1 <p>あれから何度かライブを重ねたが、<br>快活に笑う彼女のパフォーマンスに疲れは見えない<br>むしろ、普段以上に輝いてすら思えてしまうのは、<br>自分の贔屓目だからだろうか?</p> 2 <p>「プロデューサー!、どうだった、私のダンス?」<br>「うん、申し分なかったよ。練習の成果も十分発揮できていた」</p> 3 <p>「本当?やったー!!」<br><br>素直に評価すると彼女は満面の笑みを浮かべ<br>控室の照明に届かんばかりに飛び跳ねた。<br>その姿はまるで主人に褒められて喜ぶ兎のようで<br>自然と彼女の頭に手がのびる。</p> 4 <p>「あと、もう少し。最後の大一番に備えて頑張ろうな?」<br>「はい!」<br></p>