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2021-ryuto / paper / c118077-thesis.tex
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%% タイトル %%
\title{卒論書き始め}

%% 著者 %%
\author{広瀬研究室\\C1180778 北島龍人}

%% 日付 %%
\date{\today}

\begin{document}
\maketitle
%% 目次 %%
\tableofcontents
\clearpage

%% 本文 %%
\section{第1章}
これから書く

\section{第2章}
\subsection{民族芸能・伝統芸能をモーションキャプチャで記録する(玉本英夫)}
\subsubsection{ポイント}
民俗芸能・伝統芸能は時代に適応しつつ形を変えながら伝えられてきた貴重な無形文化財である。
一度失伝舌芸能の復活は極めて難しい。民俗芸能・伝統芸能の踊りの伝承を支援するためにモーションキャプチャで記録・保存する方法を検討してきた。
さらにCGアニメーション技術を使用して、踊りの動きを再現する方法を提案した。\\

\subsection{黒川能のディジタル化を通した民俗芸能の踊り継承の新手法(玉本英夫・唐栄)}
\subsubsection{ポイント}
農民によって500年余継承されてきた黒川能。
民俗芸能として祭事の中の神事能として継承してきたとことから独自の能を展開している。
黒川能の12演目をモーションキャプチャし、CGアニメーションを作成。
衣装、小道具、舞台、楽曲などはビデオの方が優れているため、ビデオ映像と連携させた記録・保存手法の提案をした。

\subsubsection{課題点}
ここで使用されたモーションキャプチャはXsensMVNとPerception Neuronであり、それぞれ約300万円、30万円と高額である。
\\芸能を継承している本人たちがモーションキャプチャを容易に扱うことができない。\\

\subsection{YOSAKOIソーランの舞踏記譜法のデザイン(丹羽 みずほ・木村 健一)}
\subsubsection{ポイント}
よさこいソーランの振付を記録する舞踏記譜法(きふほう)は確率されておらず、各チームで独自の方法が撮られている。
身体の図解を手書きで記録し、図形エディターで舞踏記譜法を制作した。
舞踏記譜法は一定時の静止した構造として共時的に記録する。
最後に踊り手が理解できるか評価した。\\

\subsubsection{課題点}
手書きで舞踏記譜法を記録しその後に図解エディターで制作するため、非効率である。\\
共時的な記録をとるため、継続した記録等は保存できない。

\subsubsection{YOSAKOI ソーラン}
YOSAKOI ソーラン祭りは、高知県の「よさこい祭り」をルーツに1992年、よさこい祭りの「鳴子」と北海道の民謡「ソーラン節」がミックスされ誕生した。この祭りは1992年、参加チーム10チーム参加者1000人、観客動員数20万人から始まった。今も、開催会場が各地域のボランティアによって運営されるなど、参加チームを含めた多くの市民の協力により、毎年祭りを開催することができている。\\
YOSAKOI ソーランの基本ルールを以下に示す。
\begin{itemize}
\item 手に鳴子を持って踊ること
\item 曲にソーラン節のフレーズを入れること
\end{itemize}
以上のルール以外の、踊り・曲・衣装等はチームの自由である。

\subsubsection{鳴子}
もともとは田畑に吊るして音で鳥を追い払うために使用されていたもの。高知よさこい祭りで踊りの中に取り入れられて以来、いまや全国のYOSAKOI関連の祭りでも欠かせない象徴的な道具となった。

\subsubsection{ソーラン節}
北海道民謡の一つ。北海道の漁師が昔ニシン漁の際に歌った労働歌。「ヤーレンソーラン」の歌に合わせて、綱引きや網あげの力強さを表現している。

\section{第3章}
民俗芸能・伝統芸能は人々の生活に密着し、時代に適応しつつ形を変えながら伝えられてきた。
しかしながら地方の過疎化、少子高齢化に伴って後継者不足が問題となっている。
踊りを記録・継承することはいつの時代でも行われており、その方法には文章、写真、ビデオ、モーションキャプチャなどがある。
しかし、ビデオでの撮影はデータが大きく、ストレージの容量が足りなくなってしまう。
また、踊りを記録するために高額なカメラやモーションキャプチャの装置を購入しなければならない。\\
民族芸能・伝統芸能の一種であるYOSAKOIソーランは振り付けを記録する舞踊記譜法は確立されておらず,各チームで独自の方法が取られている.
独自の方法での継承によって振り付けが正確に継承されず、復元が困難になる踊りが存在する。
本研究ではスマートフォンやタブレット等のモバイル端末のカメラを利用し、民族芸能・伝統芸能等の踊りを記録・保存するシステムの構築を目的とする。
また、YOSAKOIソーランの踊りを正確で容易に記録・保存できるかを検討する。

\section{第4章}
これから書くよ。

\begin{thebibliography}{99}
\bibitem{soumu} 総務省."情報通信機器の保有状況".総務省.
\url{https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd232110.html},(2020.11.10).
\bibitem{kiroku} 玉本英夫."民俗芸能・伝統芸能をモーションキャプチャで記録する".文部科学省私立大学研究ブランディング事業 日本遺産を誇る山形県庄内地方を基盤とした地域文化とIT技術の融合による伝承環境研究の展開.2019(平成 29 年度~平 成 31 年度),pp. 23-29.
\bibitem{kurokawa} 玉本英夫,唐栄."黒川能のディジタル化を通した民俗芸能の踊り継承の新手法".東北公益文科大学総合研究論集:Forum 21.2020,pp.87-97.
\bibitem{miurasensei} 三浦彰人."深度カメラと姿勢推定モデルを用いた3Dキャラクターリアルタイムモーションシステムの開発".東北公益文科大学総合研究論集:Forum 21.2020,pp.99-107.
\bibitem{kifuhou} 丹羽みずほ,木村健一."YOSAKOI ソーランの舞踊記譜法のデザイン".日本デザイン学会 第63回研究発表大会.一般社団法人 日本デザイン学会.2016,pp382-383.
\bibitem{yosakoi} 一般社団法人YOSAKOIソーラン祭り組織委員会."YOSAKOIソーラン祭り 公式ホームページ".YOSAKOIソーラン祭り 公式サイト.
\url{https://www.yosakoi-soran.jp/},(2021.10.26).
\end{thebibliography}

\end{document}