par
   2.235 +	  \verb*|* |項目1\par
   2.236 +	  \verb*|* |項目2 & 箇条書き (行頭を \verb*|* | で始める行の連続)\par
   2.237  	      (長い行も項目ごとに適切にインデントされる)\\ \hline
   2.238  	  \verb,|,項目$_1$\verb,|,項目$_2 \dots$\par
   2.239  	  \verb,|,項目$_1$\verb,|,項目$_2 \dots$
   2.240 @@ -252,21 +295,82 @@
   2.241  	 \end{supertabular}
   2.242  	\end{table}
   2.243  
   2.244 -	入力エリアにマウスを合わせると、文字に特別な意味を付けるために利
   2.245 -	用できる記法(マークダウン)のヘルプが表示されます(表\ref{markdown})。
   2.246 +	その他、コメントエリアには様々な意味を持った特別な書き方が用意さ
   2.247 +	れています。入力エリアにマウスを合わせると、文字に特別な意味を付
   2.248 +	けるために利用できる記法(マークダウン)のヘルプが表示されます(表
   2.249 +	\ref{markdown})。
   2.250  
   2.251 +  \subsection{書き込みへのファイルの添付}
   2.252  	添付ファイルは以下のいずれかの種類の5MB以下のファイルが登録可能です。
   2.253  	\begin{quote}
   2.254  	 テキスト、画像、音声、動画、OpenDocument(ODF)、PDF
   2.255  	\end{quote}
   2.256 -	ファイル名は\textbf{空白を含まない英数字のもの}としてください。
   2.257 +	ファイル名は\strong{空白を含まない英数字のもの}としてください。
   2.258  	それ以外は添付できない場合や利用者によってはダウンロードできない
   2.259  	場合があります。また、ファイルを添付する際にはかならずコメントエ
   2.260  	リアに文章が必要で、あとで検索しやすい文章を入力するとよいでしょう。
   2.261  
   2.262 +  \subsection{グループ掲示板への提出ファイル回収}
   2.263 +	用途を「レポート提出用」とした掲示板では、提出された添付ファイル
   2.264 +	をひとつにまとめて回収できます(グループ管理者のみ)。
   2.265 +
   2.266 +	自らが管理者である掲示板にて、「ファイル取得」をクリックすると、
   2.267 +	そこに提出されたファイルを \texttt{archive.tar.gz} という1つの圧
   2.268 +	縮ファイルにまとめて取得できます。tar+gzip 形式ファイルから中味
   2.269 +	を取り出すには、保存ファイルのあるフォルダで「端末」(Windows10の
   2.270 +	場合はコマンドプロンプト)を開いて以下のように入力します。
   2.271 +	\begin{quote}
   2.272 +\begin{verbatim}
   2.273 +	 tar zxpf archive.tar.gz
   2.274 +\end{verbatim}
   2.275 +	\end{quote}	
   2.276 +	このコマンドの使えない古いWindowsは危険なのでアップグレードして
   2.277 +	ください。WindowsでGUIで取り出したい場合は、「7-zip」や「lhaplus」
   2.278 +	などのソフトを検索して入れてみてください。Windows以外のOSでは標
   2.279 +	準対応しているはずです。
   2.280 +
   2.281 +  \subsection{グループ掲示板への提出集計}
   2.282 +	同じく「レポート提出用」掲示板では、コメント書き込みとファイル提
   2.283 +	出をメンバーごとに点数化して集計できます(グループ管理者のみ)。原
   2.284 +	則として、「コメント書き込み」、「ファイル添付」それぞれ「1回に
   2.285 +	つき1点」で換算します。
   2.286 +
   2.287 +	\begin{figure}[tb]
   2.288 +	 \centering
   2.289 +	 \subfigure[レポート提出状況表示画面]{
   2.290 +	 \includegraphics[bb=0 0 943
   2.291 +	 389,clip,width=0.4\columnwidth]{report-summary1.jpg}
   2.292 +	 }
   2.293 +	 \subfigure[全レポート提出集計画面]{
   2.294 +	 \includegraphics[bb=0 0 880 664,clip,width=0.4\columnwidth]{report-summary2.jpg}
   2.295 +	 }
   2.296 +	 \caption{提出状況表示画面}
   2.297 +	 \label{rep-sum1}
   2.298 +	\end{figure}
   2.299 +	レポート提出用掲示板を開き、見出しの先頭にある「提出状況」に進む
   2.300 +	と、メンバーごとのコメントとファイル提出を点数化した表が得られま
   2.301 +	す(図\ref{rep-sum1}a)。この画面の末尾の「すべてのレポート板集計」
   2.302 +	に進むと、そのグループで開かれている全てのレポート提出用掲示板の
   2.303 +	提出状況をまとめた表全てと、それを集めたCSVファイルが得られます。
   2.304 +	CSVファイルを表計算ソフトやデータベースに取り込めば採点集計に利
   2.305 +	用できます(図\ref{rep-sum1}b)。
   2.306 +
   2.307 +  \subsection{グループの管理者追加とメンバー登録解除}
   2.308 +	新規作成したグループは作成者のみ管理者ですが、メンバーが複数いる
   2.309 +	場合は他者にも委任して管理者を増やせます。グループのホーム画面か
   2.310 +	ら「メンバーを個別選択しての操作」に進み
   2.311 +	\begin{quote}\small
   2.312 +	\framebox{同じチーム属性を付与}  \framebox{メッセージ送信} \strong{\framebox{グループ管理者委任}} \framebox{グループ登録解除}
   2.313 +	\end{quote}
   2.314 +	「グループ管理者委任」タブを開きます。下方のグループメンバーリス
   2.315 +	トから委任したい人にチェック後、[送信]ボタンで確定します。
   2.316 +
   2.317 +	また、間違ってメンバー登録したときなど、「グループ登録解除」から
   2.318 +	解除できます。
   2.319 +
   2.320    \subsection{チームの作成}
   2.321    \label{mkteam}
   2.322 -	同一グループをさらに細分した集団を「\textbf{チーム}」として
   2.323 +	同一グループをさらに細分した集団を「\strong{チーム}」として
   2.324  	作ることができます。
   2.325  
   2.326  	チームは結成しただけでは役立たず、それに属する掲示板を合わせて作
   2.327 @@ -281,9 +385,7 @@
   2.328  	操作したいグループのホーム画面を開き「メンバーを個別選択しての操
   2.329  	作」に進みます。
   2.330  	\begin{quote}\small
   2.331 -%	 \begin{verbatim}
   2.332 -	\framebox{同じチーム属性を付与}  \framebox{メッセージ送信} \framebox{グループ管理者委任} \framebox{グループ登録解除}
   2.333 -%	 \end{verbatim}
   2.334 +	\strong{\framebox{同じチーム属性を付与}}  \framebox{メッセージ送信} \framebox{グループ管理者委任} \framebox{グループ登録解除}
   2.335  	\end{quote}
   2.336  	から「同じチーム属性を付与」を開き、
   2.337  	\begin{quote}
   2.338 @@ -292,13 +394,14 @@
   2.339  	  チーム名 & \hspace*{10zw}\\\hline
   2.340  	 \end{tabular}
   2.341  	\end{quote}
   2.342 -	に結成したいチーム名を入れてから、下にあるユーザ一覧から
   2.343 -	メンバーを選んでチェックし、最後にページ末尾の[送信」ボタンを押
   2.344 -	します。
   2.345 +	に結成したいチーム名を入れます。枠内をクリックすると既に結成され
   2.346 +	ているチーム名が候補として現れます。チーム名決定後、下にあるユー
   2.347 +	ザ一覧からメンバーを選んでチェックし、最後にページ末尾の[送信」
   2.348 +	ボタンを押します。
   2.349     \subsubsection{チーム用掲示板の作成}
   2.350  	グループのホーム画面に戻り「新規話題の作成」から掲示板を作ります。
   2.351 -	このとき、「通知先」を「\underline{全員}」にしておきます(通知機
   2.352 -	能を使わないならチームを組む意味が薄いため)。
   2.353 +	このとき「通知先」を「\underline{全員}」にしておきます(通知機
   2.354 +	能を使わないならチームを組む意味が乏しいため)。
   2.355  
   2.356     \subsubsection{掲示板のチームへの委譲}
   2.357  	作成した掲示板を開き、すぐに「編集」を開き、属性変更します。
   2.358 @@ -316,20 +419,23 @@
   2.359  \end{verbatim}
   2.360  	\end{breakbox}
   2.361  	\end{quote}
   2.362 -	移動したいチーム名を一覧から選び「□確認」にも
   2.363 -	チェックを入れて[移動]をクリックします。
   2.364 +	移動先チーム名を一覧から選び「□確認」にもチェックを入れて[移動]
   2.365 +	をクリックします。
   2.366 +
   2.367 +	このようにして作成した掲示板への書き込みはチームメンバーに通知さ
   2.368 +	れるため、共同作業の連携が取りやすく進捗の助けとなります。
   2.369  
   2.370    \subsection{新規グループの作成}
   2.371 -	新しいグループは誰でもいつでも作れます。上部メニューから
   2.372 +	新しいグループは誰でもいつでも作れます。グローバルメニューから
   2.373  	\begin{quote}
   2.374  	 「グループ一覧」 → 「新規グループ作成」
   2.375  	\end{quote}
   2.376 -	と進むとグループ作成画面に移行します。グループの作成者は自動的に
   2.377 +	としグループ作成画面に移行します。グループ作成者は自動的に
   2.378  	「管理者」となります。
   2.379  
   2.380 -	\begin{supertabular}{|l|p{0.7\columnwidth}|}
   2.381 +	\begin{supertabular}{|c|p{0.8\columnwidth}|}
   2.382  	 \hline
   2.383 -	 \multicolumn{1}{|c|}{記入項目} & 注意事項 \\\hline\hline
   2.384 +	 \multicolumn{1}{|c|}{\bf 記入項目} & \hfil \bf 注意事項 \\\hline\hline
   2.385  	 グループ名 & SNS全体で一意に定まる名前にする。検索しやすい英数
   2.386  	     字を含めておくと便利。\\\hline
   2.387  	 一言説明 & グループの簡単な説明\\\hline
   2.388 @@ -367,7 +473,16 @@
   2.389  	       があれば、「管理者承認制」のグループを作り、そこに書き込
   2.390  	       んでください。ただし、加入している他者にはコピーすること
   2.391  	       ができるため、やはり極秘のものはSNSには書かず、胸のうちに
   2.392 -	       しまっておく必要があります。
   2.393 +	       しまっておく必要があります。これはTwitter等一般のSNSでも
   2.394 +	       同様で、鍵を掛けたからといって秘匿が保証されるわけではあ
   2.395 +	       りません。
   2.396 +
   2.397 +	 \item 誰か分からないニックネームや同姓同名者は識別できますか
   2.398 +
   2.399 +	       利用者一覧やグループのホーム画面下部にユーザのアイコンが
   2.400 +	       並びます。そのアイコン上にマウスカーソルを乗せて(hover)く
   2.401 +	       ださい。そのユーザの正式なアカウント名が出るので誰か分か
   2.402 +	       ります。
   2.403  
   2.404  	 \item ダイレクトメッセージは送れますか
   2.405  
   2.406 @@ -376,7 +491,7 @@
   2.407  	       のホームから「メンバーを個別選択しての操作」に進むと、メ
   2.408  	       ンバー一覧が出るので、送信したい相手にチェックを入れてか
   2.409  	       ら「メッセージ送信」タブを開くとコメント入力できます。最
   2.410 -	       後に[送信」でダイレクトメッセージとなります。ただしこれは
   2.411 +	       後に[送信]でダイレクトメッセージとなります。ただしこれは
   2.412  	       SNS上ではなく、電子メイルとして送られるので以後のやりとり
   2.413  	       はメイルベースとなり、かつ相互にメイルアドレスが開示され
   2.414  	       ることになります。
   2.415 @@ -385,18 +500,217 @@
   2.416  
   2.417  	       ありません。実装予定もありません。というのも、利用者であ
   2.418  	       る学生にその機能の必要性を問うたら皆口を揃えて「絶対に入
   2.419 -	       れないでください」と訴えました。現実問題として、相手が
   2.420 -	       「しっかり読んだこと」は保証できないできないいっぽう、
   2.421 +	       れないでください」と訴えられました。現実問題として、相手
   2.422 +	       が「しっかり読んだこと」は保証できないできないいっぽう、
   2.423  	       「既読」と通知された方はそれを期待するため、既読確認機能
   2.424  	       は期待相反に起因するトラブルを生みやすく、インターネット
   2.425  	       の伝統的なメイルシステムでは実装しないことがよしとされて
   2.426 -	       来ましたが、LINEがパンドラの箱を開けました。
   2.427 +	       きましたが、LINEがパンドラの箱を開けました。
   2.428  
   2.429  	       ただし、利用者がそもそも「s4画面を開いているか」は活動状
   2.430  	       況把握には重要なため、\underline{最終ログイン時刻}だけは
   2.431 -	       相手のホーム画面に表示されるようにしてあります。
   2.432 +	       相手のホーム画面に表示されるようにしてあります。また、管
   2.433 +	       理者であるグループの各掲示板でも同様のアクセス時刻確認が
   2.434 +	       できます。
   2.435 +
   2.436 +	 \item 誰かをグループに強制的に参加させられますか
   2.437 +
   2.438 +	       できません。ユーザが自分の意志で参加する必要があります。
   2.439 +	       「勝手にグループに入れて、勝手に外す」両方を他人にできる
   2.440 +	       ようにすることは、疎外感に起因するトラブルの原因です。か
   2.441 +	       わりに、同一グループ内での「チーム」を使用してください。
   2.442 +	       チームであれば、出し入れ自由で、変更しても同一グループで
   2.443 +	       の結びつきは変わりません。
   2.444 +
   2.445 +	       ただし、グループメンバーの「登録解除」に関しては、グルー
   2.446 +	       プ管理者のみ可能です。最初加入したものの、その後音沙汰が
   2.447 +	       なくなることはよくあり、その場合に通知メッセージがその人
   2.448 +	       に流れ続けるのを止めるために登録を解除できます。
   2.449 +
   2.450 +	 \item 「新着」がたくさんありすぎて混乱します
   2.451 +
   2.452 +	       「□新着ふくめて全部読んだことにする」にチェックを入れて
   2.453 +	       確定ボタンを押しましょう。全て読み終わったことにでき、次
   2.454 +	       からはスッキリします。
   2.455 +
   2.456 +	 \item 「全部読んだことにする」を間違えて押してしまい最近の記事
   2.457 +	       を追えなくなりました
   2.458 +
   2.459 +	       個人ホーム画面にある検索フォームに「\verb|@today|」や
   2.460 +	       「\verb|@2days|」、「\verb|@week|」を入れ検索してください。
   2.461 +	       それぞれ、「今日の日付」、「最近2日間」、「最近1週間」の
   2.462 +	       記事全てが検索結果として得られます。特定の日付の範囲指定
   2.463 +	       もでき、不等号を使い以下の例のように指定します。
   2.464 +	       \begin{quote}
   2.465 +		\begin{tabular}{ll}
   2.466 +		 \verb|@>2018-01| & 2018年1月以降のもの\\
   2.467 +		 \verb|@<2018-01| & 2018年1月より前のもの\\
   2.468 +		 \verb|@>2017-01 @<2018-01   | & 2017年のもの\\
   2.469 +		\end{tabular}
   2.470 +	       \end{quote}
   2.471 +	       \verb|@| キーワードは複数指定でき、その他の一般単語とも同
   2.472 +	       時指定できます。複数指定した場合はAND指定になります。
   2.473 +
   2.474 +	       また、グループで進んでいる話題に追随したい場合は「話題一
   2.475 +	       覧」の先頭にある \colorbox[rgb]{0.8,1,0.8}{\framebox{一週
   2.476 +	       間のまとめ}} を押すと、直近一週間分の書き込み一覧が得られ
   2.477 +	       ます。
   2.478 +
   2.479 +	 \item ファイル制限5MBはきつくありませんか
   2.480 +
   2.481 +	       負荷を軽くするためより小さいファイルを心掛けてください。
   2.482 +	       もっと大きなファイルを置く場合は、KoekiDrive等のクラウド
   2.483 +	       を利用し、そのリンクを貼りましょう。現実問題として、官公
   2.484 +	       庁等へのファイルの提出には「5MB以内」などの制限がつくのが一
   2.485 +	       般的で、上限サイズを意識したファイル作成技術は重要です。
   2.486 +
   2.487 +	       LibreOfficeでは文書中の画像右クリックの「圧縮」に、必要最
   2.488 +	       低限の画質と寸法に落す機能があり、元画像にもよりますがカ
   2.489 +	       メラ写真などは10分の1程度に縮まることもあります。
   2.490 +
   2.491 +	 \item ぼくの撮ったさいきょうの写真を載せたのですがなんか
   2.492 +	       画質落ちました
   2.493 +
   2.494 +	       画像は縦横とも\strong{1600ピクセルを超えない}大きさに縮小
   2.495 +	       されます。あしからず。
   2.496 +
   2.497 +	 \item 気に入ったアイコンが2つ以上あるのですが…
   2.498 +
   2.499 +	       ユーザ識別に用いられるアイコンは1個しか登録できませんが、
   2.500 +	       プロフィール画像には何枚でも登録できます。登録画像の
   2.501 +	       \strong{最後の1枚}がアイコンとして利用されます。
   2.502 +
   2.503 +	 \item ハッシュタグって何ですか? どうやって使うの?
   2.504 +
   2.505 +	       書き込み記事にs4からの全文検索キーワードを埋め込むことが
   2.506 +	       できます(Twitterと違って\#なしのものも検索します)。たとえ
   2.507 +	       ば、グループ内でたくさん掲示板を作ると大事な連絡がどの掲
   2.508 +	       示板にあるか探すのがたいへんになってきます。そのようなと
   2.509 +	       きに、あらかじめ検索で特定しやすいキーワードを書き込みに
   2.510 +	       埋めておきます。その記事を探している人がどこかで質問した
   2.511 +	       ら、その返事に「\verb|#検索キーワード|」を書いてあげると、
   2.512 +	       その単語での検索が結果一覧が得られるリンクが作成されます。
   2.513 +
   2.514 +	 \item ハッシュタグじゃなくて直接特定の記事に飛ぶリンクを作りた
   2.515 +	       いのですが
   2.516 +
   2.517 +	       \#記事番号 を二重角括弧で括ってコメント本文中に書いてくだ
   2.518 +	       さい。たとえば
   2.519 +	       \begin{quote}
   2.520 +		\begin{screen}\small
   2.521 +\begin{verbatim}
   2.522 +>#12345 公益さん、
   2.523 +その問題に関しては[[#11100]]にヒントがあります。
   2.524 +\end{verbatim}
   2.525 +		\end{screen}
   2.526 +	       \end{quote}
   2.527 +	       のように書き込むと \verb|[[#11100]]| の部分をクリックする
   2.528 +	       とその記事に飛ぶリンクが作成されます。
   2.529 +
   2.530 +	 \item 先輩から「s4の12345番を見ろ」と言われましたがどうしたらよ
   2.531 +	       いのでしょう
   2.532 +
   2.533 +	       ホーム画面にある検索枠から「\verb|#12345|」を検索してくだ
   2.534 +	       さい。その記事が見つかります。
   2.535 +
   2.536 +	 \item いちいちリンクをクリックするのがツライです
   2.537 +
   2.538 +	       ショートカットキーを利用してください。``\kbd{Accel-}'' は
   2.539 +	       ブラウザの設定するショートカット用のキーで、Firefoxのデフォ
   2.540 +	       ルトの場合は \kbd{Shift+Alt} を押しながら、が相当します。
   2.541 +	       \begin{itemize}
   2.542 +		\item 画面上部のメニュー呼出し
   2.543 +		      \begin{quote}
   2.544 +		       \begin{tabular}[t]{ll}
   2.545 +			\kbd{Accel-1}	& 「ホーム」\\
   2.546 +			\kbd{Accel-2}	& 「参加者一覧」\\
   2.547 +			\kbd{Accel-3}	& 「グループ一覧」\\
   2.548 +			\kbd{Accel-4}	& 「招待」\\
   2.549 +			\kbd{Accel-5}	& 「再ログイン」\\
   2.550 +		       \end{tabular}
   2.551 +		      \end{quote}
   2.552 +		\item ホーム画面
   2.553 +		      \begin{quote}
   2.554 +		       \begin{tabular}[t]{ll}
   2.555 +			\kbd{Accel-k}	& 「検索単語入力」(グループホー
   2.556 +			    ムでも有効)\\
   2.557 +			\kbd{Accel-e}	& 「プロフィールの編集」\\
   2.558 +			\kbd{Accel-n}	& 「新規話題の作成」\\
   2.559 +			\kbd{Accel-f}	& 「過去の提出ファイル」\\
   2.560 +			\kbd{Accel-a}	& 「日記」\\
   2.561 +			\kbd{Accel-s}	& 「参加中グループ」\\
   2.562 +			\kbd{Accel-d}	& 「最近の書き込み先」\\
   2.563 +			\kbd{Accel-f}	& 「新着」\\
   2.564 +			\kbd{Accel-x}	& 「×」\\
   2.565 +		       \end{tabular}
   2.566 +		      \end{quote}
   2.567 +		\item 掲示板
   2.568 +		      \begin{quote}
   2.569 +		       \begin{tabular}[t]{ll}
   2.570 +			\kbd{Accel-h}	& そのグループのホーム画面へ\\
   2.571 +			\kbd{Accel-c}	& コメントエリアの消去/復活\\
   2.572 +			\kbd{Accel-e}	& 「編集」\\
   2.573 +			\kbd{Accel-f}	& 「ファイル取得」\\
   2.574 +			\kbd{Accel-b}	& 「末尾へ」\\
   2.575 +			\kbd{Accel-s}	& 「読刻」(ユーザごとの読んだ時
   2.576 +			    刻一覧)\\
   2.577 +			\kbd{Accel-r}	& 「再読み込み」(新着の取得)\\
   2.578 +			\kbd{Accel-d}	& 「最近の書き込み先」\\
   2.579 +		       \end{tabular}
   2.580 +		      \end{quote}
   2.581 +	       \end{itemize}
   2.582  	\end{itemize}
   2.583 +	
   2.584 + \section{効果的な利用に向けて}
   2.585 +	アクティブラーニングのような双方向の働きかけを重視する授業には、
   2.586 +	s4を以下のような方針で活用して行くと効果的です。
   2.587 +  \subsection{電子メイル確認習慣の確立}
   2.588 +	友達同士の会話ではLINEのみで済ませ、メイルアプリの設定をしていな
   2.589 +	い学生も多いですが、就職活動や外部の人への連絡には必須です。
   2.590 +	\begin{itemize}
   2.591 +	 \item メイルアプリの設定
   2.592 +	 \item 受信許可ドメインの追加
   2.593 +	 \item 受信通知(チャイム等)の設定
   2.594 +	\end{itemize}
   2.595 +	を確認して円滑に使えるようにしましょう。また、携帯電話会社の提供
   2.596 +	するアドレスはケータイ同士でしか届かない問題が多発するため、
   2.597 +	Yahoo等PCでも共有できるアドレスの利用を勧めます。また、大学のア
   2.598 +	ドレスもケータイ連動できるので、詳しくはroyのWebにある説明を参照
   2.599 +	してください。
   2.600  
   2.601 +  \subsection{日記の作成}
   2.602 +	アカウント作成したらすぐ、ホーム画面での個人日記に2つの話題を作
   2.603 +	成しましょう。
   2.604 +	\begin{description}
   2.605 +	 \item[活動記録] 日記そのものに相当します。学習などの活動を時刻
   2.606 +		    つきで記録することは、自身の作業推進速度を把握する意
   2.607 +		    味で重要です。また、人間は\strong{書かないことは忘却}し
   2.608 +		    ます。簡単なものほど忘れます。記録をつけることで長期
   2.609 +		    記憶に入りやすくなり、かつ後日s4の検索機能で一瞬で過
   2.610 +		    去の記録を取り出せるようにすることで、繰り返しの記憶
   2.611 +		    定着が促進化されます。
   2.612 +	
   2.613 +	 \item[連絡帳] 個人日記への他者の書き込みは、必ず通知が行きます。
   2.614 +		    他のメンバーからの連絡をもらうための日記を作っておく
   2.615 +		    ととても便利です。
   2.616 +	\end{description}
   2.617 +
   2.618 +  \subsection{グループ作成直後}
   2.619 +	新規グループを作成後にも、すぐ以下の設定で2つの掲示板を作ってお
   2.620 +	きましょう
   2.621 +	\begin{description}
   2.622 +	 \item[連絡帳] 個人日記同様、通知先を「全員」にしたものを作り、
   2.623 +		    グループ全員への連絡に活用します。
   2.624 +	 \item[資料置き場] メンバー全員に配布する資料があれば、配布用の
   2.625 +		    掲示板を作りそこにまとめます。doc(x)/xls(x)ファイル
   2.626 +		    等は違う種類のコンピュータでは正常に読めないので添付
   2.627 +		    は禁止しています。PDFに変換した5MB以下のものにしてく
   2.628 +		    ださい。この制限を超えたものを置く場合はKoekiDriveを
   2.629 +		    利用してください。
   2.630 +	 \item[成果物置き場] グループでなんらかのプロジェクトを進めてい
   2.631 +		    る場合は、成果物をまとめる掲示板を作り、プロジェクト
   2.632 +		    で利用する文書などをまとめましょう。
   2.633 +	\end{description}
   2.634  
   2.635  \begin{thebibliography}{s4}
   2.636   \bibitem{s4koeki} 広瀬雄二.