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view help/YATEXHLP.jp @ 49:eb0512bfcb7f
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Allow user defined sectioning commands in yatexsec.
author | yuuji |
---|---|
date | Fri, 25 Nov 1994 08:26:13 +0000 |
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textfloatsep \addtolength{\textfloatsep}{長さ} ページ先頭のfloatまたは、ページ最下部のfloatとテキストとの間隔。 floatsep \addtolength{\floatsep}{長さ} floatとfloatの間隔。 oddsidemargin \setlength{\oddsidemargin}{長さ} 右ページの左端から1インチ(2.54cm)の線と本文の距離 pagestyle \pagestyle{スタイル} 出力ページのヘッダとフッタのスタイルを決める。スタイルには以下のものがある: plain 標準スタイル. フッタにページ番号だけつける. empty ヘッダにもフッタにも何も出力しない. headings ヘッダにセクションに応じた見出しとページ番号をつけ フッタには何も出力しない. myheadings headingsのスタイルで、ヘッダの情報を \markbpth と \markright で指定できる. thispagestyle \thispagestyle{スタイル} 現在のページだけのスタイルを決定する。 pagenumbering \pagenumbering{スタイル} ページ番号のスタイルを決める。スタイルには以下のものがある: arabic アラビア数字 alph 小文字の英字 Alph 大文字の英字 roman 小文字のローマ数字 Roman 大文字のローマ数字 shortstack \shortstack[場所]{重ねて\\表示する\\内容} {}内の内容を\\で区切られた単位毎に積み重ねて表示する。 [場所]は、l(左寄せ)、c(センタリング)、r(右寄せ)のいずれか。 newlength \newlength{NAME} NAMEという長さコマンドを新たに宣言する。 addtolength \addtolength{長さコマンド}{数値} 第1引数の長さを第2に引数の数値を足す。 代表的なスタイルパラメータについては \setlength の項を参照せよ。 setlength \setlength{長さコマンド}{数値} 第1引数の長さを第2に引数の数値に設定する。 代表的なスタイルパラメータは以下の通り: (スタイルパラメータの変更はプリアンブルで行うこと) \evensidemargin \footheight \footskip \headheight \headsep \marginparsep \marginparwidth \oddsidemargin \textheight \textwidth \topmargin \topskip \parindent \baselineskip \baselinestretch \parskip \columnsep \columnseprule \mathindent settowidth{\NAME}{TEXT} \hbox{TEXT}の出力結果と同じ幅に長さ\NAME をセットする。 evensidemargin \setlength{\evensidemargin}{長さ} 左ページの左端から1インチ(2.54cm)の線と本文の距離 footheight \setlength{\footheight}{長さ} フッタの高さ footskip \setlength{\footskip}{長さ} 本文の箱の下端とフッタの距離 headheight \addtolength{\headheight}{長さ} ヘッダの高さ headsep \setlength{\headsep}{長さ} ヘッダと本文の間隔 marginparsep \addtolength{\marginparsep}{長さ} 傍注と本文の間隔 marginparwidth \addtolength{\marginparwidth}{長さ} 傍注の幅 oddsidemargin \addtolength{\oddsidemargin}{長さ} 右ページの左端から1インチ(2.54cm)の線と本文の距離 textheight \addtolength{\textheight}{長さ} 本文の高さ textwidth \addtolength{\textwidth}{長さ} 本文の幅 topmargin \addtolength{\topmargin}{長さ} ページ上端から1インチの線とヘッダの距離 topskip \addtolength{\topskip}{長さ} 本文の箱の上端と一行目のテキストとの間隔 parindent \setlength{\parindent}{長さ} \parindent 段落の先頭の字下げ幅. linewidth \addtolength{\linewidth}{長さ} \linewidth 行の幅. baselineskip \addtolength{baselineskip}{長さ} \baselineskip 行のベースライン間の最低限の高さ. baselinestretch \renewcommand{baselinestretch}{1.5} \baselinestretch \baselineskip に乗ずる係数. (default=1) (* \setlengthなどではなく、\renewcommandで再定義する。) parskip \addtolength{\parskip}{長さ} \parskip 段落前の垂直スペース. columnsep \addtolength{\columnsep}{長さ} \columnsep 2段組みの時の段間の幅. columnseprule \addtolength{\columnseprule}{長さ} 二段組の時の段間の罫線の太さ. columnwidth \addtolength{\columnwidth}{長さ} 二段組の時には (\textwidth - \columnsep)/2 そうでない時は、\textwidth columnseprule \addtolength{columnseprule}{長さ} \columnseprule 2段組みの時の段間の罫線の幅. (default=0pt) mathindent \addtolength{mathindent}{長さ} \mathindent スタイルオプションで fleqn を指定した場合の、 左マージンからの数式の字下げ幅. LaTeX \LaTeX \LaTeX のロゴを表示。\LaTeX の定義は以下の通り。 \def\LaTeX{{\rm L\kern-.36em\raise.3ex\hbox{\sc a}\kern-.15em T\kern-.1667em\lower.7ex\hbox{E}\kern-.125emX}} fragile ** LaTeX用語 ** 引数によって展開結果が変わるようなコマンドをいう。 その逆は robust なコマンド。 robust ** LaTeX用語 ** 展開結果が常に変わらないようなコマンドをいう。 フォント/サイズ指定子、長さコマンド、数式モード中に使う多くのコマンドは robustなコマンド。 (maketitle型コマンドのうちオプション引数を全くとらないものと考えて良い) protect \protect「fragileなコマンド」 引数によって結果が変わるようなコマンドを「fragileなコマンド」と言う。 一方、引数がいろいろな箇所で参照されるコマンドを「動く引数を取るコマンド と言う。これは chapter や caption など目次などから参照される引数をとるも のや、tabular/array 環境の @ 表現が該当する。 さて、これらの「動く引数を取るコマンド」の引数に「fragileなコマンド」を 与える時に(fragileなコマンドの直前に)使うのが \protect である。以下は典 型的な利用例である。 \newcommand{\thissystem}[1]{YaTeX version #1} \chapter{\protect \thissystem{1.50}について} newcommand \newcommand{\コマンド名}[引数の数]{定義} 「コマンド名」を「引数の数」個の引数を取る「定義」であるマクロとして定義 する。定義中でn番目の引数は #n として参照する。 \newcommand{\foo}[1]{\underline{#1}} とすると \foo{bar} は \underline{bar} と展開される。したがってフォント指 定子を含む場合newcommandの{}につられて、 \newcommand{\foo}[1]{\bf #1} とすると \foo{bar} がテキスト中で \bf bar と展開されてしまうので、 \newcommand{\foo}[1]{{\bf #1}} としなければならない。 「コマンド名」のマクロが既に定義されている場合はエラーとなる。再定義す る場合は、\renewcommandを使う。 renewcommand \renewcommand{\コマンド名}[引数の数]{定義} 既に定義されているコマンドを別の内容で再定義する。 以下は \newcommand の説明。 <refer newcommand> newenvironment \newenvironment{環境名}[引数の数]{定義1}{定義2} 新たな環境を定義する。 \begin{環境名}の時の展開内容を「定義1」に\end{環境名}の時の展開内容を 「定義2」に記述する。 \newcommand{\環境名}{定義1} \def{\end環境名}{定義2} と同値。 renewenvironment \renewenvironment{環境名}[引数の数]{定義1}{定義2} 既に定義されている「環境名」を別の内容で再定義する。 以下は、\newenvironmentの説明。 <refer newenvironment> typeout \typeout{メッセージ} タイプセット中に「メッセージ」を端末に出力する。 typein \typein{メッセージ} \typein[\マクロ]{メッセージ} タイプセット中に「メッセージ」をプロンプトに出し、入力した結果を実行する。 第二の書式では、「\マクロ」を入力したものに定義する。 par \par 段落の区切りの役割をする。空行と同じ。 everypar \everypar RTFM nopagebreak \nopagebreak[i] (i = 0,1,2,3,4) 改頁を強さiで抑制する([i]を省略すると4)。 pagebreak \pagebreak[i] (i = 0,1,2,3,4) 改頁を強さiで促す([i]を省略すると4)。 linebreak \linebreak[i] (i = 0,1,2,3,4) 改行を強さiで促す([i]を省略すると4)。 nolinebreak \nolinebreak[i] (i = 0,1,2,3,4) 改行を強さiで抑制する([i]を省略すると4)。 samepage \samepage 改頁を禁止する。 RTFM obeycr \obeycr <CR> を \\. に定義する。→\restorecr restorecr \restorecr \obeycrで変更した<CR>の定義を元に戻す。 \ \\ \\[長さ] (任意の場所で)改行する。段落中では、\newline と同じ。 オプション引数の[長さ]を指定すると、次の行との間隔を \vspace{長さ}によって確保する。 addvspace \addvspace{スキップ} 縦方向の間隔に「スキップ」の値を足す。ただし \addvspace{S1} \addvspace{S2} と複数の値を同時に指定しても \addvspace{S1,S2のうち大きいほう} と同値になる。 vspace \vspace{間隔} \vspace*{間隔} 垂直方向に「間隔」ぶんのスペースを足す。 \vspace* はどんな場所でもスペースを足すが、\vspace はページの先頭や 末尾でははたらかない。 vspace* \vspace{間隔} \vspace*{間隔} 垂直方向に「間隔」ぶんのスペースを足す。 \vspace* はどんな場所でもスペースを足すが、\vspace はページの先頭や 末尾でははたらかない。 hspace \hspace{間隔} \hspace*{間隔} 水平方向に「間隔」ぶんのスペースを足す。 \hspace* はどんな場所でもスペースを足すが、\hspace は行の先頭や末尾では はたらかない。 hspace* \hspace{間隔} \hspace*{間隔} 水平方向に「間隔」ぶんのスペースを足す。 \hspace* はどんな場所でもスペースを足すが、\hspace は行の先頭や末尾では はたらかない。 smallskip \smallskip 垂直方向に小さな間隔を空ける。 \def\smallskip{\vspace\smallskipamount} medskip \medskip 垂直方向に中くらいの間隔を空ける。 \def\medskip{\vspace\medskipamount} bigskip \bigskip 垂直方向に大きな間隔を空ける。 \def\bigskip{\vspace\bigskipamount} , \, 狭いスペースを空ける。段落モード、LRモード、数式モードいずれでも利用可。 クォートの中にクォートを書くときなどに用いる。 例: ``\,`Foo', he said.'' 数式モードで使えるスペースには以下のものがある: \: 少し広い \! 負で狭い \; 広い : $\:$ 少し広いスペース。数式モードのみ。 ! $\!$ 狭い負のスペース。数式モードのみ。 ; $\;$ 広いスペース。数式モードのみ。 @whilenum \@whilenum TEST \do {BODY} この辺あとで nofiles \nofiles プリアンブルで宣言すると、.aux, .idx, .lof, .lot, .toc ファイルの作成が 抑制される。 includeonly \includeonly{sub1} \includeonly{sub1,sub3} \include{}で読み込むファイルのうち、実際に読み込み処理するものを指定する。 (.texは省略可) \includeonlyの引数リストにないファイルはまったく処理されない、または前回 以前に処理されている場合そこから全く変更がないものとして扱われる。 include \include{FILE} \clearpage \input{FILE} \clearpage と同じはたらきをする。 input \input{FILE} FILE.tex がそこにあるかのように処理を続ける。 setcounter \setcounter{FOO}{VAL} カウンタFOOの値をVALに設定する。 addtocounter \addtocounter{FOO}{VAL} カウンタFOOの値にVALを加える。 newcounter \newcounter{COUNTER}[OLDCTR] 新しいカウンタCOUNTERを設定する。 オプション引数[OLDCTR]を指定すると、既存のカウンタOLDCTRの値が \stepcounter もしくは \addtocounter で変更されるたびにCOUNTERの値もリセッ トされる。 value \value{COUNTER} COUNTERの値を返す。\protect を前置してはならない。 stepcounter \stepcounter{FOO} カウンタFOOの値をインクリメントする。FOOに従うカウンタがあればそれらをリ セットする。 refstepcounter \refstepcounter{FOO} カウンタFOOの値をインクリメントする。FOOに従うカウンタがあればそれらをリ セットする。\stepcounterとの違いは、\refstepcounter{FOO} の直後に \label{hoge} があった場合に、\ref{hoge} の値が \value{FOO} を持つように 「\ref値」を設定することである。 arabic \arabic{COUNTER} アラビア数字でCOUNTERの値を出力。 roman \roman{COUNTER} 小文字のローマ数字でCOUNTERの値を出力。 Roman \Roman{COUNTER} 大文字のローマ数字でCOUNTERの値を出力。 alph \alph{COUNTER} 小文字の英字でCOUNTERの値を出力。 Alph \Alph{COUNTER} 大文字の英字でCOUNTERの値を出力。 fnsymbol \fnsymbol{COUNTER} 脚注シンボル(1 = *, 2 = \dagger, ...) でCOUNTERの値を出力。数式モードのみ。 label \label{LABEL} ラベルLABELの値をその時の「\ref値」に設定する。 この値は、\ref{LABEL}によって参照される。また\pageref{LABEL}により \label{LABEL}の存在するページ番号が参照される。 「\ref値」とは \section などのセクションコマンド、enumerate環境での \item コマンド、theorem環境などによって設定される値である。例えば、 enumerate環境中の \item の直後ではそのitemの番号が「\ref値」となり、 そこにある \label{LABEL} はitemの番号をLABELにセットする。 ref \ref{LABEL} \label{LABEL}で設定したLABELの値を参照する。 本文中で設定されたラベルにたいしてはページ番号が、 図表中で設定されたラベルは図表番号が、 enumerateされたitemで設定されたラベルにたいしては、item番号が返される。 pageref pageref{LABEL} \label{LABEL}の存在するページ番号を参照する。 ( \( 数式 \) 文中数式を組む。 \begin{math} 数式 \end{math} と同値。\( および \)は fragile. ) \( x^2 = 4 \) 文中数式を組む。 \begin{math} 数式 \end{math} と同値。\( および \)は fragile. [ ディスプレイ数式を組む。 \[ 数式 \] \begin{displaymath} 数式 \end{displaymath} と同値。\[ および \]は fragile. ) \[ 数式 \] ディスプレイ数式を組む。 \begin{displaymath} 数式 \end{displaymath} と同値。\[ および \]は fragile. equation \begin{equation} 数式 \end{equation} 番号つきの数式をdisplaymath環境で組む。 eqnarray \begin{eqnarray} 方程式の並び \end{eqnarray} 方程式の並びを3つの桁に整理して出力する。3つの桁は&記号によって、 「左辺 & 等不等号 & 右辺」のように区切られる。例えば以下のようにする。 \begin{eqnarray} 3x + 2y & = & 4 \\ x - 4y & = & -5 \end{eqnarray} eqnarray* 環境は数式番号を出力しないほかはeqnarray環境と同じである。 eqnarray* \begin{eqnarray*} 方程式の並び \end{eqnarray*} 数式番号を出力しないほかはeqnarray環境と同じである。 frac \frac{分子}{分母} 分子 ------ のような分数形式を組む。{分子 \over 分母} と同じ。 分母 sqrt \sqrt[N]{式} 「式」のN乗根をあらわす数式。[N]を省略すると平方根。 lefteqn \lefteqn{式} ディスプレイ数式モードにおいて、「式」が幅ゼロであるとみなして、左寄せす る。たとえばeqnarray環境において、左辺が長くなってしまう場合に、行を 折り畳むために利用する。 \begin{eqnarray} \lefteqn{a_1 + a_2 + \cdots + a_n =} \\ & & a_1 + b_1 + \cdots + z_1 + \\ & & b_2 + c+2 + \cdost + z_2 \end{eqnarray} center \begin{center} 内容 \end{center} 「内容」を中央寄せする。各行は\\によって改行位置を指定する。 → \centering flushright \begin{flushright} 内容 \end{flushright} 「内容」を右寄せする。各行は\\によって改行位置を指定する。 → \raggedright flushleft \begin{flushleft} 内容 \end{flushleft} 「内容」を左寄せする。各行を\\によって改行位置を指定するとその位置で改行 するが、指定しないと適当な行長のところで改行してくれる。 → \raggedleft centering \centering 段落をセンタリングして組版する。 たとえば table環境、figura環境の先頭で宣言すると環境の終りまでをセンタリ ングして組む。 raggedright \raggedright 段落を右寄せして組版する。 raggedleft \raggedleft 段落を左寄せして組版する。 raggedbottom \raggedbottom 組版する時に各ページの高さに多少のずれがあっても許容する。 プリアンブルで指定する。 →\flushbottom flushbottom \flushbottom 組版する時に各ページの高さを正確にそろえる。 プリアンブルで指定する。 →\raggedbottom sloppy \sloppy \sloppy を指定すると、各行を必ず右マージンで折り返す代わりに、 単語間の空白を大目に見る。 →\fussy fussy \fussy 通常の組版規則に戻る。 →\sloppy sloppypar \begin{sloppypar} 段落 \end{sloppypar} 段落を \sloppy で組む。 →\sloppy verbatim \begin{verbatim} 内容 \end{verbatim} 「内容」を固定幅フォントのタイプライタ書体で表示し、すべての文字を(TeXの シーケンスとしてではなく)そのまま解釈する。 #「ばーばちむ」じゃなくて「ばーべいたむ」だ! verbatim* \begin{verbatim*} 内容 \end{verbatim*} 通常のverbatim環境において、スペース文字を空白ではなく、TeXbook に載って いるスペース文字のように印字する。 (註)こういう感じ→ |_| (苦しい…) list \begin{list}{デフォルトラベル}{整形パラメータ} ... \end{list} リスト環境に入る。リスト環境では \item で指定された各項目を一定の字下げ で列挙する。第1引数には \item のオプション引数のラベルが省略された時のデ フォルトラベルを指定し、第2引数には各itemを置く時に処理されるパラメータ を指定する。 例: \begin{list}% {$\diamond$} {\addtolength{\leftmargin}{4em}} \item 第1引数には\verb|\item| にオプション引数をつけなかった時にふる、 デフォルトのラベルを与える。 \item 第2引数には各itemを置く時に処理されるパラメータを与える。 \item[*] のようにオプション引数をつけるとそれがラベルとなる。 \end{list} list環境の体裁を制御する変数には以下のものがある(括弧内は既定値)。 水平方向: <refer list環境の体裁を制御する変数> list環境の体裁を制御する変数 \labelwidth itemのラベルの幅 \labelsep ラベルの右端と最初のアイテムのテキストとの間隔 \leftmargin list環境内での左マージン \rightmargin 同右マージン (0pt) \itemindent itemの直前に加えられるインデント幅 (0pt) \linewidth 一行の幅 \listparindent 各パラグラフの先頭のインデント(ただし\itemの付いている先 頭のパラグラフを除く)(0pt) 垂直方向: \topsep list環境に入る前のパラグラフと最初のitemとの間隔 \partopsep list環境で新しいパラグラフをはじめる時に\topsepに加えら れる付加的な間隔 \itemsep 連続するitemどうしの間隔 \parsep 一つのitem内でのパラグラフどうしの間隔 itemize \begin{itemize} \item アイテム1 ... \item アイテムn \end{itemize} 項目を列挙するための環境。 最大4つまでネストできる。 各レベルのitemの頭につく記号は、\labelitemi, \labelitemii, \labelitemiii, \labelitemiv で制御される。 itemize環境の体裁を制御する変数には以下のものがある。 <refer list環境の体裁を制御する変数> enumerate \begin{enumerate} \item アイテム1 ... \item アイテムn \end{enumerate} 項目を番号つきで列挙するための環境。 最大4つまでネストできる。 各レベルのitemの頭につく番号は、enumi, enumii, enumiii, enumiv が保持していて、各itemのラベルは、\labelenumi, ..., \labelenumiv で生成される。また、\p@enumN\theenumN は \ref値を設定する。 (Nはレベルの深さ。\ref値については\refの説明を参照せよ) たとえば \def\theenumii{\alph{enumii}} \def\p@enumii{\theenumi\theenumii} \def\labelenumii{(\theenumii)} とすると \ref値が 3a などのように設定される。 enumerate環境の体裁を制御する変数には以下のものがある。 <refer list環境の体裁を制御する変数> item \item \item[LABEL] itemize, enumerate, description 環境などで項目を開始する。 [LABEL]を指定するとラベルとしてLABELを出力する。 description \begin{description} \item[見出し単語] 説明 ... \end{description} [見出し単語]を見出しとする subitem \subitem 項目 サブアイテムを定義。 subsubitem \subsubitem 項目 サブサブアイテムを定義。 makebox \makebox[WID][POS]{オブジェクト} \makebox(X,Y)[POS]{オブジェクト} 第1の書式では、オブジェクトをWIDで指定した幅として、\hbox 内の POSで指定した場所に配置する。POSにlを指定すると左寄せ、rを指定すると右寄せ、 何も指定しないとセンタリングされる。 第2の書式では、picuture環境で大きさ(X,Y)の(\unitlengthを基準とする) \hbox にオブジェクトを配置する。配置位置POSは第1の書式と同様。 mbox \mbox{オブジェクト} \makebox{オブジェクト}と同じ。 newsavebox \newsavebox{\CMD} 新規のボックス保存用コマンドを定義する。\CMDは \savebox コマンドで ボックスを保存するために使う。\newsaveboxで宣言したコマンド名は 常にグローバルとなる。 savebox \savebox{\CMD}{テキスト} ボックスを組む内容である「テキスト」の結果を\CMDに保存する。 「テキスト」は \makebox への引数と全く同じであるが、「テキスト」を 処理した結果はその場に表示はしない。\usebox{\CMD}により処理したボックス が置かれる。 sbox \sbox{\CMD}{テキスト} \saveboxと同じ。sboxはrobust, saveboxはfragile framebox \framebox{オブジェクト} 「オブジェクト」に枠をつけて\makeboxと同様の処理をする。 枠の線の太さは \framerule、オブジェクトとの間隔は \framesep で決まる。た だしpicture環境で \framebox(X,Y){オブジェクト}とした場合は、picture環境 用の線の太さに従い、外枠とオブジェクトとの間隔は空けられない。 fbox \fbox{オブジェクト} \framebox{オブジェクト}と同じ。 \fboxはrobust, \frameboxはfragile parbox \parbox[POS]{WIDTH}{TEXT} TEXTをWIDThの幅で組んでボックスを作成する。ボックスの位置はPOSによって c : センタリング(デフォルト) b : ボックスの一番下の線が現テキストのラインに合う t : ボックスの一番上の線が現テキストのラインに合う のように決められる。\parboxではパラメータが以下のようにリセットされる。 \parskip = 0pt \linewidth = \hsize \@totalleftmargin = 0pt \leftskip = 0pt \rightskip = 0pt \@rightskip = 0pt \parfillskip = 0pt plus 1fil \lineskip = \normallineskip \baselineskip = \normalbaselineskip minipage \begin{minipage}[pos]{WIDTH} TEXT \end{minipage} \parbox とほぼ同様WIDTHの幅のTEXTをボックスとして組む。ボックスの位置は POSによって c : センタリング(デフォルト) b : ボックスの一番下の線が現テキストのラインに合う t : ボックスの一番上の線が現テキストのラインに合う のように決められる。 parboxと違い、TEXTは通常のパラグラフとして組まれる。 rule \rule[RAISED]{WIDTH}{HEIGHT} 幅 WIDTH x 高さ HEIGHT の罫線を作る。RAISEDが指定された場合、その分だけ 上に上げられる。 underline \underline{TEXT} TEXTに下線をつけて表示。 raisebox \raisebox{DISTANCE}[HEIGHT][DEPTH]{BOX} BOXをDISTANCEだけ上げて組む。 HEIGHT, DEPTH を指定すると、TeXから見たBOXの「高さ」と「深さ」 (註:これらの用語についてはTeXBookなどを参照のこと) を HEIGHT, DEPTH に指定する。 tabbing \begin{tabbing} \= text1.1 \= text1.2 \\ \> text2.1 \> text2.2 \end{tabbing} 桁揃えを行う環境を作る(入れ子不可)。例えば、 \begin{tabbing} \= 項目1 \hspace*{2em} \= 項目2 \hspace*{3em} \= 項目3 \\ \> いろは \> にほへ \> とちり \+ \\ \> ぬるを \> わかよ \\ \> たれそ \- \\ \> つねな \> らむう \> ゐのお \end{tabbing} 上のtabbing環境は以下のように3つのタブ位置で組まれる。 (1番目) (2番目) (3番目) いろは にほへ とちり ぬるを をかよ たれそ つねな らむう ゐのお \2em/ \3em/ tabbing環境におけるタブ位置操作コマンドは以下の通り(nは1から): \= n番目のタブ位置を現在位置に設定しタブカウンタ(n)を1進める \\ 改行してタブカウンタをリセットする(n=1) \> 位置をn番目のタブ位置に設定し、カウンタを1進める \+ 次の行のタブカウンタの初期値に1加える \+ \\ とすると次の行の最初 の \> は2番目のタブ位置を示す. \+ を複数書くとその数だけタブカウ ンタの初期値が増える \- \+とは逆に、次の行のタブカウンタの初期値から1引く \< 一つ前のタブカウンタに戻ってそのタブ位置をセット. 行頭のみ \' \'以降を通常のタブ位置より \tabbingsep 分だけ右寄せして出力 \` \`以降のテキストをすべて右寄せして出力 \pushtabs それまで用いていたタブストップ位置を全てpush \poptabs それまで用いていたタブストップ位置を全てpop. \pushtabs と \poptabs は必ず対になっていなければならない. 入れ子可 \aX Xは = か ' か ` tabbing環境でない通常のアクセントは \a= \a' \a` で表わす \kill 現在行のテキストは出力せずタブ設定だけ解釈する array \begin{array}{プリアンブル} C1 & C2 & .. & Cn \\ D1 ... \end{array} (数式などによる)配列を作成する。行列などは array 環境で作成する。 詳しい説明は tabular 環境を参照。 tabular \begin{tabular}[OPT]{プリアンブル} C1 & C2 & .. & Cn \\ D1 ... \end{tabular} 表を作成する。 【[OPT]】(省略可) [t] 表の上端を現在の行に合わせる [b] 表の下端を現在の行に合わせる 【プリアンブル】 c カラムを一つ指定し、そのカラムをセンタリング l カラムを一つ指定し、そのカラムを左寄せ r カラムを一つ指定し、そのカラムを右寄せ @{表現} 「表現」をカラム毎に挿入する。これを指定すると \arraycolsep や \tabcolsep のスペーシングは抑制される *{N}{PRE} PREを N 回書いたのと同様の作用 p{LEN} そのカラムをLENの長さのparboxエントリとして作成する 【array, tabular 環境で使えるコマンド】 \multicolumn <refer multicolumn> \vline <refer vline> \hline <refer hline> \cline{i-j} <refer cline> \extracolsep{W} <refer extracolsep> 以下の例を参照せよ。 \LaTeX 表記 印刷形式 \begin{array}{ccr} x+y+z & a_1 & 1 \\ x+y+z a1 1 x+z & a_2 & 21 \\ x+z a2 21 y & a_3 & 321 y a3 321 \end{array} \[ \left( \begin{array}{cccc} a_{11} & a_{12} & \dots & a_{1n} \\ / a11 a12 ... a1n \ a_{21} & a_{22} & \dots & a_{2n} \\ | a21 a22 ... a2n | \vdots & \vdots & \ddots& \vdots \\ | : : \. : | a_{n1} & a_{n2} & \dots & a_{nn} \ an1 an2 ..: ann / \end{array} \right)\] array環境を \right( \left) で囲むと配列自体を大きな括弧で括る。同様に、 \right\{ \left\} で配列を中括弧で、\right[ \left] で配列を大括弧で、 \right| \left| で配列をノルム記号(絶対値記号)で括ることができる。 \right の数と \left の数は必ず同じでなければならないが、\right( \left] のように括弧の種類は違ってもよい。\right. のように . をつけると見えない 括弧が出力される。 \[ 答 \cdots \left\{ / \begin{array}{ccc} | x = 5 x & = & 5 \\ 答 ... < y & = & 3 | y = 3 \end{array} \right. \] \ array環境を制御する変数には以下のものがある: \arraycolsep : array環境の各カラム間の間隔の半分 \tabcolsep : tabular環境の各カラム間の間隔の半分 \arrayrulewidth : 罫線の幅 \doublerulesep : array, tabular環境での隣接した罫線(二重罫線?)間の間隔 \arraystretch : \baselinestretch と同様行間スペースの比率を決める \renewcommandで再定義する tabular環境は、ページを跨ることができない。これを可能にするスタイルファ イルとして、supertab.styがある。 tabular* \begin{tabular*}{幅}{プリアンブル} ... \end{tabular*} 幅を指定してtabular環境を作成。 この幅を充填するだけのスペースをプリアンブルの \extracolsep{} コマンドで 確保する。 \begin{tabular*}{10em}[b]{|c@{\extracolsep{\fill}}|c|c|} \hline a & b & c \\ \hline 1 & 2 & 3 \end{tabular*} tabular環境の説明を参照のこと。 multicolumn \multicolumn{N}{FORMAT}{ITEM} tabular環境で現在のカラムを含めNこのカラムをFORMATに従った ITEMで埋める。FORMATはl,r,cのうち(最大)ひとつ vline \vline tabular環境でそのカラムに縦線を引く. 縦線の位置はそのカラムに 指定されている l, r, c によって決まる hline \hline tabular環境で、行間に水平線を引く. 環境の最初のエントリの直前、 もしくは \\ の直後に来なければならない. もし \hline を続けて 指定すると\doublerulesep 分の空白が空けられる(標準では罫線の 箱自体が分割されてしまう) cline \cline{i-j} tabular環境中、i番目からj番目のカラムに横線を引く. \hlineと同様 extracolsep \extracolsep{W} tabular環境の@表現の中で用いると、幅Wのスペースをそれ以降の 全てのカラムの左側に加える picture \begin{picture}(WIDTH,HEIGHT)(X,Y) ..contents.. \end{picture} 幅WIDTH, 高さHEIGHT の描画ボックスを作成。このボックスの左下の座標は (X,Y) となる(省略すると(0,0))。これらの引数の数値を含め、picuture環境の 数値は \unitlength に対する相対値であらわされる。\unitlength の既定値は 1pt. 今時picture環境じゃないと思うので用法しか書かないよーん。 【コマンド】 \put(X座標,Y座標){描画オブジェクト} \multiput(X座標,Y座標)(Xの増分,Yの増分){繰り返し回数}{描画オブジェクト} 【描画オブジェクト】 \makebox(X座標,Y座標)[POS]{テキスト} (箱) \framebox(X座標,Y座標)[POS]{テキスト} (枠付きの箱) \dashbox(X座標,Y座標)[POS]{テキスト} (破線枠付きの箱) (以上POS = l, r, b, t) \line(ΔX,ΔY){水平方向の長さ} (直線) \vector(ΔX,ΔY){水平方向の長さ} (矢印) (ΔX,ΔY = ±1, ±2, ..., ±6 で互素, それぞれ基準は始点) \shortstack[POS]{一行\\二行\\三行} \circle{直径} (円) \circle*{直径} (塗り潰した円) (それぞれ基準は円の中心, 最大直径は40pt, 15pt) \oval(直径X,直径Y)[POS] (楕円風 POS = l, r, t, b) \frame{描画オブジェクト} \thinlines, \thicklines (細,太線を選ぶ) \linethickness{太さ} newtheorem \newtheorem{NAME}{TEXT}[COUNTER] \newtheorem{NAME}[OLDNAME]{TEXT} 定理型の新しい環境「NAME」を定義する。 TEXT 定理番号のキャプションとして出される文字列 COUNTER NAMEのカウンタの親となるカウンタ名. 通常section. 第2の形式では OLDNAME と同じカウンタ形式を使うことを指示する。 NAME環境のカウンタ形式は \theNAME コマンドを再定義する。これのデフォルトは \theCOUNTER.\arabic{NAME} title \title{タイトル} \maketitleコマンドで出力するタイトル名を設定する。 author \author{著者名} \maketitleコマンドで出力する日付を設定する。 複数の著者を書くときは \and で区切って名前を書く。 date \date{日付} \maketitleコマンドで出力する著者名を設定する。 \date を省略するとタイプセットした日の日付が出力される。 thanks \thanks{脚注} タイトル中(\title, \author, \date)での脚注(謝辞や住所など)の出力を行う。 maketitle \maketitle タイトルを出力する。document環境中で宣言されなければならない。 タイトルを構成する項目は以下のコマンドで定義する。 \title{タイトル} \author{著者名} \date{日付} (省略するとタイプセットした日の日付) \thanks{脚注} (謝辞や所属名などを脚注形式で出すために用いる) part \part{第?部のタイトル} <refer chapter> chapter \chapter{章のタイトル} 文を区切るコマンド一覧: \part 第?部 \chapter ?章 (articleにはない) \section ?節 \subsection ?.?節 \subsubsection ?.?.?節 \paragraph 段落 \subparagraph 副段落 section \section{セクション名} 第一引数のセクション名でセクションの区切りを設定。 <refer chapter> subsection \subsection{サブセクション名} 第一引数の名前でサブセクションの区切りを設定。 <refer chapter> subsubsection \subsubsection{サブサブセクション名} 第一引数の名前でサブサブセクションの区切りを設定。 <refer chapter> paragraph \paragraph{パラグラフ名} 第一引数の名前でパラグラフの区切りを設定。 <refer chapter> subparagraph \subparagraph{サブパラグラフ名} 第一引数の名前でサブパラグラフの区切りを設定。 <refer chapter> appendix \appendix 付録部に入る宣言。 セクションコマンドの番号の方式を付録用に変える。 contentsline \contentsline{TYPE}{ENTRY}{PAGE} \contentsline{subsection}{\makebox{30pt}[r]{1.4.3} Gnats and Gnus}{22} とすると .toc ファイルに ENTRY を吐き出す。 TYPEはセクションコマンドのどれか。 addcontentsline \addcontentsline{TABLE}{TYPE}{ENTRY} TABLEで指定したファイル(toc, lof, lot のどれか)にENTRYというエントリを出 力する。TYPEはTABLEの値によって変わり、 toc: セクションコマンドのどれか lof: figure lot: table である。 addtocontents \addtocontents{TABLE}{TEXT} TEXTをTABLEで指定したテーブルファイル(toc, lof, lot のどれか)に出力する。 index \index{INDEX} まだ書いてない。 glossary \glossary{STRING} まだ書いてない。 makeindex \makeindex \indexentryで登録されている項目を .idx ファイルに書き込む。 bibliography \bibliography{FILE1,FILE2, ... ,FILEn} BibTeXで読み込むファイルを指定する。 bibliographystyle \bibliographystyle{スタイル} plain 通上 unsrt ソートしない alpha "Foo94" のようなタグをつける abbrv 著者のファーストネーム、発行月、書籍名が省略される thebibliography \begin{thebibliography} \bibitem{アイテム}… \end{thebibliography} 参考文献データの登録環境を開始する。 データは \bibitem コマンドによって登録する。 \bibitem コマンドの用法は以下の通り。 <refer bibitem> bibitem \bibitem{NAME} \bibitem[LABEL]{NAME} \bibitem{NAME}の書式では、NAMEで参照され、[1],[2] のような形で引用記号が 出力される、\bibitem[LABEL]{NAME}の書式では、\cite{NAME}で参照され、 [LABEL] のような引用記号が出力される。 footnote \footnote{NOTE} NOTEという内容の脚注を生成する。 \footnote[NUM]{NOTE} とすると、番号をNUMで指定できる。 脚注がうまく出力されないような場所では \footnotemark と \footnotetext を 組み合わせて出力する。 fragile footnotemark \footnotemark[NUM] 脚注番号のみ出力する時に使う。tabbing環境のように、脚注が出力されないと ころで、\footnotetext と組み合わせて使う。[NUM]は省略可。 footnotetext \footnotetext[NUM]{TEXT} 脚注番号を出力せず脚注のみ出力する。 通常 \footnotemark と組み合わせて使う。 footnotesize \footnotesize 文字サイズを脚注用のサイズに変更する。 footnotesep \footnotesep 各脚注の最初に置かれる空白の高さ(数値)。 footnoterule \footnoterule 本文と脚注のあいだに引かれる罫線を出力。 documentstyle \documentstyle[OPTION1,OPTION2, ... ,OPTIONn]{STYLE} 文書スタイルを指定する。 [OPTION...] を指定すると、STYLE.sty を読んだ後に、 OPTIONn.sty が順次読み込まれる。 verb \verb#内容# \verbの直後に来る文字と、次にあらわれる同じ文字とのあいだに挟まれたもの を verbatim で表示する。\verb|foo| と \verb,foo, は同じ結果が得られる。 styleparameter まだ訳していないスタイルパラメータ。 % \topfigrule : Command to place rule (or whatever) between floats % at top of page and text. Executed in inner vertical % mode right before the \textfloatsep skip separating % the floats from the text. Must occupy zero vertical % space. (See \footnoterule.) % \botfigrule : Same as \topfigrule, but put after the \textfloatsep % skip separating text from the floats at bottom of page. % \intextsep : Space left on top and bottom of an in-text float. newpage \newpage 改頁を行う。 \clearpage 未出力の図表があれば独立した図表用頁を出力してから 改頁を行う。 \cleardoublepage clearpageと同じだが、 両画面スタイル(bookなど)の 場合は、奇数頁から始まるように改頁する。 \newpage 二段組みの時は現在の段を終了する。 clearpage \clearpage <refer newpage> cleardoublepage \cleardoublepage <refer newpage> 長さ 長さに使える単位には以下のものがある。 cm センチ em 大文字Mの幅 ex 小文字xの高さ in インチ(約2.54cm) mm ミリメートル pc パイカ(=12pt) pt ポイント(72.27pt=1インチ) \fill 自然長は0だが、任意の長さに伸びることのできる伸縮長 \stretch{X} \fill のX倍 stretch \stretch{X} <refer 長さ> twocolumn \twocolumn[STRING] 改頁したあと二段組みでの組版を開始する。 [STRING]を指定すると、STRINGを二段ぶち抜きのタイトルとして出力。 →onecolumn onecolumn \onecolumn 改頁したあとで一段組みでの組版を開始する。 →twocolumn topnewpage \topnewpage{BOX} 新しいページを開始し、\textwidthのBOXをparboxで作成する。 二段組みページでぶち抜きタイトルを作成する時に用いるとよい。 LaiTeX a Little Assistant Interface for TeX おそらくあなたが今 Vz 上で使っているこのモード。 LaTeXを効率的に使うための多くの機能を盛り込んでいます。 【発音について】 laitex.defなどプログラムを指す時は「らいてっく」、システムを指す時は「ら いちょう」と読みます。 【補足】 「雷鳥」の旧仮名遣いは「らいてう」だそうです。 laitex <refer LaiTeX> YaTeX (setq auto-mode-alist (cons '("\\.tex$" . yatex-mode) auto-mode-alist)) おそらくあなたが今 Emacs で使っているこのモード。 LaTeXを効率的に使うための多くの機能を盛り込んでいます。 【発音について】 yatex.elなどプログラムを指す時は「やてっく」、システムを指す時は「やちょ う」と読みます。 【謝辞】 以下の方々の御協力を頂きました。ここに感謝申し上げます。 (順不同) 峯恒憲さん(九州大) Bibtex起動、typeset process の kill、エラー箇所の正しい判定 の要望その他を頂きました。 森中秀明さん(アンリツ) タイプセットバッファでの実行継続、lpq, bibtex起動、領域指定タイ プセット後のプレビュー対象ファイルのデフォルト値の変更、 describe-mode、\verb の補完の要望、verbatim環境や\verbの中にある \begin{}, \end{} を数えないようにする要望、などを頂きました。 石坂裕毅さん(富士通) YaTeX-get-error-file のバグレポートなどを頂きました。 Bayardさん(asciinet) min-outとの連係の不具合の報告を頂きました。 Kけんさん(asciinet) ms-dos固有の設定に関するバグレポートを頂きました。 sa2cさん(asciinet) Mule用のパッチを頂きました。 桂川直己さん(筑波大) 数え切れないバグレポートと要望を頂きました。またVzへの移植版であ る laitex(雷鳥) を作成されました。 三平善郎さん(慶応大) 開き括弧の入力時の処理のモード分けのアイデアを頂きました。 萩庭崇さん(慶応大) begin型補完の内側に文字があった場合それらをインデントしてほしい という要望を頂きました。 田中健次郎さん(慶応大) タイプセット時に未セーブ状態の関連ファイルをセーブして欲しいとい う要望を頂きました。 bauerさん(asciinet) アクセント補完の要望とアクセント記号の規則の情報等を頂きました。 佐々木たろうさん(asciinet) 数式環境の処理に関する多様なアイデア、ウィンドウ選択処理に関する ユーザインタフェースの繊細な改善案などを頂きました。 Deslarさん(asciinet) byte-compile関係のバグ報告などを頂きました。 tadfさん(asciinet) Demacsでのプロセス起動時のインタフェースの不具合の報告などを頂き ました。 ほんまたけるさん(asciinet) パラグラフ境界をLaTeX用に設定しなおす要望などを頂きました。 TUSKさん(asciinet) Texinfoドキュメント(初版)を作成して頂きました。 横田和也さん(asciinet) dviout起動時の工夫の案、ミニバッファで読み込むもののヒストリを分 けるアイデアのきっかけをいただき、ヘルプファイルの項目の提供をし て頂きました。 kanbai-anさん(asciinet) 日本語入力モード判定関数のバグを直すパッチなどを頂きました。 yatex <refer YaTeX>