Newer
Older
skip-web / shuzai / kagetsu / kagetsu.html
@Ryu Ryu on 13 Jul 2018 6 KB convert to utf-8
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN"
        "http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd">
<html>
<head>
<title>西洋割烹花月</title>
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="kagetsu.css">
</head>

<body>
<h1>西洋割烹花月</h1>
<h2>取材レポート</h2>

<h3>5/15(金)西洋割烹花月さんに取材に行ってきました!</h3>

<p>午後1時。お店は住宅地にあり、外観はお洒落な一軒家のよう。店に入ると、天上が
高くて開放的な空間が。ホールは食事に来たお客様でいっぱいで、店内は美味しい
香りに包まれていました。席に案内してもらい、気づいたのは、箸、フォーク、
ナイフが両方用意されていること。「西洋割烹」の名のとおり、和と洋の融合が
感じられました。</p>

<p>「日替わりパスタランチ」を注文。しばらくして運ばれてきたのは、アサリ
と水菜のパスタでした。これでもかと入ったアサリは、ふっくらしていて、とて
も美味しいです。オリーブオイルとバターがベースのソースは、アサリの出汁が
加わり、とても香りが良くて食欲をそそります。シャキシャキの水菜をソースと
絡めながら混ぜると、だんだんしんなりしてパスタと良くなじみました。想像以
上のボリュームに大満足!</p>

<h1><img src="kagetsu_one.png"></h1>

<p>食べ終わったら押すように言われていたボタンを押すと、お皿を下げて、紅
茶とデザートを持って来てくれました。今日のデザートはショコラムース、苺と
グレープフルーツのシャーベット。とても華やかな一皿です! ムースはとてもや
わらかく、とてもなめらかでした。甘いショコラは紅茶と良く合います。シャー
ベットも全て自家製だそうです。季節のフルーツを使ったシャーベットは、冷た
くて甘くておいしかったです。</p>

<h1><img src="kagetsu_two.png"></h1>

<p>インタビューに応えてくれたのはオーナーシェフの阿部三喜夫さん。笑顔が
すてきで、質問に丁寧に応えてくださいました。</p>

<h3>1.店の名前の由来を教えてください</h3>
<p>旧平田町の母の実家でやっていた「花月楼」という料理屋に由来しています。
</p>

<h3>2.食材のこだわりを教えてください</h3>
<p>地場ものを使うことです。また、自宅で食べれないものを用意しています。
例えば、鴨肉、羊肉です。お客様は非日常を求めてお店にやってくるので、家で
真似できないような味付けと食材を心掛けています。</p>

<h3>3.なぜこの地にお店を構えたのですか</h3>
<p>生まれは鶴岡ですが、酒田調理師学校に通い、修行時代も酒田だったため、
酒田に人脈があったからです。</p>

<h3>4.日替わりランチはどのように決めているのですか</h3>
<p>約60酒類のランチを入れ換えています。季節を意識した料理にしています。
仕込みはスーシェフ(阿部優樹さん)が担当です。</p>

<h3>5.日替わりランチの一番人気は何ですか</h3>
<p>うちは約9割が女性客となっています。なので、「花月恒例 オムハヤシとス
ペシャルデザート」が一番人気です。スペシャルデザートはシャーベットとケー
キが二つずつ付くので、女性客に大人気です。</p>

<h3>6.お店をやっていて良かったと思うことと、大変だと思うことを教えてください</h3>
<p>お客様が笑顔で帰ってくれる時です。心とお腹が満たされ、幸せな気持ちに
なってもらえるのが嬉しいです。大変なのは、借金を返すことですね(笑) 忙しい
ことは苦に感じません。終わった後の達成感は良いものです。</p>

<h3>7.「こだわらないのがこだわり」とは</h3>
<p>変にこだわりを持つと、考えが偏ってしまうからです。こだわらなければ、
お客様の願いに応え、いろいろなことに対応することができます。出来ることは
なんでもします。例えば親子で来店したときに、子はオシャレなフレンチが良い
けど高齢の親御さんであれば和食が良いということもあるでしょう。うちでは、
和食のコースも用意しています。経験があるために和食とフレンチをしています
が、中華は経験がないためやりません。</p>

<h3>8.サプライズプレートについて教えてください</h3>
<p>誕生日など、何かしらのお祝いの時に、事前に教えていただければ、デザー
トにメッセージ入りのクッキーを付けます。事前に言われなくても、お客様の会
話や雰囲気を感じとって出すこともあります。</p>

<h3>9.日替わりランチ1300円、日替わりパスタランチ1150円。この量でこの値段
はとってもリーズナブルですね!</h3>
<p>お客様が、どのくらいの値段なら食べたいと思うかを良く考えています。例
えば1350円になったら、たった50円の違いなのに「高い」と思うと思います。パ
スタの量に関しては、ライバルはラーメン屋です!(笑)</p>

<h3>10.「情熱」を感じる料理人やお店を教えてください</h3>
<p>私の一番弟子の佐藤とおるです。ホテルリッチの総料理長をしています。あ
きほ町のラルーチェさんもおすすめです。</p>

<h3>11.最後に一言お願いします</h3>
<p>庄内はお客様のレベルが高いです。おいしい食材が多い庄内で、おいしい料
理屋を無意識に選んで食べている。それに伴って、料理人も、レベルが高いです。
レベルを維持するのも、さらに上げるのも、お客様です。</p>

<h1>花月のみなさま、ありがとうございました!!</h1>

</body>
</html>