1.1 --- a/help/YATEXHLP.jp	Fri May 06 21:15:50 1994 +0000
     1.2 +++ b/help/YATEXHLP.jp	Mon May 16 09:30:52 1994 +0000
     1.3 @@ -21,16 +21,20 @@
     1.4  roman		小文字のローマ数字
     1.5  Roman		大文字のローマ数字
     1.6  
     1.7 +shortstack
     1.8 +\shortstack[場所]{重ねて\\表示する\\内容}
     1.9 +{}内の内容を\\で区切られた単位毎に積み重ねて表示する。
    1.10 +[場所]は、l(左寄せ)、c(センタリング)、r(右寄せ)のいずれか。
    1.11 +
    1.12 +newlength
    1.13 +\newlength{NAME}
    1.14 +NAMEという長さコマンドを新たに宣言する。
    1.15 +
    1.16  addtolength
    1.17  \addtolength{長さコマンド}{数値}
    1.18  第1引数の長さを第2に引数の数値を足す。
    1.19  代表的なスタイルパラメータについては \setlength の項を参照せよ。
    1.20  
    1.21 -shortstack
    1.22 -\shortstack[場所]{重ねて\\表示する\\内容}
    1.23 -{}内の内容を\\で区切られた単位毎に積み重ねて表示する。
    1.24 -[場所]は、l(左寄せ)、c(センタリング)、r(右寄せ)のいずれか。
    1.25 -
    1.26  setlength
    1.27  \setlength{長さコマンド}{数値}
    1.28  第1引数の長さを第2に引数の数値に設定する。
    1.29 @@ -42,6 +46,8 @@
    1.30  \parindent	\baselineskip	\baselinestretch \parskip
    1.31  \columnsep	\columnseprule	\mathindent
    1.32  
    1.33 +settowidth{\NAME}{TEXT}
    1.34 +\hbox{TEXT}の出力結果と同じ幅に長さ\NAME をセットする。
    1.35  
    1.36  evensidemargin
    1.37  \setlength{\evensidemargin}{1em}
    1.38 @@ -514,13 +520,315 @@
    1.39   \item[*] のようにオプション引数をつけるとそれがラベルとなる。
    1.40  \end{list}
    1.41  
    1.42 -  list環境の体裁を制御する変数には以下のものがある。
    1.43 +  list環境の体裁を制御する変数には以下のものがある(括弧内は既定値)。
    1.44  水平方向:
    1.45 -\labelwidth	\labelsep	\leftmargin	\rightmargin	\itemindent
    1.46 -\linewidth	\listparindent
    1.47 +\labelwidth	itemのラベルの幅
    1.48 +\labelsep	ラベルの右端と最初のアイテムのテキストとの間隔
    1.49 +\leftmargin	list環境内での左マージン
    1.50 +\rightmargin	同右マージン (0pt)
    1.51 +\itemindent	itemの直前に加えられるインデント幅 (0pt)
    1.52 +\linewidth	一行の幅
    1.53 +\listparindent	各パラグラフの先頭のインデント(ただし\itemの付いている先
    1.54 +		頭のパラグラフを除く)(0pt)
    1.55 +
    1.56  垂直方向:
    1.57 -\topsep		\partopsep	\itemsep	\parsep
    1.58 -
    1.59 +\topsep		list環境に入る前のパラグラフと最初のitemとの間隔
    1.60 +\partopsep	list環境で新しいパラグラフをはじめる時に\topsepに加えら
    1.61 +		れる付加的な間隔
    1.62 +\itemsep	連続するitemどうしの間隔
    1.63 +\parsep		一つのitem内でのパラグラフどうしの間隔
    1.64 +
    1.65 +itemize
    1.66 +\begin{itemize} \item アイテム1 ... \item アイテムn \end{itemize}
    1.67 +項目を列挙するための環境。
    1.68 +最大4つまでネストできる。
    1.69 +各レベルのitemの頭につく記号は、\labelitemi, \labelitemii,
    1.70 +\labelitemiii, \labelitemiv で制御される。
    1.71 +
    1.72 +enumerate
    1.73 +\begin{enumerate} \item アイテム1 ... \item アイテムn \end{enumerate}
    1.74 +項目を番号つきで列挙するための環境。
    1.75 +最大4つまでネストできる。
    1.76 +各レベルのitemの頭につく番号は、enumi, enumii, enumiii, enumiv
    1.77 +が保持していて、各itemのラベルは、\labelenumi, ..., \labelenumiv
    1.78 +で生成される。また、\p@enumN\theenumN は \ref値を設定する。
    1.79 +(Nはレベルの深さ。\ref値については\refの説明を参照せよ)
    1.80 +たとえば
    1.81 +\def\theenumii{\alph{enumii}}
    1.82 +\def\p@enumii{\theenumi\theenumii}
    1.83 +\def\labelenumii{(\theenumii)}
    1.84 +とすると \ref値が 3a などのように設定される。
    1.85 +
    1.86 +makebox
    1.87 +\makebox[WID][POS]{オブジェクト}	\makebox(X,Y)[POS]{オブジェクト}
    1.88 +第1の書式では、オブジェクトをWIDで指定した幅として、\hbox 内の
    1.89 +POSで指定した場所配置する。POSにlを指定すると左寄せ、rを指定すると右寄せ、
    1.90 +何も指定しないとセンタリングされる。
    1.91 +第2の書式では、大きさ(X,Y)の(\unitlengthを基準とする)\hbox にオブジェク
    1.92 +トを配置する。配置位置POSは第1の書式と同様。
    1.93 +
    1.94 +mbox
    1.95 +\mbox{オブジェクト}
    1.96 +\makebox{オブジェクト}と同じ。
    1.97 +
    1.98 +newsavebox
    1.99 +\newsavebox{\CMD}
   1.100 +新規のボックス保存用コマンドを定義する。\CMDは \savebox コマンドで
   1.101 +ボックスを保存するために使う。\newsaveboxで宣言したコマンド名は
   1.102 +常にグローバルとなる。
   1.103 +
   1.104 +savebox
   1.105 +\savebox{\CMD}{テキスト}
   1.106 +ボックスを組む内容である「テキスト」の結果を\CMDに保存する。
   1.107 +「テキスト」は \makebox への引数と全く同じであるが、「テキスト」を
   1.108 +処理した結果はその場に表示はしない。\usebox{\CMD}により処理したボックス
   1.109 +が置かれる。
   1.110 +
   1.111 +sbox
   1.112 +\sbox{\CMD}{テキスト}
   1.113 +\saveboxと同じ。sboxはrobust, saveboxはfragile
   1.114 +
   1.115 +framebox
   1.116 +\framebox{オブジェクト}
   1.117 +「オブジェクト」に枠をつけて\makeboxと同様の処理をする。
   1.118 +枠の線の太さは \framerule、オブジェクトとの間隔は \framesep で決まる。た
   1.119 +だしpicture環境で \framebox(X,Y){オブジェクト}とした場合は、picture環境
   1.120 +用の線の太さに従い、外枠とオブジェクトとの間隔は空けられない。
   1.121 +
   1.122 +fbox
   1.123 +\fbox{オブジェクト}
   1.124 +\framebox{オブジェクト}と同じ。
   1.125 +\fboxはrobust, \frameboxはfragile
   1.126 +
   1.127 +parbox
   1.128 +\parbox[POS]{WIDTH}{TEXT}
   1.129 +TEXTをWIDThの幅で組んでボックスを作成する。ボックスの位置はPOSによって
   1.130 +c : センタリング(デフォルト)
   1.131 +b : ボックスの一番下の線が現テキストのラインに合う
   1.132 +t : ボックスの一番上の線が現テキストのラインに合う
   1.133 +のように決められる。\parboxではパラメータが以下のようにリセットされる。
   1.134 +
   1.135 +\parskip          = 0pt
   1.136 +\linewidth        = \hsize
   1.137 +\@totalleftmargin = 0pt
   1.138 +\leftskip         = 0pt
   1.139 +\rightskip        = 0pt
   1.140 +\@rightskip       = 0pt
   1.141 +\parfillskip      = 0pt plus 1fil
   1.142 +\lineskip         = \normallineskip
   1.143 +\baselineskip     = \normalbaselineskip
   1.144 +
   1.145 +minipage
   1.146 +\begin{minipage}[pos]{WIDTH}  TEXT   \end{minipage}
   1.147 +\parbox とほぼ同様WIDTHの幅のTEXTをボックスとして組む。ボックスの位置は
   1.148 +POSによって
   1.149 +c : センタリング(デフォルト)
   1.150 +b : ボックスの一番下の線が現テキストのラインに合う
   1.151 +t : ボックスの一番上の線が現テキストのラインに合う
   1.152 +のように決められる。
   1.153 +parboxと違い、TEXTは通常のパラグラフとして組まれる。
   1.154 +
   1.155 +rule
   1.156 +\rule[RAISED]{WIDTH}{HEIGHT}
   1.157 +幅 WIDTH x 高さ HEIGHT の罫線を作る。RAISEDが指定された場合、その分だけ
   1.158 +上に上げられる。
   1.159 +
   1.160 +underline
   1.161 +\underline{TEXT}
   1.162 +TEXTに下線をつけて表示。
   1.163 +
   1.164 +raisebox
   1.165 +\raisebox{DISTANCE}[HEIGHT][DEPTH]{BOX}
   1.166 +BOXをDISTANCEだけ上げて組む。
   1.167 +HEIGHT, DEPTH を指定すると、TeXから見たBOXの「高さ」と「深さ」
   1.168 +(註:これらについてはTeXBookなどを参照のこと)
   1.169 +を HEIGHT, DEPTH に指定する。
   1.170 +
   1.171 +tabbing
   1.172 +\begin{tabbing} \= text1.1 \= text1.2 \\ \> text2.1 \> text2.2 \end{tabbing}
   1.173 +桁揃えを行う環境を作る(入れ子不可)。例えば、
   1.174 +\begin{tabbing}
   1.175 + \= 項目1 \hspace*{2em} \= 項目2 \hspace*{3em}	\= 項目3 \\
   1.176 + \> いろは		\> にほへ		\> とちり \+ \\
   1.177 + 			\> ぬるを		\> わかよ \\
   1.178 +			\> たれそ \- \\
   1.179 + \> つねな		\> らむう		\> ゐのお
   1.180 +\end{tabbing}
   1.181 +上のtabbing環境は以下のように3つのタブ位置で組まれる。
   1.182 +  (1番目)   (2番目)     (3番目)
   1.183 +   いろは    にほへ      とちり
   1.184 +             ぬるを      をかよ
   1.185 +             たれそ
   1.186 +   つねな    らむう      ゐのお
   1.187 +        \2em/      \3em/
   1.188 +tabbing環境におけるタブ位置操作コマンドは以下の通り(nは1から):
   1.189 +\=	n番目のタブ位置を現在位置に設定しタブカウンタ(n)を1進める
   1.190 +\\	改行してタブカウンタをリセットする(n=1)
   1.191 +\>	位置をn番目のタブ位置に設定し、カウンタを1進める
   1.192 +\+	次の行のタブカウンタの初期値に1加える \+ \\ とすると次の行の最初
   1.193 +	の \> は2番目のタブ位置を示す. \+ を複数書くとその数だけタブカウ
   1.194 +	ンタの初期値が増える
   1.195 +\-	\+とは逆に、次の行のタブカウンタの初期値から1引く
   1.196 +\<	一つ前のタブカウンタに戻ってそのタブ位置をセット. 行頭のみ
   1.197 +\'	\'以降を通常のタブ位置より \tabbingsep 分だけ右寄せして出力
   1.198 +\`	\`以降のテキストをすべて右寄せして出力
   1.199 +\pushtabs それまで用いていたタブストップ位置を全てpush
   1.200 +\poptabs  それまで用いていたタブストップ位置を全てpop. \pushtabs と 
   1.201 +	\poptabs は必ず対になっていなければならない. 入れ子可
   1.202 +\aX	Xは = か ' か `   tabbing環境でない通常のアクセントは
   1.203 +	\a= \a' \a` で表わす
   1.204 +\kill	現在行のテキストは出力せずタブ設定だけ解釈する
   1.205 +
   1.206 +array
   1.207 +\begin{array}{プリアンブル} C1 & C2 & .. & Cn \\ D1 ... \end{array}
   1.208 +(数式などによる)配列を作成する。行列などは array 環境で作成する。
   1.209 +詳しい説明は tabular 環境を参照。
   1.210 +
   1.211 +tabular
   1.212 +\begin{tabular}{プリアンブル} C1 & C2 & .. & Cn \\ D1 ... \end{tabular}
   1.213 +表を作成する。
   1.214 +【プリアンブル】
   1.215 +c		カラムを一つ指定し、そのカラムをセンタリング
   1.216 +l		カラムを一つ指定し、そのカラムを左寄せ
   1.217 +r		カラムを一つ指定し、そのカラムを右寄せ
   1.218 +@{表現}		「表現」をカラム毎に挿入する。これを指定すると
   1.219 +		\arraycolsep や \tabcolsep のスペーシングは抑制される
   1.220 +*{N}{PRE}	PREを N 回書いたのと同様の作用
   1.221 +p{LEN}		そのカラムをLENの長さのparboxエントリとして作成する
   1.222 +
   1.223 +【array, tabular 環境で使えるコマンド】
   1.224 +\multicolumn{N}{FORMAT}{ITEM}
   1.225 +		現在のカラムを含めNこのカラムをFORMATに従ったITEMで埋める
   1.226 +		FORMATはl,r,cのうち(最大)ひとつ
   1.227 +\vline		そのカラムに縦線を引く. 縦線の位置はそのカラムに指定され
   1.228 +		ている l, r, c によって決まる
   1.229 +\hline		行間に水平線を引く. 環境の最初のエントリの直前、もしくは
   1.230 +		\\ の直後に来なければならない. もし \hline を続けて指定
   1.231 +		すると\doublerulesep 分の空白が空けられる(標準では罫線の
   1.232 +		箱自体が分割されてしまう)
   1.233 +\cline{i-j}	i番目からj番目のカラムに横線を引く. \hlineと同様
   1.234 +\extracolsep{W}	@表現の中で用いると、幅Wのスペースをそれ以降の全てのカラ
   1.235 +		ムの左側に加える
   1.236 +
   1.237 +
   1.238 +
   1.239 +以下の例を参照せよ。
   1.240 +
   1.241 +\LaTeX 表記					印刷形式
   1.242 +\begin{array}{ccr}
   1.243 + x+y+z	& a_1	&  1 \\				x+y+z  a1    1
   1.244 + x+z	& a_2	&  21 \\			 x+z   a2   21
   1.245 + y	& a_3	&  321				  y    a3  321
   1.246 +\end{array}
   1.247 +
   1.248 +\[ \left(
   1.249 + \begin{array}{cccc}
   1.250 +  a_{11}  & a_{12}  & \dots & a_{1n} \\		/ a11 a12 ... a1n \
   1.251 +  a_{21}  & a_{22}  & \dots & a_{2n} \\		| a21 a22 ... a2n |
   1.252 +  \vdots  & \vdots  & \ddots& \vdots \\		|  :   :  \.   :  |
   1.253 +  a_{n1}  & a_{n2}  & \dots & a_{nn}		\ an1 an2 ..: ann /
   1.254 + \end{array} 
   1.255 +\right)\]
   1.256 +
   1.257 +array環境を \right( \left) で囲むと配列自体を大きな括弧で括る。同様に、
   1.258 +\right\{ \left\} で配列を中括弧で、\right[ \left] で配列を大括弧で、
   1.259 +\right| \left| で配列をノルム記号(絶対値記号)で括ることができる。
   1.260 +\right の数と \left の数は必ず同じでなければならないが、\right( \left] 
   1.261 +のように括弧の種類は違ってもよい。\right. のように . をつけると見えない
   1.262 +括弧が出力される。
   1.263 +
   1.264 +\[ 答 \cdots \left\{					/
   1.265 +	\begin{array}{ccc}				|  x = 5
   1.266 +	 x & = & 5 \\				答 ... <
   1.267 +   	 y & = & 3					|  y = 3
   1.268 +	\end{array} \right. \]				\
   1.269 +
   1.270 +array環境を制御する変数には以下のものがある:
   1.271 +\arraycolsep    : array環境の各カラム間の間隔の半分
   1.272 +\tabcolsep      : tabular環境の各カラム間の間隔の半分
   1.273 +\arrayrulewidth : 罫線の幅
   1.274 +\doublerulesep  : array, tabular環境での隣接した罫線(二重罫線?)間の間隔
   1.275 +\arraystretch   : \baselinestretch と同様行間スペースの比率を決める
   1.276 +		  \renewcommandで再定義する
   1.277 +
   1.278 +tabular*
   1.279 +\begin{tabular*}{幅}{プリアンブル} ... \end{tabular*}
   1.280 +幅を指定してtabular環境を作成。
   1.281 +この幅を充填するだけのスペースをプリアンブルの \extracolsep{} コマンドで
   1.282 +確保する。
   1.283 +\begin{tabular*}{10em}[b]{|c@{\extracolsep{\fill}}|c|c|}
   1.284 + \hline
   1.285 + a & b & c \\ \hline
   1.286 + 1 & 2 & 3
   1.287 +\end{tabular*}
   1.288 +tabular環境の説明を参照のこと。
   1.289 +
   1.290 +picture
   1.291 +\begin{picture}(WIDTH,HEIGHT)(X,Y) ..contents.. \end{picture}
   1.292 +幅WIDTH, 高さHEIGHT の描画ボックスを作成。このボックスの左下の座標は
   1.293 +(X,Y) となる(省略すると(0,0))。これらの引数の数値を含め、picuture環境の
   1.294 +数値は \unitlength に対する相対値であらわされる。\unitlength の既定値は
   1.295 +1pt.
   1.296 +今時picture環境じゃないと思うので用法しか書かないよーん。
   1.297 +
   1.298 +【コマンド】
   1.299 +\put(X座標,Y座標){描画オブジェクト}
   1.300 +\multiput(X座標,Y座標)(Xの増分,Yの増分){繰り返し回数}{描画オブジェクト}
   1.301 +【描画オブジェクト】
   1.302 +\makebox(X座標,Y座標)[POS]{テキスト}		(箱)
   1.303 +\framebox(X座標,Y座標)[POS]{テキスト}		(枠付きの箱)
   1.304 +\dashbox(X座標,Y座標)[POS]{テキスト}		(破線枠付きの箱)
   1.305 +(以上POS = l, r, b, t)
   1.306 +\line(ΔX,ΔY){水平方向の長さ}			(直線)
   1.307 +\vector(ΔX,ΔY){水平方向の長さ}		(矢印)
   1.308 +(ΔX,ΔY = ±1, ±2, ..., ±6 で互素, それぞれ基準は始点)
   1.309 +\shortstack[POS]{一行\\二行\\三行}
   1.310 +\circle{直径}					(円)
   1.311 +\circle*{直径}					(塗り潰した円)
   1.312 +(それぞれ基準は円の中心, 最大直径は40pt, 15pt)
   1.313 +\oval(直径X,直径Y)[POS]				(楕円風 POS = l, r, t, b)
   1.314 +\frame{描画オブジェクト}
   1.315 +\thinlines, \thicklines				(細,太線を選ぶ)
   1.316 +\linethickness{太さ}
   1.317 +
   1.318 +newtheorem
   1.319 +\newtheorem{NAME}{TEXT}[COUNTER]	\newtheorem{NAME}[OLDNAME]{TEXT} 
   1.320 +定理型の新しい環境「NAME」を定義する。
   1.321 +TEXT	定理番号のキャプションとして出される文字列
   1.322 +COUNTER	NAMEのカウンタの親となるカウンタ名. 通常section.
   1.323 +第2の形式では OLDNAME と同じカウンタ形式を使うことを指示する。
   1.324 +NAME環境のカウンタ形式は \theNAME コマンドを再定義する。これのデフォルトは
   1.325 +\theCOUNTER.\arabic{NAME}
   1.326 +
   1.327 +title
   1.328 +\title{タイトル}
   1.329 +\maketitleコマンドで出力するタイトル名を設定する。
   1.330 +
   1.331 +author
   1.332 +\author{著者名}
   1.333 +\maketitleコマンドで出力する日付を設定する。
   1.334 +複数の著者を書くときは \and で区切って名前を書く。
   1.335 +
   1.336 +date
   1.337 +\date{日付}
   1.338 +\maketitleコマンドで出力する著者名を設定する。
   1.339 +\date を省略するとタイプセットした日の日付が出力される。
   1.340 +
   1.341 +thanks
   1.342 +\thanks{脚注}
   1.343 +タイトル中(\title, \author, \date)での脚注(謝辞や住所など)の出力を行う。
   1.344 +
   1.345 +maketitle
   1.346 +\maketitle
   1.347 +タイトルを出力する。document環境中で宣言されなければならない。
   1.348 +
   1.349 +part
   1.350 +\part{第?部のタイトル}
   1.351 +
   1.352 +
   1.353 +chapter
   1.354 +\chapter{章のタイトル}
   1.355 +
   1.356  
   1.357  verb
   1.358  \verb#内容#

     2.1 Binary file yatex.el has changed

     3.1 --- a/yatex.new	Fri May 06 21:15:50 1994 +0000
     3.2 +++ b/yatex.new	Mon May 16 09:30:52 1994 +0000
     3.3 @@ -1,6 +1,14 @@
     3.4  	Yet Another tex-mode for Emacs
     3.5  	yatex.el 各バージョンの変更点について。
     3.6  
     3.7 +1.49	YaTeX::newcommand において \newcommand の引数0個の時は maketitle 
     3.8 +	型用の辞書を更新するようにした。
     3.9 +	テンポラリ辞書を格納する変数を buffer-local に。
    3.10 +	YaTeX-nervous のデフォルト値を t にした。
    3.11 +	ユーザが新規コマンドのテンポラリ辞書への追加を指示した時には、テ
    3.12 +	ンポラリ辞書ファイルがなくても作成するようにした。
    3.13 +	YaTeX-typeset-region の bug-fix.
    3.14 +
    3.15  1.48	[prefix] ? の YaTeX-help でカーソル位置の LaTeX コマンドのヘルプ
    3.16  	が出るようにした(ヘルプ内容は未完成)。
    3.17  	begin 型補完全般でのインデント調整処理の改善。

     4.1 --- a/yatexadd.el	Fri May 06 21:15:50 1994 +0000
     4.2 +++ b/yatexadd.el	Mon May 16 09:30:52 1994 +0000
     4.3 @@ -2,7 +2,7 @@
     4.4  ;;; YaTeX add-in functions.
     4.5  ;;; yatexadd.el rev.8
     4.6  ;;; (c )1991-1994 by HIROSE Yuuji.[yuuji@ae.keio.ac.jp]
     4.7 -;;; Last modified Sat May  7 06:09:39 1994 on pajero
     4.8 +;;; Last modified Sun May 15 18:00:12 1994 on 98fa
     4.9  ;;; $Id$
    4.10  
    4.11  (provide 'yatexadd)
    4.12 @@ -15,16 +15,26 @@
    4.13    "*Your favorite default rule format."
    4.14  )
    4.15  (defun YaTeX:tabular ()
    4.16 -  "YaTeX add-in function for tabular environment."
    4.17 -  (let (bars (rule "") (j 0) (loc (YaTeX:read-position "tb")))
    4.18 -    (setq bars (string-to-int (read-string "Number of `|': ")))
    4.19 +  "YaTeX add-in function for tabular environment.
    4.20 +Notice that this function refers the let-variable `env' in
    4.21 +YaTeX-make-begin-end."
    4.22 +  (let ((width "") bars (rule "") (j 0) loc)
    4.23 +    (if (string= env "tabular*")
    4.24 +	(setq width (concat "{" (read-string "Width: ") "}")))
    4.25 +    (setq loc (YaTeX:read-position "tb")
    4.26 +	  bars (string-to-int (read-string "Number of `|': ")))
    4.27      (if (> bars 0)
    4.28  	(while (< j bars) (setq rule (concat rule "|")) (setq j (1+ j)))
    4.29        (setq rule YaTeX:tabular-default-rule))
    4.30      (setq rule (read-string "rule format: " rule))
    4.31  
    4.32      (message "")
    4.33 -    (format "%s{%s}" loc rule))
    4.34 +    (format "%s%s{%s}" width loc rule))
    4.35 +)
    4.36 +(fset 'YaTeX:tabular* 'YaTeX:tabular)
    4.37 +(defun YaTeX:array ()
    4.38 +  (concat (YaTeX:read-position "tb")
    4.39 +	  "{" (read-string "Column format: ") "}")
    4.40  )
    4.41  
    4.42  (defun YaTeX:read-position (oneof)
    4.43 @@ -84,6 +94,11 @@
    4.44    "%\n{} %default label\n{} %formatting parameter"
    4.45  )
    4.46  
    4.47 +(defun YaTeX:minipage ()
    4.48 +  (concat (YaTeX:read-position "cbt")
    4.49 +	  "{" (read-string "Width: ") "}")
    4.50 +)
    4.51 +
    4.52  ;;;
    4.53  ;;Sample functions for section-type command.
    4.54  ;;;
    4.55 @@ -356,9 +371,18 @@
    4.56        (if (and (stringp command)
    4.57  	       (string< "" command)
    4.58  	       (y-or-n-p "Update user completion table?"))
    4.59 -	  (YaTeX-update-table
    4.60 -	   (if (> argc 1) (list command argc) (list command))
    4.61 -	   'section-table 'user-section-table 'tmp-section-table))
    4.62 +	  (cond
    4.63 +	   ((= argc 0)
    4.64 +	    (YaTeX-update-table
    4.65 +	     (list command)
    4.66 +	     'singlecmd-table 'user-singlecmd-table 'tmp-singlecmd-table))
    4.67 +	   ((= argc 1)
    4.68 +	    (YaTeX-update-table
    4.69 +	     (list command)
    4.70 +	     'section-table 'user-section-table 'tmp-section-table))
    4.71 +	   (t (YaTeX-update-table
    4.72 +	       (list command argc)
    4.73 +	       'section-table 'user-section-table 'tmp-section-table))))
    4.74        (message "")
    4.75        def				;return command name
    4.76        ))

     5.1 --- a/yatexprc.el	Fri May 06 21:15:50 1994 +0000
     5.2 +++ b/yatexprc.el	Mon May 16 09:30:52 1994 +0000
     5.3 @@ -2,7 +2,7 @@
     5.4  ;;; YaTeX process handler.
     5.5  ;;; yatexprc.el
     5.6  ;;; (c )1993-1994 by HIROSE Yuuji.[yuuji@ae.keio.ac.jp]
     5.7 -;;; Last modified Thu May  5 17:33:04 1994 on 98fa
     5.8 +;;; Last modified Fri May 13 01:22:54 1994 on 98fa
     5.9  ;;; $Id$
    5.10  
    5.11  (require 'yatex)
    5.12 @@ -565,7 +565,7 @@
    5.13      (if (setq b-in (YaTeX-get-builtin "!"))
    5.14  	(setq main-file (YaTeX-guess-parent b-in)))
    5.15      (if YaTeX-parent-file
    5.16 -	(setq main-file YaTeX-parent-file))
    5.17 +	(setq main-file (get-file-buffer YaTeX-parent-file)))
    5.18      (if (YaTeX-main-file-p)
    5.19  	(if (interactive-p) (message "I think this is main LaTeX source.") nil)
    5.20        (cond