\documentclass[a4j]{jarticle} % -*- coding: utf-8 -*- \usepackage[dvipdfmx]{graphicx} \usepackage{url} %%タイトル%% \title{趣味} %%著者%% \author{広瀬研究室\\ C1221750 中川和磨} \date{2024年2月26日} \begin{document} \twocolumn[ \maketitle \begin{center} {\bfseries 概要} \end{center} 「十人十色」という言葉がある。考え・好み・性質などが、人によってそれぞれに異なることを意味し、今の時代その考え方が主張されつつある。それは趣味も同じことが言える。人により様々な楽しみがあり、その余暇に時間を使ったりする人は少なくない。以下はその中の一つの例である。 \vspace*{2em} ] \thispagestyle{empty} \section{はじめに} 自己紹介の際「あなたの趣味はなんですか。」と言う、ありきたりな質問をされることが多いのではないだろうか。その質問に我々は当たり障りない回答をするだろう。しかし、好きな事と趣味とは言葉の意味や価値が異なると考える。好きな事は「人や物事に心が強く引かれたり、惹きつけられること。」であり、趣味とは「個人が好きでしている事や、好みの傾向」などの意味がある。その中の趣味について書いていく。 \section{趣味} \subsection{魚釣り(Fishing)} ある一定の人は海釣りが趣味と答える人が少なくない。ではなぜ魚釣りが趣味が多いのかを取り上げる前に、魚釣りの歴史について記述する。 \subsubsection{歴史} 様々な説があるが、最も有力なのが縄文時代からと言われている。しかし、その時代に金属を精錬、加工する技術がないため、動物の骨や貝や石から作られている形跡が見つかっている。また、一日一日安定して食事ができない時代でもあったため、試行錯誤し江戸時代では、釣りが娯楽として流通したと考えられている。ルアーフィッシングの誕生として、「湖で昼食をしていたところ、誤ってスプーンを湖に落としてしまい、慌てて下を覗き込むと、そこにはスプーンに反応を示す魚がいる」これが最も最も有力な説となっている。 \subsubsection{魚釣り人口} 近年、釣り人口が減ってきている。これは「レジャー白書2023」に掲載されている。「レジャー白書」とは、1977年に創刊され、全国調査をもとに日本における余暇の実態を需給双方の視点から総合的・時系列的にとりまとめているものであり、日本生産性本部や書店、ネット書店から購入することができるものである。その中で釣りの人口は下降の一途であり、2022年現在では520万人となっている。しかし、釣具市場は拡大している。以下は、釣り人口と釣具の売れ行きのグラフである。 \begin{figure}[htbp] \begin{center} \includegraphics[width=60mm]{turi.jpeg} \caption{釣り人口と釣具の売れ行き} \end{center} \end{figure} ことから初心者の人が竿やルアーをたくさん所有しているのではなく、川釣りや海釣りで使用する日本ブランドの性能や品質の高さで若者の心を掴むものとなっている。 \subsection{魚釣りが趣味の理由} これまでは、歴史や人口について記したがこの章では釣りを趣味にして良かったと思う5つの理由を示していく。以下の説明は「TSURINEWS」の記事の例である。 \subsection{自然環境に興味が出る} 四季折々釣れる魚が違ってくる。冬の海では、ヒラメ、カレイ、ヒイカなどがある。夏の海では、アカムツ、スズキ、アカハタなどで、夏と冬によって釣れる魚が異なる。また朝、昼、晩によっても釣れる魚が異なってくる。このように季節や時間帯によって変わってくるため、釣れる日があれば釣れない日もある。 \subsection{魚の知識が身につく} 四季折々により、旬の魚が釣れるため、魚の生息域、種類、毒の有無、食べやすさ、食べにくさ、などが知識として得ることができる。また、さばき方により、その魚のくせや旨味について知ることができる。 \subsection{魚料理に興味が出る} 「魚の知識が身につく」にも書いたように、くせや旨味が魚によって変わってくるため、それらを活かした料理を食べる楽しむことができる。魚の料理法として、「焼く、煮る、蒸す、炒める、揚げる、和える、刺し身」などの料理法があり、その魚本来の味を活かすため、釣った魚で料理に興味を持つことが少なくない。 \section{まとめ} 趣味は冒頭で記述した「十人十色」であるように人それぞれ異なる。また、生きていく上で唯一の楽しみでもあり、憩いの場でもある。その他にも、その人がその人であるための基盤となっていると言っても過言ではないほど大切なものだと考える。以上から魚釣りという趣味は、社交性があり、地理についての知識、魚についての知識が身につくものであると考える。 \begin{thebibliography}{99} \bibitem{1}情報・知識&オビニオンimidas,\url{https://imidas.jp/fourchars/detail/X-01-S-12-8-0024.html},(参照2024-02-22). \bibitem{2}TECH CAMPブログ,\url{https://tech-camp.in/note/careerchange/51806/}, (参照2024-02-22). \bibitem{3}「趣味」と「好きな事」の違いとは?分かりやすく解釈,\url{https://meaning-difference.com/?p=31642},(参照2024-02-22). \bibitem{4}【釣りの歴史】をさかのぼってみよう|昔と今では釣りの目的が違う?,\url{https://wild-scene.com/blog/10913/},(参照2024-02-22). \bibitem{5}OPRI海洋政策研究所,\url{https://www.spf.org/opri/newsletter/525_2.html},(参照2024-02-22). \bibitem{6}釣り人口は520万人へ減り、釣具市場規模は拡大(レジャー白書2023),\url{https://nehori.com/nikki/2024/01/10/post-55276/},(参照2024-02-22). \bibitem{7}TSURINEWS,\url{https://tsurinews.jp/204945/},(参照2024-02-22). \bibitem{8}冬の釣り【真冬でも釣れる魚はコレ】釣れなくなる理由と釣るためのコツをおさらい!,\url{https://tsurihack.com/1257},(参照2024-02-22). \bibitem{9}Honda釣り倶楽部,\url{https://www.honda.co.jp/fishing/picture-book/season/summer/},(参照2024-02-22). \bibitem{10}ウォールド君のお魚大百科,\url{https://www.yoshoku.or.jp/onepoint/},(参照2024-02-22). \end{thebibliography} \end{document}