yatex
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author | yuuji |
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date | Mon, 22 Feb 1993 11:04:53 +0000 |
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1.1 --- /dev/null Thu Jan 01 00:00:00 1970 +0000 1.2 +++ b/docs/yatexadd.doc Mon Feb 22 11:04:53 1993 +0000 1.3 @@ -0,0 +1,74 @@ 1.4 +------------------------------------------------------------------------ 1.5 + 野鳥用付加関数の作成方法 1.6 +------------------------------------------------------------------------ 1.7 +筆者註: ・付加関数の呼び出し方の仕様は、まだ模索段階です。 1.8 + ・yatexadd.el のサンプル関数仕様も、大きく変更する可能性があります。 1.9 + ・もし、本バージョンの yatexadd を手にされた場合は、今後の付加関数 1.10 + の仕様について、御意見をお聞かせください。 1.11 + ・とりあえず、begin型補完のみの対応です。 1.12 + 1.13 + 1.14 +【付加関数とは】 1.15 + 1.16 + begin 型補完で、tabular 環境を入力している時に、「"c|c|c" とか、 1.17 + また、table 環境の入力時に"[tbp]" とかも一緒に入力すればいいのに」 1.18 + などと思うことはありませんか。もちろんこれを自動入力する関数は簡単 1.19 + にサポートできるでしょう。 1.20 + 1.21 + しかし、tabular 環境に限らず、LaTeX の環境の引数には、各人お決ま 1.22 + りのフォーマットがあるものです。たとえば凝った表を書く時の tabular 1.23 + 環境の引数は、かなり複雑なので、上のような自動入力関数よりも、 1.24 + 1.25 + "{@{\vrule width 1pt\ }|||@{\vrule width 1pt}}" 1.26 + 1.27 + を挿入するだけの単純な関数のほうが、嬉しい人もいるでしょう。あるい 1.28 + は、「そんなの要らない。他の tabular をコピーして来たほうが早い。」 1.29 + と思う人もいるでしょう。 1.30 + 1.31 + YaTeX の付加関数は、あらかじめ○○環境用のお仕着せの特別関数を用 1.32 + 意しておくのではなく、○○環境用の特別関数が欲しくなったら独自の関 1.33 + 数を定義する、というコンセプトに基づくもので、付加関数の登録のため 1.34 + の手続きをすることなく、関数を定義したその瞬間から使えるようになり 1.35 + ます。「必要なのは、defun だけ」です。 1.36 + 1.37 + 1.38 +【準備】 1.39 + 1.40 + さすがに、関数を書くだけでは使えません:-)。yatex-mode 起動時には、 1.41 + その関数を定義したファイルがロードされていなくてはなりません。 1.42 + yatex-mode-hook に、付加関数を定義する Emacs-Lisp ファイルをロード 1.43 + するような仕掛けを書いておくのがよいでしょう。 1.44 + 1.45 + 1.46 +【関数名】 1.47 + 1.48 + 作成する付加関数名は、補完入力した名前の先頭に YaTeX: を付け足し 1.49 + たものにします。例えば(begin型補完の) tabular 環境に対して付加関数 1.50 + を作成したい場合は YaTeX:tabular という関数名で定義します。 1.51 + 1.52 + 1.53 +【呼ばれ方】 1.54 + 1.55 + begin型補完の場合 \begin{環境名} が自動入力された直後に呼び出さ 1.56 + れます。 1.57 + 1.58 + 1.59 +【参考】 1.60 + 1.61 + 付加関数の定義の例を yatexadd.el に用意しました。実際に独自の付 1.62 + 加関数を定義する時の参考として下さい。 1.63 + 1.64 + 1.65 +【最後に】 1.66 + 1.67 + 快適な関数を定義したなら、そしてそれを公開してもよいと思われたな 1.68 + ら、筆者までお送り下さい。次の yatexadd.el に取り込んで行きたいと 1.69 + 思います。 1.70 + 1.71 +【註】 1.72 + 1.73 + yatexadd は βversionです。 1.74 + 1.75 + 広瀬雄二 1.76 + yuujI@ae.keio.ac.jp 1.77 + pcs39334(ASCII-NET)