誰でも読めるWebページを目指す

2.依存に注意する

現在、Webページを見ることが出来る機器には

などがある。

しかし、Windowsでしか見れない文字や、見る機器の種類によっては充分に Webを見ることが出来ないようなWebの書き方もある。そのような点に注意しなけ れば、限定された人しかみることが出来なくなってしまうので注意しなければな らない。

機種依存文字

Windowsでしか読み書き出来ない文字があるのでこれを使わないように注意す る。例えば1、2、3....の数字のまわりに丸がついた文字がある。これはたとえ ばMacintoshでは月、火、水のように見えたりする。また、ローマ数字のI、IIを 一文字で表す文字があるが、これは全く読めない文字になることがあるのでこれ も使用することは避けたい。また、半角カタカナもブラウザによって文字化けし てしまうので使用は控えるべきである。

機種依存文字の一例: 機種依存文字の画像

ブラウザ依存

ブラウザにはIE(Internet Explorer)やNN(Netscape Navigator)などを 始めとして、数多くのブラウザが存在する。中には、w3mのようなテキストベー スwwwブラウザもある。HTMLの記述が同じであればどのブラウザを見ても同じよ うに見えれば苦労はしないのだが、実際はそうはいかない。HTMLの記述が同じで も、利用するブラウザによってWebページの表示が異なる場合がある。レイアウ トが少々崩れるくらいならまだいいが、レイアウトが見るのが困難なくらい変わっ てしまうこともあるので、それぞれの表示具合を確かめながら記述する必要があ るので充分に注意をしたい。

また、ブラウザ依存のタグとして

などが有名である。また、ブラウザ依存にはならないのだが注意を払わなけ ればならないものとしてframe機能がある。frameは便利な機能だが、使い方を間 違えるとノートパソコンなどの狭い画面では非常に見にくいものになってしまう。 もし、どうしてもframe機能を使いたい場合は依存のないように気を付けよう。 noframeなどの回避方法もあるが、w3mのようなテキストベースのブラウザでは意 味がなく根本的な解決には至らない。


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