\documentclass[a4j,twocolumn]{jarticle} %\documentclass{jarticle} \usepackage{graphicx} % required for `\includegraphics' (yatex added) \thispagestyle{empty} \addtolength{\topmargin}{-2cm} \addtolength{\textheight}{3cm} \addtolength{\textwidth}{1cm} \addtolength{\oddsidemargin}{-0.5cm} \addtolength{\evensidemargin}{0.5cm} \usepackage{ulem,color,graphicx,eclbkbox} \usepackage{multicol} \usepackage{listings} \usepackage{url} \makeatletter \def\@maketitle{% \begin{flushright}% {\large \@date}% 日付 \end{flushright}% \begin{center}% {\LARGE \@title \par}% タイトル \end{center}% \begin{flushright}% {\large \@author}% 著者 \end{flushright}% \par\vskip 1.5em } \makeatother \title{スマホ利用によるネット依存を解消したい人を助けるアプリの研究} \author{C1171532 土田 稜太} \date{令和2年1月22日} \begin{document} \twocolumn[ \maketitle ] \begin{abstract} 近年、日本ではスマートフォンの普及により特に若者を中心に多くの人がスマー トフォンを利用している。スマートフォンは使い方を間違えればとても便利な ものとなる。ところが、使い方を間違えれば大きな事故が起こりうる。本研究ではネット依存がどのようなものなのかを明らにし、ネット依存を予防し、またネット依存になってしまった人を助ける方法を考察し、またそのようなアプリを構成することを目的とする。 今回は、依存症とそれらが引き起こす問題点を明らかにし、 ネット依存への対応案を議論する。 \end{abstract} \section{はじめに} 近年、日本ではスマートフォンの普及により特に若者を中心に多くの人がスマートフォンを利用している。スマートフォンは正しく使えば、とても便利なものになる。ところが、使い方を間違えれば様々な問題が起こってしまう。 例えば、「歩きスマホ」による衝突事故や、運転中の「 ながらスマホ」による交通事故が問題の例である。この ような事故はスマートフォンの間違った使い方による事故であり、正しく使うことができ れば防ぐことのできる事故である。本研究ではネット依存がどのようなものなのかを明らにし、ネット依存を予防し、またネット依存になってしまった人を助ける方法を考察し、またそのようなアプリを構成することを目的とする。 今回は、依存症とそれらが引き起こす問題点を明らかにし、 ネット依存への対応案を議論する。 \section{依存症とその問題点} 本節では依存症とは どのようなものなのかを説明し、 それによる問題を調査資料をもとにまとめる。 \subsection{依存症とは} 依存症とはどのようなものなのか、\cite{1}、 \cite{2}、\cite{3}をもとに説明す る。 \begin{itemize} \item スマホ依存とは \end{itemize} スマートフォン の所持者がスマートフォンに依存するようになり、一日の大部分をスマー トフォンの使用に 費やしたり 、自身がするべき事をすべき時にしないでスマートフォンの 使用をするようになる事をいう \begin{itemize} \item インターネット依存とは \end{itemize} 日常生活が破綻するほどまでに インターネット へ過剰に依存した状態 \begin{itemize} \item インターネット依存の症状 \end{itemize} 1996 年にアメリカ心理学会で、「インターネット依存」の概念を提唱したピッツバーグ大 学のキンバリー・ヤング博士は、インターネットへの依存の度合いを判定するための「イ ンターネット・アディクション・テスト( IAT )」を作成した。 この 20 項目のテストの中には、正常な長時間使用と病的な長時間使用の両方の判定要素 が入れられていますが、病的な使用に関する項目は以下のようなものである。 インターネット・アディクション・テスト( IAT )の一部 \begin{itemize} \item インターネットをする時間を増やすために、家庭での仕事や役割をおろそかにする \item インターネットをしている時間が長くて、学校の成績や学業に支障をきたす \item 人にインターネットで何をしているのか聞かれたとき防御的になったり、隠そうと する \item 日々の生活の心配事から心をそらすためにインターネットで心を静める \item インターネットをしている最中に誰かに邪魔をされると、いらいらしたり、怒った り、大声を出したりする \item 睡眠時間をけずって、深夜までインターネットをする \item インターネットをする時間を減らそうとしてもできない \item インターネットをしていた時間の長さを隠そうとする \item インターネットをしていないと憂うつになったり、いらいらしたりしても、インタ ーネットを再開すると嫌な気持ちが消える \end{itemize} この中に思い当たる項目が 多ければ多いほど依存の度合いが強いと言える。 \subsection{ネット依存による問題} ネット依存による問題について\cite{3}をもとにまとめる。 \begin{enumerate} \item 健康被害 \begin{itemize} \item 視力障害(スマホ近視/スマホ老眼) \item スマホ巻き肩/スマホ肘 \item テキストネック/ストレートネック/スマホ首 \item 睡眠障害(長時間使用に関する生活リズムの乱れ、集中力低下) \item 指の腱鞘炎・指の変形(スマホの荷重を支える骨の変形) \end{itemize} \item 学習能力・運動能力の低下 \begin{itemize} \item 学習能力の低下(相対的な学習時間減少・集中力低下に伴う) \item 運動能力の低下(相対的な運動時間減少に伴う) \item 言語能力の低下 \end{itemize} \item 注意力低下による事故・負傷など \begin{itemize} \item 歩きスマホ、ながらスマホによるホーム転落事故など \item 運転中のスマホ操作による自転車・自動車事故など \end{itemize} \item コミュニケーションのトラブル \begin{itemize} \item 誹謗中傷、いじめ(SNS参加に対する脅迫観念) \item 親子関係の希薄化、友人関係の希薄化 \item 社会性・感受性の低下 \item 抑うつや攻撃性の出現 \end{itemize} \item 金銭のトラブル \begin{itemize} \item オンラインゲーム/アプリゲームの高額請求 \item 通販サイトの後払い利用などによる支払いの滞納など \item 架空請求サイトによる詐欺被害 \end{itemize} \item 犯罪加害・被害に関するトラブル \end{enumerate} \begin{itemize} \item 意識の薄い犯罪予告/犯罪勧誘 \item Twitter等での犯罪・非常識行為の自慢 \item 有害サイトへのアクセス・援助交際・金銭授受 \item 画像・動画配信被害(個人の特定・ストーキング・リベンジポルノ) \item 個人情報の漏えい \end{itemize} \section{目的} ネット依存を解消したい人を助けるアプリを構成する。 \section{ネット依存症への対応案} \begin{itemize} \item 依存症になったときの問題を知ってもらう 上記にあげたネット依存によって起こりうる問題を知ってもらうことでネット依存に対する意識が変わるかも知れないと考える \item 1日にスマホを使っていい時間を決める 毎日少しずつ目標を立て、それに向けて努力することで無理することなくネット依存を解消していけるのではないかと考える \item スマホ以外の趣味を作る これまでスマホを利用していた時間を他のことに使うことでスマホを利用している時間を減らすことができると考える \item スマホの通知を切る スマホの通知を切ることでスマホを開く回数が減るのではないかと考える \end{itemize} \section{今後するべきこと} \begin{itemize} \item アプリの作り方を学ぶ \item アプリを作る \item 作ったアプリを実際に使用し、検証する \end{itemize} \begin{thebibliography}{1} \bibitem{1}ウィキペディア,\\https://ja.wikipedia.org/wiki,\\2020年1月20日参照 \bibitem{2}ウィキペディア,\\https://ja.wikipedia.org/wiki,\\2020年1月20日参照 \bibitem{3}特定非営利活動法人アスク,\\https://www.ask.or.jp/article,\\2020年1月20日参照 \end{thebibliography} \end{document}