1.1 --- a/docs/yatexj	Fri May 11 15:43:40 2012 +0900
     1.2 +++ b/docs/yatexj	Mon May 14 21:34:28 2012 +0900
     1.3 @@ -1,7 +1,7 @@
     1.4  Info file: yatexj,    -*-Text-*-
     1.5  produced by `texinfo-format-buffer'
     1.6  from file `yatexj.tex'
     1.7 -using `texinfmt.el' version 2.38 of 3 July 1998.
     1.8 +using `texinfmt.el' version 2.42 of  7 Jul 2006.
     1.9  
    1.10  START-INFO-DIR-ENTRY
    1.11  * YaTeX: (yatexj).      Yet Another tex-mode for Emacs (Japanese).
    1.12 @@ -49,11 +49,11 @@
    1.13  はじめに
    1.14  ********
    1.15  
    1.16 -  野鳥は、GNU Emacs で LaTeX 用の文書を作成する時に pLaTeX などのタイプセッ
    1.17 -トコマンドや、プレヴューアの起動を Emacs 編集画面中から行えるようにすると
    1.18 -共に、拡張性の高い種々の補完機能によりソーステキストの編集を支援します。さ
    1.19 -らに LaTeX コマンドのオンラインヘルプによりマニュアルを調べる手間を軽減し
    1.20 -ます。
    1.21 +  野鳥は、GNU Emacs で LaTeX 用の文書を作成する時に pLaTeX などのタイプ
    1.22 +セットコマンドや、プレヴューアの起動を Emacs 編集画面中から行えるように
    1.23 +すると共に、拡張性の高い種々の補完機能によりソーステキストの編集を支援
    1.24 +します。さらに LaTeX コマンドのオンラインヘルプによりマニュアルを調べる
    1.25 +手間を軽減します。
    1.26  
    1.27    English manual *Note Top: (yatexe)Top.
    1.28  
    1.29 @@ -73,23 +73,24 @@
    1.30  
    1.31     * section型コマンド
    1.32  
    1.33 -     `\section{タイトル}'や`\mbox{内容}'のように引数を取るLaTeXコマンドを
    1.34 -     指します。
    1.35 +     `\section{タイトル}'や`\mbox{内容}'のように引数を取るLaTeXコマンド
    1.36 +     を指します。
    1.37  
    1.38     * maketitle型コマンド
    1.39  
    1.40 -     `\maketitle'や`\tableofcontents'のように引数を取らないLaTeXコマンドを
    1.41 -     指します。
    1.42 +     `\maketitle'や`\tableofcontents'のように引数を取らないLaTeXコマン
    1.43 +     ドを指します。
    1.44  
    1.45     * large型コマンド
    1.46  
    1.47 -     `{\large ...}' や `{\tt ...}' のようなフォント/サイズ指定子を指します。
    1.48 +     `{\large ...}' や `{\tt ...}' のようなフォント/サイズ指定子を指し
    1.49 +     ます。
    1.50  
    1.51     * `[prefix]'
    1.52  
    1.53 -     野鳥の機能を呼び出すためのプリフィクスキー。デフォルトでは`C-c'に割り
    1.54 -     当てられているので、特に変更していない場合本マニュアルの `[prefix]' 
    1.55 -     という表記は、`C-c' と読み換えてください。
    1.56 +     野鳥の機能を呼び出すためのプリフィクスキー。デフォルトでは`C-c'に
    1.57 +     割り当てられているので、特に変更していない場合本マニュアルの
    1.58 +     `[prefix]' という表記は、`C-c' と読み換えてください。
    1.59  
    1.60  
    1.61  
    1.62 @@ -102,25 +103,27 @@
    1.63     * カーソル位置によらない固定リジョンの部分タイプセット
    1.64     * \includeonlyのワンタッチ更新
    1.65     * エラー箇所への自動ジャンプ(`C-c '')
    1.66 -   * `\begin{}, \end{}, \section...' などの LaTeX コマンドの補完入力(`C-c
    1.67 -     b', `C-c s', `C-c l', `C-c m')
    1.68 -   * 既に入力したテキストを環境やコマンド引数の中に取り込む括り補完(`C-u'
    1.69 -     +通常補完キー)
    1.70 +   * `\begin{}, \end{}, \section...' などの LaTeXコマンドの補完入力
    1.71 +     (`C-c b', `C-c s', `C-c l', `C-c m')
    1.72 +   * 既に入力したテキストを環境やコマンド引数の中に取り込む括り補完
    1.73 +     (`C-u' +通常補完キー)
    1.74     * セクション区切り入力時の文書構造アウトライン表示
    1.75     * セクションコマンドの一括シフト (*Note view-sectioning::)
    1.76     * 補完辞書の学習
    1.77     * LaTeX の環境やコマンドに応じたガイド付き引数入力
    1.78     * 野鳥にないガイド付き引数入力関数の自動生成(`yatexgen.el')
    1.79     * LaTeX コマンドの削除/変更(`C-c k', `C-c c')
    1.80 -   * ファイル間、`\begin'<->`\end'間、`\ref'<->`\label'間、
    1.81 -     `\cite'<->`\bibitem'ジャンプ(`C-c g')
    1.82 -   * 一括コメントアウト/アンコメントアウト(`C-c >', `C-c <', `C-c ,', `C-c
    1.83 -     .')
    1.84 +   * ファイル間、`\begin'<->`\end'間、
    1.85 +             `\ref'<->`\label'間、
    1.86 +             `\cite'<->`\bibitem'ジャンプ(`C-c g')
    1.87 +   * 一括コメントアウト/アンコメントアウト(`C-c >', `C-c <', `C-c ,',
    1.88 +     `C-c .')
    1.89     * アクセント記号/数式環境用コマンド/ギリシャ文字の入力支援(`C-c a',
    1.90       `;', `/')
    1.91     * tabular/array環境のカラム位置ガイド
    1.92     * 標準的 LaTeX コマンドのオンラインヘルプ(`C-c ?', `C-c /')
    1.93 -   * ドキュメントのインクルード構造の視覚的表示とバッファ切り替え(`C-c d')
    1.94 +   * ドキュメントのインクルード構造の視覚的表示とバッファ切り替え(`C-c
    1.95 +     d')
    1.96     * 補完入力したマクロに応じて必要な \userpackage を入れてくれる先回り
    1.97       userpackage
    1.98     * \labelを打つことはもう忘れよう! refやcite補完入力で自動生成します
    1.99 @@ -141,31 +144,31 @@
   1.100             (cons (cons "\\.tex$" 'yatex-mode) auto-mode-alist))
   1.101       (autoload 'yatex-mode "yatex" "Yet Another LaTeX mode" t)
   1.102  
   1.103 -次に野鳥の emacs-lisp ファイル群を置くディレクトリを load-path に加えます。
   1.104 -たとえば、 `~/src/emacs/yatex'に置くのであれば、
   1.105 +次に野鳥の emacs-lisp ファイル群を置くディレクトリを load-path に加えま
   1.106 +す。たとえば、 `~/src/emacs/yatex'に置くのであれば、
   1.107  
   1.108       (setq load-path (cons (expand-file-name "~/src/emacs/yatex") load-path))
   1.109  
   1.110  などとします。
   1.111  
   1.112 -  以上の設定により、拡張子が .tex であるファイルを編集すると自動的に野鳥が
   1.113 -ロードされます。野鳥が正常に起動できたときはモードラインの表示が「やてふ」
   1.114 -に変わります。
   1.115 +  以上の設定により、拡張子が .tex であるファイルを編集すると自動的に野
   1.116 +鳥がロードされます。野鳥が正常に起動できたときはモードラインの表示が
   1.117 +「やてふ」に変わります。
   1.118  
   1.119  
   1.120  タイプセッタ/プレヴューア環境の設定
   1.121  ===================================
   1.122  
   1.123 -  利用する外部プログラムに関する以下の変数を確認し、必要なら正しい値に変更
   1.124 -します。
   1.125 +  利用する外部プログラムに関する以下の変数を確認し、必要なら正しい値に
   1.126 +変更します。
   1.127  `tex-command'
   1.128               ... 起動するタイプセッタのコマンド名
   1.129  `dvi2-command'
   1.130               ... 起動するプレヴューアのコマンド名
   1.131  `NTT-jTeX'
   1.132 -             ... 改行+インデントによって、タイプセット後の字間が空いてしま
   1.133 -     うのを抑制する場合にtにする(古いNTT-jTeXで顕著に現れる)。具体的には、
   1.134 -     fillするときに各行の終わりに%を付加するようになる。
   1.135 +             ... 改行+インデントによって、タイプセット後の字間が空いて
   1.136 +     しまうのを抑制する場合にtにする(古いNTT-jTeXで顕著に現れる)。具体
   1.137 +     的には、fillするときに各行の終わりに%を付加するようになる。
   1.138  `YaTeX-kanji-code'
   1.139               ... 文書を作成する時の漢字コード
   1.140  `dviprint-command-format'
   1.141 @@ -173,9 +176,10 @@
   1.142  `makeindex-command'
   1.143               ... makeindexコマンド
   1.144  
   1.145 -これらを変更する場合は、やはり`~/.emacs'にて、たとえば(setq tex-command
   1.146 -"pdflatex") のようにしてください。どのような値をセットすれば良いかについて
   1.147 -は、*Note All customizable variables::を参照してください。
   1.148 +これらを変更する場合は、やはり`~/.emacs'にて、たとえば
   1.149 +     (setq tex-command "pdflatex")
   1.150 +のようにしてください。どのような値をセットすれば良いかについては、
   1.151 +*Note All customizable variables::を参照してください。
   1.152  
   1.153  
   1.154  
   1.155 @@ -185,16 +189,16 @@
   1.156  latexコマンド起動
   1.157  *****************
   1.158  
   1.159 -LaTeXソースの編集中、次のキー入力により、platex などのタイプセットプログラ
   1.160 -ム(以後タイプセッタと呼ぶ)、プレヴューアなどの起動ができます。
   1.161 +LaTeXソースの編集中、次のキー入力により、platex などのタイプセットプロ
   1.162 +グラム(以後タイプセッタと呼ぶ)、プレヴューアなどの起動ができます。
   1.163  
   1.164  `[prefix] t j'
   1.165               ... タイプセッタ(platex)起動
   1.166  `[prefix] t r'
   1.167               ... タイプセッタ起動(領域指定)
   1.168  `[prefix] t e'
   1.169 -             ... タイプセッタ起動(ポイント位置の環境または数式モードのみ対
   1.170 -     象)
   1.171 +             ... タイプセッタ起動(ポイント位置の環境または数式モードの
   1.172 +     み対象)
   1.173  `[prefix] t k'
   1.174               ... 動作中のタイプセッタの停止
   1.175  `[prefix] t b'
   1.176 @@ -202,7 +206,7 @@
   1.177  `[prefix] t i'
   1.178               ... makeindex起動
   1.179  `[prefix] t d'
   1.180 -     	... タイプセット完了後dvipdfmx起動
   1.181 +        ... タイプセット完了後dvipdfmx起動
   1.182  `[prefix] t p'
   1.183               ... プレヴューア起動
   1.184  `[prefix] t l'
   1.185 @@ -223,49 +227,49 @@
   1.186  タイプセッタ起動
   1.187  ================
   1.188  
   1.189 -  タイプセッタを起動すると、編集ウィンドウが2つに分割され、片方のウィンド
   1.190 -ウにタイプセット画面が表示されます。出力されるメッセージと連動しタイプセッ
   1.191 -トバッファは自動的にスクロールします。もし、途中でエラーが起こって止まって
   1.192 -しまった場合にはタイプセットバッファに移り、(`C-x o') タイプセッタの出して
   1.193 -いる ? プロンプトに対して、`x' (処理の中断)などの指示を送ることができます。
   1.194 -エラーを修正する場合は、
   1.195 +  タイプセッタを起動すると、編集ウィンドウが2つに分割され、片方のウィン
   1.196 +ドウにタイプセット画面が表示されます。出力されるメッセージと連動しタイ
   1.197 +プセットバッファは自動的にスクロールします。もし、途中でエラーが起こっ
   1.198 +て止まってしまった場合にはタイプセットバッファに移り、(`C-x o') タイプ
   1.199 +セッタの出している ? プロンプトに対して、`x' (処理の中断)などの指示を送
   1.200 +ることができます。エラーを修正する場合は、
   1.201  
   1.202  `[prefix] ''
   1.203  `(prefix+アポストロフィ)'
   1.204               ... 直前のエラー発生行へジャンプ
   1.205  
   1.206 -を入力することにより、タイプセッタがエラーを発生した行に移ることができます。
   1.207 -また、タイプセッタの出力する overfull hbox などのウォーニング行にも対応し
   1.208 -ていますので、順次 `[prefix] '' を押すことにより、一つ前のウォーニング発生
   1.209 -行にジャンプしていきます。
   1.210 -
   1.211 -  もし、気になるエラー行があった場合は、タイプセットバッファで、エラーの表
   1.212 -示されている行にカーソルを合わせスペースキーを押すと LaTeX ソースの対応す
   1.213 -る行にジャンプします。
   1.214 +を入力することにより、タイプセッタがエラーを発生した行に移ることができ
   1.215 +ます。また、タイプセッタの出力する overfull hbox などのウォーニング行に
   1.216 +も対応していますので、順次 `[prefix] '' を押すことにより、一つ前のウォー
   1.217 +ニング発生行にジャンプしていきます。
   1.218 +
   1.219 +  もし、気になるエラー行があった場合は、タイプセットバッファで、エラー
   1.220 +の表示されている行にカーソルを合わせスペースキーを押すと LaTeX ソースの
   1.221 +対応する行にジャンプします。
   1.222  
   1.223  
   1.224  領域タイプセット
   1.225  ----------------
   1.226  
   1.227 -  ポイントとマークの間、あるいはテキスト中に埋め込んだ `%#BEGIN' と`%#END'
   1.228 -の間の領域(*Note %#notation::)だけを切り取ってタイプセットすることができま
   1.229 -す。この場合メインファイルのプリアンブルが一時ファイルのプリアンブルとして
   1.230 -使われます。したがってプリアンブルにないマクロ定義が領域内にあるとエラーに
   1.231 -なります。領域タイプセットを使う場合、必ずマクロ定義はプリアンブル
   1.232 -(`\begin{document}'より前)に置くようにして下さい。一時ファイルはメインファ
   1.233 -イルのあるディレクトリの`texput.tex'という名前で出力されるので、上書きには
   1.234 -注意してください。
   1.235 +  ポイントとマークの間、あるいはテキスト中に埋め込んだ `%#BEGIN' と
   1.236 +`%#END'の間の領域(*Note %#notation::)だけを切り取ってタイプセットするこ
   1.237 +とができます。この場合メインファイルのプリアンブルが一時ファイルのプリ
   1.238 +アンブルとして使われます。したがってプリアンブルにないマクロ定義が領域
   1.239 +内にあるとエラーになります。領域タイプセットを使う場合、必ずマクロ定義
   1.240 +はプリアンブル(`\begin{document}'より前)に置くようにして下さい。一時ファ
   1.241 +イルはメインファイルのあるディレクトリの`texput.tex'という名前で出力さ
   1.242 +れるので、上書きには注意してください。
   1.243  
   1.244  
   1.245  環境タイプセット
   1.246  ----------------
   1.247  
   1.248 -  `[prefix] te' を押すと、ポイント位置の最も内側の環境、または数式モード内
   1.249 -の場合はその数式モード全体が自動的に領域選択されて、領域タイプセットを呼び
   1.250 -出します。tabular環境や数式モードで複雑なものを作っている場合は確かめたい
   1.251 -部分だけを確認できるので便利です。これも `texput.tex' に該当部分を書き出し
   1.252 -ます。プレヴューアで `texput.dvi' を開いたままにしておけば修正と確認が素早
   1.253 -くできるでしょう。
   1.254 +  `[prefix] te' を押すと、ポイント位置の最も内側の環境、または数式モー
   1.255 +ド内の場合はその数式モード全体が自動的に領域選択されて、領域タイプセッ
   1.256 +トを呼び出します。tabular環境や数式モードで複雑なものを作っている場合は
   1.257 +確かめたい部分だけを確認できるので便利です。これも `texput.tex' に該当
   1.258 +部分を書き出します。プレヴューアで `texput.dvi' を開いたままにしておけ
   1.259 +ば修正と確認が素早くできるでしょう。
   1.260  
   1.261  
   1.262  
   1.263 @@ -273,11 +277,11 @@
   1.264  
   1.265  プレヴューア起動
   1.266  ================
   1.267 -  `[prefix] t p' によりプレヴューアの起動ができます。さらに、もしあなたが、-
   1.268 -remote 機能つきのxdviを利用している場合は `[prefix] t s' を押すことにより
   1.269 -カーソル位置の文字列を検索してそのページを表示するようにすでに起動中のxdvi
   1.270 -に命令を送ります。これにより、現在編集中の箇所のタイプセット結果を即座に見
   1.271 -ることができます。
   1.272 +  `[prefix] t p' によりプレヴューアの起動ができます。さらに、もしあなた
   1.273 +が、-remote 機能つきのxdviを利用している場合は `[prefix] t s' を押すこ
   1.274 +とによりカーソル位置の文字列を検索してそのページを表示するようにすでに
   1.275 +起動中のxdviに命令を送ります。これにより、現在編集中の箇所のタイプセッ
   1.276 +ト結果を即座に見ることができます。
   1.277  
   1.278  
   1.279  
   1.280 @@ -287,8 +291,8 @@
   1.281  プリントアウト
   1.282  ==============
   1.283  
   1.284 -  `[prefix] t l'を押してプリントアウトを指示すると、出力開始/終了ページを
   1.285 -聞いてくるので、それぞれに答えます。これを省略したい時は、
   1.286 +  `[prefix] t l'を押してプリントアウトを指示すると、出力開始/終了ページ
   1.287 +を聞いてくるので、それぞれに答えます。これを省略したい時は、
   1.288  universal-argument をつけ、
   1.289  
   1.290  
   1.291 @@ -304,8 +308,8 @@
   1.292  %#記法
   1.293  ******
   1.294  
   1.295 -  本文中に`%#'ではじまるキーワードを埋め込むことでタイプセッタ起動等の制御
   1.296 -をすることができます。
   1.297 +  本文中に`%#'ではじまるキーワードを埋め込むことでタイプセッタ起動等の
   1.298 +制御をすることができます。
   1.299  
   1.300  * Menu:
   1.301  
   1.302 @@ -338,33 +342,34 @@
   1.303  入力ファイル分割
   1.304  ================
   1.305  
   1.306 -また、章毎に別ファイルの .tex を作成している場合で、`main.tex'から 
   1.307 -`sub.tex' を `\include'しているような時は、`sub.tex'の任意の位置に次のよう
   1.308 -な行を埋め込みます。
   1.309 +また、章毎に別ファイルの .tex を作成している場合で、`main.tex'から
   1.310 +`sub.tex' を `\include'しているような時は、`sub.tex'の任意の位置に次の
   1.311 +ような行を埋め込みます。
   1.312  
   1.313               %#!platex main.tex
   1.314  
   1.315  
   1.316 -上の例のようにコマンド名だけでなく引数も書いた場合には、全てをそのまま 
   1.317 -shell に渡すので次のように書けば、ghostview などをプレヴューアに使う時に便
   1.318 -利です。
   1.319 +上の例のようにコマンド名だけでなく引数も書いた場合には、全てをそのまま
   1.320 +shell に渡すので次のように書けば、ghostview などをプレヴューアに使う時
   1.321 +に便利です。
   1.322  
   1.323  
   1.324               %#!platex main && dvi2ps main.dvi > main
   1.325  
   1.326 -なお、この行の最後の単語のピリオド以前を「メインファイル」のベースネームで
   1.327 -あると仮定します(上の2つの場合どちらも`main')。この行に記述した、`%f'はメ
   1.328 -インファイル名に、 `%r' はメインファイルの拡張子を取り除いた部分に置換され
   1.329 -ます。ただし、`%f,%r'を利用した場合、初回タイプセット時に必ずメインファイ
   1.330 -ル名の入力を促されます。
   1.331 -
   1.332 -  `[prefix] g' (*Note Cursor jump::参照) でのファイル間ジャンプを有効に機
   1.333 -能させるため、入力ファイル分割時には次のことに注意して下さい。
   1.334 -
   1.335 -  1. サブディレクトリを作って、その中にサブファイルを置くことはできるがサ
   1.336 -     ブディレクトリのサブディレクトリには置けない。
   1.337 +なお、この行の最後の単語のピリオド以前を「メインファイル」のベースネー
   1.338 +ムであると仮定します(上の2つの場合どちらも`main')。この行に記述した、
   1.339 +`%f'はメインファイル名に、 `%r' はメインファイルの拡張子を取り除いた部
   1.340 +分に置換されます。ただし、`%f,%r'を利用した場合、初回タイプセット時に必
   1.341 +ずメインファイル名の入力を促されます。
   1.342 +
   1.343 +  `[prefix] g' (*Note Cursor jump::参照) でのファイル間ジャンプを有効に
   1.344 +機能させるため、入力ファイル分割時には次のことに注意して下さい。
   1.345 +
   1.346 +  1. サブディレクトリを作って、その中にサブファイルを置くことはできるが
   1.347 +     サブディレクトリのサブディレクトリには置けない。
   1.348    2. メインファイルからサブディレクトリ内のファイルを include する時には、
   1.349 -     相対パス指定を用いて、`\include{chap1/sub}'のように記述。
   1.350 +     相対パス指定を用いて、
   1.351 +     `\include{chap1/sub}'のように記述。
   1.352    3. メインファイルが一つ上のディレクトリにある場合も、サブファイルには
   1.353       %#!platex main.tex のように記述する(../mainではない)。
   1.354  
   1.355 @@ -377,35 +382,36 @@
   1.356  領域の固定
   1.357  ==========
   1.358  
   1.359 -  `[prefix] tr' の領域指定のタイプセットでは、とくに指定のないかぎり、 
   1.360 -`C-SPC'でマークした位置と、ポイント(カーソル位置)の間を領域とみなしますが、
   1.361 -必ず決まった領域をタイプセットしたい場合は、その領域を
   1.362 +  `[prefix] tr' の領域指定のタイプセットでは、とくに指定のないかぎり、
   1.363 +`C-SPC'でマークした位置と、ポイント(カーソル位置)の間を領域とみなします
   1.364 +が、必ず決まった領域をタイプセットしたい場合は、その領域を
   1.365  
   1.366               %#BEGIN
   1.367               <渡したい領域>
   1.368               %#END
   1.369  
   1.370 -のように`%#BEGIN'と`%#END'で囲み、カーソルを「`%#BEGIN'以降」に置いてくだ
   1.371 -さい。この時の領域決定規則をまとめると次のようになります。
   1.372 -
   1.373 -
   1.374 -  1. カーソル位置よりバッファの先頭方向に`%#BEGIN'というキーワードがある場
   1.375 -     合
   1.376 +のように`%#BEGIN'と`%#END'で囲み、カーソルを「`%#BEGIN'以降」に置いてく
   1.377 +ださい。この時の領域決定規則をまとめると次のようになります。
   1.378 +
   1.379 +
   1.380 +  1. カーソル位置よりバッファの先頭方向に`%#BEGIN'というキーワードがあ
   1.381 +     る場合
   1.382  
   1.383         1. `%#BEGIN'よりバッファの末尾方向に`%#END'というキーワードが見つかっ
   1.384            た場合。
   1.385            =>`%#BEGIN' から、その `%#END' のある位置まで。
   1.386 -       2. `%#END' が見つからなかった場合。=>バッファの最後尾まで。
   1.387 +       2. `%#END' が見つからなかった場合。
   1.388 +          =>バッファの最後尾まで。
   1.389  
   1.390    2. カーソル位置よりバッファの先頭方向に `%#BEGIN' というキーワードが
   1.391       見つからなかった場合。
   1.392       =>マーク(`C-SPC'位置)とポイント(カーソル位置)の間の領域。
   1.393  
   1.394 -  tabular 環境を何度も試行錯誤しているような場合は、`\begin'の前の行に 
   1.395 -`%#BEGIN' と書き、`\end' の次の行に `%#END' と書いておくと簡単に作表結果を
   1.396 -テストすることができます。また、長い .tex ファイルの後半に `%#BEGIN' を書
   1.397 -いておけば、前半の部分は無視できます。このBEGINとEND の消し忘れには十分ご
   1.398 -注意下さい。
   1.399 +  tabular 環境を何度も試行錯誤しているような場合は、`\begin'の前の行に
   1.400 +`%#BEGIN' と書き、`\end' の次の行に `%#END' と書いておくと簡単に作表結
   1.401 +果をテストすることができます。また、長い .tex ファイルの後半に
   1.402 +`%#BEGIN' を書いておけば、前半の部分は無視できます。このBEGINとENDの消
   1.403 +し忘れには十分ご注意下さい。
   1.404  
   1.405  
   1.406  
   1.407 @@ -415,9 +421,9 @@
   1.408  lprフォーマット
   1.409  ===============
   1.410  
   1.411 -  まず、プリントアウト用コマンド列のフォーマットについて説明します。コマン
   1.412 -ド列フォーマットは、3つの Lisp 変数によって表現されます。デフォルトの 
   1.413 -dvi2ps 用のフォーマットを例に説明します。
   1.414 +  まず、プリントアウト用コマンド列のフォーマットについて説明します。コ
   1.415 +マンド列フォーマットは、3つの Lisp 変数によって表現されます。デフォルト
   1.416 +の dvi2ps 用のフォーマットを例に説明します。
   1.417  
   1.418  `(1)dviprint-command-format'
   1.419       `"dvi2ps %f %t %s | lpr"'
   1.420 @@ -428,18 +434,19 @@
   1.421  `(3)dviprint-to-format'
   1.422       `"-t %e"'
   1.423  
   1.424 -実際にプリントアウトする時は、(1)中の %s がファイル名に置き換えられ、%f が
   1.425 -(2)の内容、%t が(3)の内容に置き換えられます。その際に(2)の文字列中の %b は
   1.426 -「出力開始ページ」、(3)の文字列中の %e は「出力終了ページ」に置き換えられ
   1.427 -ます。もし、ページを指定しない時には、%f, %t 両方とも無視されます。
   1.428 -
   1.429 -  この、dviprint-command-format を臨時に変えたい時は、LaTeX のソーステキス
   1.430 -ト中の任意の場所に、
   1.431 +実際にプリントアウトする時は、(1)中の %s がファイル名に置き換えられ、
   1.432 +%f が(2)の内容、%t が(3)の内容に置き換えられます。その際に(2)の文字列中
   1.433 +の %b は「出力開始ページ」、(3)の文字列中の %e は「出力終了ページ」に置
   1.434 +き換えられます。もし、ページを指定しない時には、%f, %t 両方とも無視され
   1.435 +ます。
   1.436 +
   1.437 +  この、dviprint-command-format を臨時に変えたい時は、LaTeX のソーステ
   1.438 +キスト中の任意の場所に、
   1.439  
   1.440               %#LPR dvi2ps %f %t %s | 4up -page 4 | texfix | lpr -Plp2
   1.441  
   1.442 -のように書いて下さい。プリントアウトするページ範囲をいちいち聞かせないよう
   1.443 -にする時に
   1.444 +のように書いて下さい。プリントアウトするページ範囲をいちいち聞かせない
   1.445 +ようにする時に
   1.446  
   1.447               %#LPR dvi2ps %s | lpr
   1.448  
   1.449 @@ -455,14 +462,14 @@
   1.450  LaTeX 文書に関連するコマンドは以下の %# 記法で指定することができます。
   1.451  
   1.452        `%#BIBTEX'
   1.453 -     
   1.454 -     	... makeindexを行なうコマンドライン([prefix] t b)
   1.455 +
   1.456 +        ... makeindexを行なうコマンドライン([prefix] t b)
   1.457        `%#MAKEINDEX'
   1.458 -     
   1.459 -     	... bibtexを行なうコマンドライン([prefix] t i)
   1.460 -
   1.461 -行頭がこれらのキーワードで始まる行をLaTeX文書の先頭付近に書いておけば、そ
   1.462 -れで指定したコマンドを起動できます。
   1.463 +
   1.464 +        ... bibtexを行なうコマンドライン([prefix] t i)
   1.465 +
   1.466 +行頭がこれらのキーワードで始まる行をLaTeX文書の先頭付近に書いておけば、
   1.467 +それで指定したコマンドを起動できます。
   1.468  
   1.469  
   1.470  
   1.471 @@ -480,10 +487,11 @@
   1.472  
   1.473               !)Edit-%#! B)EGIN-END-region L)Edit-%#LPR
   1.474  
   1.475 -というメニューが出て来るので、`%#!'に続くコマンドを変更したい時には`!'を、
   1.476 -`%#LPR'で lpr フォーマットを変えたい時は`l'を、あらかじめ設定したリジョン
   1.477 -を `%#BEGIN' 〜 `%#END' で括りたい時は、`b'を押します。`b'を選んだ時には、
   1.478 -それまでバッファ中に置かれていた`%#BEGIN', `%#END' が自動的に消去されます。
   1.479 +というメニューが出て来るので、`%#!'に続くコマンドを変更したい時には
   1.480 +`!'を、`%#LPR'で lpr フォーマットを変えたい時は`l'を、あらか
   1.481 +じめ設定したリジョンを `%#BEGIN' 〜 `%#END' で括りたい時は、
   1.482 +`b'を押します。`b'を選んだ時には、それまでバッファ中に置かれていた
   1.483 +`%#BEGIN', `%#END' が自動的に消去されます。
   1.484  
   1.485  
   1.486  
   1.487 @@ -492,17 +500,17 @@
   1.488  補完入力
   1.489  ********
   1.490  
   1.491 -  LaTeX での環境名などは、野鳥の補完機能を利用して能率的に入力することがで
   1.492 -きます。
   1.493 +  LaTeX での環境名などは、野鳥の補完機能を利用して能率的に入力すること
   1.494 +ができます。
   1.495  
   1.496  * Menu:
   1.497  
   1.498 -* begin型補完::                 
   1.499 -* section型補完::               
   1.500 -* large型補完::                 
   1.501 -* maketitle型補完::             
   1.502 +* begin型補完::
   1.503 +* section型補完::
   1.504 +* large型補完::
   1.505 +* maketitle型補完::
   1.506  * Arbitrary completion::        随時補完
   1.507 -* end補完::                     
   1.508 +* end補完::
   1.509  * Accent mark completion::      アクセント記号補完
   1.510  * Image completion::            数式記号イメージ補完
   1.511  * Greek letter completion::     ギリシャ文字補完
   1.512 @@ -514,14 +522,14 @@
   1.513  begin型補完
   1.514  ===========
   1.515  
   1.516 -  `\begin{env}...\end{env}'の様な形式の入力の補完をbegin型補完と呼ぶことに
   1.517 -します。begin 型補完は、
   1.518 +  `\begin{env}...\end{env}'の様な形式の入力の補完をbegin型補完と呼ぶこ
   1.519 +とにします。begin 型補完は、
   1.520  
   1.521  `[prefix] b'
   1.522               ... begin 型補完開始(標準では `C-c b')
   1.523  
   1.524 -で始まります。頻繁に用いられる次の LaTeX 環境の補完は、[prefix] `b' に続く
   1.525 -次の1文字を入力するだけで、`\begin{xxx}...\end{xxx}'を完成させます。
   1.526 +で始まります。頻繁に用いられる次の LaTeX 環境の補完は、[prefix] `b'に続
   1.527 +く次の1文字を入力するだけで、`\begin{xxx}...\end{xxx}'を完成させます。
   1.528  
   1.529  `[prefix] b c'
   1.530               ... `\begin{center}...\end{center}'
   1.531 @@ -558,8 +566,8 @@
   1.532  `[prefix] b V'
   1.533               ... `\begin{verse}...\end{verse}'
   1.534  
   1.535 -  上記のもの以外の環境名は Emacs の持つインクリメンタルな補完機能を用いて
   1.536 -入力します(上記の環境名も以下の補完入力可能)。
   1.537 +  上記のもの以外の環境名は Emacs の持つインクリメンタルな補完機能を用い
   1.538 +て入力します(上記の環境名も以下の補完入力可能)。
   1.539  
   1.540  `[prefix] b SPC'
   1.541               ... begin 型補完入力
   1.542 @@ -568,39 +576,39 @@
   1.543  
   1.544               Begin environment(default document):
   1.545  
   1.546 -と表示されます。ここで、何も入れずにリターンキーのみ押すと、括弧内に出てい
   1.547 -るデフォルトの環境名が入力されますが、適当な環境名を入力すると、`\begin{環
   1.548 -境名} … \end{環境名}'が文書中に挿入されます。ミニバッファで環境名を入力す
   1.549 -るときに、環境名の頭文字を入力し「スペース」をたたくと、一致する環境名が内
   1.550 -部テーブルに存在した場合、正しい環境名に補完されるので、入力の手間が省けま
   1.551 -す。内部テーブルに存在しない環境名を入力した時はユーザ専用のテーブルに登録
   1.552 -され、さらにそのテーブルを自動的に、ユーザ辞書(デフォルトでは 
   1.553 -`~/.yatexrc')に保存します。
   1.554 -
   1.555 -さらに、特定の環境を補完入力した時にはその環境で必ず用いられるエントリを自
   1.556 -動挿入します(例: `itemize'環境における`\item'など)。挿入されたエントリが不
   1.557 -要な場合にはundoによって消去して下さい。
   1.558 +と表示されます。ここで、何も入れずにリターンキーのみ押すと、括弧内に出
   1.559 +ているデフォルトの環境名が入力されますが、適当な環境名を入力すると、
   1.560 +`\begin{環境名} … \end{環境名}'が文書中に挿入されます。ミニバッファで
   1.561 +環境名を入力するときに、環境名の頭文字を入力し「スペース」をたたくと、
   1.562 +一致する環境名が内部テーブルに存在した場合、正しい環境名に補完されるの
   1.563 +で、入力の手間が省けます。内部テーブルに存在しない環境名を入力した時は
   1.564 +ユーザ専用のテーブルに登録され、さらにそのテーブルを自動的に、ユーザ辞
   1.565 +書(デフォルトでは `~/.yatexrc')に保存します。
   1.566 +
   1.567 +さらに、特定の環境を補完入力した時にはその環境で必ず用いられるエントリ
   1.568 +を自動挿入します(例: `itemize'環境における`\item'など)。挿入されたエン
   1.569 +トリが不要な場合にはundoによって消去して下さい。
   1.570  
   1.571  
   1.572  既に書いたテキストを環境で括る
   1.573  ------------------------------
   1.574  
   1.575 -  ところで、最初に書いてしまったブロックを後から、itemize 環境の中に閉じこ
   1.576 -めたいと思うことがありますが、そのようなときは、あらかじめ閉じこめたい段落
   1.577 -をマークして、begin 型補完の各コマンドの `[prefix]' の次の『小文字の 'b'』 
   1.578 -を『大文字』に変えて起動して下さい。(または、`C-u' を先に打ち、universal
   1.579 -argument をつけても可能です)
   1.580 -
   1.581 -  例えばあるパラグラフを description 環境の中に入れたいときは、そのパラグ
   1.582 -ラフをマークしてから、
   1.583 +  ところで、最初に書いてしまったブロックを後から、itemize 環境の中
   1.584 +に閉じこめたいと思うことがありますが、そのようなときは、あらかじめ
   1.585 +閉じこめたい段落をマークして、begin 型補完の各コマンドの `[prefix]'
   1.586 +の次の『小文字の 'b'』 を『大文字』に変えて起動して下さい。(または、
   1.587 +`C-u' を先に打ち、universal argument をつけても可能です)
   1.588 +
   1.589 +  例えばあるパラグラフを description 環境の中に入れたいときは、そのパラ
   1.590 +グラフをマークしてから、
   1.591  
   1.592  `[prefix] B D'
   1.593  `(または ESC 1 [prefix] b D)'
   1.594  `(または  C-u  [prefix] b D など)'
   1.595  
   1.596  とタイプしてください。これは、`[prefix] b SPC'の補完入力にもあてはまり、
   1.597 -`b' を大文字に変えて、`[prefix] B SPC' とタイプすれば、あらかじめマークし
   1.598 -ておいたリジョンを、begin と end の環境で括ります。
   1.599 +`b' を大文字に変えて、`[prefix] B SPC' とタイプすれば、あらかじめマーク
   1.600 +しておいたリジョンを、begin と end の環境で括ります。
   1.601  
   1.602  
   1.603  
   1.604 @@ -609,8 +617,8 @@
   1.605  section型補完
   1.606  =============
   1.607  
   1.608 -  `\section{目的}' のような形式の入力の補完を section 型補完と呼ぶことにし
   1.609 -ます。section 型補完は、
   1.610 +  `\section{目的}' のような形式の入力の補完を section 型補完と呼ぶこと
   1.611 +にします。section 型補完は、
   1.612  
   1.613  `[prefix] s'
   1.614               ... section 型補完
   1.615 @@ -620,15 +628,15 @@
   1.616  
   1.617               (C-v for view-section) \???{} (default documentclass):
   1.618  
   1.619 -というプロンプトが現れるので、そこで `section' のような LaTeX コマンド名を
   1.620 -入力します。ここでもリターンキーのみで括弧内のデフォルト値が選択されるほか、
   1.621 -`chapter'などのような頻度の高い名称入力にはスペースキーによる補完機能が有
   1.622 -効です。 次に、{}の中身の入力を促す、
   1.623 +というプロンプトが現れるので、そこで `section' のような LaTeX コマンド
   1.624 +名を入力します。ここでもリターンキーのみで括弧内のデフォルト値が選択さ
   1.625 +れるほか、`chapter'などのような頻度の高い名称入力にはスペースキーによる
   1.626 +補完機能が有効です。 次に、{}の中身の入力を促す、
   1.627  
   1.628               \section{???}:
   1.629  
   1.630 -というプロンプトが現れるので、セクションのタイトルなどを入力します。たとえ
   1.631 -ば、
   1.632 +というプロンプトが現れるので、セクションのタイトルなどを入力します。た
   1.633 +とえば、
   1.634  
   1.635               (C-v for view-section) \???{} (default documentclass): section
   1.636               \section{???}: 目的
   1.637 @@ -650,7 +658,7 @@
   1.638  
   1.639  * Menu:
   1.640  
   1.641 -* 2個以上の引数をとる section型コマンド::  
   1.642 +* 2個以上の引数をとる section型コマンド::
   1.643  * Enclose section-type command::  括り補完
   1.644  * Recursive completion::        再帰補完
   1.645  * view-sectioning::             セクション区切りのアウトライン表示
   1.646 @@ -663,10 +671,10 @@
   1.647  2個以上の引数をとる section型コマンド
   1.648  -------------------------------------
   1.649  
   1.650 -  ところで、`\addtolength{\topmargin}{8mm}' などのように、引数を二つ以上取
   1.651 -る LaTeX コマンドがあります。このようなコマンドの補完入力には、 section 型
   1.652 -補完呼び出しに引数を付けてください。例えば上の`addtolength' の例であれば、
   1.653 -引数2を指定します。つまり、
   1.654 +  ところで、`\addtolength{\topmargin}{8mm}' などのように、引数を二つ以
   1.655 +上取る LaTeX コマンドがあります。このようなコマンドの補完入力には、
   1.656 +section 型補完呼び出しに引数を付けてください。例えば上の`addtolength'の
   1.657 +例であれば、引数2を指定します。つまり、
   1.658  
   1.659               C-u 2 [prefix] s   (または、ESC 2 [prefix] s)
   1.660  
   1.661 @@ -676,12 +684,13 @@
   1.662               \addtolength{???}: \topmargin
   1.663               Argument 2: 8mm
   1.664  
   1.665 -のように入力してください。最初の addtolength の部分と、第一引数である 
   1.666 -\topmargin の入力は当然スペースによる補完入力が可能です。ユーザ辞書に登録
   1.667 -される LaTeX コマンドには、この引数の数も学習されるので、最初の補完の時引
   1.668 -数の数を指定して起動しておけば、以後の補完時には、記憶された個数だけ引数を
   1.669 -聞いて来るようになります。あとで引数の個数を変えたい時は、再び `C-u' を用
   1.670 -いて個数を指定し直すことで、自動的に辞書中の引数の個数の部分を更新します。
   1.671 +のように入力してください。最初の addtolength の部分と、第一引数である
   1.672 +topmargin の入力は当然スペースによる補完入力が可能です。ユーザ辞書に登
   1.673 +録される LaTeX コマンドには、この引数の数も学習されるので、最初の補完の
   1.674 +時引数の数を指定して起動しておけば、以後の補完時には、記憶された個数だ
   1.675 +け引数を聞いて来るようになります。あとで引数の個数を変えたい時は、再び
   1.676 +`C-u' を用いて個数を指定し直すことで、自動的に辞書中の引数の個数の部分
   1.677 +を更新します。
   1.678  
   1.679  
   1.680  
   1.681 @@ -691,8 +700,8 @@
   1.682  既に書いたテキストを括る
   1.683  ------------------------
   1.684  
   1.685 -  また、起動コマンドの`s'を大文字に変えて起動すると、あらかじめ書いた文章
   1.686 -を section 型コマンドの第一引数として括ります。
   1.687 +  また、起動コマンドの`s'を大文字に変えて起動すると、あらかじめ書いた文
   1.688 +章を section 型コマンドの第一引数として括ります。
   1.689  
   1.690  
   1.691  
   1.692 @@ -701,10 +710,10 @@
   1.693  再帰補完
   1.694  --------
   1.695  
   1.696 -  高度な使い方になるかもしれませんが、section型補完の引数の入力時にさらに
   1.697 -補完入力を利用することができます(section/large/maketitle型に限る)。section 
   1.698 -型コマンドの引数に更に LaTeX コマンドが来る場合にはミニバッファで野鳥の補
   1.699 -完キーを再帰的に入力することで引数の入力も効率的に行なえます。
   1.700 +  高度な使い方になるかもしれませんが、section型補完の引数の入力時にさら
   1.701 +に補完入力を利用することができます(section/large/maketitle型に限る)。
   1.702 +section型コマンドの引数に更に LaTeX コマンドが来る場合にはミニバッファ
   1.703 +で野鳥の補完キーを再帰的に入力することで引数の入力も効率的に行なえます。
   1.704  
   1.705  
   1.706  
   1.707 @@ -713,27 +722,28 @@
   1.708  セクション区切りのアウトライン表示
   1.709  ----------------------------------
   1.710  
   1.711 -  通常のsection型補完の時にミニバッファで`C-v'を押すと現在存在するセクショ
   1.712 -ン区切りコマンド全てを `*Sectioning Lines*'というバッファに一覧表示します
   1.713 -(「<<--」のついている行がもっとも近いセクション区切り)。この時ミニバッファ
   1.714 -で`C-p', `C-n' を押すと`part', `chapter', ..., `subparagraph' のコマンドが
   1.715 -論理階層の高さにしたがって上下します。また、`C-v', `M-v' を押すとセクショ
   1.716 -ン区切り一覧バッファがスクロールし、数字の`0'〜`7'を押すとある高さ以上のセ
   1.717 -クション区切りだけを選んで表示します(実際にやって見れば分かります)。
   1.718 +  通常のsection型補完の時にミニバッファで`C-v'を押すと現在存在するセク
   1.719 +ション区切りコマンド全てを `*Sectioning Lines*'というバッファに一覧表示
   1.720 +します(「<<--」のついている行がもっとも近いセクション区切り)。この時ミ
   1.721 +ニバッファで`C-p', `C-n' を押すと`part', `chapter', ...,
   1.722 +`subparagraph' のコマンドが論理階層の高さにしたがって上下します。また、
   1.723 +`C-v', `M-v' を押すとセクション区切り一覧バッファがスクロールし、数字の
   1.724 +`0'〜`7'を押すとある高さ以上のセクション区切りだけを選んで表示します(実
   1.725 +際にやって見れば分かります)。
   1.726  
   1.727  `*Sectioning Lines*'バッファは、
   1.728  
   1.729  `M-x YaTeX-section-overview'
   1.730               ... セクション区切り一覧バッファを生成
   1.731  
   1.732 -で作成することができます。このバッファを選択し任意の行でスペースを押すと、
   1.733 -該当するセクション区切りのある本文中の場所にジャンプします。さらに、同バッ
   1.734 -ファで `u' を押すと、ソーステキストの対応するセクションコマンドが一階層上
   1.735 -がり(例: subsection が section に変わる)、`d'を押すと一階層下がります。
   1.736 -`*Sectioning Lines*'バッファにあるセクション区切りの行をマークしておいて
   1.737 -`U'を押すとリジョン内のものに対応するソーステキストのセクションコマンドす
   1.738 -べてが一階層上がり、`D'を押すと下がります。セクション区切り一覧バッファで
   1.739 -利用できるキーコマンドには以下のものがあります。
   1.740 +で作成することができます。このバッファを選択し任意の行でスペースを押す
   1.741 +と、該当するセクション区切りのある本文中の場所にジャンプします。さらに、
   1.742 +同バッファで `u' を押すと、ソーステキストの対応するセクションコマンドが
   1.743 +一階層上がり(例: subsection が section に変わる)、`d'を押すと一階層下が
   1.744 +ります。`*Sectioning Lines*'バッファにあるセクション区切りの行をマーク
   1.745 +しておいて`U'を押すとリジョン内のものに対応するソーステキストのセクショ
   1.746 +ンコマンドすべてが一階層上がり、`D'を押すと下がります。セクション区切り
   1.747 +一覧バッファで利用できるキーコマンドには以下のものがあります。
   1.748  
   1.749  `SPC'
   1.750               ... 対応するソース行へジャンプ
   1.751 @@ -758,12 +768,13 @@
   1.752  ラベル自動生成
   1.753  --------------
   1.754  
   1.755 -  `\ref{}' や `\cite{}' マクロをsection型補完で入れた場合参照先となり得る
   1.756 -ものを全て探してメニューにして選択できます。参照先には`\label{}'をつけてお
   1.757 -く必要はありません。もしあれば、そのラベルを使い、なければその場で参照先に
   1.758 -`\label{}'を作らせてくれます。ラベル名を考えるのは苦痛に感じるものです。全
   1.759 -てのカウンタにラベルをつけるのもたいへんです。もうラベル名に何をつけるか、
   1.760 -ラベルをつけるかつけまいか、などということは忘れましょう!
   1.761 +  `\ref{}' や `\cite{}' マクロをsection型補完で入れた場合参照先となり得
   1.762 +るものを全て探してメニューにして選択できます。参照先には`\label{}'をつ
   1.763 +けておく必要はありません。もしあれば、そのラベルを使い、なければその場
   1.764 +で参照先に`\label{}'を作らせてくれます。ラベル名を考えるのは苦痛に感じ
   1.765 +るものです。全てのカウンタにラベルをつけるのもたいへんです。もうラベル
   1.766 +名に何をつけるか、ラベルをつけるかつけまいか、などということは忘れましょ
   1.767 +う!
   1.768  
   1.769  
   1.770  
   1.771 @@ -782,18 +793,18 @@
   1.772               {\??? } (default large):
   1.773  
   1.774  
   1.775 -と表示されるので、上記のものと同じ要領で補完入力して下さい。補完候補に用意
   1.776 -されているのは、`footnotesize' や `huge' のような文字サイズ指定子と、`bf'
   1.777 -や`dg'のようなフォント指定子です。
   1.778 +と表示されるので、上記のものと同じ要領で補完入力して下さい。補完候補に
   1.779 +用意されているのは、`footnotesize' や `huge' のような文字サイズ指定子と、
   1.780 +`bf'や`dg'のようなフォント指定子です。
   1.781  
   1.782  
   1.783  既に書いた文字を括る
   1.784  --------------------
   1.785  
   1.786 -  また、begin型補完の時と同様、先に書いてしまった一連の文章の文字のサイズ
   1.787 -を変えたいと思う時がありますが、そのような時は、サイズや大きさを変えたい文
   1.788 -字の範囲をマークしてから、呼び出しキーを `[prefix] L' と、大文字の L に変
   1.789 -えて呼び出せば、そのリジョン全体が、ブレースで囲まれます。
   1.790 +  また、begin型補完の時と同様、先に書いてしまった一連の文章の文字のサイ
   1.791 +ズを変えたいと思う時がありますが、そのような時は、サイズや大きさを変え
   1.792 +たい文字の範囲をマークしてから、呼び出しキーを `[prefix] L' と、大文字
   1.793 +の L に変えて呼び出せば、そのリジョン全体が、ブレースで囲まれます。
   1.794  
   1.795  
   1.796  
   1.797 @@ -807,8 +818,8 @@
   1.798  `[prefix] m'
   1.799               ... maketitle 型補完開始
   1.800  
   1.801 -で、maketitle 型補完を開始します。補完の要領は今までのものとまったく同じで
   1.802 -す。LaTeX 用のコマンド名が補完候補として用意されています。
   1.803 +で、maketitle 型補完を開始します。補完の要領は今までのものとまったく同
   1.804 +じです。LaTeX 用のコマンド名が補完候補として用意されています。
   1.805  
   1.806  
   1.807  
   1.808 @@ -817,15 +828,15 @@
   1.809  随時補完
   1.810  ========
   1.811  
   1.812 -  さて、今まで述べた典型的な LaTeX コマンド形式の補完入力を用いずに、今入
   1.813 -力しようとしている LaTeX コマンドを文書中の任意の位置で随時補完することも
   1.814 -できます。LaTeX コマンド(先頭が\で始まる)を入力している途中で、
   1.815 +  さて、今まで述べた典型的な LaTeX コマンド形式の補完入力を用いずに、今
   1.816 +入力しようとしている LaTeX コマンドを文書中の任意の位置で随時補完するこ
   1.817 +ともできます。LaTeX コマンド(先頭が\で始まる)を入力している途中で、
   1.818  
   1.819  `[prefix] SPC'
   1.820               ... 随時補完
   1.821  
   1.822 -を入力すれば、全ての補完候補の中から一致するものが選ばれカーソル位置に挿入
   1.823 -されます。
   1.824 +を入力すれば、全ての補完候補の中から一致するものが選ばれカーソル位置に
   1.825 +挿入されます。
   1.826  
   1.827  
   1.828  
   1.829 @@ -835,9 +846,9 @@
   1.830  =======
   1.831  
   1.832    現在開いたままの環境名を自動的に検出し、`\end{環境名}'を挿入します。
   1.833 -begin 型補完を用いれば環境の閉じ忘れはないのですが、時にはついつい手で 
   1.834 -`\begin{環境名}' を入れてしまい、悲しい思いをすることがあります。そのよう
   1.835 -な時には気にせず続けて文章を入力し、しかるのちに
   1.836 +begin 型補完を用いれば環境の閉じ忘れはないのですが、時にはついつい手で
   1.837 +`\begin{環境名}' を入れてしまい、悲しい思いをすることがあります。そのよ
   1.838 +うな時には気にせず続けて文章を入力し、しかるのちに
   1.839  
   1.840  `[prefix] e'
   1.841               ... end 補完
   1.842 @@ -860,8 +871,8 @@
   1.843  
   1.844               1:` 2:' 3:^ 4:" 5:~ 6:= 7:. u v H t c d b
   1.845  
   1.846 -というメニューが出て来るので、数字、または対応する記号/英字を入力して下さ
   1.847 -い。すると編集バッファに、
   1.848 +というメニューが出て来るので、数字、または対応する記号/英字を入力して下
   1.849 +さい。すると編集バッファに、
   1.850  
   1.851               \`{}
   1.852  
   1.853 @@ -879,17 +890,17 @@
   1.854  ====================
   1.855  
   1.856    主に数式モードで使用される、矢印やΣなどの記号を擬似的に表現するキー入力
   1.857 -で、LaTeX コマンドを入力できます。これは野鳥自身の「数式モード」でのみ動作
   1.858 -します。野鳥はカーソルがTeXの数式環境の中にある時に`;'や、`:'に特殊な機能
   1.859 -を持たせます。
   1.860 -
   1.861 -  さて、例えば、←(leftarrow)をASCII文字だけで表現する場合、一般的には「<-」
   1.862 -のようにしますが、これを利用して、数式記号イメージ入力モードで`\leftarrow'
   1.863 -を入力するには、`;'(セミコロン)を打ってから`<-'と入力します。同様に、長い
   1.864 -矢印←-(long-leftarrow) をASCII文字だけで表現する場合「<--」とするので、
   1.865 -`\longleftarrow'を入力するためには、`;<--' と入力します。あるいは無限大記
   1.866 -号をASCII文字だけで表現する時は「oo」のようにすることから、`\infty' を入力
   1.867 -する時は、`;oo'とキー入力します。
   1.868 +で、LaTeX コマンドを入力できます。これは野鳥自身の「数式モード」でのみ
   1.869 +動作します。野鳥はカーソルがTeXの数式環境の中にある時に`;'や、
   1.870 +`:'に特殊な機能を持たせます。
   1.871 +
   1.872 +  さて、例えば、←(leftarrow)をASCII文字だけで表現する場合、一般的には
   1.873 +「<-」のようにしますが、これを利用して、数式記号イメージ入力モードで
   1.874 +`\leftarrow'を入力するには、`;'(セミコロン)を打ってから`<-'と入力します。
   1.875 +同様に、長い矢印←-(long-leftarrow) をASCII文字だけで表現する場合「<--」
   1.876 +とするので、`\longleftarrow'を入力するためには、`;<--'と入力します。あ
   1.877 +るいは無限大記号をASCII文字だけで表現する時は「oo」のようにすることから、
   1.878 +`\infty' を入力する時は、`;oo'とキー入力します。
   1.879  
   1.880    これらの操作をまとめると次のようになります。
   1.881  
   1.882 @@ -902,16 +913,18 @@
   1.883  
   1.884  
   1.885  
   1.886 -  いずれの場合も、イメージ入力を行っている途中で望みのものがバッファに表示
   1.887 -されたなら、そこでイメージ入力を止めて次の編集動作に移っても構いません。
   1.888 -
   1.889 -  数式環境中で`;'自身を入力するには`;;'のようにします。イメージ入力の途中
   1.890 -でTABを押すと、それまで入力した文字で始まるもの一覧が表示されます。ここで
   1.891 -目的の LaTeX コマンドまでカーソルを移動し再度TABを押すことでその LaTeX コ
   1.892 -マンドがバッファに挿入されます。
   1.893 -
   1.894 -  どのキー入力にどの記号が対応しているか全て知りたい時は、`;'を押した直後
   1.895 -にTABを押してください。以下の例は、`;<'と押した後にTABを押したものです。
   1.896 +  いずれの場合も、イメージ入力を行っている途中で望みのものがバッファに
   1.897 +表示されたなら、そこでイメージ入力を止めて次の編集動作に移っても構いま
   1.898 +せん。
   1.899 +
   1.900 +  数式環境中で`;'自身を入力するには`;;'のようにします。イメージ入力の途
   1.901 +中でTABを押すと、それまで入力した文字で始まるもの一覧が表示されます。こ
   1.902 +こで目的の LaTeX コマンドまでカーソルを移動し再度TABを押すことでその
   1.903 +LaTeX コマンドがバッファに挿入されます。
   1.904 +
   1.905 +  どのキー入力にどの記号が対応しているか全て知りたい時は、`;'を押した直
   1.906 +後にTABを押してください。以下の例は、`;<'と押した後にTABを押したもので
   1.907 +す。
   1.908  
   1.909       KEY             LaTeX sequence          sign
   1.910       <               \leq                    ≦
   1.911 @@ -919,17 +932,18 @@
   1.912       <-              \leftarrow              ←
   1.913       <=              \Leftarrow              <=
   1.914  
   1.915 -左から[入力キー]、[対応する LaTeX コマンド]、[(擬似)記号図示]、という順で
   1.916 -メニューが出て来るので、よく使うものを覚えておくと良いでしょう。ものによっ
   1.917 -てはASCII文字で表現することが困難なので、あまり覚えやすいキー並びではない
   1.918 -ものがあるでしょうから、そのような場合は \maketitle 型補完で入力するか、以
   1.919 -下に述べる対応表の設定を行って単純なキー並びのものを設定すると良いでしょう。
   1.920 -
   1.921 -  入力キーと LaTeX コマンド、記号の対応表を個人的に設定したい場合は 
   1.922 -Emacs-Lisp 変数 `YaTeX-math-sign-alist-private' に定義してください。その内
   1.923 -容とデフォルトのものを合わせたものが対応表として使用されます(private の方
   1.924 -が優先される)。なお、この変数の構造については `yatexmth.el' を参照してくだ
   1.925 -さい。
   1.926 +左から[入力キー]、[対応する LaTeX コマンド]、[(擬似)記号図示]、という順
   1.927 +でメニューが出て来るので、よく使うものを覚えておくと良いでしょう。もの
   1.928 +によってはASCII文字で表現することが困難なので、あまり覚えやすいキー並び
   1.929 +ではないものがあるでしょうから、そのような場合は \maketitle 型補完で入
   1.930 +力するか、以下に述べる対応表の設定を行って単純なキー並びのものを設定す
   1.931 +ると良いでしょう。
   1.932 +
   1.933 +  入力キーと LaTeX コマンド、記号の対応表を個人的に設定したい場合は
   1.934 +Emacs-Lisp 変数 `YaTeX-math-sign-alist-private' に定義してください。そ
   1.935 +の内容とデフォルトのものを合わせたものが対応表として使用されます
   1.936 +(privateの方が優先される)。なお、この変数の構造については
   1.937 +`yatexmth.el' を参照してください。
   1.938  
   1.939  
   1.940  
   1.941 @@ -938,16 +952,16 @@
   1.942  ギリシャ文字補完
   1.943  ================
   1.944  
   1.945 -  もう一つ、数式環境中で`:'を押すとギリシャ文字入力モードに入ります。`:'を
   1.946 -押した直後に`a'を押すと`\alpha'が、`g' を押すと `\gamma'が、などアルファベッ
   1.947 -トに対応したギリシャ文字が挿入されます。操作方法は;の数式記号補完とまった
   1.948 -く同じです。まずは`:'の直後にTABを押してどのアルファベットにどのギリシャ文
   1.949 -字が対応しているか調べてみてください。
   1.950 -
   1.951 -  `;'と`:'を数式環境中で押しているにもかかわらず、イメージ補完が働かない場
   1.952 -合は、`C-u ;'のように universal-argument をつけてキーを押すことにより、強
   1.953 -制的にイメージ補完に入ることができます。また、この時にどのような状態で数式
   1.954 -環境内判定に失敗したかをご連絡下さい。
   1.955 +  もう一つ、数式環境中で`:'を押すとギリシャ文字入力モードに入ります。
   1.956 +`:'を押した直後に`a'を押すと`\alpha'が、`g' を押すと `\gamma'が、などア
   1.957 +ルファベットに対応したギリシャ文字が挿入されます。操作方法は;の数式記号
   1.958 +補完とまったく同じです。まずは`:'の直後にTABを押してどのアルファベット
   1.959 +にどのギリシャ文字が対応しているか調べてみてください。
   1.960 +
   1.961 +  `;'と`:'を数式環境中で押しているにもかかわらず、イメージ補完が働かな
   1.962 +い場合は、`C-u ;'のように universal-argument をつけてキーを押すことによ
   1.963 +り、強制的にイメージ補完に入ることができます。また、この時にどのような
   1.964 +状態で数式環境内判定に失敗したかをご連絡下さい。
   1.965  
   1.966  
   1.967  
   1.968 @@ -956,23 +970,23 @@
   1.969  ローカル辞書
   1.970  ************
   1.971  
   1.972 -  補完入力用の候補は三種類の辞書から構成されています。一つは`yatex.el'に組
   1.973 -み込まれた「標準辞書」、もう一つはユーザが個人的に常用するコマンドを保存す
   1.974 -る「ユーザ辞書」、そしてもうひとつはあるディレクトリでのみ有効なコマンドを
   1.975 -保存する「ローカル辞書」です。
   1.976 -
   1.977 -  補完入力時に新しい単語を入れた場合に、その単語をどの辞書に入れるか聞いて
   1.978 -来ます。
   1.979 +  補完入力用の候補は三種類の辞書から構成されています。一つは`yatex.el'
   1.980 +に組み込まれた「標準辞書」、もう一つはユーザが個人的に常用するコマンド
   1.981 +を保存する「ユーザ辞書」、そしてもうひとつはあるディレクトリでのみ有効
   1.982 +なコマンドを保存する「ローカル辞書」です。
   1.983 +
   1.984 +  補完入力時に新しい単語を入れた場合に、その単語をどの辞書に入れるか聞
   1.985 +いて来ます。
   1.986  
   1.987         `foo' is not in table. Register into: U)serDic L)ocalDic N)one D)iscard
   1.988  
   1.989 -というプロンプトに対し、`u'と答えると「ユーザ辞書」を、`l'と答えるとローカ
   1.990 -ル辞書を更新し、`n'と答えると辞書ファイルは更新せず現在のEmacs セッション
   1.991 -のみ有効な単語とし、`d'と答えると新たな単語を学習せずに捨てることになりま
   1.992 -す。
   1.993 -
   1.994 -  もし、ローカル辞書の機能はいらず、全てユーザ辞書の更新のみでよいと言う場
   1.995 -合には`~/.emacs'などで、
   1.996 +というプロンプトに対し、`u'と答えると「ユーザ辞書」を、`l'と答えるとロー
   1.997 +カル辞書を更新し、`n'と答えると辞書ファイルは更新せず現在のEmacsセッショ
   1.998 +ンのみ有効な単語とし、`d'と答えると新たな単語を学習せずに捨てることにな
   1.999 +ります。
  1.1000 +
  1.1001 +  もし、ローカル辞書の機能はいらず、全てユーザ辞書の更新のみでよいと言
  1.1002 +う場合には`~/.emacs'などで、
  1.1003  
  1.1004               (setq YaTeX-nervous nil)
  1.1005  
  1.1006 @@ -986,8 +1000,8 @@
  1.1007  **************
  1.1008  
  1.1009  
  1.1010 -  LaTeXの編集には試行錯誤がつきものです。ある部分を一括でコメントアウトし
  1.1011 -たり、コメントを外したりしたいことがあります。
  1.1012 +  LaTeXの編集には試行錯誤がつきものです。ある部分を一括でコメントアウト
  1.1013 +したり、コメントを外したりしたいことがあります。
  1.1014  
  1.1015  `[prefix] >'
  1.1016               ... リジョンを % でコメントアウト
  1.1017 @@ -1001,15 +1015,15 @@
  1.1018  `[prefix] ,'
  1.1019               ... 現在のパラグラフのコメントを外す
  1.1020  
  1.1021 -は、カーソルの位置するパラグラフ全体に対しての操作です。なお、ここでいう
  1.1022 -「パラグラフ」は (`mark-paragraph') 関数によりマークされる範囲を指します
  1.1023 -(標準設定で`ESC h'にバインドされている)。なお、既に`%'でコメントアウトされ
  1.1024 -ているパラグラフに対して繰り返しパラグラフのコメントを使用した場合の動作は
  1.1025 -保証しませんので御注意ください。
  1.1026 -
  1.1027 -  さて、文章に対してだけでなく、時には`\begin', `\end' 自体に対してもコメ
  1.1028 -ントアウトの操作をしたいときがあります。このようなときは、`\begin{}' ある
  1.1029 -いは `\end{}' の行にカーソルを合わせ、
  1.1030 +は、カーソルの位置するパラグラフ全体に対しての操作です。なお、ここでい
  1.1031 +う「パラグラフ」は (`mark-paragraph') 関数によりマークされる範囲を指し
  1.1032 +ます(標準設定で`ESC h'にバインドされている)。なお、既に`%'でコメントア
  1.1033 +ウトされているパラグラフに対して繰り返しパラグラフのコメントを使用した
  1.1034 +場合の動作は保証しませんので御注意ください。
  1.1035 +
  1.1036 +  さて、文章に対してだけでなく、時には`\begin', `\end' 自体に対
  1.1037 +してもコメントアウトの操作をしたいときがあります。このようなときは、
  1.1038 +`\begin{}' あるいは `\end{}' の行にカーソルを合わせ、
  1.1039  
  1.1040  `[prefix] >'
  1.1041               ... `\begin{}'〜`\end{}' 全てコメントアウト
  1.1042 @@ -1023,10 +1037,11 @@
  1.1043  `[prefix] ,'
  1.1044               ... `\begin{}' と `\end{}' のコメントを外す
  1.1045  
  1.1046 -は、対応する `\begin' と `\end' 2行だけを、コメント操作の対象とします。リ
  1.1047 -ジョンをコメントアウトしようとして、マークを設定したのちにカーソルを移動し
  1.1048 -`[preifx] >' を押してもカーソルが `\begin{}' の上にあると`\begin{}'〜
  1.1049 -`\end{}'モードでコメント機能が働いてしまうので注意して下さい。
  1.1050 +は、対応する `\begin' と `\end' 2行だけを、コメント操作の対象とします。
  1.1051 +リジョンをコメントアウトしようとして、マークを設定したのちにカーソルを
  1.1052 +移動し`[preifx] >' を押してもカーソルが `\begin{}' の上にあると
  1.1053 +`\begin{}'〜`\end{}'モードでコメント機能が働いてしまうので注意して下さ
  1.1054 +い。
  1.1055  
  1.1056  
  1.1057  
  1.1058 @@ -1038,11 +1053,11 @@
  1.1059  
  1.1060  * Menu:
  1.1061  
  1.1062 -* 対応オブジェクトへのジャンプ::  
  1.1063 -* お絵描きツール起動::          
  1.1064 -* メインファイルへのジャンプ::  
  1.1065 -* 環境を単位としたジャンプ::    
  1.1066 -* 最後の補完位置へのジャンプ::  
  1.1067 +* 対応オブジェクトへのジャンプ::
  1.1068 +* お絵描きツール起動::
  1.1069 +* メインファイルへのジャンプ::
  1.1070 +* 環境を単位としたジャンプ::
  1.1071 +* 最後の補完位置へのジャンプ::
  1.1072  
  1.1073  
  1.1074  
  1.1075 @@ -1056,8 +1071,8 @@
  1.1076  `[prefix] g'
  1.1077               ... 対応するオブジェクトにジャンプ
  1.1078  
  1.1079 -を押すことにより、カーソル位置のLaTeXコマンドに対応する場所にジャンプしま
  1.1080 -す。対応関係が存在すると解釈されるコマンドには以下のものがあります。
  1.1081 +を押すことにより、カーソル位置のLaTeXコマンドに対応する場所にジャンプし
  1.1082 +ます。対応関係が存在すると解釈されるコマンドには以下のものがあります。
  1.1083  
  1.1084     * `\begin{}' ←→ `\end{}'
  1.1085     * `%#BEGIN' ←→ `%#END'
  1.1086 @@ -1066,22 +1081,23 @@
  1.1087     * `\include(\input)' → 対応するファイル
  1.1088     * `\bibitem{}' ←→ `\cite{}'
  1.1089  
  1.1090 -  `\begin{}' か `\end{}' の行で`[prefix] g'を押すことにより、対応する
  1.1091 -`end/begin'の行にジャンプします。もちろん対応するものがない場合はエラーに
  1.1092 -なります。またこれは、領域固定のための `%#BEGIN' と `%#END' のペアに対して
  1.1093 -も同様に動作します。なお、`label/ref'や`cite/bibitem'対応するものが別ファ
  1.1094 -イルにある時は、ジャンプ先となるファイルがオープンされていなければなりませ
  1.1095 -ん。*Note %#notation::.  メインの .tex ファイルの `\include{chap1}' などに
  1.1096 -カーソルを合わせ、`[prefix] g' を押すと、`chap1.tex' にジャンプします。
  1.1097 +  `\begin{}' か `\end{}' の行で`[prefix] g'を押すことに
  1.1098 +より、対応する`end/begin'の行にジャンプします。もちろん対応するものが
  1.1099 +ない場合はエラーになります。またこれは、領域固定のための `%#BEGIN' と
  1.1100 +`%#END' のペアに対しても同様に動作します。なお、`label/ref'や
  1.1101 +`cite/bibitem'対応するものが別ファイルにある時は、ジャンプ先となるファ
  1.1102 +イルがオープンされていなければなりません。*Note %#notation::.
  1.1103 +メインの .tex ファイルの `\include{chap1}' などにカーソルを合わせ、
  1.1104 +`[prefix] g' を押すと、`chap1.tex' にジャンプします。
  1.1105  
  1.1106  また、
  1.1107  
  1.1108  `[prefix] 4 g'
  1.1109               ... 別ウィンドウで対応オブジェクトにジャンプ
  1.1110  
  1.1111 -を押すと、対応するオブジェクトへのジャンプを別ウィンドウで行います。ただし、
  1.1112 -この機能は `begin/end', `%#BEGIN/%#END' 間のジャンプに対しては(意味がない
  1.1113 -と思われるので)機能しないので注意してください。
  1.1114 +を押すと、対応するオブジェクトへのジャンプを別ウィンドウで行います。た
  1.1115 +だし、この機能は `begin/end', `%#BEGIN/%#END' 間のジャンプに対しては(意
  1.1116 +味がないと思われるので)機能しないので注意してください。
  1.1117  
  1.1118  
  1.1119  
  1.1120 @@ -1090,28 +1106,29 @@
  1.1121  お絵描きツール起動
  1.1122  ==================
  1.1123  
  1.1124 -上記の「画像ファイルの取り込みマクロ」とは、例えば `\epsfile{file=foo}' の
  1.1125 -ような挿絵取り込みコマンドのことで、この行にカーソルを合わせて`[prefix] g'
  1.1126 -を押すとその画像ファイルの元となったファイルを対応するお絵描きツールを起動
  1.1127 -してオープンします。起動するツールの判定は以下のようになされます。
  1.1128 -
  1.1129 -  1. カレント行が変数 `YaTeX-processed-file-regexp-alist' に定義されている
  1.1130 -     正規表現のいずれかとマッチしたら、ファイル名に相当する部分を \\(\\)か
  1.1131 -     ら抜き出して覚えておく(何番目の\\(\\)かは変数の各リストの cdr 部に入
  1.1132 -     れておく)。マッチしなければ何もしない。
  1.1133 -  2. 行末に、変数 `YaTeX-file-processor-alist' に登録されているコマンドが
  1.1134 -     「%コマンド」 のように書いてあれば強制的に「コマンド ファイル名.拡張
  1.1135 -     子」を起動。
  1.1136 -  3. なければ、変数 `YaTeX-file-processor-alist' の各リストのcdr部に入って
  1.1137 -     いる拡張子を「ファイル名」の後ろに足したファイルが存在するか順次調べ
  1.1138 -     て、存在した場合car部に入っているコマンドを起動する。
  1.1139 +上記の「画像ファイルの取り込みマクロ」とは、例えば
  1.1140 +`\epsfile{file=foo}' のような挿絵取り込みコマンドのことで、この行にカー
  1.1141 +ソルを合わせて`[prefix] g'を押すとその画像ファイルの元となったファイル
  1.1142 +を対応するお絵描きツールを起動してオープンします。起動するツールの判定
  1.1143 +は以下のようになされます。
  1.1144 +
  1.1145 +  1. カレント行が変数 `YaTeX-processed-file-regexp-alist' に定義されて
  1.1146 +     いる正規表現のいずれかとマッチしたら、ファイル名に相当する部分を
  1.1147 +     (\\)から抜き出して覚えておく(何番目の\\(\\)かは変数の各リストの
  1.1148 +     cdr 部に入れておく)。マッチしなければ何もしない。
  1.1149 +  2. 行末に、変数 `YaTeX-file-processor-alist' に登録されているコマンド
  1.1150 +     が「%コマンド」 のように書いてあれば強制的に「コマンド ファイル
  1.1151 +     名.拡張子」を起動。
  1.1152 +  3. なければ、変数 `YaTeX-file-processor-alist' の各リストのcdr部に入っ
  1.1153 +     ている拡張子を「ファイル名」の後ろに足したファイルが存在するか順次
  1.1154 +     調べて、存在した場合car部に入っているコマンドを起動する。
  1.1155    4. 以上どれかにマッチしなければあきらめる。
  1.1156  
  1.1157  
  1.1158 -変数 `YaTeX-file-processor-alist' と変数 `YaTeX-file-processor-alist' の設
  1.1159 -定方法についてはそれぞれの変数について describe-variable して説明を読んで
  1.1160 -下さい。うまく設定すると、画像ファイルにかぎらず、任意の形式のファイルを任
  1.1161 -意のプロセッサで処理するコマンドを簡単に呼び出すことができます。
  1.1162 +変数 `YaTeX-file-processor-alist' と変数 `YaTeX-file-processor-alist'
  1.1163 +の設定方法についてはそれぞれの変数について describe-variable して説明を
  1.1164 +読んで下さい。うまく設定すると、画像ファイルにかぎらず、任意の形式のファ
  1.1165 +イルを任意のプロセッサで処理するコマンドを簡単に呼び出すことができます。
  1.1166  
  1.1167  
  1.1168  
  1.1169 @@ -1127,9 +1144,9 @@
  1.1170  `[prefix] 4 ^'
  1.1171               ... 別ウィンドウでメインファイルにジャンプ
  1.1172  
  1.1173 -を押すと、メインファイルの編集バッファに切替えます。もし、メインファイルを
  1.1174 -オープンしていない場合は、カレントディレクトリから探して自動的にオープンし
  1.1175 -ます。
  1.1176 +を押すと、メインファイルの編集バッファに切替えます。もし、メインファイ
  1.1177 +ルをオープンしていない場合は、カレントディレクトリから探して自動的にオー
  1.1178 +プンします。
  1.1179  
  1.1180  
  1.1181  
  1.1182 @@ -1147,8 +1164,8 @@
  1.1183  `M-C-@'
  1.1184               ... 環境全体をマーク
  1.1185  
  1.1186 -上記のコマンドは通常の`[prefix]'キーではなく`META'キーをプリフィクスとして
  1.1187 -機能するのでご注意下さい。
  1.1188 +上記のコマンドは通常の`[prefix]'キーではなく`META'キーをプリフィクスと
  1.1189 +して機能するのでご注意下さい。
  1.1190  
  1.1191  
  1.1192  
  1.1193 @@ -1157,9 +1174,10 @@
  1.1194  最後の補完位置へのジャンプ
  1.1195  ==========================
  1.1196  
  1.1197 -野鳥は補完入力した位置を常にレジスタ `3'に保存しています。入力途中で如何な
  1.1198 -るファイルの如何なる位置に行ったとしても、`C-x j 3'(`jump-to-register')を
  1.1199 -使って直ちに最後の補完入力位置に戻ることができます。
  1.1200 +野鳥は補完入力した位置を常にレジスタ `3'に保存しています。入力途中で如
  1.1201 +何なるファイルの如何なる位置に行ったとしても、`C-x j
  1.1202 +3'(`jump-to-register')を使って直ちに最後の補完入力位置に戻ることができ
  1.1203 +ます。
  1.1204  
  1.1205  
  1.1206  
  1.1207 @@ -1168,8 +1186,8 @@
  1.1208  変更/削除
  1.1209  *********
  1.1210  
  1.1211 -  既に入力されている LaTeX コマンドの変更/削除のために以下の機能が用意され
  1.1212 -ています。
  1.1213 +  既に入力されている LaTeX コマンドの変更/削除のために以下の機能が用意
  1.1214 +されています。
  1.1215  
  1.1216  `[prefix] c'
  1.1217               ... カーソル位置の LaTeX コマンドの変更
  1.1218 @@ -1177,8 +1195,8 @@
  1.1219               ... カーソル位置の LaTeX コマンドの削除
  1.1220  
  1.1221  
  1.1222 -これらのコマンドは、コマンドを起動する場所によって動作を決定するので注意し
  1.1223 -て下さい。
  1.1224 +これらのコマンドは、コマンドを起動する場所によって動作を決定するので注
  1.1225 +意して下さい。
  1.1226  
  1.1227  * Menu:
  1.1228  
  1.1229 @@ -1192,9 +1210,9 @@
  1.1230  LaTeX コマンドの変更
  1.1231  ====================
  1.1232  
  1.1233 -変更したい LaTeX コマンドにカーソルを合わせて `[prefix] c' を押すとそのコ
  1.1234 -マンドを補完入力などを用いて手軽に変えることができます。`[prefix] c' で変
  1.1235 -更できるコマンドには以下のものがあります。
  1.1236 +変更したい LaTeX コマンドにカーソルを合わせて `[prefix] c'
  1.1237 +を押すとそのコマンドを補完入力などを用いて手軽に変えることができます。
  1.1238 +`[prefix] c' で変更できるコマンドには以下のものがあります。
  1.1239  
  1.1240     * `begin/end' の環境名
  1.1241     * section型コマンドのコマンド名
  1.1242 @@ -1203,9 +1221,9 @@
  1.1243     * large型コマンド
  1.1244     * (イメージ補完で入力可能な)数式モード専用のmaketitle型コマンド
  1.1245  
  1.1246 -  変えたいsection型コマンドの引数がさらに LaTeX コマンドを含む場合は、その
  1.1247 -引数を囲む中括弧の上で `[prefix] c' を押すことで中のコマンドを変更対象判定
  1.1248 -から除外することができます。
  1.1249 +  変えたいsection型コマンドの引数がさらに LaTeX コマンドを含む場合は、
  1.1250 +その引数を囲む中括弧の上で `[prefix] c' を押すことで中のコマンドを変更
  1.1251 +対象判定から除外することができます。
  1.1252  
  1.1253  
  1.1254  
  1.1255 @@ -1226,12 +1244,13 @@
  1.1256       括弧の上                        対をなす括弧の削除
  1.1257  
  1.1258  
  1.1259 -`\begin, \end' および `%#BEGIN, %#END' を削除する場合、`\begin, \end' や 
  1.1260 -`%#BEGIN, %#END' の存在する行はまるごと削除されるので、それらの一行に 
  1.1261 -`\begin' などを二つ以上連ねて書かないように注意してください。上記のものは
  1.1262 -すべて本文を囲う「容器」を削除するように働きますが、universal-argument
  1.1263 -(`C-u') を打った後で`[prefix] k'をタイプすると、それぞれの「容器」に含まれ
  1.1264 -る「中身」も一気に削除します。以下の例を参考にして下さい。
  1.1265 +`\begin, \end' および `%#BEGIN, %#END' を削除する場合、`\begin, \end'
  1.1266 +や `%#BEGIN, %#END' の存在する行はまるごと削除されるので、それらの一行
  1.1267 +に `\begin' などを二つ以上連ねて書かないように注意してください。上記の
  1.1268 +ものはすべて本文を囲う「容器」を削除するように働きますが、
  1.1269 +universal-argument (`C-u') を打った後で`[prefix] k'をタイプすると、それ
  1.1270 +ぞれの「容器」に含まれる「中身」も一気に削除します。以下の例を参考にし
  1.1271 +て下さい。
  1.1272  
  1.1273               元のテキスト:                   [prefix] k      C-u [prefix] k
  1.1274               本文\footnote{脚注}です。     本文脚注です。  本文です。
  1.1275 @@ -1248,21 +1267,21 @@
  1.1276  itemの桁揃え
  1.1277  ============
  1.1278  
  1.1279 -  itemize 環境中にある`\item'の項目(文章)が複数行に渡る場合に、項目の先頭
  1.1280 -を桁揃えしたい場合には、
  1.1281 +  itemize 環境中にある`\item'の項目(文章)が複数行に渡る場合に、項目の先
  1.1282 +頭を桁揃えしたい場合には、
  1.1283  
  1.1284  
  1.1285  `M-q'
  1.1286               ... 桁揃え
  1.1287  
  1.1288 -によって、その item のインデントの深さに応じて fill されます。なお、古い
  1.1289 -NTT jTeX を使用している場合には、Lisp 変数`NTT-jTeX'を`t'にセットして下さ
  1.1290 -い。
  1.1291 -
  1.1292 -  このとき、変数`YaTeX-item-regexp'の値(標準では `"\\\\item"')を項目指定コ
  1.1293 -マンドの正規表現として検索に使用します。itemize 環境で、独自のコマンドを定
  1.1294 -義して項目を列挙している場合(例えば`\underlineitem')は、`~/.emacs' で次の
  1.1295 -ように指定して下さい。
  1.1296 +によって、その item のインデントの深さに応じて fill されます。なお、古
  1.1297 +いNTT jTeX を使用している場合には、Lisp 変数`NTT-jTeX'を`t'にセットして
  1.1298 +下さい。
  1.1299 +
  1.1300 +  このとき、変数`YaTeX-item-regexp'の値(標準では `"\\\\item"')を
  1.1301 +項目指定コマンドの正規表現として検索に使用します。itemize 環境で、独自のコ
  1.1302 +マンドを定義して項目を列挙している場合(例えば`\underlineitem')は、
  1.1303 +`~/.emacs' で次のように指定して下さい。
  1.1304  
  1.1305               (setq YaTeX-item-regexp
  1.1306                     "\\(\\\\\\(sub\\)*item\\)\\|\\(\\\\underlineitem\\)")
  1.1307 @@ -1271,8 +1290,8 @@
  1.1308  この変数の指定の仕方がよく分からない場合は、独自の項目列挙コマンドの名前を
  1.1309  ``"\item"'で始まるものにして下さい(例えば"\itembf"')。
  1.1310  
  1.1311 -野鳥の `M-q' では `\item' を環境に応じて以下のように「ハングインデント」し
  1.1312 -ます。
  1.1313 +野鳥の `M-q' では `\item' を環境に応じて以下のように「ハングインデント」
  1.1314 +します。
  1.1315  
  1.1316       itemize, enumerate環境:
  1.1317              >\item[ほげほげ] 英語では、特に意味のない単語を `foo' であらわしま
  1.1318 @@ -1287,12 +1306,13 @@
  1.1319  パラグラフの桁揃え
  1.1320  ==================
  1.1321  
  1.1322 -  itemize環境以外でのパラグラフの桁揃え(fill)は、基本的に他のモードと同じ
  1.1323 -ように機能しますが、verbatim環境や、tabular環境など桁揃えをすると悲惨な状
  1.1324 -況になるような環境中では機能しません。また、\verb で括ってあるものは決して
  1.1325 -行分割されません(変数 `YaTeX-verb-regexp' で制御) )。さらに、一時的にイン
  1.1326 -デントの深さを変えてある箇所では、そのインデントの先頭で`M-q'を押すことに
  1.1327 -より fill-prefix をいちいち変更しなくて桁揃えができます。
  1.1328 +  itemize環境以外でのパラグラフの桁揃え(fill)は、基本的に他のモードと同
  1.1329 +じように機能しますが、verbatim環境や、tabular環境など桁揃えをすると悲惨
  1.1330 +な状況になるような環境中では機能しません。また、\verb で括ってあるもの
  1.1331 +は決して行分割されません(変数 `YaTeX-verb-regexp' で制御) )。さらに、一
  1.1332 +時的にインデントの深さを変えてある箇所では、そのインデントの先頭で
  1.1333 +`M-q'を押すことにより fill-prefix をいちいち変更しなくて桁揃えができま
  1.1334 +す。
  1.1335  
  1.1336  
  1.1337  
  1.1338 @@ -1306,22 +1326,23 @@
  1.1339  
  1.1340               \includeonly{現在編集中のファイル名}
  1.1341  
  1.1342 -のように書いておくことで、タイプセットの時間を節約できますが、ちょっと他の
  1.1343 -ファイルを手直ししたい時には
  1.1344 +のように書いておくことで、タイプセットの時間を節約できますが、ちょっと
  1.1345 +他のファイルを手直ししたい時には
  1.1346  
  1.1347               \includeonly{ちょっと手直ししたいファイル名}
  1.1348  
  1.1349  
  1.1350 -と書き直さなければならず手間がかかります。野鳥では現在編集しているファイル
  1.1351 -名がメインファイルの`\includeonly'にない場合には自動的にこれを検出し、次の
  1.1352 -指示を仰ぎます。
  1.1353 +と書き直さなければならず手間がかかります。野鳥では現在編集しているファ
  1.1354 +イル名がメインファイルの`\includeonly'にない場合には自動的にこれを検出
  1.1355 +し、次の指示を仰ぎます。
  1.1356  
  1.1357               A)dd R)eplace %)comment?
  1.1358  
  1.1359  
  1.1360 -現在編集中のファイルを `\includeonly' のリストに加えたい時には`a' を、現在
  1.1361 -編集中のファイルだけを `\includeonly' にしたい時は`r'を、`\includeonly' の
  1.1362 -行をコメントアウトして無効化したい時には、`%'をそれぞれ押して下さい。
  1.1363 +現在編集中のファイルを `\includeonly' のリストに加えたい時には`a'を、現
  1.1364 +在編集中のファイルだけを `\includeonly' にしたい時は`r'を、
  1.1365 +`\includeonly' の行をコメントアウトして無効化したい時には、`%'をそれぞ
  1.1366 +れ押して下さい。
  1.1367  
  1.1368  
  1.1369  
  1.1370 @@ -1330,9 +1351,9 @@
  1.1371  ここはどこ?
  1.1372  ***********
  1.1373  
  1.1374 -  項目数の多い tabular などをたくさん書いていると下の方の行で、いま書いて
  1.1375 -いる桁がどこに対応するのかわからなくなってしまうことがあります。例えば、以
  1.1376 -下のような tabular において、
  1.1377 +  項目数の多い tabular などをたくさん書いていると下の方の行で、いま書い
  1.1378 +ている桁がどこに対応するのかわからなくなってしまうことがあります。例え
  1.1379 +ば、以下のような tabular において、
  1.1380  
  1.1381               \begin{tabular}{|c|c|c|c|c|c|c|c|}\hline
  1.1382                氏名&所属&〒&住所&電話&FAX&帰省先&帰省先電話\\ \hline
  1.1383 @@ -1349,10 +1370,10 @@
  1.1384  `[prefix] &'
  1.1385               ... 現在のカラム表示
  1.1386  
  1.1387 -を押すとカーソル位置のカラムがどの項目に該当するかをミニバッファに表示しま
  1.1388 -す。tabular/array環境の第1行目を項目名の並びとみなして対応するものを探しま
  1.1389 -す。もし項目名として別のものを表示して欲しい場合は、行頭を`%'にしてダミー
  1.1390 -の項目並びを作っておくと良いでしょう。
  1.1391 +を押すとカーソル位置のカラムがどの項目に該当するかをミニバッファに表示
  1.1392 +します。tabular/array環境の第1行目を項目名の並びとみなして対応するもの
  1.1393 +を探します。もし項目名として別のものを表示して欲しい場合は、行頭を`%'に
  1.1394 +してダミーの項目並びを作っておくと良いでしょう。
  1.1395  
  1.1396  
  1.1397  
  1.1398 @@ -1361,18 +1382,18 @@
  1.1399  おまかせ改行
  1.1400  ************
  1.1401  
  1.1402 -  tabular[*], array, itemize, enumerate, tabbing 環境をbegin型補完で入力し
  1.1403 -た時、または各環境内で
  1.1404 +  tabular[*], array, itemize, enumerate, tabbing 環境をbegin型補完で入
  1.1405 +力した時、または各環境内で
  1.1406  
  1.1407  `ESC RET'
  1.1408               ... おまかせ改行
  1.1409  
  1.1410  
  1.1411 -を押すと、その環境に応じた行エントリを次の行に挿入します(begin型補完時に自
  1.1412 -動挿入されたエントリが不要な場合は undo によって消去できます)。例えば、
  1.1413 -tabular環境では、その環境のカラム数に対応した個数の `&' に加え、行末の 
  1.1414 -`\\' を入れます。この時それ以前に `\hline' があればそれも付け加えます。環
  1.1415 -境とそれに応じて自動入力するものの対応は以下のようになります。
  1.1416 +を押すと、その環境に応じた行エントリを次の行に挿入します(begin型補完時
  1.1417 +に自動挿入されたエントリが不要な場合は undo によって消去できます)。例え
  1.1418 +ば、tabular環境では、その環境のカラム数に対応した個数の `&' に加え、行
  1.1419 +末の `\\' を入れます。この時それ以前に `\hline' があればそれも付け加え
  1.1420 +ます。環境とそれに応じて自動入力するものの対応は以下のようになります。
  1.1421  
  1.1422     * `tabular', `tabular*', `array'
  1.1423  
  1.1424 @@ -1386,16 +1407,16 @@
  1.1425  
  1.1426               `\item' または `item[]'
  1.1427  
  1.1428 -  tabular 環境の例のように、本機能は各環境の一行目の内容を参考にして動作す
  1.1429 -るので、なるべく二行目以降で呼び出すようにしてください。
  1.1430 -
  1.1431 -  もし、その他の環境、例えば `foo'、に対して`おまかせ改行'を動作させたい時
  1.1432 -は、`YaTeX-intelligent-newline-foo' という名前の関数を定義します。定義した
  1.1433 -関数は、現在の行に改行を挿入した直後の行頭の位置で呼ばれます。関数 
  1.1434 -`YaTeX-indent-line' を呼ぶと現在の環境のネストに応じた深さにインデントされ
  1.1435 -るので、これを呼んでから何かを挿入するようなコードを書くとよいでしょう。
  1.1436 -`yatexenv.el'内の関数 `YaTeX-intelligent-newline-itemize' の定義などを参考
  1.1437 -にしてください。
  1.1438 +  tabular 環境の例のように、本機能は各環境の一行目の内容を参考にして動
  1.1439 +作するので、なるべく二行目以降で呼び出すようにしてください。
  1.1440 +
  1.1441 +  もし、その他の環境、例えば `foo'、に対して`おまかせ改行'を動作
  1.1442 +させたい時は、`YaTeX-intelligent-newline-foo' という名前の関数を定義
  1.1443 +します。定義した関数は、現在の行に改行を挿入した直後の行頭の位置で呼ばれま
  1.1444 +す。関数 `YaTeX-indent-line' を呼ぶと現在の環境のネストに応じた深さに
  1.1445 +インデントされるので、これを呼んでから何かを挿入するようなコードを書くとよ
  1.1446 +いでしょう。`yatexenv.el'内の関数
  1.1447 +`YaTeX-intelligent-newline-itemize' の定義などを参考にしてください。
  1.1448  
  1.1449  
  1.1450  
  1.1451 @@ -1405,14 +1426,15 @@
  1.1452  先回りusepackage
  1.1453  ****************
  1.1454  
  1.1455 -  begin型、section型、maketitle型、いずれかのLaTeX2eマクロを補完入力すると、
  1.1456 -そのマクロの利用に外部パッケージを必要とする場合、そのパッケージを本文中で 
  1.1457 -`\usepackage{}' しているかどうかを調査し、もししていなければプリアンブルに
  1.1458 -対応するパッケージを引数にした `\usepackage' 文を(確認後に)挿入します。
  1.1459 -
  1.1460 -  ただしこの機能が働くためには、パッケージ名とその中で定義されているマクロ
  1.1461 -群をalistの形式で変数 `YaTeX-package-alist-private' に設定しておく必要があ
  1.1462 -ります。
  1.1463 +  begin型、section型、maketitle型、いずれかのLaTeX2eマクロを補完入力す
  1.1464 +ると、そのマクロの利用に外部パッケージを必要とする場合、そのパッケージ
  1.1465 +を本文中で `\usepackage{}' しているかどうかを調査し、もししていなければ
  1.1466 +プリアンブルに対応するパッケージを引数にした `\usepackage' 文を(確認後
  1.1467 +に)挿入します。
  1.1468 +
  1.1469 +  ただしこの機能が働くためには、パッケージ名とその中で定義されているマ
  1.1470 +クロ群をalistの形式で変数 `YaTeX-package-alist-private' に設定しておく
  1.1471 +必要があります。
  1.1472  
  1.1473  
  1.1474  
  1.1475 @@ -1429,15 +1451,15 @@
  1.1476     * 修正モード
  1.1477     * 野鳥数式モード
  1.1478  
  1.1479 -修正モードは、開き括弧入力時の処理をコントロールし、修正モードONの時は開き
  1.1480 -括弧の入力は開き括弧のみの入力になり、修正モードOFFの時は開き括弧の入力だ
  1.1481 -けで閉じ括弧まで入力します。デフォルト(起動時)の設定は*OFF*です。
  1.1482 -
  1.1483 -  野鳥数式モードは、変数 `YaTeX-auto-math-mode' が `nil' の時のみ有効で、
  1.1484 -このとき`;'や`:'を押した時(*Note Image completion::参照)に、どのようなイメー
  1.1485 -ジ補完を機能させるか、通常のキーとして機能させるかを手動で切り替えます。自
  1.1486 -動判定が遅いマシンでは`YaTeX-auto-math-mode' `nil'にセットし、野鳥数式モー
  1.1487 -ドを手動で切り替えると良いでしょう。
  1.1488 +修正モードは、開き括弧入力時の処理をコントロールし、修正モードONの時は
  1.1489 +開き括弧の入力は開き括弧のみの入力になり、修正モードOFFの時は開き括弧の
  1.1490 +入力だけで閉じ括弧まで入力します。デフォルト(起動時)の設定は*OFF*です。
  1.1491 +
  1.1492 +  野鳥数式モードは、変数 `YaTeX-auto-math-mode' が `nil' の時の
  1.1493 +み有効で、このとき`;'や`:'を押した時(*Note Image completion::参照)に、
  1.1494 +どのようなイメージ補完を機能させるか、通常のキーとして機能させるかを手動で
  1.1495 +切り替えます。自動判定が遅いマシンでは`YaTeX-auto-math-mode'
  1.1496 +`nil'にセットし、野鳥数式モードを手動で切り替えると良いでしょう。
  1.1497  
  1.1498  
  1.1499  
  1.1500 @@ -1447,8 +1469,8 @@
  1.1501  オンラインヘルプ
  1.1502  ****************
  1.1503  
  1.1504 -  使おうとする LaTeX コマンドの用法がよく分からない時は、オンラインヘルプ
  1.1505 -をひきましょう。ヘルプに関するキーには以下のものがあります。
  1.1506 +  使おうとする LaTeX コマンドの用法がよく分からない時は、オンラインヘル
  1.1507 +プをひきましょう。ヘルプに関するキーには以下のものがあります。
  1.1508  
  1.1509  `[prefix] ?'
  1.1510               ... オンラインヘルプ
  1.1511 @@ -1459,28 +1481,29 @@
  1.1512  オンラインヘルプ
  1.1513  ================
  1.1514  
  1.1515 -  「オンラインヘルプ」は、一般的な LaTeX コマンド(デフォルトでカーソル位置
  1.1516 -のコマンド)に対する説明を隣のバッファに表示します。この時参照されるヘルプ
  1.1517 -用ファイルには「グローバルヘルプ」と「プライベートヘルプ」の二種類があり、
  1.1518 -前者は LaTeX の標準コマンドの主なものの説明を含むファイルで、変数
  1.1519 -`YaTeX-help-file'の値で指定されます。このファイルは通常公共の場所(デフォル
  1.1520 -トで`$EMACSEXECPATH')に置かれ、誰もがその内容を更新できるように全員に書き
  1.1521 -込み権が与えられるべきものです。後者は、非標準もしくは個人的なマクロ定義に
  1.1522 -関する説明が書かれているファイルで、変数`YaTeX-help-file-private'の値で指
  1.1523 -定されます。こちらはユーザのホームディレクトリの下などに置かれます。
  1.1524 +  「オンラインヘルプ」は、一般的な LaTeX コマンド(デフォルトでカーソル
  1.1525 +位置のコマンド)に対する説明を隣のバッファに表示します。この時参照される
  1.1526 +ヘルプ用ファイルには「グローバルヘルプ」と「プライベートヘルプ」の二種
  1.1527 +類があり、前者は LaTeX の標準コマンドの主なものの説明を含むファイルで、
  1.1528 +変数`YaTeX-help-file'の値で指定されます。このファイルは通常公共の場所
  1.1529 +(デフォルトで`$EMACSEXECPATH')に置かれ、誰もがその内容を更新できるよう
  1.1530 +に全員に書き込み権が与えられるべきものです。後者は、非標準もしくは個人
  1.1531 +的なマクロ定義に関する説明が書かれているファイルで、変数
  1.1532 +`YaTeX-help-file-private'の値で指定されます。こちらはユーザのホームディ
  1.1533 +レクトリの下などに置かれます。
  1.1534  
  1.1535  
  1.1536  オンラインapropos
  1.1537  =================
  1.1538  
  1.1539 -  「オンラインapropos」は GNU Emacs の apropos と同様、ユーザが指定したキー
  1.1540 -ワードを説明文に含む項目すべてを隣のバッファに表示します。
  1.1541 -
  1.1542 -  もし、調べようとしたLaTeXコマンドに対する説明がヘルプファイル中に見つか
  1.1543 -らなかった場合は、説明文の入力を求めてくるので、可能であれば参考書などを調
  1.1544 -べてそのコマンドの説明を入力してください。もし、なにか標準的なコマンドに対
  1.1545 -する説明を書いたならばぜひ私までその説明をお送り下さい。次回の配布に含めた
  1.1546 -いと思います。
  1.1547 +  「オンラインapropos」は GNU Emacs の apropos と同様、ユーザが指定した
  1.1548 +キーワードを説明文に含む項目すべてを隣のバッファに表示します。
  1.1549 +
  1.1550 +  もし、調べようとしたLaTeXコマンドに対する説明がヘルプファイル中に見つ
  1.1551 +からなかった場合は、説明文の入力を求めてくるので、可能であれば参考書な
  1.1552 +どを調べてそのコマンドの説明を入力してください。もし、なにか標準的なコ
  1.1553 +マンドに対する説明を書いたならばぜひ私までその説明をお送り下さい。次回
  1.1554 +の配布に含めたいと思います。
  1.1555  
  1.1556  
  1.1557  
  1.1558 @@ -1494,10 +1517,10 @@
  1.1559  `[prefix] d'
  1.1560               ... インクルード構造ブラウズ
  1.1561  
  1.1562 -を押すと、そのドキュメントの親ファイルを聞いて来ます。ここで全てのファイル
  1.1563 -の親となるファイル(デフォルトが示されているので大抵はRETのみ)を入力すると
  1.1564 -インクルードしている全てのファイルを解析し、インクルード状況を視覚的に表示
  1.1565 -します。このバッファでは以下のキー操作が有効です。
  1.1566 +を押すと、そのドキュメントの親ファイルを聞いて来ます。ここで全てのファ
  1.1567 +イルの親となるファイル(デフォルトが示されているので大抵はRETのみ)を入力
  1.1568 +するとインクルードしている全てのファイルを解析し、インクルード状況を視
  1.1569 +覚的に表示します。このバッファでは以下のキー操作が有効です。
  1.1570  
  1.1571  `n'
  1.1572               ... 次の行に移動し対応するファイルを隣のバッファに表示
  1.1573 @@ -1542,8 +1565,8 @@
  1.1574  `q'
  1.1575               ... 表示前の状態に戻る
  1.1576  
  1.1577 -  ただし、隣のウィンドウのファイルの内容を表示する機能に関しては、対応する
  1.1578 -ファイルをクローズしてしまうとうまく働きませんのでご注意ください。
  1.1579 +  ただし、隣のウィンドウのファイルの内容を表示する機能に関しては、対応
  1.1580 +するファイルをクローズしてしまうとうまく働きませんのでご注意ください。
  1.1581  
  1.1582  
  1.1583  
  1.1584 @@ -1556,17 +1579,17 @@
  1.1585  gmhist
  1.1586  ======
  1.1587  
  1.1588 -  `gmhist.el'と`gmhist-mh.el' をロードしている場合、プレヴューコマンドの入
  1.1589 -力(`[prefix] tp]')、印刷コマンドの入力(`[prefix] tl')の時に独立したヒスト
  1.1590 -リを利用できます。それぞれのプロンプトで、`M-p' を押すと直前に利用したコマ
  1.1591 -ンド文字列をくり返し呼び出すことができます。
  1.1592 +  `gmhist.el'と`gmhist-mh.el' をロードしている場合、プレヴューコマンド
  1.1593 +の入力(`[prefix] tp]')、印刷コマンドの入力(`[prefix] tl')の時に独立した
  1.1594 +ヒストリを利用できます。それぞれのプロンプトで、`M-p' を押すと直前に利
  1.1595 +用したコマンド文字列をくり返し呼び出すことができます。
  1.1596  
  1.1597  
  1.1598  min-out
  1.1599  =======
  1.1600  
  1.1601 -  `min-out.el' (`outline-minor-mode') と野鳥を組み合わせて使うことももちろ
  1.1602 -ん可能です。設定の方法に関しては`yatexm-o.el'をご覧ください。
  1.1603 +  `min-out.el' (`outline-minor-mode') と野鳥を組み合わせて使うこともも
  1.1604 +ちろん可能です。設定の方法に関しては`yatexm-o.el'をご覧ください。
  1.1605  
  1.1606  
  1.1607  
  1.1608 @@ -1575,9 +1598,9 @@
  1.1609  カスタマイズ
  1.1610  ************
  1.1611  
  1.1612 -  野鳥の動作を制御する種々の変数を独自に設定することにより、補完入力を起動
  1.1613 -するキーアサインを変えたり、環境名の補完候補をさらに充実させることなどがで
  1.1614 -きます。
  1.1615 +  野鳥の動作を制御する種々の変数を独自に設定することにより、補完入力を
  1.1616 +起動するキーアサインを変えたり、環境名の補完候補をさらに充実させること
  1.1617 +などができます。
  1.1618  
  1.1619  * Menu:
  1.1620  
  1.1621 @@ -1591,13 +1614,13 @@
  1.1622  lisp 変数
  1.1623  =========
  1.1624  
  1.1625 -  例えば prefix キーを `C-c' 以外のキーにしたい場合は、`YaTeX-prefix'に 
  1.1626 -prefix キーにしたいシンボルを定義してください。さらに、「`C-c 英字'」とい
  1.1627 -うキーバインドは独自の関数が割り当ててあるので使いたくない。このような時は、
  1.1628 -`YaTeX-inhibit-prefix-letter' を `t' に設定することにより、`C-c 英字…'の
  1.1629 -バインドが全て、対応する`C-c C-英字…'に変わります(ただし、begin型 large型
  1.1630 -補完の大文字起動によるリジョン指定は可能なままです。これも無効にしたい場合
  1.1631 -は`t'ではなく 1 にセットして下さい。)。
  1.1632 +  例えば prefix キーを `C-c' 以外のキーにしたい場合は、`YaTeX-prefix'に
  1.1633 +prefix キーにしたいシンボルを定義してください。さらに、「`C-c 英字'」と
  1.1634 +いうキーバインドは独自の関数が割り当ててあるので使いたくない。このよう
  1.1635 +な時は、`YaTeX-inhibit-prefix-letter' を `t' に設定することにより、
  1.1636 +`C-c 英字…'のバインドが全て、対応する`C-c C-英字…'に変わります(ただし、
  1.1637 +begin型 large型補完の大文字起動によるリジョン指定は可能なままです。これ
  1.1638 +も無効にしたい場合は`t'ではなく 1 にセットして下さい。)。
  1.1639  
  1.1640  * Menu:
  1.1641  
  1.1642 @@ -1613,31 +1636,32 @@
  1.1643  カスタマイズ変数一覧
  1.1644  --------------------
  1.1645  
  1.1646 -  yatex-mode における次の変数がカスタマイズ可能です。`~/.emacs' で `setq' 
  1.1647 -しておけば、そちらの定義が優先されます。括弧の中はデフォルト値です。実際に
  1.1648 -変数の値を変更する場合は `M-x describe-variable' で変数の詳細な説明を参照
  1.1649 -してください。
  1.1650 +  yatex-mode における次の変数がカスタマイズ可能です。`~/.emacs' で
  1.1651 +`setq' しておけば、そちらの定義が優先されます。括弧の中はデフォルト値で
  1.1652 +す。実際に変数の値を変更する場合は `M-x describe-variable' で変数の詳細
  1.1653 +な説明を参照してください。
  1.1654  
  1.1655   -- Variable: YaTeX-prefix
  1.1656       yatex-mode 中のプリフィクスキー (`\C-c')
  1.1657  
  1.1658   -- Variable: YaTeX-inhibit-prefix-letter
  1.1659 -     prefix キーの直後のキーバインドで `英字' のものを `C-英字' に変更 
  1.1660 +     prefix キーの直後のキーバインドで `英字' のものを `C-英字' に変更
  1.1661       (`nil')
  1.1662  
  1.1663   -- Variable: YaTeX-fill-prefix
  1.1664 -     本文を書く時の行頭に挿入する接頭辞すなわち fill-prefix (`""(nil)')
  1.1665 +     本文を書く時の行頭に挿入する接頭辞すなわち fill-prefix
  1.1666 +     (`""(nil)')
  1.1667  
  1.1668   -- Variable: YaTeX-user-completion-table
  1.1669       学習したLaTeXコマンド保存ファイル名 (`"~/.yatexrc"')
  1.1670  
  1.1671   -- Variable: YaTeX-kanji-code
  1.1672 -     文書を作成する時の漢字コードnil=既存のコードのまま 0=no-conversion
  1.1673 -     1=Shift JIS, 2=JIS, 3=EUC, 4=UTF-8 (2 (MS-DOSでは1))
  1.1674 +     文書を作成する時の漢字コードnil=既存のコードのまま
  1.1675 +     0=no-conversion 1=Shift JIS, 2=JIS, 3=EUC, 4=UTF-8 (2 (MS-DOSでは
  1.1676 +     1))
  1.1677  
  1.1678   -- Variable: tex-command
  1.1679 -     LaTeXタイプセッタコマンド名 (`"platex"')
  1.1680 -
  1.1681 +     LaTeXタイプセッタコマンド名 (`"platex"')
  1.1682 
  1.1683  
  1.1684   -- Variable: dvi2-command
  1.1685       プレヴューアコマンド名 (`"xdvi -geo +0+0 -s 4"')
  1.1686 @@ -1646,12 +1670,12 @@
  1.1687       dviファイルの印刷に使われるコマンド式 (`"dvi2ps %f %t %s | lpr"')
  1.1688  
  1.1689   -- Variable: dviprint-from-format
  1.1690 -     上の`%f'に相当する開始ページ指定書式、`%b' が開始ページ番号に変わる 
  1.1691 -     (`"-f %b"')
  1.1692 +     上の`%f'に相当する開始ページ指定書式、`%b' が開始ページ番号に変わ
  1.1693 +     る (`"-f %b"')
  1.1694  
  1.1695   -- Variable: dviprint-to-format
  1.1696 -     `%t' に相当する終了ページ指定書式、`%e'が終了ページ番号に変わる (`"-t
  1.1697 -     %e"')
  1.1698 +     `%t' に相当する終了ページ指定書式、`%e'が終了ページ番号に変わる
  1.1699 +     (`"-t %e"')
  1.1700  
  1.1701   -- Variable: makeindex-command
  1.1702       makeindexコマンド (`"makeindex"' (MS-DOSでは`"makeind"'))
  1.1703 @@ -1663,40 +1687,42 @@
  1.1704       `\nonstopmode{}'を自動的に付加するか (`nil')
  1.1705  
  1.1706   -- Variable: latex-warning-regexp
  1.1707 -     latexコマンドの出力するウォーニング行の正規表現 (`"line.* [0-9]*"')
  1.1708 +     latexコマンドの出力するウォーニング行の正規表現 (`"line.*
  1.1709 +     [0-9]*"')
  1.1710  
  1.1711   -- Variable: latex-error-regexp
  1.1712       同じくエラー行の正規表現 (`"l\\.[1-9][0-9]*"')
  1.1713  
  1.1714   -- Variable: latex-dos-emergency-message
  1.1715 -     MS-DOS上で動作する latex コマンドが、エラーにより停止するとき出力する
  1.1716 -     メッセージ (`"Emergency stop"')
  1.1717 +     MS-DOS上で動作する latex コマンドが、エラーにより停止するとき出力
  1.1718 +     するメッセージ (`"Emergency stop"')
  1.1719  
  1.1720   -- Variable: latex-message-kanji-code
  1.1721 -     タイプセッタの出力するメッセージの漢字コード.タイプセットバッファの出
  1.1722 -     力が化ける時は、これを設定する (2, Nemacsでのみ有効)
  1.1723 +     タイプセッタの出力するメッセージの漢字コード.タイプセットバッファ
  1.1724 +     の出力が化ける時は、これを設定する (2, Nemacsでのみ有効)
  1.1725  
  1.1726   -- Variable: NTT-jTeX
  1.1727 -     古いNTT-jTeX使用時のようにインデントした行の先頭と前の行の(タイプセッ
  1.1728 -     ト後の)字間が空いてしまうのを嫌う場合は`t'にする(`nil')
  1.1729 +     古いNTT-jTeX使用時のようにインデントした行の先頭と前の行の(タイプ
  1.1730 +     セット後の)字間が空いてしまうのを嫌う場合は`t'にする(`nil')
  1.1731  
  1.1732   -- Variable: YaTeX-item-regexp
  1.1733       itemの桁揃えの時に用いる、itemの正規表現 (`"\\\\(sub\\)*item"')
  1.1734  
  1.1735   -- Variable: YaTeX-verb-regexp
  1.1736 -     verbコマンドの正規表現。先頭の\\\\はつけない (`"verb\\*?\\|path"')
  1.1737 +     verbコマンドの正規表現。先頭の\\\\はつけない
  1.1738 +     (`"verb\\*?\\|path"')
  1.1739  
  1.1740   -- Variable: YaTeX-nervous
  1.1741       ローカル辞書を用いる時 `t' (`t')
  1.1742  
  1.1743   -- Variable: YaTeX-sectioning-regexp
  1.1744 -     セクション区切り設定コマンドの正規表現 
  1.1745 +     セクション区切り設定コマンドの正規表現
  1.1746       (`"\\(part\\|chapter\\*?\\|\\(sub\\)*\\(section\\|paragraph\\)\\*?\\)\\b"')
  1.1747  
  1.1748   -- Variable: YaTeX-fill-inhibit-environments
  1.1749       fill を抑止する環境名のリスト (`'("tabular" "tabular*" "array"
  1.1750 -     "picture" "eqnarray" "eqnarray*" "equation" "math" "displaymath"
  1.1751 -     "verbatim" "verbatim*")')
  1.1752 +     picture" "eqnarray" "eqnarray*" "equation" "math" "displaymath"
  1.1753 +     verbatim" "verbatim*")')
  1.1754  
  1.1755   -- Variable: YaTeX-uncomment-once
  1.1756       領域uncommentで行頭の複数の`%'を全て削除するか (`nil')
  1.1757 @@ -1712,8 +1738,8 @@
  1.1758       alist (`nil')。補完テーブルの書き方については`yatexmth.el'を参照。
  1.1759  
  1.1760   -- Variable: YaTeX-default-pop-window-height
  1.1761 -     1画面の時にタイプセットバッファを初めて作成する時の高さ。数値で行数、
  1.1762 -     数字文字列でEmacsウィンドウに対する百分率 (10)
  1.1763 +     1画面の時にタイプセットバッファを初めて作成する時の高さ。数値で行
  1.1764 +     数、数字文字列でEmacsウィンドウに対する百分率 (10)
  1.1765  
  1.1766   -- Variable: YaTeX-help-file
  1.1767       共用ヘルプファイル (`$doc-directory/../../site-lisp/YATEXHLP.jp')
  1.1768 @@ -1722,45 +1748,46 @@
  1.1769       個人用ヘルプファイル (`"~/YATEXHLP.jp"')
  1.1770  
  1.1771   -- Variable: YaTeX-no-begend-shortcut
  1.1772 -     `[prefix] b ??' のショートカットを使わず、`[prefix] b' だけで補完入力
  1.1773 -     に入る (`nil')
  1.1774 +     `[prefix] b ??' のショートカットを使わず、`[prefix] b' だけで補完
  1.1775 +     入力に入る (`nil')
  1.1776  
  1.1777   -- Variable: YaTeX-hilit-pattern-adjustment-private
  1.1778 -     正規表現とそれにマッチするものの論理的意味をシンボルであらわしたもの
  1.1779 -     のリスト…のリスト。hilit19 を組み込んでいる時のみ有効。詳しくは 
  1.1780 -     `(assq 'yatex-mode hilit-patterns-alist)' した結果と、変数 
  1.1781 -     `YaTeX-hilit-pattern-adjustment-default' の値(と場合によっては 
  1.1782 +     正規表現とそれにマッチするものの論理的意味をシンボルであらわしたも
  1.1783 +     ののリスト…のリスト。hilit19 を組み込んでいる時のみ有効。詳しくは
  1.1784 +     `(assq 'yatex-mode hilit-patterns-alist)' した結果と、変数
  1.1785 +     `YaTeX-hilit-pattern-adjustment-default' の値(と場合によっては
  1.1786       hilit19 のドキュメント)を参照せよ。
  1.1787  
  1.1788   -- Variable: YaTeX-sectioning-level
  1.1789       LaTeXのセクション単位宣言コマンドとその論理的高さのalist。
  1.1790  
  1.1791   -- Variable: YaTeX-hierarchy-ignore-heading-regexp
  1.1792 -     Hierarchy バッファは通常ファイルヘッダとして、LaTeXのセクション宣言コ
  1.1793 -     マンドの引数を検索し、それがなければコメント行を探すが、その際にヘッ
  1.1794 -     ダとしては意味を持たないパターンをこの変数に設定する。デフォルトでは 
  1.1795 -     RCS ヘッダとモード指定行(-*- xxx -*-)が設定されている。
  1.1796 +     Hierarchy バッファは通常ファイルヘッダとして、LaTeXのセクション宣
  1.1797 +     言コマンドの引数を検索し、それがなければコメント行を探すが、その際
  1.1798 +     にヘッダとしては意味を持たないパターンをこの変数に設定する。デフォ
  1.1799 +     ルトでは RCS ヘッダとモード指定行(-*- xxx -*-)が設定されている。
  1.1800  
  1.1801   -- Variable: YaTeX-skip-default-reader
  1.1802 -     Non-nil に設定するとsection型コマンドの引数入力時、アドイン関数がなけ
  1.1803 -     ればミニバッファでの読み込みをせずに入力を完了させる (`nil')
  1.1804 +     Non-nil に設定するとsection型コマンドの引数入力時、アドイン関数が
  1.1805 +     なければミニバッファでの読み込みをせずに入力を完了させる (`nil')
  1.1806  
  1.1807   -- Variable: YaTeX-create-file-prefix-g
  1.1808 -     `\include'などで `prefix g'した時に、ジャンプ先が存在しないファイルで
  1.1809 -     あってもオープンする (`nil')
  1.1810 +     `\include'などで `prefix g'した時に、ジャンプ先が存在しないファイ
  1.1811 +     ルであってもオープンする (`nil')
  1.1812  
  1.1813   -- Variable: YaTeX-simple-messages
  1.1814       各種補完時のメッセージ出力を簡素化する (`nil')
  1.1815  
  1.1816   -- Variable: YaTeX-hilit-sectioning-face
  1.1817       色付けが有効な時の `\part' の色 (`'(yellow/dodgerblue
  1.1818 -     yellow/slateblue)')。リストの第一要素は `hilit-background-mode' が 
  1.1819 -     `'light' の時の、第二要素は `'dark' の時の `\chapter' の色で、文字色/
  1.1820 -     背景色 のように指定する。
  1.1821 +     yellow/slateblue)')。リストの第一要素は `hilit-background-mode' が
  1.1822 +     `'light' の時の、第二要素は `'dark' の時の `\chapter' の色で、文字
  1.1823 +     色/背景色 のように指定する。
  1.1824  
  1.1825   -- Variable: YaTeX-hilit-sectioning-attenuation-rate
  1.1826 -     色付けが有効な時の、`\subparagraph' の色を `\chapter' の濃度の何%薄く
  1.1827 -     したものにするか (`'(15 40)') `YaTeX-hilit-sectioning-face' の項参照。
  1.1828 +     色付けが有効な時の、`\subparagraph' の色を `\chapter' の濃度の何%
  1.1829 +     薄くしたものにするか (`'(15 40)') `YaTeX-hilit-sectioning-face'の
  1.1830 +     項参照。
  1.1831  
  1.1832   -- Variable: YaTeX-use-AMS-LaTeX
  1.1833       AMS-LaTeX を使用する場合は `t' に設定する (`nil')
  1.1834 @@ -1769,59 +1796,61 @@
  1.1835       LaTeX2e を使用する場合は `t' に設定する (`t')
  1.1836  
  1.1837   -- Variable: YaTeX-template-file
  1.1838 -     新規ファイル作成時に自動挿入するファイル名 (`~/work/template.tex')
  1.1839 +     新規ファイル作成時に自動挿入するファイル名
  1.1840 +     (`~/work/template.tex')
  1.1841  
  1.1842   -- Variable: YaTeX-search-file-from-top-directory
  1.1843 -     inputするファイルを探すときの基準ディレクトリをmainファイルのあるディ
  1.1844 -     レクトリにするか (`t')
  1.1845 +     inputするファイルを探すときの基準ディレクトリをmainファイルのある
  1.1846 +     ディレクトリにするか (`t')
  1.1847   -- Variable: YaTeX-use-font-lock
  1.1848       ソースの色づけパッケージとして font-lock を利用するかどうか
  1.1849       (`(featurep 'font-lock)')
  1.1850  
  1.1851   -- Variable: YaTeX-use-hilit19
  1.1852 -     ソースの色づけパッケージとして hilit19 を利用するかどうか(`(featurep
  1.1853 -     'hilit19)')
  1.1854 +     ソースの色づけパッケージとして hilit19 を利用するかどうか
  1.1855 +     (`(featurep 'hilit19)')
  1.1856  
  1.1857   -- Variable: YaTeX-use-italic-bold
  1.1858       italic, boldフォントを野鳥が探すかどうか (Emacs20以降なら`t')
  1.1859       font-lock利用時のみ有効。(`(featurep 'hilit19)'
  1.1860  
  1.1861   -- Variable: YaTeX-singlecmd-suffix
  1.1862 -     全てのmaketitle型コマンドの補完入力直後に挿入する文字列。`"{}"' など
  1.1863 -     がお勧め。
  1.1864 +     全てのmaketitle型コマンドの補完入力直後に挿入する文字列。
  1.1865 +     `"{}"' などがお勧め。
  1.1866  
  1.1867   -- Variable: YaTeX-package-alist-private
  1.1868 -     LaTeX2eのパッケージ名とその中に含まれるマクロのリスト。適切に設定して
  1.1869 -     おくと本文入力時にマクロを補完入力するとそのマクロに必要なパッケージ
  1.1870 -     を usepackage するか自動的に検査してくれる。していなければ 
  1.1871 -     \usepackage を自動追加することもできる。リストは'((パッケージ名1 (補
  1.1872 -     完タイプ マクロのリスト……) (補完タイプ マクロのリスト……)) (パッケー
  1.1873 -     ジ名2 (補完タイプ マクロのリスト……) (補完タイプ マクロのリス
  1.1874 -     ト……))………) という形式にする。補完タイプは `env, section,
  1.1875 -     maketitle' のどれか。具体例は変数 `YaTeX-package-alist-default' の値
  1.1876 -     参照。
  1.1877 +     LaTeX2eのパッケージ名とその中に含まれるマクロのリスト。適切に設定
  1.1878 +     しておくと本文入力時にマクロを補完入力するとそのマクロに必要なパッ
  1.1879 +     ケージを usepackage するか自動的に検査してくれる。していなければ
  1.1880 +     usepackage を自動追加することもできる。リストは'((パッケージ名1
  1.1881 +     (補完タイプ マクロのリスト……) (補完タイプ マクロのリスト……))
  1.1882 +     (パッケージ名2 (補完タイプ マクロのリスト……) (補完タイプ マクロ
  1.1883 +     のリスト……))………)という形式にする。補完タイプは `env,
  1.1884 +     section, maketitle' のどれか。具体例は変数
  1.1885 +     `YaTeX-package-alist-default'の値参照。
  1.1886  
  1.1887   -- Variable: YaTeX-tabular-indentation
  1.1888 -     tabular/array 環境で現在行の先頭位置が表の第Nカラムのときは標準インデ
  1.1889 -     ント位置から N*YaTeX-tabular-indentation 桁下げたインデントにする。
  1.1890 +     tabular/array 環境で現在行の先頭位置が表の第Nカラムのときは標準イ
  1.1891 +     ンデント位置から N*YaTeX-tabular-indentation 桁下げたインデントに
  1.1892 +     する。
  1.1893  
  1.1894   -- Variable: YaTeX-noindent-env-regexp
  1.1895       別の環境内にあっても \begin{} が行頭から始まるべき環境名の正規表現。
  1.1896       verbatim環境などを指定する。
  1.1897  
  1.1898   -- Variable: YaTeX-ref-default-label-string
  1.1899 -     \ref{} のラベル補完でラベル未設定のものに自動的に生成するラベル名の書
  1.1900 -     式。strftime(3)関数に似た日付ベースで指定する。利用できる書式は以下の
  1.1901 -     とおり。%y -> 西暦下二桁, %b -> 月の英名, %m -> 月(1〜12) %d -> 日,
  1.1902 -     %H -> 時, %M -> 分, %S -> 秒, %qx -> アルファベットで26進数化した 
  1.1903 -     yymmdd.  %qX -> アルファベットで26進数化した HHMMSS.  デフォルトは 
  1.1904 -     "%H%M%S_%d%b%y"
  1.1905 +     \ref{} のラベル補完でラベル未設定のものに自動的に生成するラベル名
  1.1906 +     の書式。strftime(3)関数に似た日付ベースで指定する。利用できる書式
  1.1907 +     は以下のとおり。%y -> 西暦下二桁, %b -> 月の英名, %m -> 月(1〜12)
  1.1908 +     %d -> 日, %H -> 時, %M -> 分, %S -> 秒, %qx -> アルファベットで26
  1.1909 +     進数化した yymmdd.  %qX -> アルファベットで26進数化した HHMMSS. デ
  1.1910 +     フォルトは "%H%M%S_%d%b%y"
  1.1911  
  1.1912   -- Variable: YaTeX-ref-generate-label-function
  1.1913 -     \ref{}のラベル名自動生成のときに使う関数のシンボル。デフォルトは標準
  1.1914 -     の YaTeX::ref-generate-label 関数が割り当ててある。引数を2つ取る関数
  1.1915 -     を定義して、この変数にセットするとその関数を呼んだ結果をデフォルトの
  1.1916 -     ラベル名候補とする。設定例:
  1.1917 +     \ref{}のラベル名自動生成のときに使う関数のシンボル。デフォルトは標
  1.1918 +     準の YaTeX::ref-generate-label 関数が割り当ててある。引数を2つ取る
  1.1919 +     関数を定義して、この変数にセットするとその関数を呼んだ結果をデフォ
  1.1920 +     ルトのラベル名候補とする。設定例:
  1.1921              (setq YaTeX-ref-generate-label-function 'my-yatex-generate-label)
  1.1922              (defun my-yatex-generate-label (command value)
  1.1923                (and (string= command "caption")
  1.1924 @@ -1843,9 +1872,9 @@
  1.1925  カスタマイズ変数設定例
  1.1926  ----------------------
  1.1927  
  1.1928 -  たとえば、prefix キーとして`ESC'を使用し、新たな補完候補を格納するファイ
  1.1929 -ルを、`~/src/emacs/yatexrc' にし、行頭の prefix をタブ文字一つに変えたいと
  1.1930 -きは、
  1.1931 +  たとえば、prefix キーとして`ESC'を使用し、新たな補完候補を格納するファ
  1.1932 +イルを、`~/src/emacs/yatexrc' にし、行頭の prefix をタブ文字一つに変え
  1.1933 +たいときは、
  1.1934  
  1.1935               (setq YaTeX-prefix "\e"
  1.1936                     YaTeX-user-completion-table "~/src/emacs/yatexrc"
  1.1937 @@ -1860,21 +1889,22 @@
  1.1938  hook変数
  1.1939  --------
  1.1940  
  1.1941 -  また、hook 変数 `yatex-mode-hook', `yatex-mode-load-hook' を用意していま
  1.1942 -す。すべての yatex-mode のバッファで作用させたいものは、`yatex-mode-hook' 
  1.1943 -に記述し、`yatex.el' をロードする時だけ作用させたいものは
  1.1944 -`yatex-mode-load-hook' に記述します。例えば、`outline-minor-mode' を利用す
  1.1945 -る場合、それぞれのバッファで `outline-minor-mode' を有効にしたいので、
  1.1946 -`yatex-mode-hook' を次のように設定します。
  1.1947 +  また、hook 変数 `yatex-mode-hook', `yatex-mode-load-hook' を用意して
  1.1948 +います。すべての yatex-mode のバッファで作用させたいものは、
  1.1949 +`yatex-mode-hook' に記述し、`yatex.el' をロードする時だけ作用させたいも
  1.1950 +のは`yatex-mode-load-hook' に記述します。例えば、`outline-minor-mode'
  1.1951 +を利用する場合、それぞれのバッファで `outline-minor-mode' を有効にした
  1.1952 +いので、`yatex-mode-hook' を次のように設定します。
  1.1953  
  1.1954               (setq yatex-mode-hook
  1.1955                     '(lambda () (outline-minor-mode t)))
  1.1956  
  1.1957  
  1.1958 -逆に、独自のキー定義を行いたい時などは、`yatex-mode-load-hook' を利用しま
  1.1959 -す。例えば、begin 型補完において、 document や、enumerate 以外の環境名も
  1.1960 -ショートカットキーで入れたいなどという時は、次のようにします。以下の例は、
  1.1961 -`[prefix] ba' で `\begin{abstract}', `\end{abstract}' を挿入します。
  1.1962 +逆に、独自のキー定義を行いたい時などは、`yatex-mode-load-hook' を利用し
  1.1963 +ます。例えば、begin 型補完において、 document や、enumerate 以外の環境
  1.1964 +名もショートカットキーで入れたいなどという時は、次のようにします。以下
  1.1965 +の例は、`[prefix] ba' で `\begin{abstract}', `\end{abstract}' を挿入し
  1.1966 +ます。
  1.1967  
  1.1968               (setq yatex-mode-load-hook
  1.1969                     '(lambda() (YaTeX-define-begend-key "ba" "abstract")))
  1.1970 @@ -1889,9 +1919,9 @@
  1.1971  hook用ファイル
  1.1972  --------------
  1.1973  
  1.1974 -  変数 `yatex-mode-load-hook' で定義する内容が多い時は、`yatexhks.el'とい
  1.1975 -うファイルを作り、その中に野鳥関連の設定を書く事で、初期化の時に自動的にロー
  1.1976 -ドします。
  1.1977 +  変数 `yatex-mode-load-hook' で定義する内容が多い時は、`yatexhks.el'と
  1.1978 +いうファイルを作り、その中に野鳥関連の設定を書く事で、初期化の時に自動
  1.1979 +的にロードします。
  1.1980  
  1.1981  
  1.1982  
  1.1983 @@ -1901,9 +1931,9 @@
  1.1984  付加関数(アドイン関数)
  1.1985  ======================
  1.1986  
  1.1987 -  各種補完時に、環境名やコマンド名に応じたきめ細やかな補完入力機能を実現す
  1.1988 -るための関数を作成することができます。この関数の作成方法や、組み込み方法に
  1.1989 -関しては、`yatexadd.doc' をご覧ください。
  1.1990 +  各種補完時に、環境名やコマンド名に応じたきめ細やかな補完入力機能を実
  1.1991 +現するための関数を作成することができます。この関数の作成方法や、組み込
  1.1992 +み方法に関しては、`yatexadd.doc' をご覧ください。
  1.1993  
  1.1994  
  1.1995  
  1.1996 @@ -1912,11 +1942,12 @@
  1.1997  その他
  1.1998  ******
  1.1999  
  1.2000 -  野鳥の標準の LaTeX コマンドの辞書には、作者が頻繁に使うものしか登録され
  1.2001 -ていません。これは、補完候補に使いそうもないコマンドが存在して、補完したい
  1.2002 -コマンドを出すまでのストローク数を増やしてしまう事を防止するためです。標準
  1.2003 -辞書にないコマンドも、できるだけ補完入力方式を利用し、ユーザ辞書を充実させ
  1.2004 -ることで、あなたの LaTeX スタイルにあった野鳥へと育っていくことでしょう。
  1.2005 +  野鳥の標準の LaTeX コマンドの辞書には、作者が頻繁に使うものしか登録さ
  1.2006 +れていません。これは、補完候補に使いそうもないコマンドが存在して、補完
  1.2007 +したいコマンドを出すまでのストローク数を増やしてしまう事を防止するため
  1.2008 +です。標準辞書にないコマンドも、できるだけ補完入力方式を利用し、ユーザ
  1.2009 +辞書を充実させることで、あなたの LaTeX スタイルにあった野鳥へと育ってい
  1.2010 +くことでしょう。
  1.2011  
  1.2012  
  1.2013  
  1.2014 @@ -1925,23 +1956,23 @@
  1.2015  取り扱い
  1.2016  ********
  1.2017  
  1.2018 -  本プログラムはフリーソフトウェアです。本プログラムを使用して生じたいかな
  1.2019 -る結果に対しても作者は責任を負わないこととします。転載等に関しては制限いた
  1.2020 -しません。常識的に扱ってください。また、本プログラムに含まれるコードを利用
  1.2021 -すること、改造することも自由に行なって構いませんが、流用することにより契約
  1.2022 -締結の必要が生じる場合、私はいかなる契約も締結しません。具体的にはGPLへの
  1.2023 -サインはしませんので、GNUに寄贈するものを作っている場合私の作品から取り込
  1.2024 -んだコードを流用すると苦労するかもしれません。いかなるコード流用も拒否しま
  1.2025 -せんが契約締結は辞退します。
  1.2026 -
  1.2027 -  苦情、希望、バグ報告、感想等は歓迎いたします。連絡は yuuji@yatex.org ま
  1.2028 -で(2004年1月現在)。継続的に使用してくださる方はメイリングリスト「fj野鳥の
  1.2029 -会」に是非加入してください。加入方法については本パッケージの `docs/qanda' 
  1.2030 -ファイルの「その他」の章を御覧ください。
  1.2031 +  本プログラムはフリーソフトウェアです。本プログラムを使用して生じたい
  1.2032 +かなる結果に対しても作者は責任を負わないこととします。転載等に関しては
  1.2033 +制限いたしません。常識的に扱ってください。また、本プログラムに含まれる
  1.2034 +コードを利用すること、改造することも自由に行なって構いませんが、流用す
  1.2035 +ることにより契約締結の必要が生じる場合、私はいかなる契約も締結しません。
  1.2036 +具体的にはGPLへのサインはしませんので、GNUに寄贈するものを作っている場
  1.2037 +合私の作品から取り込んだコードを流用すると苦労するかもしれません。いか
  1.2038 +なるコード流用も拒否しませんが契約締結は辞退します。
  1.2039 +
  1.2040 +  苦情、希望、バグ報告、感想等は歓迎いたします。連絡は yuuji@yatex.org
  1.2041 +まで(2004年1月現在)。継続的に使用してくださる方はメイリングリスト「fj野
  1.2042 +鳥の会」に是非加入してください。加入方法については本パッケージの
  1.2043 +`docs/qanda'ファイルの「その他」の章を御覧ください。
  1.2044  
  1.2045  仕様は、予告なく確実に(気分次第で)変更されます:-p。
  1.2046  
  1.2047 -                                                                  広瀬雄二
  1.2048 +                                                              広瀬雄二
  1.2049  
  1.2050  
  1.2051  
  1.2052 @@ -1952,217 +1983,214 @@
  1.2053  
  1.2054  * Menu:
  1.2055  
  1.2056 -* ::                            Greek letter completion.  4.
  1.2057 -* ;:                            Image completion.       4.
  1.2058 -* Σ[しくま]:                   Image completion.       4.
  1.2059 -* 括る[くくる]:                 Enclose section-type command.  4.
  1.2060 -* 括る[くくる]:                 large型補完.            22.
  1.2061 -* 引数[ひきすう]:               2個以上の引数をとる section型コマンド.  4.
  1.2062 -* 欧文[おうふん]:               Accent mark completion.  4.
  1.2063 -* ;自身[;ししん]:               Image completion.       32.
  1.2064 -* ∞[むけんたい]:               Image completion.       4.
  1.2065 -* 矢印[やしるし]:               Image completion.       4.
  1.2066 -* ブロック[ふろつく]:           begin型補完.            81.
  1.2067 -* ヒストリ[ひすとり]:           Cooperation with other packages.  8.
  1.2068 -* 桁揃え[けたそろえ]:           Filling.                4.
  1.2069 -* やちょう[やちよう]:           Intro.                  4.
  1.2070 -* ジャンプ[しやんふ]:           view-sectioning.        42.
  1.2071 -* &入力[&にゆうりよく]:         Intelligent newline.    4.
  1.2072 -* 設定例[せつていれい]:         Sample definitions.     4.
  1.2073 -* 随時補完[すいしほかん]:       Arbitrary completion.   4.
  1.2074 -* 閉じ込める[としこめる]:       begin型補完.            81.
  1.2075 -* 再帰補完[さいきほかん]:       Recursive completion.   4.
  1.2076 -* ユーザ辞書[ゆうさししよ]:     begin型補完.            71.
  1.2077 -* 論理階層[ろんりかいそう]:     view-sectioning.        42.
  1.2078 -* ここはどこ?[ここはとこ?]:     What column.            4.
  1.2079 -* お絵描きツール起動[おえかきつうるきとう]: お絵描きツール起動.  4.
  1.2080 -* 環境の先頭へ[かんきようのせんとうへ]: 環境を単位としたジャンプ.  7.
  1.2081 -* 環境の末尾へ[かんきようのまつひへ]: 環境を単位としたジャンプ.  7.
  1.2082 -* 環境をマーク[かんきようをまあく]: 環境を単位としたジャンプ.  7.
  1.2083 -* カスタマイズ[かすたまいす]:   Customizations.         4.
  1.2084 -* キーアサイン[きいあさいん]:   Customizations.         4.
  1.2085 -* 数式モード[すうしきもおと]:   Image completion.       4.
  1.2086 -* インストール[いんすとおる]:   Installation.           4.
  1.2087 -* タイプセッタ[たいふせつた]:   Invocation.             4.
  1.2088 -* プレヴューア[ふれひゆうあ]:   Invocation.             4.
  1.2089 -* アウトライン[あうとらいん]:   view-sectioning.        4.
  1.2090 -* 引数の個数を変える[ひきすうのこすうをかえる]: 2個以上の引数をとる section型コマンド.  24.
  1.2091 -* アクセント記号補完[あくせんときこうほかん]: Accent mark completion.  4.
  1.2092 -* カスタマイズ変数一覧[かすたまいすへんすういちらん]: All customizable variables.  4.
  1.2093 -* 環境名の補完[かんきようめいのほかん]: begin型補完.    4.
  1.2094 -* エラー修正[えらあしゆうせい]: Calling typesetter.     4.
  1.2095 -* タイプセッタ起動[たいふせつたきとう]: Calling typesetter.  4.
  1.2096 -* タイプセットエラー[たいふせつとえらあ]: Calling typesetter.  4.
  1.2097 -* 環境名の変更[かんきようめいのへんこう]: Changing LaTeX command.  20.
  1.2098 -* モード切り替え[もうときりかえ]: Changing mode of YaTeX.  4.
  1.2099 -* タイプセッタの使い分け[たいふせつたのつかいわけ]: Changing typesetter.  12.
  1.2100 -* 起動するコマンドを変える[きとうするこまんとをかえる]: Changing typesetter.  7.
  1.2101 -* コメントアウト[こめんとあうと]: Commenting out.       4.
  1.2102 -* その他のコマンド制御[そのたのこまんとせいきよ]: Controlling which command to invoke.  4.
  1.2103 -* 他パッケージとの連携[たはつけえしとのれんけい]: Cooperation with other packages.  4.
  1.2104 -* コマンドヒストリ[こまんとひすとり]: Cooperation with other packages.  8.
  1.2105 -* カーソルジャンプ[かあそるしやんふ]: Cursor jump.      4.
  1.2106 -* %#記法自体の編集[%#きほうしたいのへんしゆう]: Editing %# notation.  4.
  1.2107 -* パラグラフの桁揃え[はらくらふのけたそろえ]: Filling.  47.
  1.2108 -* 領域決定規則[りよういきけつていきそく]: Fix region for typesetting.  25.
  1.2109 -* 長いファイルの編集[なかいふあいるのへんしゆう]: Fix region for typesetting.  34.
  1.2110 -* 固定領域のタイプセット[こていりよういきのたいふせつと]: Fix region for typesetting.  4.
  1.2111 -* ギリシャ文字補完[きりしやもしほかん]: Greek letter completion.  4.
  1.2112 -* イメージ補完[いめえしほかん]: Image completion.       4.
  1.2113 -* 数式記号イメージ補完[すうしききこういめえしほかん]: Image completion.  4.
  1.2114 -* 他のファイルの手直し[ほかのふあいるのてなおし]: Includeonly.  11.
  1.2115 -* インクルード構造[いんくるうとこうそう]: Inclusion hierarchy browser.  4.
  1.2116 -* おまかせ改行[おまかせかいきよう]: Intelligent newline.  4.
  1.2117 -* プリントアウト[ふりんとあうと]: Invocation.           4.
  1.2118 -* 環境の削除[かんきようのさくしよ]: Killing LaTeX command.  6.
  1.2119 -* ラベル自動生成[らへるしとうせいせい]: label-generation.  4.
  1.2120 -* フォント指定子[ふおんとしていし]: large型補完.        18.
  1.2121 -* 文字サイズ指定子[もしさいすしていし]: large型補完.    18.
  1.2122 -* ローカル辞書[ろおかるししよ]: Local dictionary.       4.
  1.2123 -* 変更/削除[へんこう/さくしよ]: Modifying/Deleting.     4.
  1.2124 -* グローバルヘルプ[くろおはるへるふ]: Online help.      16.
  1.2125 -* オンラインヘルプ[おんらいんへるふ]: Online help.      4.
  1.2126 -* キーワード検索[きいわあとけんさく]: Online help.      4.
  1.2127 -* プライベートヘルプ[ふらいへえとへるふ]: Online help.  16.
  1.2128 -* 入力ファイル分割[にゆうりよくふあいるふんかつ]: Splitting input files.  11.
  1.2129 -* セクション区切り一覧バッファ[せくしよんくきりいちらんはつふあ]: view-sectioning.  18.
  1.2130 -* セクション区切り[せくしよんくきり]: view-sectioning.  42.
  1.2131 -* 現在のカラム表示[けんさいのからむひようし]: What column.  23.
  1.2132 -* apropos:                      Online help.            4.
  1.2133 -* autoload:                     Installation.           4.
  1.2134 -* auto-mode-alist:              Installation.           4.
  1.2135 -* %#BEGIN:                      Fix region for typesetting.  4.
  1.2136 -* begin型補完[beginかたほかん]: begin型補完.            4.
  1.2137 -* C-c:                          Invocation.             4.
  1.2138 -* Demacs:                       Intro.                  4.
  1.2139 -* .emacs:                       Installation.           4.
  1.2140 -* %#END:                        Fix region for typesetting.  4.
  1.2141 -* end補完[endほかん]:           end補完.                4.
  1.2142 -* ghostview:                    Splitting input files.  16.
  1.2143 -* gmhist:                       Cooperation with other packages.  8.
  1.2144 -* hook変数[hookへんすう]:       Hook variables.         4.
  1.2145 -* 出力終了ページ[しゆつりよくしゆうりようへえし]: Print out.  9.
  1.2146 -* includeonly:                  Includeonly.            4.
  1.2147 -* Install:                      Installation.           4.
  1.2148 -* itemなどの桁揃え[itemなとのけたそろえ]: Filling.      8.
  1.2149 -* 出力開始ページ[しゆつりよくかいしへえし]: Print out.  9.
  1.2150 -* jlatex:                       Invocation.             4.
  1.2151 -* large型補完[largeかたほかん]: large型補完.            4.
  1.2152 -* LaTeX:                        Intro.                  4.
  1.2153 -* leftarrow:                    Image completion.       4.
  1.2154 -* lpr format:                   lpr format.             4.
  1.2155 -* lprフォーマットの変更[lprふおおまつとのへんこう]: Editing %# notation.  18.
  1.2156 -* lprふぉーまっと[lprふおおまつと]: lpr format.         4.
  1.2157 -* lprフォーマット[lprふおおまつと]: lpr format.         4.
  1.2158 -* maketitle型補完[maketitleかたほかん]: maketitle型補完.  4.
  1.2159 -* M-C-@:                        環境を単位としたジャンプ.  7.
  1.2160 -* M-C-a:                        環境を単位としたジャンプ.  7.
  1.2161 -* M-C-e:                        環境を単位としたジャンプ.  7.
  1.2162 -* min-out:                      Cooperation with other packages.  17.
  1.2163 -* M-q:                          Filling.                47.
  1.2164 -* Mule:                         Intro.                  4.
  1.2165 -* 勝手にincludeonly[かつてにincludeonly]: Includeonly.  4.
  1.2166 -* NTT-jTeX[えぬていいていいしえいてつく]: Filling.      15.
  1.2167 -* platex:                       Invocation.             4.
  1.2168 -* prefix ,:                     Commenting out.         4.
  1.2169 -* prefix .:                     Commenting out.         4.
  1.2170 -* prefix <:                     Commenting out.         4.
  1.2171 -* prefix >:                     Commenting out.         4.
  1.2172 -* prefix /:                     Online help.            4.
  1.2173 -* prefix ?:                     Online help.            4.
  1.2174 -* prefix &:                     What column.            4.
  1.2175 -* prefix a:                     Accent mark completion.  4.
  1.2176 -* prefix b:                     begin型補完.            4.
  1.2177 -* prefix c:                     Modifying/Deleting.     4.
  1.2178 -* prefix d:                     Inclusion hierarchy browser.  4.
  1.2179 -* prefix e:                     end補完.                4.
  1.2180 -* prefix g:                     Cursor jump.            4.
  1.2181 -* prefix i:                     Filling.                8.
  1.2182 -* prefix k:                     Modifying/Deleting.     4.
  1.2183 -* prefix key:                   Invocation.             4.
  1.2184 -* prefix l:                     large型補完.            4.
  1.2185 -* prefix m:                     maketitle型補完.        4.
  1.2186 -* prefix s:                     section型補完.          4.
  1.2187 -* prefix SPC:                   Arbitrary completion.   4.
  1.2188 -* prefix w:                     Changing mode of YaTeX.  4.
  1.2189 -* prefixキー変更[prefixきいへんこう]: Lisp variables.   4.
  1.2190 -* ページ確認省略lpr起動[へえしかくにんしようりやくlprきとう]: Print out.  12.
  1.2191 -* section型補完[sectionかたほかん]: section型補完.      4.
  1.2192 -* 複雑なtabular[ふくさつなtabular]: What column.        4.
  1.2193 -* 先回りusepackage[さきまわり]: Usepackage cheker.      4.
  1.2194 -* YaTeX-help-file:              Online help.            16.
  1.2195 -* YaTeX-help-file-private:      Online help.            16.
  1.2196 -* YaTeX-item-regexp:            Filling.                20.
  1.2197 -* YaTeX-math-sign-alist-private: Image completion.      57.
  1.2198 -* yatex-mode-hook:              Hook variables.         4.
  1.2199 -* yatex-mode-load-hook:         Hook variables.         4.
  1.2200 -* YaTeX-nervous:                Local dictionary.       22.
  1.2201 -* .yatexrc:                     Local dictionary.       4.
  1.2202 -
  1.2203 -
  1.2204 -
  1.2205 +* ::                            Greek letter completion.  (line   5)
  1.2206 +* ;:                            Image completion.       (line   5)
  1.2207 +* Σ[しくま]:                   Image completion.       (line   5)
  1.2208 +* 括る[くくる]:                 Enclose section-type command.  (line   5)
  1.2209 +* 括る[くくる]:                 large型補完.            (line  23)
  1.2210 +* 引数[ひきすう]:               2個以上の引数をとる section型コマンド.  (line   5)
  1.2211 +* 欧文[おうふん]:               Accent mark completion.  (line   5)
  1.2212 +* ∞[むけんたい]:               Image completion.       (line   5)
  1.2213 +* 矢印[やしるし]:               Image completion.       (line   5)
  1.2214 +* ;ｩ身[;ししん]:               Image completion.       (line  34)
  1.2215 +* ブロック[ふろつく]:           begin型補完.            (line  82)
  1.2216 +* ヒストリ[ひすとり]:           Cooperation with other packages.  (line   9)
  1.2217 +* 桁揃え[けたそろえ]:           Filling.                (line   5)
  1.2218 +* やちょう[やちよう]:           Intro.                  (line   5)
  1.2219 +* ジャンプ[しやんふ]:           view-sectioning.        (line  44)
  1.2220 +* &入力[&にゆうりよく]:         Intelligent newline.    (line   5)
  1.2221 +* 設定例[せつていれい]:         Sample definitions.     (line   5)
  1.2222 +* 随時補完[すいしほかん]:       Arbitrary completion.   (line   5)
  1.2223 +* 閉じ込める[としこめる]:       begin型補完.            (line  82)
  1.2224 +* 再帰補完[さいきほかん]:       Recursive completion.   (line   5)
  1.2225 +* ユーザｫ書[ゆうさししよ]:     begin型補完.            (line  72)
  1.2226 +* 論理階層[ろんりかいそう]:     view-sectioning.        (line  44)
  1.2227 +* ここはどこ?[ここはとこ?]:     What column.            (line   5)
  1.2228 +* カスタマイズ[かすたまいす]:   Customizations.         (line   5)
  1.2229 +* キーアサイン[きいあさいん]:   Customizations.         (line   5)
  1.2230 +* 数ｮモード[すうしきもおと]:   Image completion.       (line   5)
  1.2231 +* インストール[いんすとおる]:   Installation.           (line   5)
  1.2232 +* タイプセッタ[たいふせつた]:   Invocation.             (line   5)
  1.2233 +* プレヴューア[ふれひゆうあ]:   Invocation.             (line   5)
  1.2234 +* お絵描きツール起動[おえかきつうるきとう]: お絵描きツール起動.  (line   5)
  1.2235 +* 環境の先頭へ[かんきようのせんとうへ]: 環境を単位としたジャンプ.  (line   8)
  1.2236 +* 環境の末尾へ[かんきようのまつひへ]: 環境を単位としたジャンプ.  (line   8)
  1.2237 +* 環境をマーク[かんきようをまあく]: 環境を単位としたジャンプ.  (line   8)
  1.2238 +* アウトライン[あうとらいん]:   view-sectioning.        (line   5)
  1.2239 +* 引数の個数を変える[ひきすうのこすうをかえる]: 2個以上の引数をとる section型コマンド.  (line  26)
  1.2240 +* アクセント記号補完[あくせんときこうほかん]: Accent mark completion.  (line   5)
  1.2241 +* カスタマイズ変数一覧[かすたまいすへんすういちらん]: All customizable variables.  (line   5)
  1.2242 +* 環境名の補完[かんきようめいのほかん]: begin型補完.    (line   5)
  1.2243 +* エラー修正[えらあしゆうせい]: Calling typesetter.     (line   5)
  1.2244 +* タイプセッタ起動[たいふせつたきとう]: Calling typesetter.  (line   5)
  1.2245 +* タイプセットエラー[たいふせつとえらあ]: Calling typesetter.  (line   5)
  1.2246 +* 環境名の変更[かんきようめいのへんこう]: Changing LaTeX command.  (line  21)
  1.2247 +* モード切り替え[もうときりかえ]: Changing mode of YaTeX.  (line   5)
  1.2248 +* 起動するコマンドを変える[きとうするこまんとをかえる]: Changing typesetter.  (line   8)
  1.2249 +* タイプセッタの使い分け[たいふせつたのつかいわけ]: Changing typesetter.  (line  13)
  1.2250 +* コメントアウト[こめんとあうと]: Commenting out.       (line   5)
  1.2251 +* その他のコマンド制御[そのたのこまんとせいきよ]: Controlling which command to invoke.  (line   5)
  1.2252 +* 他パッケージとの連携[たはつけえしとのれんけい]: Cooperation with other packages.  (line   5)
  1.2253 +* コマンドヒストリ[こまんとひすとり]: Cooperation with other packages.  (line   9)
  1.2254 +* カーソルジャンプ[かあそるしやんふ]: Cursor jump.      (line   5)
  1.2255 +* %#記法ｩ体の編集[%#きほうしたいのへんしゆう]: Editing %# notation.  (line   5)
  1.2256 +* パラグラフの桁揃え[はらくらふのけたそろえ]: Filling.  (line  48)
  1.2257 +* 固定領域のタイプセット[こていりよういきのたいふせつと]: Fix region for typesetting.  (line   5)
  1.2258 +* 領域決定規則[りよういきけつていきそく]: Fix region for typesetting.  (line  27)
  1.2259 +* 長いファイルの編集[なかいふあいるのへんしゆう]: Fix region for typesetting.  (line  36)
  1.2260 +* ギリシャ文字補完[きりしやもしほかん]: Greek letter completion.  (line   5)
  1.2261 +* イメージ補完[いめえしほかん]: Image completion.       (line   5)
  1.2262 +* 数ｮ記号イメージ補完[すうしききこういめえしほかん]: Image completion.  (line   5)
  1.2263 +* 他のファイルの手直し[ほかのふあいるのてなおし]: Includeonly.  (line  12)
  1.2264 +* インクルード構造[いんくるうとこうそう]: Inclusion hierarchy browser.  (line   5)
  1.2265 +* おまかせ改行[おまかせかいきよう]: Intelligent newline.  (line   5)
  1.2266 +* プリントアウト[ふりんとあうと]: Invocation.           (line   5)
  1.2267 +* 環境の削除[かんきようのさくしよ]: Killing LaTeX command.  (line   7)
  1.2268 +* ラベルｩ動生成[らへるしとうせいせい]: label-generation.  (line   5)
  1.2269 +* フォント指定子[ふおんとしていし]: large型補完.        (line  19)
  1.2270 +* 文字サイズ指定子[もしさいすしていし]: large型補完.    (line  19)
  1.2271 +* ローカルｫ書[ろおかるししよ]: Local dictionary.       (line   5)
  1.2272 +* 変更/削除[へんこう/さくしよ]: Modifying/Deleting.     (line   5)
  1.2273 +* オンラインヘルプ[おんらいんへるふ]: Online help.      (line   5)
  1.2274 +* キーワード検索[きいわあとけんさく]: Online help.      (line   5)
  1.2275 +* グローバルヘルプ[くろおはるへるふ]: Online help.      (line  17)
  1.2276 +* プライベートヘルプ[ふらいへえとへるふ]: Online help.  (line  17)
  1.2277 +* 入力ファイル分割[にゆうりよくふあいるふんかつ]: Splitting input files.  (line  12)
  1.2278 +* セクション区切り一覧バッファ[せくしよんくきりいちらんはつふあ]: view-sectioning.  (line  20)
  1.2279 +* セクション区切り[せくしよんくきり]: view-sectioning.  (line  44)
  1.2280 +* 現在のカラム表ｦ[けんさいのからむひようし]: What column.  (line  24)
  1.2281 +* apropos:                      Online help.            (line   5)
  1.2282 +* autoload:                     Installation.           (line   5)
  1.2283 +* auto-mode-alist:              Installation.           (line   5)
  1.2284 +* %#BEGIN:                      Fix region for typesetting.  (line   5)
  1.2285 +* begin型補完[beginかたほかん]: begin型補完.            (line   5)
  1.2286 +* C-c:                          Invocation.             (line   5)
  1.2287 +* Demacs:                       Intro.                  (line   5)
  1.2288 +* .emacs:                       Installation.           (line   5)
  1.2289 +* %#END:                        Fix region for typesetting.  (line   5)
  1.2290 +* end補完[endほかん]:           end補完.                (line   5)
  1.2291 +* ghostview:                    Splitting input files.  (line  17)
  1.2292 +* gmhist:                       Cooperation with other packages.  (line   9)
  1.2293 +* hook変数[hookへんすう]:       Hook variables.         (line   5)
  1.2294 +* 出力終了ページ[しゆつりよくしゆうりようへえし]: Print out.  (line  10)
  1.2295 +* includeonly:                  Includeonly.            (line   5)
  1.2296 +* Install:                      Installation.           (line   5)
  1.2297 +* itemなどの桁揃え[itemなとのけたそろえ]: Filling.      (line   9)
  1.2298 +* 出力開始ページ[しゆつりよくかいしへえし]: Print out.  (line  10)
  1.2299 +* jlatex:                       Invocation.             (line   5)
  1.2300 +* large型補完[largeかたほかん]: large型補完.            (line   5)
  1.2301 +* LaTeX:                        Intro.                  (line   5)
  1.2302 +* leftarrow:                    Image completion.       (line   5)
  1.2303 +* lpr format:                   lpr format.             (line   5)
  1.2304 +* lprフォーマットの変更[lprふおおまつとのへんこう]: Editing %# notation.  (line  20)
  1.2305 +* lprふぉーまっと[lprふおおまつと]: lpr format.         (line   5)
  1.2306 +* lprフォーマット[lprふおおまつと]: lpr format.         (line   5)
  1.2307 +* maketitle型補完[maketitleかたほかん]: maketitle型補完.  (line   5)
  1.2308 +* M-C-@:                        環境を単位としたジャンプ.  (line   8)
  1.2309 +* M-C-a:                        環境を単位としたジャンプ.  (line   8)
  1.2310 +* M-C-e:                        環境を単位としたジャンプ.  (line   8)
  1.2311 +* min-out:                      Cooperation with other packages.  (line  18)
  1.2312 +* M-q:                          Filling.                (line  48)
  1.2313 +* Mule:                         Intro.                  (line   5)
  1.2314 +* 勝手にincludeonly[かつてにincludeonly]: Includeonly.  (line   5)
  1.2315 +* NTT-jTeX[えぬていいていいしえいてつく]: Filling.      (line  16)
  1.2316 +* platex:                       Invocation.             (line   5)
  1.2317 +* prefix ,:                     Commenting out.         (line   5)
  1.2318 +* prefix .:                     Commenting out.         (line   5)
  1.2319 +* prefix <:                     Commenting out.         (line   5)
  1.2320 +* prefix >:                     Commenting out.         (line   5)
  1.2321 +* prefix /:                     Online help.            (line   5)
  1.2322 +* prefix ?:                     Online help.            (line   5)
  1.2323 +* prefix &:                     What column.            (line   5)
  1.2324 +* prefix a:                     Accent mark completion.  (line   5)
  1.2325 +* prefix b:                     begin型補完.            (line   5)
  1.2326 +* prefix c:                     Modifying/Deleting.     (line   5)
  1.2327 +* prefix d:                     Inclusion hierarchy browser.  (line   5)
  1.2328 +* prefix e:                     end補完.                (line   5)
  1.2329 +* prefix g:                     Cursor jump.            (line   5)
  1.2330 +* prefix i:                     Filling.                (line   9)
  1.2331 +* prefix k:                     Modifying/Deleting.     (line   5)
  1.2332 +* prefix key:                   Invocation.             (line   5)
  1.2333 +* prefix l:                     large型補完.            (line   5)
  1.2334 +* prefix m:                     maketitle型補完.        (line   5)
  1.2335 +* prefix s:                     section型補完.          (line   5)
  1.2336 +* prefix SPC:                   Arbitrary completion.   (line   5)
  1.2337 +* prefix w:                     Changing mode of YaTeX.  (line   5)
  1.2338 +* prefixキー変更[prefixきいへんこう]: Lisp variables.   (line   5)
  1.2339 +* ページ確認省略lpr起動[へえしかくにんしようりやくlprきとう]: Print out.  (line  13)
  1.2340 +* section型補完[sectionかたほかん]: section型補完.      (line   5)
  1.2341 +* 複雑なtabular[ふくさつなtabular]: What column.        (line   5)
  1.2342 +* 先回りusepackage[さきまわり]: Usepackage cheker.      (line   5)
  1.2343 +* YaTeX-help-file:              Online help.            (line  17)
  1.2344 +* YaTeX-help-file-private:      Online help.            (line  17)
  1.2345 +* YaTeX-item-regexp:            Filling.                (line  21)
  1.2346 +* YaTeX-math-sign-alist-private: Image completion.      (line  61)
  1.2347 +* yatex-mode-hook:              Hook variables.         (line   5)
  1.2348 +* yatex-mode-load-hook:         Hook variables.         (line   5)
  1.2349 +* YaTeX-nervous:                Local dictionary.       (line  23)
  1.2350 +* .yatexrc:                     Local dictionary.       (line   5)
  1.2351  
  1.2352  Tag table:
  1.2353  Node: Top257
  1.2354  Node: Intro1311
  1.2355  Node: Terminology1614
  1.2356 -Node: Main features2249
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  1.2386 -Node: Cursor jump24402
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  1.2391 -Node: 最後の補完位置へのジャンプ27240
  1.2392 -Node: Modifying/Deleting27477
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  1.2394 -Node: Killing LaTeX command28434
  1.2395 -Node: Filling29305
  1.2396 -Node: Includeonly30634
  1.2397 -Node: What column31195
  1.2398 -Node: Intelligent newline31974
  1.2399 -Node: Usepackage cheker33007
  1.2400 -Node: Changing mode of YaTeX33433
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  1.2407 -Node: Sample definitions44923
  1.2408 -Node: Hook variables45357
  1.2409 -Node: Hook file46251
  1.2410 -Node: Add-in functions46457
  1.2411 -Node: Etc46684
  1.2412 -Node: Copying46968
  1.2413 -Node: Concept Index47599
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  1.2416 +Node: Invocation4539
  1.2417 +Node: Calling typesetter5360
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  1.2421 +Node: Changing typesetter7607
  1.2422 +Node: Splitting input files7865
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  1.2424 +Node: lpr format9729
  1.2425 +Node: Controlling which command to invoke10539
  1.2426 +Node: Editing %# notation10934
  1.2427 +Node: Completion11392
  1.2428 +Node: begin型補完11782
  1.2429 +Node: section型補完14365
  1.2430 +Node: 2個以上の引数をとる section型コマンド15458
  1.2431 +Node: Enclose section-type command16272
  1.2432 +Node: Recursive completion16509
  1.2433 +Node: view-sectioning16814
  1.2434 +Node: label-generation18010
  1.2435 +Node: large型補完18360
  1.2436 +Node: maketitle型補完18940
  1.2437 +Node: Arbitrary completion19239
  1.2438 +Node: end補完19552
  1.2439 +Node: Accent mark completion19893
  1.2440 +Node: Image completion20318
  1.2441 +Node: Greek letter completion22133
  1.2442 +Node: Local dictionary22593
  1.2443 +Node: Commenting out23197
  1.2444 +Node: Cursor jump24357
  1.2445 +Node: 対応オブジェクトへのジャンプ24574
  1.2446 +Node: お絵描きツール起動25560
  1.2447 +Node: メインファイルへのジャンプ26475
  1.2448 +Node: 環境を単位としたジャンプ26811
  1.2449 +Node: 最後の補完位置へのジャンプ27168
  1.2450 +Node: Modifying/Deleting27405
  1.2451 +Node: Changing LaTeX command27811
  1.2452 +Node: Killing LaTeX command28361
  1.2453 +Node: Filling29233
  1.2454 +Node: Includeonly30563
  1.2455 +Node: What column31124
  1.2456 +Node: Intelligent newline31903
  1.2457 +Node: Usepackage cheker32935
  1.2458 +Node: Changing mode of YaTeX33362
  1.2459 +Node: Online help33937
  1.2460 +Node: Inclusion hierarchy browser34914
  1.2461 +Node: Cooperation with other packages36192
  1.2462 +Node: Customizations36647
  1.2463 +Node: Lisp variables36944
  1.2464 +Node: All customizable variables37550
  1.2465 +Node: Sample definitions44872
  1.2466 +Node: Hook variables45306
  1.2467 +Node: Hook file46200
  1.2468 +Node: Add-in functions46406
  1.2469 +Node: Etc46633
  1.2470 +Node: Copying46918
  1.2471 +Node: Concept Index47542
  1.2472  
  1.2473  End tag table