#!/usr/bin/env ruby
# -*- coding: utf-8 -*-

puts("これは星座辞典です。星座の神話について載っています。")
puts("あなたはどの星座について知りたいですか？")
puts("-春-1:おとめ座2:おおぐま座、こぐま座 -夏-3:いて座4:さそり座
      -秋-5:うお座6:みずがめ座-冬-7:おうし座8:ふたご座")

while true
  print("星座の番号を入力してください：")
  seiza = gets.chomp.to_i
  if seiza == 1
    puts("おとめ座のモデルとなった女神はたくさんいますがこの辞書には正義の女神アストレアの神話を載せます。ギリシャ神話で登場する金の時代には、人々は働かなくても何の不自由もなく暮らすことができていました。ですが時代が変わり銀の時代になると、四季の変化が生じ、人間たちは自分たちで働いて暮らさなければならなくなりました。そのため人間界では戦争があとをたちませんでした。神々が去っていく中、女神アストレアは、人間の可能性を信じて地上に残りました。ですが争いの勢いは増し、とうとう女神アストレアも地上を去りました。その時の天に昇る姿がおとめ座になったそうです。")
    break
  elsif seiza == 2
    puts("おおぐま座のモデルとなったのがカリストこぐま座のモデルとなったのがアルカスです。ことの発端はゼウスがカリストに近づき息子を生ませたのが原因です。ゼウスの妻のヘラはカリストを憎み、カリストを醜いおおぐまへと姿をかえました。それから十数年がたったある日、森の中で息子アルカスはおおぐまになったカリストと出会います。アルカスはカリストをおおぐまとしか思っておらず、おおぐまに槍を打ち込もうとしました。それを見ていたゼウスはアルカスをこぐまにかえてしまいました。そのあと二人は天に飛ばされ星となったそうです。それがおおぐま座とこぐま座になったそうです。")
    break
  elsif seiza == 3
    puts("いて座のモデルとなったのはケンタウロス族のケイローンです。ケイローンは粗野で好色と言われるケンタウロス族の中で賢く知性に溢れた人物でした。ケイローンは医術に優れ、薬草を用いて多くの人の命を救いました。医学だけではなく、他の分野の知識も豊富で、アクスレピオスや勇将アキレスの師としても活躍しました。しかし、ある時、ヘラクレスがケンタウロス族と戦ったときに、ヘラクレスの矢が、誤ってケイローンに刺さってしまいます。この矢には、トビラの毒が塗られていたためケイローンは倒れて毒に苦しみ始めますが不死身だったためしぬことができません。ケイローンは不死身の命をプロメテウスに譲り命を絶ちました。その様子を見ていた大神ゼウスは、その死を嘆き天に上げていて座にしました。それがいて座です。")
    break
  elsif seiza == 4
    puts("さそり座のモデルとなったのはオリオンを刺し殺す大サソリとして登場します。勇者オリオンから求愛された女神アルテミスは、オリオンの目に余る行動に困ってしまいます。そこで女神ガイアに相談して大サソリを刺客としてオリオンに送りました。オリオンは足でサソリを踏み潰そうとしますが、逆に毒針で刺されて息絶えます。その功績がたたえられ、女神ガイアによって天に上げられます。それがさそり座です。")
    break
  elsif seiza == 5
    puts("うお座のモデルとなったのは美の女神アフロディーテと愛の神エロスです。二人がユーフラテス川の岸辺を歩いていると、突然デュポンという大怪物が現れます。慌てた二人は魚の姿になり川に飛び込み難を逃れました。その時二人はお互いがはぐれないようにリボンで結んで川に飛び込んでいました。その二人の魚の姿がうお座です。")
    break
  elsif seiza == 6
    puts("みずがめ座のモデルとなったのは神々にお酒をつぐ美少年ガニュメデスが水がめをもった姿です。ガニュメデスは、トロイア国に住む美しい少年でした。彼の美しさは誰もがうっとり見つめるほどで、若さに輝くガニュメデスの体は黄金に輝いていたといいます。そんなとき天界では英雄ヘラクレスと女神ヘラの娘ヘーベが結婚することになっていました。ヘーベは、オリンポス宮殿で神々にお酒をついでいたので彼女の後継者が必要になりました。そのときゼウスが目を付けたのがガニュメデスでした。ゼウスはガニュメデスをさらい神々の宮殿でお酒をつがせるようになり、夜空には彼を形どった星座が輝くようになりました。それがみずがめ座です。")
    break
  elsif seiza == 7
    puts("おうし座のモデルとなったのは大神ゼウスが化けた姿です。ある時ゼウスは地中海の岸にあるフェニキア王国の王女エウロパが、野原の中で花を摘んでいるのを見つけました。その姿をオリンポスの神殿から見ていたゼウスは真っ白な雄牛に化けてエウロパに近づきます。エウロパは、美しく優しそうな瞳の雄牛にはすっかり気を許してしまいました。そしてエウロパが雄牛の背中に乗ると雄牛はをクレタ島に連れて行ってしまいました。その雄牛の姿がおうし座だそうです。")
    break
  elsif seiza ==8
    puts("ふたご座のモデルとなったのは大神ゼウスとスパルタ国王妃レダの間に生まれた兄弟です。兄カストルは馬術ぼ名手で弟ポルックスは挙闘が得意でした。ポルックスはゼウスの血を多く引き継いでいたので不死身でした。ある日、いとこのイーダスとリュンケウスとの間で、捕まえた牛の群をめぐり、争いが起きました。牛を取り戻そうとしましたが、イーダスに弓矢で射られカストルは死んでしまいます。ポルックスは敵をうちましたが、不死身のため死ねないのでゼウスに自分も死ねるように頼みました。ゼウスはポルックスの命を半分ずつ分け合い、一日おきに地上と冥界で暮すようにしました。友情の印として、ふたごの姿を星座にしたそうです。それがふたご座です。")
    break
  else
    puts("その番号はありません。もう一度お確かめください。")
    redo
  end
end