<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>自作パソコンのすゝめ</title> <style> </style> <link rel="stylesheet" type="text/css" href="main.css"> </head> <body> <h1>自分好みのパソコンを組み立ててみよう!</h1> <h2>はじめに</h2> <p> 自作パソコンと聞くと、「自作?ゼロからつくるの?」「なんだか難しそう」と想像する人が多いが、実際は違う。 </p> <p> 確かにゼロから作る”正真正銘の自作”も自作パソコンに分類されるが、 本ページで取り上げる”自作パソコン”とは、”既存のパーツを自分で組み上げるパソコン”のことを指す。 </p> <p> 是非とも自分でパソコンを組み立てる楽しさを知って、自作パソコンの沼にハマっていただきたい。 </p> <h3>まずはどんな用途で使いたいか考えよう!</h3> <p> 文書作成や動画編集、ゲームなど将来的にやりたいことも含めて考えておくとよい。これによって選ぶパーツや合計金額が変化する。 </p> <p> 具体的な金額は以下の通りである。 </p> <hr> <ul> <li> 主に文書作成や動画視聴用を目的とする場合 <p>~5万円程度</p> <li> 嗜む程度の動画編集や軽量級のゲームとする場合 <p>5万円~10万円程度</p> <li> 動画編集や中・重量級のゲームとする場合 <p>15万円~</p> </ul> <hr> <p> ※これはあくまで本体のみの金額であり、その他ディスプレイやキーボード、 マウスなどの周辺機器の金額は含まれていないため注意が必要だ。 </p> <h2>必要なパーツを揃える</h2> <p> 使用用途を決めたら、組み立てに必要となるパーツを揃えていく。 例として、動画編集やゲームを目的として筆者自身が購入したパーツをもとに解説していく。 </p> <h3>中央処理装置(CPU)</h3> <p> まずは中央処理装置のCPUについて検討していく。 </p> <p> 現在、自作パソコンで一般的に使用されているCPU製品は IntelとAMDであり、この2つから選ぶことなる。 </p> <p> 各社の特徴は以下の通りである。 </p> <hr> <ul> <li> Intel <p>ソフトの安定性○、ゲーム適正○、シングルスレッド性能○ etc...</p> <li> AMD <p>コストパフォーマンス○、GPUとの組み合わせ○、マルチスレッド性能○ etc...</p> </ul> <hr> <p> 近年では、各社とも過去製品の欠点を改善(克服)したCPUを発売しており、 特にこだわりがないユーザーは販売価格のみの比較で決定しても良いだろう。 </p> <p> ※各社のCPU表記や性能については <a href="http://roy.e.koeki-u.ac.jp//~c120106/id/cpuspec.html">CPU表記の見方</a> を参照。 </p> <p> 筆者はソフトとの相性や安定性を重視したため、Intel Core i9-9900Kを購入した。 </p> <p> <del>「ゲームや動画編集ソフト単体で動かすだけならi7-9700もあれば十分じゃん!」と 思索した其処のキミ、ツッコんではいけないぞ。</del> </p> <h3>マザーボード</h3> <p> 次にマザーボードについて検討していく。 </p> <p> マザーボードとはパソコンの土台となる基板で、搭載される「チップセット」によって使用できるCPUが決まっている。 また、「フォームファクタ」と呼ばれる規格により、基板サイズやネジ位置、接続端子の仕様や配置が定められている。 </p> <p> 前段で選択したIntel Core i9-9900KはLGA1151ソケットに対応しているため、 Intel 300シリーズの Z390、Z370、H370、B360、H310チップセットの中から選ぶこととなる。 </p> <p> ※Intel 100~200シリーズのチップセットもIntel 300シリーズ同様にLGA1151ソケットで同じ形状だが、 CPUの互換性がないために動作しない。注意が必要である。 </p> <h4>Intel製チップセットのグレード</h4> <p>Intel製チップセットのグレードは以下の通りである。</p> <hr> <ul> <li>X シリーズ <p>「Core Xプロセッサ」対応のウルトラハイエンドモデル</p> <li>Z シリーズ <p>「Coreプロセッサ」対応の高機能・高性能なハイエンドモデル</p> <li>H ○70 シリーズ <p>「Coreプロセッサ」対応のコストパフォーマンスに優れたミドルレンジモデル</p> <li>B シリーズ <p>「Coreプロセッサ」対応のコストパフォーマンスを重視したビジネス向けモデル</p> <li>H ○10 シリーズ <p>「Coreプロセッサ」対応の安価なエントリーモデル</p> </ul> <hr> <p> ※マザーの電源回路はグレードによる仕様の違いが大きく、特に上位CPUを使う場合やオーバークロックを行う場合にはVRMフェーズ周りを注目すると良い。 </p> <p> ※マザーボードに直接コネクタを差し込めるリアパネル(I/Oパネル)のインターフェース類も、グレードや製造メーカーによって異なるため仕様書の確認は必須である。 </p> <h4>マザーボードのフォームファクタ</h4> <p> フォームファクタとはマザーボードの寸法(サイズ規格)のことで、大きい順に Extended ATX、ATX、Micro ATX、Mini-ITXとなる。 </p> <hr> <p> 各フォームファクタの詳細は以下の通りである。 </p> <table> <tr> <th>規格</th> <th>寸法</th> <th>詳細</th> </tr> <tr> <td>Extended ATX</td> <td>305 x 330 mm</td> <td>ATXより横幅が伸びて機能性と拡張性が最も高いフォームファクタ。</td> </tr> <tr> <td>ATX</td> <td>305 x 244 mm</td> <td>標準となるサイズのフォームファクタ。</td> </tr> <tr> <td>Micro ATX</td> <td>244 x 244 mm</td> <td>ATXと比較してコンパクト。安価な製品が多数ある。(Hシリーズなど)</td> </tr> <tr> <td>Mini-ITX</td> <td>170 x 170 mm</td> <td>コンパクトで小型PCを組むのに最適。物理干渉が多く玄人向け。</td> </tr> </table> <hr> <p> 筆者はGPU2枚(RTX 2070、GTX 1060 6GB)、TVチューナのPX-W3PEを接続予定であったため、スロット数の多いATXサイズのASUS製H370マザーボードを購入した。 </p> <p> <del>本当ならばオーバークロックも安心(?)して行えるZ390マザーボードを購入する予定だったが、金銭的な理由により断念・・・。</del> </p> <h3>主記憶装置(メモリ)</h3> <p> 終わらん </p> </body> </html>