yatex

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author HIROSE Yuuji <yuuji@gentei.org>
date Thu, 31 May 2018 09:53:11 +0900
parents 130c104fe22e
children
line source
1 ----------------------------------------------------------------------------
2 『野鳥』
3 クイックリファレンス
4 ----------------------------------------------------------------------------
7 【注意】
9 野鳥では、prefix キーをカスタマイズできるため(標準ではC-c)これを
10 [prefix] と表記します。C-c のまま変更していない場合、[prefix] a は
11 C-c a を表わします。
12 begin型コマンドとは \begin〜\endの形式のコマンド、section型コ
13 マンドとは \section{題}のように引数を取るコマンド、large型コマン
14 ドとは {\tt } のような中括弧で囲まれたフォント/サイズ指定子、
15 maketitle型コマンドとは \maketitle のように引数を伴わないコマン
16 ドを指します。
19 【補完】
21 ◆アクセント補完 [prefix] a
22 ◆begin型補完 [prefix] b SPC
23 ◆begin型補完(領域指定) [prefix] B SPC
24 ◆begin型補完(即時) [prefix] b 環境の頭文字
25 ◆begin型補完(〃領域指定) [prefix] B 環境の頭文字
26 ◆end補完 [prefix] e
27 ◆large型補完 [prefix] l
28 ◆large型補完(領域指定) [prefix] L
29 ◆maketitle型補完 [prefix] m
30 ◆section型補完 [prefix] s
31 ◆section型補完(領域指定) [prefix] S
32 ◆随時補完 [prefix] SPC
34 即時begin型補完の、環境名の頭文字の対応については、Info マニュ
35 アルをご覧ください。領域指定モードでは、マークした位置とポイント
36 の間を\begin{center}…\end{center} や {\large } などで括ります。
38 ◆数式記号イメージ補完 ;
39 ◆ギリシャ文字イメージ補完 :
41 上の2つはTeXの数式環境の中で押した場合のみ有効です。強制的に補
42 完機能を使う場合は、C-u を押してから ; や : を押します。
45 【プロセス起動】
47 ◆latex起動 [prefix] tj
48 ◆latex+dvipdfmx起動 [prefix] td
49 ◆環境の即時プレビュー [prefix] te
50 ◆latex起動(領域指定) [prefix] tr
51 ◆jbibtex起動 [prefix] tb
52 ◆makeindex起動 [prefix] ti
53 ◆latexプロセスのkill [prefix] tk ※
54 ◆プリントアウト [prefix] tl
55 ◆プリントアウト(全ページ) C-u [prefix] tl
56 ◆プレビューア起動 [prefix] tp
57 ◆xdvi上で文字列サーチ [prefix] ts ※※
58 ◆lpq起動 [prefix] tq
60 [prefix] t を押せばメニューが出るので、[prefix] t の次に押すキー
61 は覚えなくて構いません。
63 ※は、MS-DOS では無効です。
64 ※※は、-remote 機能付きの xdvi でのみ有効です。
66 [prefix] tr の領域指定は、文書中の、 %#BEGIN と書いてある行か
67 ら、%#END と書いてある行までです。%#END を省略すると、%#BEGINか
68 ら文書末まで、両方省略するとマークした位置から、ポイントまでが指
69 定領域となります。
72 【カーソルジャンプ】
74 ◆タイプセットエラー箇所へ [prefix] '
76 タイプセットエラー発生箇所へ(末尾から)遡って順次ジャンプします。
77 タイプセット時にエラーが生じた場合のみ有効です。
79 ◆対応するオブジェクトジャンプ [prefix] g
80 ◆別ウィンドウで 〃 [prefix] 4g
82 カーソルジャンプは、[prefix] g を押す時のカーソルの位置により、
83 ジャンプすべき場所を判断します。
85 ・\begin{}, \end{}の上 対応する \end{},\begin{} へ
86 ・%#BEGIN, %#END の上 対応する %#BEGIN, %#END へ
87 ・\include(only), \input の上 対応するファイルへ
88 ・\ref, \label の上 対応する \label, \ref へ
89 ・\cite, \bibitem の上 対応する \bibitem, \cite へ
90 ・その他 対応するプレヴューア位置へ
92 ◆メインファイルへジャンプ [prefix] ^
93 ◆別ウィンドウで 〃 [prefix] 4^
95 メインファイルを野鳥に知らせるために、作成ファイルの任意の位置に、
96 %#!jlatex メインファイル名
97 のような行を書いておいて下さい。
99 ◆環境の先頭へ ESC C-a
100 ◆環境の末尾へ ESC C-e
101 ◆環境全体をマーク ESC C-h
104 【%によるコメントアウト】
106 ◆領域/環境のコメントアウト [prefix] >
107 ◆領域/環境のコメント除去 [prefix] <
109 カーソルが、\begin{} または \end{} の行にある時は、その環境に含
110 まれる文章全てをコメントアウト/除去し、それ以外の時は、マークとポ
111 イント間の文章をコメントアウト/除去します。
113 ◆段落/環境宣言コメントアウト [prefix] .
114 ◆段落/環境宣言コメント除去 [prefix] ,
116 カーソルが、\begin{} または \end{} の行にある時は、それら二つの
117 行をコメントアウト/除去し、それ以外の時は、カーソルの属する段落を
118 コメントアウト/除去します。
121 【その他】
123 ◆itemの桁揃え [prefix] i
125 \item を使う環境中のみ有効です。\item の項目全体をハングインデ
126 ントします。
128 ◆LaTeXコマンド変更 [prefix] c
130 \begin{}, \end{} の行で起動すると環境名を同時に変更します。
131 section型コマンドの上で起動するとコマンドを変更し、コマンドの引
132 数の位置で起動すると引数を変更します。large型コマンドの上で起動
133 するとフォント/サイズ指定子を変更します。イメージ補完で入力した
134 数式モードコマンドの上で起動すると確定直前のイメージ補完操作に戻
135 ります。
137 ◆コマンド削除 [prefix] k
139 \begin{}, \end{} のペア、%#BEGIN, %#END のペア、括弧のペア、ま
140 たはsection型コマンド、フォント/文字サイズ指定子とそれを括る括弧
141 を一挙に削除します。
143 ◆領域を()で括る [prefix] )
144 ◆領域を{}で括る [prefix] }
145 ◆領域を[]で括る [prefix] ]
146 ◆領域を$$で括る [prefix] $
148 ◆モード切り替え [prefix] w
150 新規作成/修正モード、数式モードの切り替えメニューが出ます。
152 ◆%# 記法の編集 [prefix] %
153 ◆tabular/array桁位置表示 [prefix] &
154 ◆オンラインヘルプ [prefix] ?
155 ◆オンラインapropos [prefix] /
156 ◆おまかせ改行 ESC RET
158 「おまかせ改行」は tabular, array, itemize, enumerate, list,
159 description 環境で有効です。
162 ◆インクルード構造ブラウズ [prefix] d
163 ◆font-lockし直しメニュー [prefix] u
165 広瀬雄二
166 yuuji@yatex.org
168 Local variables:
169 mode: text
170 fill-prefix: " "
171 End: