yatex
view help/YATEXHLP.jp @ 79:0734be649cb8
Do not care file-coding-system when YaTeX-kanji-code is nil.
New completion yatexpkg.el is introduced.
| author | yuuji |
|---|---|
| date | Thu, 25 Dec 2003 04:10:32 +0000 |
| parents | 1b172d26b55e |
| children | 9b4354af748c |
line source
1 %%%
2 %%% 野鳥-LaTeXヘルプファイル(c)HIROSE Yuuji [yuuji@yatex.org]
3 %%% このヘルプファイルを野鳥以外のデバイスで利用することを許可します。
4 %%% 項目の修正や追加は自由に行なって構いませんが、そのことを
5 %%% 知らせて頂けるとありがたいです。
6 %%% 他のデバイスで利用する場合でも先頭のコピーライト表示と、末尾に含まれる
7 %%% LaiTeX, laitex, YaTeX, yatex の各項目は(このヘルプファイルについての
8 %%% 著作権表記と謝辞が含まれているので)削除しないでください。
9 %%%
11 textfloatsep
12 \addtolength{\textfloatsep}{長さ}
13 ページ先頭のfloatまたは、ページ最下部のfloatとテキストとの間隔。
15 floatsep
16 \addtolength{\floatsep}{長さ}
17 floatとfloatの間隔。
19 pagestyle
20 \pagestyle{スタイル}
21 出力ページのヘッダとフッタのスタイルを決める。スタイルには以下のものがある:
22 plain 標準スタイル. フッタにページ番号だけつける.
23 empty ヘッダにもフッタにも何も出力しない.
24 headings ヘッダにセクションに応じた見出しとページ番号をつけ
25 フッタには何も出力しない.
26 myheadings headingsのスタイルで、ヘッダの情報を \markbpth と
27 \markright で指定できる.
29 thispagestyle
30 \thispagestyle{スタイル}
31 現在のページだけのスタイルを決定する。
33 pagenumbering
34 \pagenumbering{スタイル}
35 ページ番号のスタイルを決める。スタイルには以下のものがある:
36 arabic アラビア数字
37 alph 小文字の英字
38 Alph 大文字の英字
39 roman 小文字のローマ数字
40 Roman 大文字のローマ数字
42 shortstack
43 \shortstack[場所]{重ねて\\表示する\\内容}
44 {}内の内容を\\で区切られた単位毎に積み重ねて表示する。
45 [場所]は、l(左寄せ)、c(センタリング)、r(右寄せ)のいずれか。
47 newlength
48 \newlength{NAME}
49 NAMEという長さコマンドを新たに宣言する。
51 addtolength
52 \addtolength{長さコマンド}{数値}
53 第1引数の長さを第2に引数の数値を足す。
54 代表的なスタイルパラメータについては \setlength の項を参照せよ。
56 setlength
57 \setlength{長さコマンド}{数値}
58 第1引数の長さを第2に引数の数値に設定する。
59 代表的なスタイルパラメータは以下の通り:
60 (スタイルパラメータの変更はプリアンブルで行うこと)
61 \evensidemargin \footheight \footskip \headheight
62 \headsep \marginparsep \marginparwidth \oddsidemargin
63 \textheight \textwidth \topmargin \topskip
64 \parindent \baselineskip \baselinestretch \parskip
65 \columnsep \columnseprule \mathindent
67 settowidth
68 \settowidth{\NAME}{TEXT}
69 \hbox{TEXT}の出力結果と同じ幅に長さ\NAME をセットする。
70 文書中のある文字列と同じ長さを持つ長さコマンドを作る場合は次のようにする。
71 \newlength{\somelength}
72 \settowidth{\somelength}{この文字列と同じ長さ}
73 たとえば表を作るときに、特定の列を最大の長さを持つ文字列とおなじ
74 幅に合わせたいときに便利である。
75 { \newlength{\maxwidth}
76 \settowidth{\maxwidth}{This is Max width!}
77 \begin{tabular}{l|p{\maxwidth}}
78 \hline
79 その1 & This short \\
80 その2 & This is Max width! \\ \hline
81 \end{tabular}
82 }
83 すると右側の列が "This is Max width!" と同じ幅になる。表全体を
84 {}で括っているのは長さコマンド \maxwidth の通用範囲を局所的にするためである。
86 evensidemargin
87 \setlength{\evensidemargin}{長さ}
88 左ページの左端から1インチ(2.54cm)の線と本文の距離
90 footheight
91 \setlength{\footheight}{長さ}
92 フッタの高さ
94 footskip
95 \setlength{\footskip}{長さ}
96 本文の箱の下端とフッタの距離
98 headheight
99 \addtolength{\headheight}{長さ}
100 ヘッダの高さ
102 headsep
103 \setlength{\headsep}{長さ}
104 ヘッダと本文の間隔
106 marginparsep
107 \addtolength{\marginparsep}{長さ}
108 傍注と本文の間隔
110 marginparwidth
111 \addtolength{\marginparwidth}{長さ}
112 傍注の幅
114 oddsidemargin
115 \addtolength{\oddsidemargin}{長さ}
116 右ページの左端から1インチ(2.54cm)の線と本文の距離
118 textheight
119 \addtolength{\textheight}{長さ}
120 本文の高さ
122 textwidth
123 \addtolength{\textwidth}{長さ}
124 本文の幅
126 topmargin
127 \addtolength{\topmargin}{長さ}
128 ページ上端から1インチの線とヘッダの距離
130 topskip
131 \addtolength{\topskip}{長さ}
132 本文の箱の上端と一行目のテキストとの間隔
134 parindent
135 \setlength{\parindent}{長さ}
136 \parindent 段落の先頭の字下げ幅.
138 linewidth
139 \addtolength{\linewidth}{長さ}
140 \linewidth 行の幅.
142 baselineskip
143 \addtolength{baselineskip}{長さ}
144 \baselineskip 行のベースライン間の最低限の高さ.
146 baselinestretch
147 \renewcommand{\baselinestretch}{1.5}
148 \baselinestretch \baselineskip に乗ずる係数. (default=1)
149 (* \setlengthなどではなく、\renewcommandで再定義する。)
151 parskip
152 \addtolength{\parskip}{長さ}
153 \parskip 段落前の垂直スペース.
155 columnsep
156 \addtolength{\columnsep}{長さ}
157 \columnsep 2段組みの時の段間の幅.
159 columnseprule
160 \addtolength{\columnseprule}{長さ}
161 二段組の時の段間の罫線の太さ. (default=0pt)
163 columnwidth
164 \addtolength{\columnwidth}{長さ}
165 二段組の時には (\textwidth - \columnsep)/2
166 そうでない時は、\textwidth
168 mathindent
169 \addtolength{mathindent}{長さ}
170 \mathindent スタイルオプションで fleqn を指定した場合の、
171 左マージンからの数式の字下げ幅.
173 LaTeX
174 \LaTeX
175 \LaTeX のロゴを表示。\LaTeX の定義は以下の通り。
176 \def\LaTeX{{\rm L\kern-.36em\raise.3ex\hbox{\sc a}\kern-.15em
177 T\kern-.1667em\lower.7ex\hbox{E}\kern-.125emX}}
179 fragile
180 ** LaTeX用語 **
181 引数によって展開結果が変わるようなコマンドをいう。
182 その逆は robust なコマンド。
184 robust
185 ** LaTeX用語 **
186 展開結果が常に変わらないようなコマンドをいう。
187 フォント/サイズ指定子、長さコマンド、数式モード中に使う多くのコマンドは
188 robustなコマンド。
189 (maketitle型コマンドのうちオプション引数を全くとらないものと考えて良い)
191 protect
192 \protect「fragileなコマンド」
193 引数によって結果が変わるようなコマンドを「fragileなコマンド」と言う。
194 一方、引数がいろいろな箇所で参照されるコマンドを「動く引数を取るコマンド
195 と言う。これは chapter や caption など目次などから参照される引数をとるも
196 のや、tabular/array 環境の @ 表現が該当する。
198 さて、これらの「動く引数を取るコマンド」の引数に「fragileなコマンド」を
199 与える時に(fragileなコマンドの直前に)使うのが \protect である。以下は典
200 型的な利用例である。
202 \newcommand{\thissystem}[1]{YaTeX version #1}
203 \chapter{\protect \thissystem{1.50}について}
205 newcommand
206 \newcommand{\コマンド名}[引数の数]{定義}
207 「コマンド名」を「引数の数」個の引数を取る「定義」であるマクロとして定義
208 する。定義中でn番目の引数は #n として参照する。
209 \newcommand{\foo}[1]{\underline{#1}}
210 とすると \foo{bar} は \underline{bar} と展開される。したがってフォント指
211 定子を含む場合newcommandの{}につられて、
212 \newcommand{\foo}[1]{\bf #1}
213 とすると \foo{bar} がテキスト中で \bf bar と展開されてしまうので、
214 \newcommand{\foo}[1]{{\bf #1}}
215 としなければならない。
217 「コマンド名」のマクロが既に定義されている場合はエラーとなる。再定義す
218 る場合は、\renewcommandを使う。
220 renewcommand
221 \renewcommand{\コマンド名}[引数の数]{定義}
222 既に定義されているコマンドを別の内容で再定義する。
223 以下は \newcommand の説明。
224 <refer newcommand>
226 newenvironment
227 \newenvironment{環境名}[引数の数]{定義1}{定義2}
228 新たな環境を定義する。
229 \begin{環境名}の時の展開内容を「定義1」に\end{環境名}の時の展開内容を
230 「定義2」に記述する。
231 \newcommand{\環境名}{定義1} \def{\end環境名}{定義2}
232 と同値。
234 renewenvironment
235 \renewenvironment{環境名}[引数の数]{定義1}{定義2}
236 既に定義されている「環境名」を別の内容で再定義する。
237 以下は、\newenvironmentの説明。
239 <refer newenvironment>
241 typeout
242 \typeout{メッセージ}
243 タイプセット中に「メッセージ」を端末に出力する。
245 typein
246 \typein{メッセージ} \typein[\マクロ]{メッセージ}
247 タイプセット中に「メッセージ」をプロンプトに出し、入力した結果を実行する。
248 第二の書式では、「\マクロ」を入力したものに定義する。
250 par
251 \par
252 段落の区切りの役割をする。空行と同じ。
254 everypar
255 \everypar
256 RTFM
258 nopagebreak
259 \nopagebreak[i] (i = 0,1,2,3,4)
260 改頁を強さiで抑制する([i]を省略すると4)。
262 pagebreak
263 \pagebreak[i] (i = 0,1,2,3,4)
264 改頁を強さiで促す([i]を省略すると4)。
266 linebreak
267 \linebreak[i] (i = 0,1,2,3,4)
268 改行を強さiで促す([i]を省略すると4)。
270 nolinebreak
271 \nolinebreak[i] (i = 0,1,2,3,4)
272 改行を強さiで抑制する([i]を省略すると4)。
274 samepage
275 \samepage
276 改頁を禁止する。
277 RTFM
279 obeycr
280 \obeycr
281 <CR> を \\. に定義する。→\restorecr
283 restorecr
284 \restorecr
285 \obeycrで変更した<CR>の定義を元に戻す。
287 \
288 \\ \\[長さ]
289 (任意の場所で)改行する。段落中では、\newline と同じ。
290 オプション引数の[長さ]を指定すると、次の行との間隔を
291 \vspace{長さ}によって確保する。
293 addvspace
294 \addvspace{スキップ}
295 縦方向の間隔に「スキップ」の値を足す。ただし
296 \addvspace{S1} \addvspace{S2} と複数の値を同時に指定しても
297 \addvspace{S1,S2のうち大きいほう} と同値になる。
299 vspace
300 \vspace{間隔} \vspace*{間隔}
301 垂直方向に「間隔」ぶんのスペースを足す。
302 \vspace* はどんな場所でもスペースを足すが、\vspace はページの先頭や
303 末尾でははたらかない。
305 vspace*
306 \vspace{間隔} \vspace*{間隔}
307 垂直方向に「間隔」ぶんのスペースを足す。
308 \vspace* はどんな場所でもスペースを足すが、\vspace はページの先頭や
309 末尾でははたらかない。
311 hspace
312 \hspace{間隔} \hspace*{間隔}
313 水平方向に「間隔」ぶんのスペースを足す。
314 \hspace* はどんな場所でもスペースを足すが、\hspace は行の先頭や末尾では
315 はたらかない。
317 hspace*
318 \hspace{間隔} \hspace*{間隔}
319 水平方向に「間隔」ぶんのスペースを足す。
320 \hspace* はどんな場所でもスペースを足すが、\hspace は行の先頭や末尾では
321 はたらかない。
323 smallskip
324 \smallskip
325 垂直方向に小さな間隔を空ける。
326 \def\smallskip{\vspace\smallskipamount}
328 medskip
329 \medskip
330 垂直方向に中くらいの間隔を空ける。
331 \def\medskip{\vspace\medskipamount}
333 bigskip
334 \bigskip
335 垂直方向に大きな間隔を空ける。
336 \def\bigskip{\vspace\bigskipamount}
338 ,
339 \,
340 狭いスペースを空ける。段落モード、LRモード、数式モードいずれでも利用可。
341 クォートの中にクォートを書くときなどに用いる。
342 例: ``\,`Foo', he said.''
343 数式モードで使えるスペースには以下のものがある:
344 \: 少し広い
345 \! 負で狭い
346 \; 広い
348 :
349 $\:$
350 少し広いスペース。数式モードのみ。
352 !
353 $\!$
354 狭い負のスペース。数式モードのみ。
356 ;
357 $\;$
358 広いスペース。数式モードのみ。
360 @whilenum
361 \@whilenum TEST \do {BODY}
362 この辺あとで
364 whiledo{TEST}{BODY}
365 TESTが真の間BODYを繰り返す。
368 nofiles
369 \nofiles
370 プリアンブルで宣言すると、.aux, .idx, .lof, .lot, .toc ファイルの作成が
371 抑制される。
373 includeonly
374 \includeonly{sub1} \includeonly{sub1,sub3}
375 \include{}で読み込むファイルのうち、実際に読み込み処理するものを指定する。
376 (.texは省略可)
377 \includeonlyの引数リストにないファイルはまったく処理されない、または前回
378 以前に処理されている場合そこから全く変更がないものとして扱われる。
380 include
381 \include{FILE}
382 \clearpage \input{FILE} \clearpage
383 と同じはたらきをする。
385 input
386 \input{FILE}
387 FILE.tex がそこにあるかのように処理を続ける。
389 setcounter
390 \setcounter{FOO}{VAL}
391 カウンタFOOの値をVALに設定する。
393 addtocounter
394 \addtocounter{FOO}{VAL}
395 カウンタFOOの値にVALを加える。
397 newcounter
398 \newcounter{COUNTER}[OLDCTR]
399 新しいカウンタCOUNTERを設定する。
400 オプション引数[OLDCTR]を指定すると、既存のカウンタOLDCTRの値が
401 \stepcounter もしくは \addtocounter で変更されるたびにCOUNTERの値もリセッ
402 トされる。
404 value
405 \value{COUNTER}
406 COUNTERの値を返す。\protect を前置してはならない。
408 stepcounter
409 \stepcounter{FOO}
410 カウンタFOOの値をインクリメントする。FOOに従うカウンタがあればそれらをリ
411 セットする。
413 refstepcounter
414 \refstepcounter{FOO}
415 カウンタFOOの値をインクリメントする。FOOに従うカウンタがあればそれらをリ
416 セットする。\stepcounterとの違いは、\refstepcounter{FOO} の直後に
417 \label{hoge} があった場合に、\ref{hoge} の値が \value{FOO} を持つように
418 「\ref値」を設定することである。
420 arabic
421 \arabic{COUNTER}
422 アラビア数字でCOUNTERの値を出力。
424 roman
425 \roman{COUNTER}
426 小文字のローマ数字でCOUNTERの値を出力。
428 Roman
429 \Roman{COUNTER}
430 大文字のローマ数字でCOUNTERの値を出力。
432 alph
433 \alph{COUNTER}
434 小文字の英字でCOUNTERの値を出力。
436 Alph
437 \Alph{COUNTER}
438 大文字の英字でCOUNTERの値を出力。
440 fnsymbol
441 \fnsymbol{COUNTER}
442 脚注シンボル(1 = *, 2 = \dagger, ...) でCOUNTERの値を出力。数式モードのみ。
444 label
445 \label{LABEL}
446 ラベルLABELの値をその時の「\ref値」に設定する。
447 この値は、\ref{LABEL}によって参照される。また\pageref{LABEL}により
448 \label{LABEL}の存在するページ番号が参照される。
449 「\ref値」とは \section などのセクションコマンド、enumerate環境での
450 \item コマンド、theorem環境などによって設定される値である。例えば、
451 enumerate環境中の \item の直後ではそのitemの番号が「\ref値」となり、
452 そこにある \label{LABEL} はitemの番号をLABELにセットする。
454 ref
455 \ref{LABEL}
456 \label{LABEL}で設定したLABELの値を参照する。
457 本文中で設定されたラベルにたいしてはページ番号が、
458 図表中で設定されたラベルは図表番号が、
459 enumerateされたitemで設定されたラベルにたいしては、item番号が返される。
461 pageref
462 pageref{LABEL}
463 \label{LABEL}の存在するページ番号を参照する。
465 (
466 \( 数式 \)
467 文中数式を組む。
468 \begin{math} 数式 \end{math}
469 と同値。\( および \)は fragile.
471 )
472 \( x^2 = 4 \)
473 文中数式を組む。
474 \begin{math} 数式 \end{math}
475 と同値。\( および \)は fragile.
477 [
478 ディスプレイ数式を組む。
479 \[ 数式 \]
480 \begin{displaymath} 数式 \end{displaymath}
481 と同値。\[ および \]は fragile.
483 ]
484 \[ 数式 \]
485 ディスプレイ数式を組む。
486 \begin{displaymath} 数式 \end{displaymath}
487 と同値。\[ および \]は fragile.
489 equation
490 \begin{equation} 数式 \end{equation}
491 番号つきの数式をdisplaymath環境で組む。
493 eqnarray
494 \begin{eqnarray} 方程式の並び \end{eqnarray}
495 方程式の並びを3つの桁に整理して出力する。3つの桁は&記号によって、
496 「左辺 & 等不等号 & 右辺」のように区切られる。例えば以下のようにする。
497 \begin{eqnarray}
498 3x + 2y & = & 4 \\
499 x - 4y & = & -5
500 \end{eqnarray}
501 eqnarray* 環境は数式番号を出力しないほかはeqnarray環境と同じである。
503 eqnarray*
504 \begin{eqnarray*} 方程式の並び \end{eqnarray*}
505 数式番号を出力しないほかはeqnarray環境と同じである。
507 frac
508 \frac{分子}{分母}
509 分子
510 ------ のような分数形式を組む。{分子 \over 分母} と同じ。
511 分母
513 sqrt
514 \sqrt[N]{式}
515 「式」のN乗根をあらわす数式。[N]を省略すると平方根。
517 lefteqn
518 \lefteqn{式}
519 ディスプレイ数式モードにおいて、「式」が幅ゼロであるとみなして、左寄せす
520 る。たとえばeqnarray環境において、左辺が長くなってしまう場合に、行を
521 折り畳むために利用する。
522 \begin{eqnarray}
523 \lefteqn{a_1 + a_2 + \cdots + a_n =} \\
524 & & a_1 + b_1 + \cdots + z_1 + \\
525 & & b_2 + c+2 + \cdost + z_2
526 \end{eqnarray}
528 center
529 \begin{center} 内容 \end{center}
530 「内容」を中央寄せする。各行は\\によって改行位置を指定する。
531 → \centering
533 flushright
534 \begin{flushright} 内容 \end{flushright}
535 「内容」を右寄せする。各行は\\によって改行位置を指定する。
536 → \raggedright
538 flushleft
539 \begin{flushleft} 内容 \end{flushleft}
540 「内容」を左寄せする。各行を\\によって改行位置を指定するとその位置で改行
541 するが、指定しないと適当な行長のところで改行してくれる。
542 → \raggedleft
544 centering
545 \centering
546 段落をセンタリングして組版する。
547 たとえば table環境、figura環境の先頭で宣言すると環境の終りまでをセンタリ
548 ングして組む。
550 raggedright
551 \raggedright
552 段落の右端を不揃いにして組版。
553 結果として左寄せになる。
555 raggedleft
556 \raggedleft
557 段落の左端を不揃いにして組版。
558 結果として右寄せになる。
560 raggedbottom
561 \raggedbottom
562 組版する時に各ページの高さに多少のずれがあっても許容する。
563 プリアンブルで指定する。
564 →\flushbottom
566 flushbottom
567 \flushbottom
568 組版する時に各ページの高さを正確にそろえる。
569 プリアンブルで指定する。
570 →\raggedbottom
572 sloppy
573 \sloppy
574 \sloppy を指定すると、各行を必ず右マージンで折り返す代わりに、
575 単語間の空白を大目に見る。
576 →\fussy
578 fussy
579 \fussy
580 通常の組版規則に戻る。
581 →\sloppy
583 sloppypar
584 \begin{sloppypar} 段落 \end{sloppypar}
585 段落を \sloppy で組む。
586 →\sloppy
588 verbatim
589 \begin{verbatim} 内容 \end{verbatim}
590 「内容」を固定幅フォントのタイプライタ書体で表示し、すべての文字を(TeXの
591 シーケンスとしてではなく)そのまま解釈する。
593 #「ばーばちむ」じゃなくて「ばーべいたむ」だ!
595 verbatim*
596 \begin{verbatim*} 内容 \end{verbatim*}
597 通常のverbatim環境において、スペース文字を空白ではなく、TeXbook に載って
598 いるスペース文字のように印字する。
600 (註)こういう感じ→ |_|
601 (苦しい…)
603 list
604 \begin{list}{デフォルトラベル}{整形パラメータ} ... \end{list}
605 リスト環境に入る。リスト環境では \item で指定された各項目を一定の字下げ
606 で列挙する。第1引数には \item のオプション引数のラベルが省略された時のデ
607 フォルトラベルを指定し、第2引数には各itemを置く時に処理されるパラメータ
608 を指定する。
609 例:
610 \begin{list}%
611 {$\diamond$}
612 {\addtolength{\leftmargin}{4em}}
613 \item 第1引数には\verb|\item| にオプション引数をつけなかった時にふる、
614 デフォルトのラベルを与える。
615 \item 第2引数には各itemを置く時に処理されるパラメータを与える。
616 \item[*] のようにオプション引数をつけるとそれがラベルとなる。
617 \end{list}
619 list環境の体裁を制御する変数には以下のものがある(括弧内は既定値)。
620 水平方向:
621 <refer list環境の体裁を制御する変数>
623 list環境の体裁を制御する変数
624 \labelwidth itemのラベルの幅
625 \labelsep ラベルの右端と最初のアイテムのテキストとの間隔
626 \leftmargin list環境内での左マージン
627 \rightmargin 同右マージン (0pt)
628 \itemindent itemの直前に加えられるインデント幅 (0pt)
629 \linewidth 一行の幅
630 \listparindent 各パラグラフの先頭のインデント(ただし\itemの付いている先
631 頭のパラグラフを除く)(0pt)
633 垂直方向:
634 \topsep list環境に入る前のパラグラフと最初のitemとの間隔
635 \partopsep list環境で新しいパラグラフをはじめる時に\topsepに加えら
636 れる付加的な間隔
637 \itemsep 連続するitemどうしの間隔
638 \parsep 一つのitem内でのパラグラフどうしの間隔
641 itemize
642 \begin{itemize} \item アイテム1 ... \item アイテムn \end{itemize}
643 項目を列挙するための環境。
644 最大4つまでネストできる。
645 各レベルのitemの頭につく記号は、\labelitemi, \labelitemii,
646 \labelitemiii, \labelitemiv で制御される。
648 itemize環境の体裁を制御する変数には以下のものがある。
649 <refer list環境の体裁を制御する変数>
652 enumerate
653 \begin{enumerate} \item アイテム1 ... \item アイテムn \end{enumerate}
654 項目を番号つきで列挙するための環境。
655 最大4つまでネストできる。
656 各レベルのitemの頭につく番号は、enumi, enumii, enumiii, enumiv
657 が保持していて、各itemのラベルは、\labelenumi, ..., \labelenumiv
658 で生成される。また、\p@enumN\theenumN は \ref値を設定する。
659 (Nはレベルの深さ。\ref値については\refの説明を参照せよ)
660 たとえば
661 \def\theenumii{\alph{enumii}}
662 \def\p@enumii{\theenumi\theenumii}
663 \def\labelenumii{(\theenumii)}
664 とすると \ref値が 3a などのように設定される。
666 enumerate環境の体裁を制御する変数には以下のものがある。
667 <refer list環境の体裁を制御する変数>
669 item
670 \item \item[LABEL]
671 itemize, enumerate, description 環境などで項目を開始する。
672 [LABEL]を指定するとラベルとしてLABELを出力する。
674 description
675 \begin{description} \item[見出し単語] 説明 ... \end{description}
676 [見出し単語]を見出しとする
677 <refer itemize>
679 subitem
680 \subitem 項目
681 サブアイテムを定義。
683 subsubitem
684 \subsubitem 項目
685 サブサブアイテムを定義。
687 makebox
688 \makebox[WID][POS]{オブジェクト} \makebox(X,Y)[POS]{オブジェクト}
689 第1の書式では、オブジェクトをWIDで指定した幅として、\hbox 内の
690 POSで指定した場所に配置する。POSにlを指定すると左寄せ、rを指定すると右寄せ、
691 何も指定しないとセンタリングされる。
692 第2の書式では、picuture環境で大きさ(X,Y)の(\unitlengthを基準とする)
693 \hbox にオブジェクトを配置する。配置位置POSは第1の書式と同様。
695 mbox
696 \mbox{オブジェクト}
697 \makebox{オブジェクト}と同じ。
699 newsavebox
700 \newsavebox{\CMD}
701 新規のボックス保存用コマンドを定義する。\CMDは \savebox コマンドで
702 ボックスを保存するために使う。\newsaveboxで宣言したコマンド名は
703 常にグローバルとなる。
705 savebox
706 \savebox{\CMD}{テキスト}
707 ボックスを組む内容である「テキスト」の結果を\CMDに保存する。
708 「テキスト」は \makebox への引数と全く同じであるが、「テキスト」を
709 処理した結果はその場に表示はしない。\usebox{\CMD}により処理したボックス
710 が置かれる。
712 sbox
713 \sbox{\CMD}{テキスト}
714 \saveboxと同じ。sboxはrobust, saveboxはfragile
716 usebox
717 \usebox{\CMD}
718 \saveboxで\CMDに保存されたテキストを配置する。
720 framebox
721 \framebox{オブジェクト}
722 「オブジェクト」に枠をつけて\makeboxと同様の処理をする。
723 枠の線の太さは \framerule、オブジェクトとの間隔は \framesep で決まる。た
724 だしpicture環境で \framebox(X,Y){オブジェクト}とした場合は、picture環境
725 用の線の太さに従い、外枠とオブジェクトとの間隔は空けられない。
727 fbox
728 \fbox{オブジェクト}
729 \framebox{オブジェクト}と同じ。
730 \fboxはrobust, \frameboxはfragile
732 parbox
733 \parbox[POS]{WIDTH}{TEXT}
734 TEXTをWIDThの幅で組んでボックスを作成する。ボックスの位置はPOSによって
735 c : センタリング(デフォルト)
736 b : ボックスの一番下の線が現テキストのラインに合う
737 t : ボックスの一番上の線が現テキストのラインに合う
738 のように決められる。\parboxではパラメータが以下のようにリセットされる。
740 \parskip = 0pt
741 \linewidth = \hsize
742 \@totalleftmargin = 0pt
743 \leftskip = 0pt
744 \rightskip = 0pt
745 \@rightskip = 0pt
746 \parfillskip = 0pt plus 1fil
747 \lineskip = \normallineskip
748 \baselineskip = \normalbaselineskip
750 minipage
751 \begin{minipage}[pos]{WIDTH} TEXT \end{minipage}
752 \parbox とほぼ同様WIDTHの幅のTEXTをボックスとして組む。ボックスの位置は
753 POSによって
754 c : センタリング(デフォルト)
755 b : ボックスの一番下の線が現テキストのラインに合う
756 t : ボックスの一番上の線が現テキストのラインに合う
757 のように決められる。
758 parboxと違い、TEXTは通常のパラグラフとして組まれる。
760 rule
761 \rule[RAISED]{WIDTH}{HEIGHT}
762 幅 WIDTH x 高さ HEIGHT の罫線を作る。RAISEDが指定された場合、その分だけ
763 上に上げられる。
765 underline
766 \underline{TEXT}
767 TEXTに下線をつけて表示。
769 raisebox
770 \raisebox{DISTANCE}[HEIGHT][DEPTH]{BOX}
771 BOXをDISTANCEだけ上げて組む。
772 HEIGHT, DEPTH を指定すると、TeXから見たBOXの「高さ」と「深さ」
773 (註:これらの用語についてはTeXBookなどを参照のこと)
774 を HEIGHT, DEPTH に指定する。
776 tabbing
777 \begin{tabbing} \= text1.1 \= text1.2 \\ \> text2.1 \> text2.2 \end{tabbing}
778 桁揃えを行う環境を作る(入れ子不可)。例えば、
779 \begin{tabbing}
780 \= 項目1 \hspace*{2em} \= 項目2 \hspace*{3em} \= 項目3 \\
781 \> いろは \> にほへ \> とちり \+ \\
782 \> ぬるを \> わかよ \\
783 \> たれそ \- \\
784 \> つねな \> らむう \> ゐのお
785 \end{tabbing}
786 上のtabbing環境は以下のように3つのタブ位置で組まれる。
787 (1番目) (2番目) (3番目)
788 いろは にほへ とちり
789 ぬるを をかよ
790 たれそ
791 つねな らむう ゐのお
792 \2em/ \3em/
793 tabbing環境におけるタブ位置操作コマンドは以下の通り(nは1から):
794 \= n番目のタブ位置を現在位置に設定しタブカウンタ(n)を1進める
795 \\ 改行してタブカウンタをリセットする(n=1)
796 \> 位置をn番目のタブ位置に設定し、カウンタを1進める
797 \+ 次の行のタブカウンタの初期値に1加える \+ \\ とすると次の行の最初
798 の \> は2番目のタブ位置を示す. \+ を複数書くとその数だけタブカウ
799 ンタの初期値が増える
800 \- \+とは逆に、次の行のタブカウンタの初期値から1引く
801 \< 一つ前のタブカウンタに戻ってそのタブ位置をセット. 行頭のみ
802 \' \'以降を通常のタブ位置より \tabbingsep 分だけ右寄せして出力
803 \` \`以降のテキストをすべて右寄せして出力
804 \pushtabs それまで用いていたタブストップ位置を全てpush
805 \poptabs それまで用いていたタブストップ位置を全てpop. \pushtabs と
806 \poptabs は必ず対になっていなければならない. 入れ子可
807 \aX Xは = か ' か ` tabbing環境でない通常のアクセントは
808 \a= \a' \a` で表わす
809 \kill 現在行のテキストは出力せずタブ設定だけ解釈する
811 array
812 \begin{array}{プリアンブル} C1 & C2 & .. & Cn \\ D1 ... \end{array}
813 (数式などによる)配列を作成する。行列などは array 環境で作成する。
814 詳しい説明は tabular 環境を参照。
816 tabular
817 \begin{tabular}[OPT]{プリアンブル} C1 & C2 & .. & Cn \\ D1 ... \end{tabular}
818 表を作成する。
819 【[OPT]】(省略可)
820 [t] 表の上端を現在の行に合わせる
821 [b] 表の下端を現在の行に合わせる
822 【プリアンブル】
823 c カラムを一つ指定し、そのカラムをセンタリング
824 l カラムを一つ指定し、そのカラムを左寄せ
825 r カラムを一つ指定し、そのカラムを右寄せ
826 @{表現} 「表現」をカラム毎に挿入する。これを指定すると
827 \arraycolsep や \tabcolsep のスペーシングは抑制される
828 *{N}{PRE} PREを N 回書いたのと同様の作用
829 p{LEN} そのカラムをLENの長さのparboxエントリとして作成する
830 表の項目に長い説明分が含まれる場合に用いると良い。
832 【array, tabular 環境で使えるコマンド】
833 \multicolumn
834 <refer multicolumn>
835 \vline
836 <refer vline>
837 \hline
838 <refer hline>
839 \cline{i-j}
840 <refer cline>
841 \extracolsep{W}
842 <refer extracolsep>
845 以下の例を参照せよ。
847 \LaTeX 表記 印刷形式
848 \begin{array}{ccr}
849 x+y+z & a_1 & 1 \\ x+y+z a1 1
850 x+z & a_2 & 21 \\ x+z a2 21
851 y & a_3 & 321 y a3 321
852 \end{array}
854 \[ \left(
855 \begin{array}{cccc}
856 a_{11} & a_{12} & \dots & a_{1n} \\ / a11 a12 ... a1n \
857 a_{21} & a_{22} & \dots & a_{2n} \\ | a21 a22 ... a2n |
858 \vdots & \vdots & \ddots& \vdots \\ | : : \. : |
859 a_{n1} & a_{n2} & \dots & a_{nn} \ an1 an2 ..: ann /
860 \end{array}
861 \right)\]
863 \begin{tabular}{lp{0.7\textwidth}
864 \hline ----------------------------
865 \verb|.| & ピリオドは任意の . ピリオドは任意の一文字
866 一文字にマッチします。\\ にマッチします。
867 \verb|*| & アスタリスクは直前の * アスタリスクは直前の正規
868 正規表現が0回以上繰り返し 表現が回以上繰り返し現れ
869 現れることを意味します。 ることを意味します。
870 \\ \hline ----------------------------
871 \end{tabular}
874 array環境を \right( \left) で囲むと配列自体を大きな括弧で括る。同様に、
875 \right\{ \left\} で配列を中括弧で、\right[ \left] で配列を大括弧で、
876 \right| \left| で配列をノルム記号(絶対値記号)で括ることができる。
877 \right の数と \left の数は必ず同じでなければならないが、\right( \left]
878 のように括弧の種類は違ってもよい。\right. のように . をつけると見えない
879 括弧が出力される。
881 \[ 答 \cdots \left\{ /
882 \begin{array}{ccc} | x = 5
883 x & = & 5 \\ 答 ... <
884 y & = & 3 | y = 3
885 \end{array} \right. \] \
887 array環境を制御する変数には以下のものがある:
888 \arraycolsep : array環境の各カラム間の間隔の半分
889 \tabcolsep : tabular環境の各カラム間の間隔の半分
890 \arrayrulewidth : 罫線の幅
891 \doublerulesep : array, tabular環境での隣接した罫線(二重罫線?)間の間隔
892 \arraystretch : \baselinestretch と同様行間スペースの比率を決める
893 \renewcommandで再定義する
895 tabular環境は、ページを跨ることができない。これを可能にするスタイルファ
896 イルとして、supertab.styがある。
898 tabular*
899 \begin{tabular*}{幅}{プリアンブル} ... \end{tabular*}
900 幅を指定してtabular環境を作成。
901 この幅を充填するだけのスペースをプリアンブルの \extracolsep{} コマンドで
902 確保する。
903 \begin{tabular*}{10em}[b]{|c@{\extracolsep{\fill}}|c|c|}
904 \hline
905 a & b & c \\ \hline
906 1 & 2 & 3
907 \end{tabular*}
908 tabular環境の説明を参照のこと。
910 multicolumn
911 \multicolumn{N}{FORMAT}{ITEM}
912 tabular環境で現在のカラムを含めNこのカラムをFORMATに従った
913 ITEMで埋める。FORMATはl,r,cのうち(最大)ひとつ
915 vline
916 \vline
917 tabular環境でそのカラムに縦線を引く. 縦線の位置はそのカラムに
918 指定されている l, r, c によって決まる
920 hline
921 \hline
922 tabular環境で、行間に水平線を引く. 環境の最初のエントリの直前、
923 もしくは \\ の直後に来なければならない. もし \hline を続けて
924 指定すると\doublerulesep 分の空白が空けられる(標準では罫線の
925 箱自体が分割されてしまう)
927 cline
928 \cline{i-j}
929 tabular環境中、i番目からj番目のカラムに横線を引く. \hlineと同様
931 extracolsep
932 \extracolsep{W}
933 tabular環境の@表現の中で用いると、幅Wのスペースをそれ以降の
934 全てのカラムの左側に加える
936 picture
937 \begin{picture}(WIDTH,HEIGHT)(X,Y) ..contents.. \end{picture}
938 幅WIDTH, 高さHEIGHT の描画ボックスを作成。このボックスの左下の座標は
939 (X,Y) となる(省略すると(0,0))。これらの引数の数値を含め、picuture環境の
940 数値は \unitlength に対する相対値であらわされる。\unitlength の既定値は
941 1pt.
942 今時picture環境じゃないと思うので用法しか書かないよーん。
944 【コマンド】
945 \put(X座標,Y座標){描画オブジェクト}
946 \multiput(X座標,Y座標)(Xの増分,Yの増分){繰り返し回数}{描画オブジェクト}
947 【描画オブジェクト】
948 \makebox(X座標,Y座標)[POS]{テキスト} (箱)
949 \framebox(X座標,Y座標)[POS]{テキスト} (枠付きの箱)
950 \dashbox(X座標,Y座標)[POS]{テキスト} (破線枠付きの箱)
951 (以上POS = l, r, b, t)
952 \line(ΔX,ΔY){水平方向の長さ} (直線)
953 \vector(ΔX,ΔY){水平方向の長さ} (矢印)
954 (ΔX,ΔY = ±1, ±2, ..., ±6 で互素, それぞれ基準は始点)
955 \shortstack[POS]{一行\\二行\\三行}
956 \circle{直径} (円)
957 \circle*{直径} (塗り潰した円)
958 (それぞれ基準は円の中心, 最大直径は40pt, 15pt)
959 \oval(直径X,直径Y)[POS] (楕円風 POS = l, r, t, b)
960 \frame{描画オブジェクト}
961 \thinlines, \thicklines (細,太線を選ぶ)
962 \linethickness{太さ}
964 newtheorem
965 \newtheorem{NAME}{TEXT}[COUNTER] \newtheorem{NAME}[OLDNAME]{TEXT}
966 定理型の新しい環境「NAME」を定義する。
967 TEXT 定理番号のキャプションとして出される文字列
968 COUNTER NAMEのカウンタの親となるカウンタ名. 通常section.
969 第2の形式では OLDNAME と同じカウンタ形式を使うことを指示する。
970 NAME環境のカウンタ形式は \theNAME コマンドを再定義する。これのデフォルトは
971 \theCOUNTER.\arabic{NAME}
973 title
974 \title{タイトル}
975 \maketitleコマンドで出力するタイトル名を設定する。
977 author
978 \author{著者名}
979 \maketitleコマンドで出力する著者を設定する。
980 複数の著者を書くときは \and で区切って名前を書く。
982 date
983 \date{日付}
984 \maketitleコマンドで出力する日付を設定する。
985 \date を省略するとタイプセットした日の日付が出力される。
987 thanks
988 \thanks{脚注}
989 タイトル中(\title, \author, \date)での脚注(謝辞や住所など)の出力を行う。
991 maketitle
992 \maketitle
993 タイトルを出力する。document環境中で宣言されなければならない。
994 タイトルを構成する項目は以下のコマンドで定義する。
995 \title{タイトル}
996 \author{著者名}
997 \date{日付} (省略するとタイプセットした日の日付)
998 \thanks{脚注} (謝辞や所属名などを脚注形式で出すために用いる)
1000 part
1001 \part{第?部のタイトル}
1002 <refer chapter>
1004 chapter
1005 \chapter{章のタイトル}
1006 文を区切るコマンド一覧:
1007 \part 第?部
1008 \chapter ?章 (articleにはない)
1009 \section ?節
1010 \subsection ?.?節
1011 \subsubsection ?.?.?節
1012 \paragraph 段落
1013 \subparagraph 副段落
1015 section
1016 \section{セクション名}
1017 第一引数のセクション名でセクションの区切りを設定。
1018 <refer chapter>
1020 subsection
1021 \subsection{サブセクション名}
1022 第一引数の名前でサブセクションの区切りを設定。
1023 <refer chapter>
1025 subsubsection
1026 \subsubsection{サブサブセクション名}
1027 第一引数の名前でサブサブセクションの区切りを設定。
1028 <refer chapter>
1030 paragraph
1031 \paragraph{パラグラフ名}
1032 第一引数の名前でパラグラフの区切りを設定。
1033 <refer chapter>
1035 subparagraph
1036 \subparagraph{サブパラグラフ名}
1037 第一引数の名前でサブパラグラフの区切りを設定。
1038 <refer chapter>
1040 appendix
1041 \appendix
1042 付録部に入る宣言。
1043 セクションコマンドの番号の方式を付録用に変える。
1045 contentsline
1046 \contentsline{TYPE}{ENTRY}{PAGE}
1047 \contentsline{subsection}{\makebox{30pt}[r]{1.4.3} Gnats and Gnus}{22}
1048 とすると .toc ファイルに ENTRY を吐き出す。
1049 TYPEはセクションコマンドのどれか。
1051 addcontentsline
1052 \addcontentsline{TABLE}{TYPE}{ENTRY}
1053 TABLEで指定したファイル(toc, lof, lot のどれか)にENTRYというエントリを出
1054 力する。TYPEはTABLEの値によって変わり、
1055 toc: セクションコマンドのどれか
1056 lof: figure
1057 lot: table
1058 である。
1060 addtocontents
1061 \addtocontents{TABLE}{TEXT}
1062 TEXTをTABLEで指定したテーブルファイル(toc, lof, lot のどれか)に出力する。
1064 index
1065 \index{INDEX}
1066 索引のエントリを定義する。
1068 --------------------------------------------------------------------
1069 <refer 索引の作り方>
1071 glossary
1072 \glossary{STRING}
1073 用語集のエントリを定義する。
1075 makeindex
1076 \makeindex
1077 \indexentryで登録されている項目を .idx ファイルに書き込む。
1078 プリアンブルで指定する。
1080 --------------------------------------------------------------------
1081 <refer 索引の作り方>
1083 makeglossary
1084 \makeglossary
1085 \glossaryentryで登録されている項目を .glo ファイルに書き込む。
1086 プリアンブルで指定する。
1088 索引の作り方
1090 (1)\documentstyleにmakeidxオプションを与え、プリアンブルに \makeindex
1091 を書き、索引を生成する場所に \printindex を書く。
1092 (2)本文に \index{索引となる単語} を埋め込む。
1093 (3)一度(または二度)タイプセットする。
1094 (4).idxファイルができるのでそのファイルを makeindex にかける。
1095 (5).indファイルができるのでもう一度タイプセットして出来上がり。
1097 ** \indexの記法 **
1098 日本語をそのまま \index{漢字} と入れたのではあいうえお順にソートされない。
1099 そこで、読みを@で区切って \index{かんじ@漢字} のように入れる。
1101 bibliography
1102 \bibliography{FILE1,FILE2, ... ,FILEn}
1103 BibTeXで読み込むファイルを指定する。
1105 bibliographystyle
1106 \bibliographystyle{スタイル}
1107 plain 通上
1108 unsrt ソートしない
1109 alpha "Foo94" のようなタグをつける
1110 abbrv 著者のファーストネーム、発行月、書籍名が省略される
1112 thebibliography
1113 \begin{thebibliography}{LONGESTLABEL} \bibitem{アイテム}… \end{thebibliography}
1114 参考文献データの登録環境を開始する。
1115 データは \bibitem コマンドによって登録する。
1116 \bibitem コマンドの用法は以下の通り。
1117 <refer bibitem>
1119 bibitem
1120 \bibitem{NAME} \bibitem[LABEL]{NAME}
1121 \bibitem{NAME}の書式では、\cite{NAME}で参照され、[1],[2] のような形で引用記号が
1122 出力される、\bibitem[LABEL]{NAME}の書式では、\cite{NAME}で参照され、
1123 [LABEL] のような引用記号が出力される。
1124 LONGESTLABEL は、ラベルの最長を示すためのダミー文字列。
1126 cite
1127 \cite{NAME} \cite[LABEL]{NAME}
1128 \cite{NAME}の書式では、NAMEで参照され、[1],[2] のような形で引用記号が
1129 出力される、\cite[LABEL]{NAME}の書式では、[1,LABEL] のような引用記号
1130 が出力される。
1132 footnote
1133 \footnote{NOTE}
1134 NOTEという内容の脚注を生成する。
1135 \footnote[NUM]{NOTE} とすると、番号をNUMで指定できる。
1136 脚注がうまく出力されないような場所では \footnotemark と \footnotetext を
1137 組み合わせて出力する。
1138 fragile
1140 footnotemark
1141 \footnotemark[NUM]
1142 脚注番号のみ出力する時に使う。tabbing環境のように、脚注が出力されないと
1143 ころで、\footnotetext と組み合わせて使う。[NUM]は省略可。
1145 footnotetext
1146 \footnotetext[NUM]{TEXT}
1147 脚注番号を出力せず脚注のみ出力する。
1148 通常 \footnotemark と組み合わせて使う。
1150 footnotesize
1151 \footnotesize
1152 文字サイズを脚注用のサイズに変更する。
1154 footnotesep
1155 \footnotesep
1156 各脚注の最初に置かれる空白の高さ(数値)。
1159 footnoterule
1160 \footnoterule
1161 本文と脚注のあいだに引かれる罫線を出力。
1163 documentstyle
1164 \documentstyle[OPTION1,OPTION2, ... ,OPTIONn]{STYLE}
1165 文書スタイルを指定する。
1166 [OPTION...] を指定すると、STYLE.sty を読んだ後に、
1167 OPTIONn.sty が順次読み込まれる。
1169 verb
1170 \verb#内容#
1171 \verbの直後に来る文字と、次にあらわれる同じ文字とのあいだに挟まれたもの
1172 を verbatim で表示する。\verb|foo| と \verb,foo, は同じ結果が得られる。
1174 styleparameter
1175 まだ訳していないスタイルパラメータ。
1176 % \topfigrule : Command to place rule (or whatever) between floats
1177 % at top of page and text. Executed in inner vertical
1178 % mode right before the \textfloatsep skip separating
1179 % the floats from the text. Must occupy zero vertical
1180 % space. (See \footnoterule.)
1181 botfigrule
1182 \setlength{\botfigrule}{長さ}
1183 Same as \topfigrule, but put after the \textfloatsep
1184 skip separating text from the floats at bottom of page.
1186 intextsep
1187 \setlength{\intextsep}{長さ}
1188 文書中フロートの上下に残された空白の長さ
1191 newpage
1192 \newpage
1193 改頁を行う。
1194 \clearpage 未出力の図表があれば独立した図表用頁を出力してから
1195 改頁を行う。
1196 \cleardoublepage clearpageと同じだが、 両画面スタイル(bookなど)の
1197 場合は、奇数頁から始まるように改頁する。
1198 \newpage 二段組みの時は現在の段を終了する。
1200 clearpage
1201 \clearpage
1202 <refer newpage>
1204 cleardoublepage
1205 \cleardoublepage
1206 <refer newpage>
1208 長さ
1210 長さに使える単位には以下のものがある。
1211 cm センチ
1212 em 大文字Mの幅
1213 ex 小文字xの高さ
1214 in インチ(約2.54cm)
1215 mm ミリメートル
1216 pc パイカ(=12pt)
1217 pt ポイント(72.27pt=1インチ)
1218 \fill 自然長は0だが、任意の長さに伸びることのできる伸縮長
1219 \stretch{X} \fill のX倍
1221 stretch
1222 \stretch{X}
1223 <refer 長さ>
1225 twocolumn
1226 \twocolumn[STRING]
1227 改頁したあと二段組みでの組版を開始する。
1228 [STRING]を指定すると、STRINGを二段ぶち抜きのタイトルとして出力。
1229 →onecolumn
1231 onecolumn
1232 \onecolumn
1233 改頁したあとで一段組みでの組版を開始する。
1234 →twocolumn
1236 topnewpage
1237 \topnewpage{BOX}
1238 新しいページを開始し、\textwidthのBOXをparboxで作成する。
1239 二段組みページでぶち抜きタイトルを作成する時に用いるとよい。
1241 breakbox
1242 \begin{breakbox} ... \end{breakbox}
1243 ページをまたがる枠で囲む
1244 要 `\usepackage{eclbkbox}'
1246 verbfile
1247 \verbfile{FILE}
1248 FILE を verbatim 環境的に取り込む。
1249 要 `\usepackage{misc}'
1250 cf) \listing
1252 listing
1253 \listing{FILE}
1254 FILE を verbatim 環境的に取り込む(行番号つき)。
1255 要 `\usepackage{misc}'
1256 cf) \verbfile
1258 ascmac
1259 \usepackage{ascmac}
1260 `ascmac' パッケージで定義されている代表的なマクロ
1261 * \boxnote 環境 帳面風のボックス
1262 * \screen 環境 スクリーン出力風の枠
1263 * \itembox 環境 目立つ枠
1264 * \shadebox 環境 影つきボックス
1265 * \keytop{} キートップ
1266 * \yen 円記号
1267 * \return-key リターンキー
1268 * \mask, \maskbox 網掛け文字
1270 boxnote
1271 \begin{boxnote} ... \end{boxnote}
1272 帳面風の枠で囲む
1273 要 ascmac.sty
1275 <refer ascmac>
1277 screen
1278 \begin{screen} ... \end{screen}
1279 スクリーン出力風の枠で囲む
1280 要 `\usepackage{ascmac}'
1282 <refere ascmac>
1284 itembox
1285 \begin{itembox}{ITEMSTRING} ... \end{itembox}
1286 見出し(ITEMSTRING)つきの枠で囲む
1287 要 `\usepackage{ascmac}'
1288 <refere ascmac>
1290 shadebox
1291 \begin{shadebox} ... \end{shadebox}
1292 行幅いっぱいの影つきの枠で囲む
1293 要 `\usepackage{ascmac}'
1294 <refere ascmac>
1296 keytop
1297 \keytop{KEY}
1298 キートップ風に KEY を出力
1299 要 `\usepackage{ascmac}'
1300 <refere ascmac>
1302 mask
1303 \mask{文字列}{網掛けタイプ}
1304 「文字列」を指定した網掛けタイプで装飾する。
1305 網掛けタイプは A〜K のどれか。
1307 例) \mask{御食事券発覚!}{C}
1309 どんな見映えかは以下を見よ。
1310 http://www.yatex.org/help/ascmac-mask.jpg
1312 要 `\usepackage{ascmac}'
1314 <refere ascmac>
1316 maskbox
1317 \maskbox{WIDTH}{HEIGHT}{MASKTYPE}{POS}{STRING}
1318 指定した幅(WIDTH)と高さ(HEIGHT)で指定した網掛けタイプ(MASKTYPE)
1319 のボックスを作り、その中の指定した位置(POS)にSTRINGを配置する。
1320 POSは l c rのどれかで、それぞれ、左寄せ、中央寄せ、右寄せ。
1322 網掛けタイプは A〜K のどれか。
1324 例) \maskbox{0.7\columnwidth}{6em}{A}{c}{\shortstack{これは\\大事件だ!}}
1326 マスクタイプA〜Kがどんな見映えかは以下を見よ。
1327 http://www.yatex.org/help/ascmac-mask.jpg
1329 要 `\usepackage{ascmac}'
1330 <refere ascmac>
1332 alltt
1333 \begin{alltt} ... \end{alltt}
1334 TeXマクロの使えるverbitam環境。
1336 comment
1337 \begin{comment} ... \end{comment}
1338 環境内の全てを出力しないようにする。
1339 ただし、 \includeversion{comment} と書くと環境を出力するようになる。
1340 また \excludeversion{ENV} とすると新しい環境 ENV が
1341 comment 環境 と同じ機能を持つものとして使えるようになる。
1343 要 `\usepackage{version}'
1345 bou
1346 \bou{STRING}
1347 横書き環境で STRING に傍点を付ける。
1349 要 `\usepackage{plext}'
1351 url
1352 \url{URL_STRING}
1353 overfullしがちなURLを頑張って折り返してくれる。
1355 要 `\usepackage{url}'
1357 longtable
1358 \begin{longtable}{POSSTRING} ... \end{longtable}
1359 ページをまたぐ表が作れる。
1361 table環境も参照せよ。
1363 fancybox
1364 \usepackage{fancybox}
1365 各種の見栄えの良いボックスが定義されている。
1367 * \shadowbox{}
1368 * \ovalbox{}
1369 * \doublebox{}
1371 shadowbox
1372 \shadowbox{STRING}
1373 STRINGをその幅で影つきボックスで囲む。
1375 要 `\usepackage{fancybox}`
1377 <ref fancybox>
1379 ovalbox
1380 \ovalbox{STRING}
1381 角の丸い四角枠で STRING を囲む。
1383 要 `\usepackage{fancybox}`
1385 <ref fancybox>
1387 Ovalbox
1388 \Ovalbox{STRING}
1389 角の丸い四角枠で STRING を囲む。ovalboxより線が太い。
1391 要 `\usepackage{fancybox}`
1393 <ref fancybox>
1395 doublebox
1396 \doublebox{STRING}
1397 二重四角枠で STRING を囲む。
1399 要 `\usepackage{fancybox}`
1401 <ref fancybox>
1404 LaiTeX
1405 a Little Assistant Interface for TeX on Vz
1406 おそらくあなたが今 Vz 上で使っているこのモード。
1407 LaTeXを効率的に使うための多くの機能を盛り込んでいます。
1409 【発音について】
1410 laitex.defなどプログラムを指す時は「らいてっく」、システムを指す時は「ら
1411 いちょう」と読みます。
1413 【補足】
1414 「雷鳥」の旧仮名遣いは「らいてう」だそうです。
1416 【謝辞】
1417 以下の方々の御協力を頂きました。ここに感謝申し上げます。
1419 (順不同/代表項目のみ)
1420 横田和也さん(マツダ)
1421 転載を行って頂きました。
1423 北岸隆史さん(豊橋技術科学大)
1424 小林克志さん(広島大)
1425 保甫恒喜さん(立命館大)
1426 小島昭二さん(静岡大)
1427 小林肇さん(金沢工業大)
1428 坂田一生さん(niftyserve)
1429 山際直之さん(niftyserve)
1430 並川仁さん(niftyserve)
1431 バグの指摘や、要望、励ましのメールを頂きました。
1432 (まとめてでごめんなさい -- 桂川)
1434 柴田みゆきさん(京都ソフトウェアリサーチ)
1435 Software Design 誌で本ソフトをご紹介いただきました。
1437 バッキー"毒ラッコ"トミザワさん(筑波大)
1438 雷鳥の為にノートパソコンを無償で貸与して下さいました。
1439 彼のおかげで、雷鳥ははばたくことが出来ました。
1441 laitex
1442 a Little Assistant Interface for TeX on Vz
1443 <refer LaiTeX>
1445 YaTeX
1446 (setq auto-mode-alist (cons '("\\.tex$" . yatex-mode) auto-mode-alist))
1447 おそらくあなたが今 Emacs で使っているこのモード。
1448 LaTeXを効率的に使うための多くの機能を盛り込んでいます。
1450 【発音について】
1451 yatex.elなどプログラムを指す時は「やてっく」、システムを指す時は「やちょ
1452 う」と読みます。
1454 【謝辞】
1455 以下の方々の御協力を頂きました。ここに感謝申し上げます。
1457 (順不同/代表項目のみ/所属は記載当時のもの)
1458 峯恒憲さん(九州大)
1459 Bibtex起動、typeset process の kill、エラー箇所の正しい判定
1460 の要望その他を頂きました。
1462 森中秀明さん(アンリツ)
1463 タイプセットバッファでの実行継続、lpq, bibtex起動、領域指定タイ
1464 プセット後のプレビュー対象ファイルのデフォルト値の変更、
1465 describe-mode、\verb の補完の要望、verbatim環境や\verbの中にある
1466 \begin{}, \end{} を数えないようにする要望、などを頂きました。
1468 石坂裕毅さん(富士通)
1469 YaTeX-get-error-file のバグレポートなどを頂きました。
1471 Bayardさん(asciinet)
1472 min-outとの連係の不具合の報告を頂きました。
1474 Ｋけんさん(asciinet)
1475 ms-dos固有の設定に関するバグレポートを頂きました。
1477 sa2cさん(asciinet)
1478 Mule用のパッチを頂きました。
1480 桂川直己さん(筑波大)
1481 数え切れないバグレポートと要望を頂きました。またVzへの移植版であ
1482 る laitex(雷鳥) を作成されました。また、「こんな機能はどうだろう?」
1483 と相談すると、「いらん」と一蹴し、しばらく経ってから「やっぱり欲
1484 しい」と言うなど、多くの混乱を招かせていただきました。
1486 1997年3月10日、交通事故により愛機ZZ-R1100(D1)と共にあの世へ旅立
1487 たれました。享年二十六歳。彼には、野鳥だけでなく私が手掛けた数多
1488 くのソフトウェアを作る動機、センスあふれるコメントなどを頂きまし
1489 た。現在の野鳥が皆様に支持されるように健やかに育ったのは彼のおか
1490 げと言っても過言ではありません。野鳥/雷鳥/白鳥/飛鳥/花鳥を使うと
1491 きに彼の安らかな眠りを私と共に祈って下さい。
1493 るねきちさん(asciinet)
1494 占い師だそうです。
1495 http://www.gentei.org/~yuuji/lune/astrology/
1497 三平善郎さん(慶應大)
1498 開き括弧の入力時の処理のモード分けのアイデアを頂きました。
1500 萩庭崇さん(慶應大)
1501 begin型補完の内側に文字があった場合それらをインデントしてほしい
1502 という要望を頂きました。
1504 田中健次郎さん(慶應大)
1505 タイプセット時に未セーブ状態の関連ファイルをセーブして欲しいとい
1506 う要望を頂きました。
1508 bauerさん(asciinet)
1509 アクセント補完の要望とアクセント記号の規則の情報等を頂きました。
1511 佐々木たろうさん(asciinet)
1512 数式環境の処理に関する多様なアイデア、ウィンドウ選択処理に関する
1513 ユーザインタフェースの繊細な改善案などを頂きました。
1515 Deslarさん(asciinet)
1516 byte-compile関係のバグ報告などを頂きました。
1518 tadfさん(asciinet)
1519 Demacsでのプロセス起動時のインタフェースの不具合の報告などを頂き
1520 ました。
1522 ほんまたけるさん(asciinet)
1523 パラグラフ境界をLaTeX用に設定しなおす要望などを頂きました。
1525 TUSKさん(asciinet)
1526 Texinfoドキュメント(初版)を作成して頂き、第二版に関するコメント
1527 と添削をして頂きました。
1529 横田和也さん(asciinet)
1530 dviout起動時の工夫の案、ミニバッファで読み込むもののヒストリを分
1531 けるアイデアのきっかけを頂き、ヘルプファイルの項目の提供をして頂
1532 きました。
1534 Nop.Mさん(asciinet)
1535 異なる環境での設定の不具合等のレポートを数多く頂きました。
1537 jaybirdさん(asciinet, bekkoame)
1538 ドキュメントの多くを英訳して下さいました。
1540 内山滋さん(成蹊大学)
1541 日本語入力モード判定関数のバグを直すパッチ、section-view のバグ
1542 報告、* 付きセクションコマンド対応の要望、\right, \left のアドイ
1543 ン関数作成に関する有用な情報などを頂きました。
1545 神貞介さん(niftyserve)
1546 dviout起動オプションに関するコメント、ヘルプファイルのバグ報告等
1547 を頂きました。
1549 藤枝和宏さん(JAIST)
1550 野鳥/雷鳥の Mailing List を設立して頂きました。
1552 松本憲彦さん(東京学芸大)
1553 マニュアルのバグを指摘して頂きました。
1555 小宮山康子さん(成蹊大)
1556 \item[] などの補完後 [] の中にカーソルを置く要望を頂きました。
1558 竹中浩さん(東京大)
1559 M-q (YaTeX-fill-paragraph) のバグを報告して頂きました。
1560 YaTeX-insert-amper をcontributeして頂きました。
1561 作者の数多くの凡ミスを丁寧に拾って下さいました。
1562 YaTeX-shift-section-undo の実現方法を教えていただきました。
1563 Wzへの移植版 HackTeX を作成されました。
1565 佐藤圭さん(慶應大)
1566 ネストした同種のitemize環境でのindentationの不具合を指摘して頂き
1567 ました。
1569 石川洋介さん(富士通)
1570 Mule2で斜体フォントを使用するための手順、auto-insertの存在を教え
1571 て頂きました。
1573 井上浩一さん(九州大学)
1574 MuleでフォーマットしたinfoファイルをNemacs用にコンバートする方法
1575 を教えて頂きました。
1577 田口直文さん(慶應大)
1578 font-lock の使い方を調査するといって、まだ何も教えてくれません。
1579 早くしてください:-)。
1581 吉田尚志さん(慶應大)
1582 label/ref補完で、labelやrefで始まる単語全てを候補にいれてしまう
1583 バグを報告して頂きました。
1585 吉田尚志さん(NTT DATA)
1586 Win32関連で多大なる貢献をして頂きました。
1588 上田佳明さん(豊橋技科大)
1589 Emacs 19.29 以降で生じるYaTeX-indent-new-comment-lineの不具合を
1590 指摘して頂きました。
1592 成宮隆之さん
1593 「野鳥わぁるど」というCoolなWWWページを作成して下さいました。
1595 田中敏さん(富山大学)
1596 AMS-LaTeX に対応するためのパッチを送って頂きました。
1598 西澤幸司さん(東北大学)
1599 田仲稔さん([株]ケイケンエンジニアリングシステム)
1600 begin型補完でおまかせ改行関数があれば、補完時に初期エントリを挿
1601 入するというアイデアを提供していただきました。
1603 葛西澄人さん(慶應大)
1604 YaTeX-default-pop-window-height の原案を頂きました。
1605 $ \% $ のような場合の数式モード終了判定のミスを指摘して頂きました。
1607 安藤利和さん(金沢工大)
1608 野鳥を使うTipsをまとめた「あなたもわたしも野鳥の…」というWWWペー
1609 ジを作成して下さいました。
1611 小原功任さん(神戸大学)
1612 AMS-LaTeXでの数式環境の不足分定義と、\[ .. \] ではfillしない事を
1613 指摘して頂きました。
1615 竹内 奏吾さん(電通大)
1616 YaTeX-section-overview の不具合を修正するパッチを送って頂きました。
1618 宇佐見 Kousukeさん()
1619 数式モードでのセクション型マクロ対応の要望と足すべきマクロ一覧を
1620 頂きました。
1622 松田茂樹さん(千葉大)
1623 AMS LaTeX用のいくつかの関数、YaTeX-change-parentheses などを作成
1624 して頂きました。
1626 安宅 正之さん(東京理科大)
1627 かな漢字変換自動OFF機能の T-Code 対応パッチを送って頂きました。
1629 土屋 雅稔さん(京大)
1630 用紙指定オプションなどたくさんのパッチとコメントを頂きました。
1632 太田康広さん(buffalo.edu)
1633 山尾貴則さん(東北大)
1634 Meadowユーザのための詳細インストールドキュメントを書いて下さいました。
1636 yatex
1637 (setq auto-mode-alist (cons '("\\.tex$" . yatex-mode) auto-mode-alist))
1638 <refer YaTeX>