yatex

diff docs/qanda @ 441:564510b9caca

Add verbatim package for verbatiminput macro
author HIROSE Yuuji <yuuji@gentei.org>
date Sun, 09 Oct 2016 15:58:27 +0859
parents 1c41dc8a28eb
children 025522852e1d
line diff
     1.1 --- a/docs/qanda	Thu Oct 13 10:16:58 2011 +0900
     1.2 +++ b/docs/qanda	Sun Oct 09 15:58:27 2016 +0859
     1.3 @@ -5,9 +5,8 @@
     1.4  %%
     1.5  
     1.6  (新項目:・RefTeXは使えますか?
     1.7 +	・bibtexとlatexとかを交互にかけるのが面倒なんですけど
     1.8  	・自分で定義したカウンタを\ref補完でのラベル候補対象として認識させたい
     1.9 -	・font-lock はどうやって使えばいいんでしょ?
    1.10 -	・XEmacsでも色は着きますか?
    1.11  	・{\it }内部では斜体に {\bf }では太字になるという噂を聞いたんですが…)
    1.12  
    1.13  ■インストール関連
    1.14 @@ -36,38 +35,18 @@
    1.15  	
    1.16  ・まだしたっぱなので Info ディレクトリに書き込む権利がないっすう…
    1.17  	
    1.18 -	rootにしてもらいましょう。それがだめなときは Mule2 をインストー
    1.19 -	ルしてもらいましょう。してくれない時は、ホームディレクトリにイン
    1.20 -	ストールして、ほーらディスクの無駄遣いだよ〜んといって脅せば入れ
    1.21 -	てくれるはずです。Mule2 なら、~/.emacs に
    1.22 +	rootにしてもらいましょう。それがだめなときは以下のようにして個人
    1.23 +	所有の Info ディレクトリをEmacsに認識させましょう。
    1.24  	
    1.25  		(setq Info-default-directory-list
    1.26  		      (cons "自分のInfoディレクトリ"
    1.27  			    Info-default-directory-list))
    1.28  	
    1.29 -	と書くことで、info を起動した時に個人用のファイルもメニューに加
    1.30 -	わります。それでもMule2をなかなか入れてくれない時は、新しいinfo
    1.31 -	ファイルを拾って来るたびに管理者に「入れてくださーい。あ、すみま
    1.32 -	せーん毎度。でもMule2なら自分のディレクトリを追加できるんですけ
    1.33 -	どねぇ…」を繰り返しましょう。
    1.34 -	
    1.35  ・LaTeXのヘルプファイルがないといわれる。
    1.36  	
    1.37 -	Nemacs, Mule1 では $EMACS/etc/, Mule2 では $EMACS/site-lisp/ に
    1.38 -	置かれているとみなすようになっています。もし公共の場所に置く権限
    1.39 -	がない時は、ホームディレクトリの下のどこかに置いて、変数 
    1.40 -	YaTeX-help-file にそのファイル名を設定して下さい。
    1.41 -	
    1.42 -・Nemacsで info が読めない。
    1.43 -	
    1.44 -	Muleでformatしているので、内部日本語処理の異なるNemacs(または
    1.45 -	NemacsベースのDemacs)では(バイト数がずれるため)正しく読むことが
    1.46 -	できません。Muleで御覧ください。なお、Texinfoファイルのフォーマッ
    1.47 -	トには texinfo-3.1.tar.gz にある Emacs-Lisp ファイルを用いてくだ
    1.48 -	さい。
    1.49 -	
    1.50 -	また、九州大学の井上さんによると、Info の dir 画面で,M-x
    1.51 -	Info-tagify とやると info ファイルのコンバートができるそうです。
    1.52 +	もし公共の場所に置く権限がない時は、ホームディレクトリの下のどこ
    1.53 +	かに置いて、変数 YaTeX-help-file にそのファイル名を設定して下さ
    1.54 +	い。
    1.55  	
    1.56  ■操作関連
    1.57  ・間違って変なLaTeXコマンドを学習させてしまった。
    1.58 @@ -174,20 +153,12 @@
    1.59  	
    1.60  ・直前に入れた \foo{引数だよ} の「引数だよ」をもう一回使いたい。
    1.61  	
    1.62 -	gmhist というパッケージを導入しましょう。野鳥は gmhist に対応し
    1.63 -	ています。ミニバッファで \foo{???}: と聞かれた時に M-p (ESC p)を
    1.64 +	ミニバッファで \foo{???}: と聞かれた時に M-p (ESC p)を
    1.65  	押すと今まで入力した文字の履歴を逆方向にたどって表示します。M-n 
    1.66  	と押すと順方向にたどります。これらの入力履歴は begin 型補完、
    1.67  	section 型補完、プレヴューア起動、プリントアウトコマンド起動それ
    1.68  	ぞれに対し独立に設定されます。
    1.69  	
    1.70 -	gmhist は多くの Emacs-Lisp アーカイブサイトに置いてあります。
    1.71 -	ftp.ae.keio.ac.jp:pub/emacs-lisp/util/gmhist.tar.gz
    1.72 -	にもあります。
    1.73 -
    1.74 -	ただし、Mule2 以降を用いている場合は、gmhistを用いなくてもミニバッ
    1.75 -	ファでのヒストリが使えます。
    1.76 -	
    1.77  ・ref←→label間ジャンプで存在するはずのref/labelにジャンプしない。
    1.78  	
    1.79  	C-c g とだけ打つと対応するref/labelの前方検索から始めます。
    1.80 @@ -216,24 +187,30 @@
    1.81  	
    1.82  ・いつも雛型として使っている template.tex を簡単に入れたい
    1.83  	
    1.84 -	autoinsert.el (Emacs19/Mule2付属)を使いましょう。もしくは、それ
    1.85 -	の機能強化版 auto-insert-tkld を使いましょう。後者は、
    1.86 -	ftp://ftp.ae.keio.ac.jp/pub/emacs-lisp/util/auto-inset-tkld.tar.Z
    1.87 -	で入手できます。
    1.88 +	~/work/template.tex に置きましょう。置き場所を変えたい場合は
    1.89 +	(setq YaTeX-template-file "~/hogehoge/fugafuga.tex")
    1.90 +	のようにして変更できます。
    1.91  	
    1.92  ・bibtexとlatexとかを交互にかけるのが面倒なんですけど
    1.93  	
    1.94 -	latexmk というスグレもののツールがあります。これは、.tex,
    1.95 -	.bib, .idx などのファイル間の依存関係をドキュメントを走査して調
    1.96 -	べ、自動的に bibtex, makeindex, jlatex などを必要な順序で必要な
    1.97 -	回数起動してくれます。これをインストールし、各ドキュメントの先頭
    1.98 -	に
    1.99 -		%#!latexmk
   1.100 +	yatex1.76からラベルやbibtexでの文献番号不整合を自動的に検知して、
   1.101 +	再処理が必要なときは自動的に再起動するようになりました(auto rerun)。
   1.102 +	ほとんどの場合、野鳥の auto rerun で対処できるはずです。ただし、
   1.103 +	以下で述べるlatexmkを利用する場合は重複処理になるため野鳥の
   1.104 +	auto rerun を無効化してください。無効化は
   1.105 +	(setq YaTeX-typeset-auto-rerun nil)
   1.106 +	します。
   1.107  	
   1.108 -	などと書いてタイプセッタとして latexmk を指定すれば複雑な依存関
   1.109 -	係に悩んだ日々とはおさらばです。なお、latexmk は CTAN サイトの
   1.110 -	support/latexmk/ ディレクトリに置いてあります。
   1.111 -	(例えば ftp.kdd.lab.kdd.co.jp:/CTAN/)
   1.112 +	同じ目的のツールに latexmk というツールがあります。これは、.tex,
   1.113 +	.bib, .idx などのファイル間の依存関係を調べ、自動的に bibtex,
   1.114 +	makeindex, platex などを必要な順序で必要な回数起動してくれます。
   1.115 +	これをインストールし、各ドキュメントの先頭に
   1.116 +	
   1.117 +	%#!latexmk
   1.118 +	
   1.119 +	などと書いてタイプセッタとして latexmk を指定することで利用でき
   1.120 +	ます。なお、latexmk は CTAN サイトにあります。
   1.121 +	(http://www.ctan.org/pkg/latexmk/)
   1.122  	
   1.123  ・タイプセットとプレヴューでキーが違うのが面倒ですね?
   1.124  	
   1.125 @@ -413,13 +390,6 @@
   1.126  	ん。光らないだけで実害はないので、気にしないか、あるいは次の
   1.127  	Meadow が登場するまで hilit19 を利用して下さい。
   1.128  	
   1.129 -・メニューバーの YaTeX をクリックした時にハングしたかと思うほど遅い。
   1.130 -	
   1.131 -	わかりません、Emacs のせいです。我慢してください。二回目からは遅
   1.132 -	くありません。ふつ〜メニューなんか使わないでしょ? サルのようにメ
   1.133 -	ニューバーを使う友達に野鳥を勧めてはいけません。言いすぎでした、
   1.134 -	ごめんなさいごめんなさい。
   1.135 -	
   1.136  ・\it をイタリック表示できませんか?(Mule2)
   1.137  	
   1.138  	まず、普段使用しているサイズの斜体フォントを探します。
   1.139 @@ -611,7 +581,7 @@
   1.140  	  境に括り入れます。
   1.141  	  「じゃあpreviewしてみよっか、でもこの部分だけでいいやね」と
   1.142  	  いってもっぺんcenter環境全体をマーク(ESC C-@)して
   1.143 -	  [prefix] % b してcenter環境を %#BEGIN〜%#ENDで括ってから
   1.144 +	  [prefix] % B してcenter環境を %#BEGIN〜%#ENDで括ってから
   1.145  	  領域タイプセットします。[prefix] t r。
   1.146  	  「さてpreviewじゃ」
   1.147  	  といいつつ [prefix] t p します。
   1.148 @@ -622,22 +592,23 @@
   1.149  	  めます。
   1.150  	  「はい、次の行」
   1.151  	  と言いながら ESC RET します。また適当に埋めて
   1.152 -	  領域タイプセットして xdvi をraiseします。muleに戻りcenter環境
   1.153 -	  の外に『この表は重要ネ〜』と書きます。
   1.154 +	  今度は [prefix] t e で隣のバッファに on-the-fly preview を出し、
   1.155 +	  表の中味を書き換えては自動的に隣のpreview画像が書き変わる様を
   1.156 +	  眺めます。
   1.157 +	  続いて、center環境の外に『この表は重要ネ〜』と書きます。
   1.158  	  「うむ、『重要』にはアンダーラインを引こう」
   1.159  	  といって『重要』をリジョン指定して [prefix] S(大文字) で
   1.160 -	  underline を補完入力し、またpreviewします。
   1.161 +	  underline を補完入力し、悩んだふりをして
   1.162  	  「やっぱアンダーラインはやめ」と言いながら
   1.163  	  \underline または { か } にカーソルを合わせて [prefix] k して
   1.164 -	  \underline{} を消します。またpreviewして、
   1.165 +	  \underline{} を消します。さらに悩むふりをして
   1.166  	  「やっぱセンタリングは要らんかもしれんなあ…」と言いつつ
   1.167  	  \end{center} にカーソルを合わせて [prefix] . を押します。
   1.168 -	  すると \begin{center}, \end{center} に % がつくのでまた
   1.169 -	  previewします。
   1.170 +	  すると \begin{center}, \end{center} に % がつきます。
   1.171  	  「うむ、やっぱりセンタリングはぽいっ」と言って
   1.172  	  \end{center}の行で [prefix] k をおして begin/end 対を消します。
   1.173  	  「さて、ファイルがでかくなって来たので分割するか」と言って
   1.174 -	  \include{foo} などを補完入力します。
   1.175 +	  \include{foo} などを [prefix] s で補完入力します。
   1.176  	  「じゃあ foo.tex を作らなきゃ…」と言って [prefix] g します。
   1.177  	  foo.tex が勝手に作られるので適当にごちゃごちゃ書いて
   1.178  	  [prefix] t j でタイプセットします。
   1.179 @@ -649,7 +620,7 @@
   1.180  	
   1.181  	こんな感じですかね。
   1.182  	あとは、イメージ補完、数式モード自動判定、先回りusepackageなんて
   1.183 -	のもAUCにはありません。
   1.184 +	のもアドバンテージでしょう。
   1.185  	
   1.186  ・なんで構成ファイルがいまさらSJISなの? だっせー。
   1.187