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2022-S.Keito / buildpc.html
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<title>自作パソコンのすゝめ</title>
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<h1>自分好みのパソコンを組み立ててみよう!</h1>
<h2>はじめに</h2>

<p>
自作パソコンと聞くと、「自作?ゼロからつくるの?」「なんだか難しそう」と想像する人が多いが、実際は違う。
</p>
<p>
確かにゼロから作る”正真正銘の自作”も自作パソコンに分類されるが、
本ページで取り上げる”自作パソコン”とは、”既存のパーツを自分で組み上げるパソコン”のことを指す。
</p>
<p>
是非とも自分でパソコンを組み立てる楽しさを知って、自作パソコンの沼にハマっていただきたい。
</p>

<h3>まずはどんな用途で使いたいか考えよう!</h3>

<p>
文書作成や動画編集、ゲームなど将来的にやりたいことも含めて考えておくとよい。これによって選ぶパーツや合計金額が変化する。
</p>

<p>
具体的な金額は以下の通りである。
</p>

<hr>

<ul>
 <li> 主に文書作成や動画視聴用を目的とする場合
      <p>~5万円程度</p>
 <li> 嗜む程度の動画編集や軽量級のゲームとする場合
      <p>5万円~10万円程度</p>
 <li> 動画編集や中・重量級のゲームとする場合
      <p>15万円~</p>	  
</ul>

<hr>

<p>
※これはあくまで本体のみの金額であり、その他ディスプレイやキーボード、
マウスなどの周辺機器の金額は含まれていないため注意が必要だ。
</p>

<h2>必要なパーツを揃える</h2>

<p>
使用用途を決めたら、組み立てに必要となるパーツを揃えていく。
例として、動画編集やゲームを目的として筆者自身が購入したパーツをもとに解説していく。
</p>

<h3>中央処理装置(CPU)</h3>

<p>
まずは中央処理装置のCPUについて検討していく。
</p>
<p>
現在、自作パソコンで一般的に使用されているCPU製品は
IntelとAMDであり、この2つから選ぶことなる。
</p>

<p>
各社の特徴は以下の通りである。
</p>

<hr>

<ul>
 <li> Intel
      <p>ソフトの安定性○、ゲーム適正○、シングルスレッド性能○ etc...</p>
 <li> AMD
      <p>コストパフォーマンス○、GPUとの組み合わせ○、マルチスレッド性能○ etc...</p>
</ul>

<hr>

<p>
近年では、各社とも過去製品の欠点を改善(克服)したCPUを発売しており、
特にこだわりがないユーザーは販売価格のみの比較で決定しても良いだろう。
</p>

<p>
※各社のCPU表記や性能については
<a href="http://roy.e.koeki-u.ac.jp//~c120106/id/cpuspec.html">CPU表記の見方</a>
を参照。
</p>

<p>
筆者はソフトとの相性や安定性を重視したため、Intel Core i9-9900Kを購入した。
</p>
<p>
<del>「ゲームや動画編集ソフト単体で動かすだけならi7-9700もあれば十分じゃん!」と
思索した其処のキミ、ツッコんではいけないぞ。</del>
</p>

<h3>マザーボード</h3>

<p>
次にマザーボードについて検討していく。
</p>

<p>
マザーボードとはパソコンの土台となる基板で、搭載される「チップセット」によって使用できるCPUが決まっている。
また、「フォームファクタ」と呼ばれる規格により、基板サイズやネジ位置、接続端子の仕様や配置が定められている。
</p>

<p>
前段で選択したIntel Core i9-9900KはLGA1151ソケットに対応しているため、
Intel 300シリーズの Z390、Z370、H370、B360、H310チップセットの中から選ぶこととなる。
</p>

<p>
※Intel 100~200シリーズのチップセットもIntel 300シリーズ同様にLGA1151ソケットで同じ形状だが、
CPUの互換性がないために動作しない。注意が必要である。
</p>

<h4>Intel製チップセットのグレード</h4>

<p>Intel製チップセットのグレードは以下の通りである。</p>

<hr>

<ul>
 <li>X シリーズ
		<p>「Core Xプロセッサ」対応のウルトラハイエンドモデル</p>
 <li>Z シリーズ
		<p>「Coreプロセッサ」対応の高機能・高性能なハイエンドモデル</p>
 <li>H ○70 シリーズ
		<p>「Coreプロセッサ」対応のコストパフォーマンスに優れたミドルレンジモデル</p>
 <li>B シリーズ
		<p>「Coreプロセッサ」対応のコストパフォーマンスを重視したビジネス向けモデル</p>
 <li>H ○10 シリーズ
		<p>「Coreプロセッサ」対応の安価なエントリーモデル</p>
</ul>

<hr>

<p>
※マザーの電源回路はグレードによる仕様の違いが大きく、特に上位CPUを使う場合やオーバークロックを行う場合にはVRMフェーズ周りを注目すると良い。
</p>

<p>
※マザーボードに直接コネクタを差し込めるリアパネル(I/Oパネル)のインターフェース類も、グレードや製造メーカーによって異なるため仕様書の確認は必須である。
</p>

<h4>マザーボードのフォームファクタ</h4>

<p>
フォームファクタとはマザーボードの寸法(サイズ規格)のことで、大きい順に Extended ATX、ATX、Micro ATX、Mini-ITXとなる。
</p>

<hr>

<p>
各フォームファクタの詳細は以下の通りである。
</p>

<table>
    <tr>
      <th>規格</th>
      <th>寸法</th>
	  <th>詳細</th>
    </tr>
	<tr>
      <td>Extended ATX</td>
      <td>305 x 330 mm</td>
	  <td>ATXより横幅が伸びて機能性と拡張性が最も高いフォームファクタ。</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>ATX</td>
      <td>305 x 244 mm</td>
	  <td>標準となるサイズのフォームファクタ。</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>Micro ATX</td>
      <td>244 x 244 mm</td>
	  <td>ATXと比較してコンパクト。安価な製品が多数ある。(Hシリーズなど)</td>
    </tr>
	<tr>
      <td>Mini-ITX</td>
      <td>170 x 170 mm</td>
	  <td>コンパクトで小型PCを組むのに最適。物理干渉が多く玄人向け。</td>
    </tr>
</table>

<hr>

<p>
筆者はGPU2枚(RTX 2070、GTX 1060 6GB)、TVチューナのPX-W3PEを接続予定であったため、スロット数の多いATXサイズのASUS製H370マザーボードを購入した。
</p>

<p>
<del>本当ならばオーバークロックも安心(?)して行えるZ390マザーボードを購入する予定だったが、金銭的な理由により断念・・・。</del>
</p>

<h3>主記憶装置(メモリ)</h3>

<p>
終わらん
</p>
  
</body>
</html>