<html> <head> <title> APOP Password </title> <style type="text/css"> <!-- h1 {text-align: center; text-decoration: underline;} h2 {color: navy; background-color: lavender;} .e {color: red; text-decoretion: underline;} dt (background-color: yellow;} --> </style> </head> <body bgcolor="azure"> <h1> 本メイルサーバに関する利用者詳細情報 </h1> <p>目次</p> <ul> <li> <a href="#extaddress">本サーバで利用できるメイルアドレス</a> <li> <a href="#APOP">メイル受信時のプロトコルについて</a> <li> <a href="#forward">他のメイルサーバへの転送</a> </ul> <hr> <h2> <a name="extaddress">本サーバで利用できるメイルアドレス</a> </h2> <p>本サーバではメイル配送システムとしてqmailを利用しているので、 利用者の皆さんは何個でもメイルアドレスを作ることができます。 以下の説明では、個人のメイルアドレスのアカウント名部分を <var>user</var>、ドメイン名部分を <var>dokkano.ac.jp</var> と 表すことにします。つまり、例で使用するメイルアドレスは <var>user@dokkano.ac.jp</var>となります。このアドレスは御自身のものと置 き換えて説明を読み進めてください。</p> <dl> <dt> 【基本メイルアドレス】 <dd> <p><var>user@dokkano.ac.jp</var>を基本メイルアドレスと呼びます。ア カウント作成と同時に無条件で利用できるメイルアドレスです。このアド レスに届いたメイルはサーバ上のあなた専用のメイルボックスに蓄えられ ます。別のアドレスに転送することも可能ですが、方法は後述します。</p> <dt> 【拡張メイルアドレス】 <dd> <p><var>user<span class="e">-xxx</span>@dokkano.ac.jp</var>という 形式のアドレスを拡張メイルアドレスと呼びます。あなたのアカウント名 で始まり、その直後にハイフン(<span class="e">-</span>)で区切って任 意の文字列が来るメイルアドレスは、全てあなた宛に配送されます。 <var>user<span class="e">-xxx</span></var>の<var>xxx</var>の部分は <span class="e">拡張子</span>と呼び、どんな単語でも構いません。 <var>user-123@dokkano.ac.jp, user-job@dokkano.ac.jp, user-meeting@dokkano.ac.jp, ...</var>などなど、どんなメイルアドレ スでも自分用に作成することができます。 </p> </dl> <p>拡張メイルアドレスを利用する場合は、最初にそのアドレスを受け取るメイ ルボックスを作りとそのアドレス受信用のパスワードを設定する必要があります。 <a href="index.html">メイルパスワード設定画面</a>にて、これから受け取り たいメイルアドレスを<var>user<span class="e">-xxx</span>@dokkano.ac.jp</var> の形式で入力して先に進めば自動 的にメイルボックスの作成まで完了します。このとき、あなた本人の確認として 既存の<span class="e">基本メイルアドレスのパスワード</span>を入力してく ださい。</p> <h2> <a name="APOP">メイル受信時のプロトコルについて</a> </h2> <p>現在広く利用されているメイル受信プロトコルであるPOP3は、 パスワードをそのままの形(平文:プレインテキスト)でネットワークに流してし まうので、簡単に傍受されるおそれがあります(現金自動支払機の前で暗証番号 を声に出しながら押している姿を想像してください)。</p> <p>そのような危険性を考慮して本サーバでは以下の設定を行なっています。</p> <ul> <li> POP3は我々の組織内ネットワークからのみ利用を許可<br> (内部ネットワークには部外者は簡単には踏み込めないので幾分安全です) <li> それ以外の場所からの受信ではAPOPのみを許可 </ul> <p>APOPとはパスワードを暗号化してやりとりするように拡張したPOP3で、仮に 傍受されたとしても元のパスワードは解読できません。APOPを利用する場合はあ らゆる場所からのメイルの受信が可能になります。安全性を考えると、仮に内部 からしか利用しない場合でもAPOPを利用されることを強くお勧めします。</p> <p>APOPを利用するための方法を説明します。なお、以下のメイルリーダでは APOPが<span class="e">利用できません</span>のでご注意ください。</p> <dl> <dt> 【APOPに<span class="e">対応していない</span>主なメイルリーダ】 <dd> Microsoft Outlook Express<br> Microsoft Outlook<br> Netscape Messenger <dt> 【APOPに対応している主なメイルリーダ】 <dd> <ul> <li> Windows用<br> <a href="http://www.almail.com/">AL-Mail</a> (シェアウェア/学生・学術機関利用のみ無料),<br> <a href="http://www.rimarts.co.jp/becky-j.htm">Becky!</a> (シェアウェア),<br> <a href="http://denshin8.esprix.net/">電信八号</a> (フリーソフトウェア),<br> <a href="http://www.eudora.ne.jp/">Eudora</a> (3種類のライセンス形態) <li> UNIX用(以下全てフリーソフト)<br> <a href="http://www.mew.org/index-j.html">Mew</a>,<br> <a href="http://www.gohome.org/wl/index.ja.html"> Wanderlust</a> </ul> </dl> <p>以下にいくつかのメイルリーダのAPOP設定方法を示します。</p> <dl> <dt> 〔AL-Mail〕 <dd> <ol> <li> 設定したいアカウントを選ぶ <li> 「ツール(T)」→「オプション(O)」で出て来るアカウント設定メ ニューの、「アカウント」画面にて右下の「高度な設定」をクリッ ク <li> 「高度な設定」ウィンドウの左下「APOPで認証」をチェック </ol> <dt> 〔Becky!〕 <dd> <ol> <li> 「ツール(T)」→「設定」で出るウィンドウで [アカウント] を選択 <li> [アカウント]設定ウィンドウの下にある [その他] を クリック <li> ウィンドウ下部の [APOPを使う] をチェック </ol> <dt> 〔Eudora 4〕 <dd> <ol> <li> 「ツール(T)」→「パーソナリティ(P)」でアカウント選択画面を左 側ウィンドウに出す <li> APOP設定したいアカウントを右クリックし「変更(P)」を選ぶ <li> 「メールの受信」メニューを選択 <li> ウィンドウの一番下の [認証方式] でAPOPをチェック </ol> <dt> 〔Mew〕 <dd> <p>~/.im/Config の Imget.Src 行の設定を以下のように変えます。</p> <blockquote> <p><tt>Imget.Src=pop/<span class="e">APOP</span>:user@サーバ名</tt></p> </blockquote> <dt> 〔Wanderlust〕 <dd> <p>フォルダバッファで m a して以下のようにフォルダを追加します。</p> <blockquote> <p><tt>&user<span class="e">/apop</span>@サーバ名</tt></p> </blockquote> <hr> </dl> <p>以上のいずれの場合も、拡張メイルアドレスを受信したいときはユーザ名と して user-xxx のような拡張子付の名前を指定します。</p> <h2> <a name="forward">他のメイルサーバへの転送</a> </h2> <p>本サーバに届いたあなた宛のメイルを、別のサーバで管理しているメイルア ドレスに転送する場合は、ホームディレクトリにある .qmail というファイルに 転送先を書きます。</p> <ol> <li> FTPクライアントソフトを利用してこのサーバにログインする <li> ログイン後最初につながるディレクトリ(フォルダ)に .qmail というファ イルがあるのでこれを手元のPCにコピーする <li> メモ帳(Notepad.exe)など適当なテキストエディタを利用してこのファイ ルを編集し以下のように書き換えてセーブする <blockquote> <tt>&user2@tensosaki.co.jp</tt> </blockquote> (上記の例では <tt>user2@tensosaki.co.jp</tt> が転送先アドレス) <li> FTPクライアントソフトで再度 .qmail ファイルをサーバ上に転送する </ol> <p>他アドレスに転送し、なおかつこのサーバ上のメイルボックスにもメイルを 残したい場合は .qmail ファイルに元々あった ./Maildir/ という行を消さずに 転送用の行を追加します。</p> <blockquote> <pre>./Maildir/ &user2@tensosaki.co.jp</pre> </blockquote> <h3> 注意! </h3> <p>FTPもPOP3と同様平文パスワードをネットワークに流す危険なものなので、 ftp接続も内部からの利用のみに制限しています。どうしても外部ネットワーク からFTPを利用する必要がある場合は管理者までご相談ください。</p> <hr> </body> </html>