Mercurial > hgrepos > hgweb.cgi > yatex
view docs/yahtmlj @ 603:c3e61ea3ba7f draft dev
Add pxbase completion
author | HIROSE Yuuji <yuuji@gentei.org> |
---|---|
date | Thu, 01 Dec 2022 18:55:26 +0859 |
parents | a3ba09c1e8e9 |
children |
line wrap: on
line source
Info file: yahtmlj, -*-Text-*- produced by `texinfo-format-buffer' from file `yahtmlj.tex' using `texinfmt.el' version 2.42 of 7 Jul 2006. START-INFO-DIR-ENTRY * yahtml: (yahtmlj). Yet Another html-mode for Emacs (Japanese). END-INFO-DIR-ENTRY File: yahtmlj, Node: Top, Next: Intro, Prev: (dir), Up: (dir) * Menu: * Intro:: はじめに * Installation:: インストール * Command Invocation:: 外部コマンド起動 * Completion:: 補完入力 * Jump:: カーソルジャンプ * Changing and Deleting:: 変更と削除 * CSS Support:: スタイルシート補完 * Customizations:: カスタマイズ変数一覧 * Copying:: とりあつかい * Concept Index:: 索引 File: yahtmlj, Node: Intro, Next: Installation, Prev: Top, Up: Top はじめに ******** yahtmlは GNU Emacs 上で HTML文書を作成する時に、繁雑なHTMLタグの入力を 補完機能によってスムーズに行えるようにするだけでなく、weblintなどの構 文チェックプログラム、カーソル位置のURLやファイル名に依存したブラウザ/ イメージヴューアの起動などを Emacs 編集画面中から行えるようにするパッ ケージです。 (このInfoは未完成です(__)…) File: yahtmlj, Node: Installation, Next: Command Invocation, Prev: Intro, Up: Top インストール ************ * Menu: * yahtml起動のための設定:: * lintプログラム/ブラウザ/イメージヴューア環境等の設定:: * WWWページ環境用変数の設定:: File: yahtmlj, Node: yahtml起動のための設定, Next: lintプログラム/ブラウザ/イメージヴューア環境等の設定, Prev: Installation, Up: Installation yahtml起動のための設定 ====================== `~/.emacs'に下の2項目を加えます。 (setq auto-mode-alist (cons (cons "\\.html$" 'yahtml-mode) auto-mode-alist)) (autoload 'yahtml-mode "yahtml" "Yet Another HTML mode" t) 次にyahtmlに必要なファイル(`yahtml.el', `yatexlib.el', `yatexprc.el') を置くディレクトリを load-path に加えます。たとえば、 `~/src/emacs/yahtml'に置くのであれば、 (setq load-path (cons (expand-file-name "~/src/emacs/yahtml") load-path)) などとします。 以上の設定により、拡張子が .html であるファイルを編集すると自動的に yahtml がロードされます。yahtmlが正常に起動できたときはモードラインの 表示が「yahtml」に変わります。 File: yahtmlj, Node: lintプログラム/ブラウザ/イメージヴューア環境等の設定, Next: WWWページ環境用変数の設定, Prev: yahtml起動のための設定, Up: Installation lintプログラム/ブラウザ/イメージヴューア環境等の設定 ==================================================== 利用する外部プログラムなどに関する以下の変数を確認し、必要なら正しい値 に変更します(括弧内はデフォルト値)。 `yahtml-www-browser' ... 起動するブラウザのコマンド名(netscape) `yahtml-image-viewer' ... 起動する画像ビューアのコマンド名(xv) `yahtml-lint-program' ... 構文チェックプログラムのコマンド名(jweblint) `yahtml-kanji-code' ... htmlファイルの漢字コード File: yahtmlj, Node: WWWページ環境用変数の設定, Prev: lintプログラム/ブラウザ/イメージヴューア環境等の設定, Up: Installation WWWページ環境用変数の設定 ========================= ホームページとなるファイルが存在するPATH名に関する変数を設定します。 `yahtml-path-url-alist' ... ファイルシステム上のPATH名と、URLの対応表 `yahtml-directory-index' ... URL指定でファイル名を省略したときに表示されるインデックス ファイル名(NCSA系httpdなら `index.html', CERN系なら `Welcome.html'が一般的) 変数 `yahtml-path-url-alist' の設定例を示します。例えば、自宅では、 `/home/yuuji/http/' が `http://localhost/~yuuji' で参照でき、職場では `/usr/home/yuuji/www/' が`http://www.keio.ac.jp/~yuuji/' で参照できる ようになっている場合は以下のように設定します。 (setq yahtml-path-url-alist '(("/home/yuuj/http" . "http://localhost/~yuuji") ("/usr/home/yuuj/www" . "http://www.keio.ac.jp/~yuuji"))) この対応組はいくらでも設定することができます。 File: yahtmlj, Node: Command Invocation, Next: Completion, Prev: Installation, Up: Top 外部コマンド起動 **************** HTMLファイル編集にかかわるいくつかのコマンドを即座に呼ぶことができます。 `[prefix] t j' ... HTML構文チェッカ(jweblint)起動 `[prefix] t p' ... 現在のページを対象としたブラウザ起動 `[prefix] t r' ... 現在のページがブラウザに表示されているときのreload指定 File: yahtmlj, Node: Completion, Next: Jump, Prev: Command Invocation, Up: Top 補完入力 ******** 「野鳥」で利用できる、「begin型補完」、「section型補完」、「large型補 完」、「maketitle型補完」、「アクセント補完」と全く同じキー操作で対応 するHTMLタグの補完入力ができます。それぞれの型の補完は順に、「複数行に 渡るタグ入力」、「空要素タグ(imgなど)の補完」、「一行内での開始/終了タ グの入力」、「空要素空属性タグの入力」、「文字参照入力」に対応していま す。具体的には `[prefix] b (野鳥のbegin補完に対応)' ... <ul> </ul> のように開始タグと終了タグを二行に渡って書きたい場合の補完を指し ます。おもにブロック型タグが補完候補に含まれます。 `[prefix] s (野鳥のsection型補完に対応)' ... <img src="foo.gif" alt="photo"> のように終了タグを持たず、かつ属性値のみで機能を指定するタグを補 完します。補完候補としては、img, input が存在します。 `[prefix] l (野鳥のlarge型補完に対応)' ... begin型補完とほぼ同じですが、 <big> 〜 </big> のように一行内に開始/終了タグを入れたいときに利用します。 `[prefix] m (野鳥のmaketitle型補完に対応)' ... 要素も属性値も持たないタグを補完入力します。<br> などが補完候補に相当します。 `[prefix] a (野鳥のアクセント補完に対応)' ... エンティティ参照による文字表記を入力するときに用います。 デフォルトでは < (<), > (>), & (&), " ("), ' ('),ブランク ( ) の補完入力が行えます。 File: yahtmlj, Node: Jump, Next: Changing and Deleting, Prev: Completion, Up: Top カーソルジャンプ **************** 文書中のいろいろな場所で `[prefix] g' ... 対応するオブジェクトにジャンプ を押すことにより、カーソル位置のHTML構文に対応する場所にジャンプします。 対応関係が存在すると解釈されるコマンドには以下のものがあります。 * `<TAG>' ←→ `</TAG>' * `<img src="画像ファイル">' → 対応するviewer起動 * `<a href="リンク先">' → リンク先へのポイント移動 * `<applet code="プログラム">' → Javaソースプログラムへの移動 File: yahtmlj, Node: Changing and Deleting, Next: CSS Support, Prev: Jump, Up: Top 変更/削除 ********* * Menu: * 対タグの変更:: * 文字参照への変更:: * リジョン内文字のURLencode:: * td括り/tr括り:: File: yahtmlj, Node: 対タグの変更, Next: 文字参照への変更, Prev: Changing and Deleting, Up: Changing and Deleting 対タグの変更 ============ 文書中のいろいろな場所で `[prefix] c' ... 対応するタグ等を変更 を押すことにより、カーソル位置のHTML構文に応じた記述内容の変更を行いま す。カーソル位置と変更する内容の対応は以下の通りです。 * `<TAG>'〜`</TAG>' ... `TAG' の変更 * `<img src="画像ファイル" alt="photo">' などの属性値 ... 属性値の変更 File: yahtmlj, Node: 文字参照への変更, Next: リジョン内文字のURLencode, Prev: 対タグの変更, Up: Changing and Deleting 文字参照への変更 ================ 文字としての < や > を表現するときは、文字参照を用いて< や > と 表記する必要がありますが、HTML以外のファイルからこれらの文字を含むテキ ストを張り込んだ場合などに、これらの文字を一括して文字参照形式に変換で きます。 `[prefix] ;' ... 指定した領域の文字参照に置き換えるべき文字の置換 `[prefix] :' ... 指定した領域の文字参照を参照文字そのものに置換 ([prefix] ; の逆変換) File: yahtmlj, Node: リジョン内文字のURLencode, Next: td括り/tr括り, Prev: 文字参照への変更, Up: Changing and Deleting リジョン内文字のURLencode ========================= `[prefix] #' ... 指定した領域内に URLencode すべき文字があればそれらを エンコード表記に置換。 File: yahtmlj, Node: td括り/tr括り, Prev: リジョン内文字のURLencode, Up: Changing and Deleting td括り/tr括り ============= 空白区切りで書いた表形式の行レコードを <td> 括りの並び,あるいはそれら をさらに <tr> で括った行並びに変換できます。 `[prefix] }' ... 現在のリジョンにあるデータを空白区切りごとに <td>...</td> で括る `[prefix] ]' ... 現在のリジョンにある行を上記td括りをほどこしてからさらに行 ごとに <tr>...</tr> で括るデフォルトでは空白区切りですが, これを変えるときはDelimiter: の問い合わせに区切り文字を指 定します。たとえばカンマ(,)を指定するとCSVから表を作るこ とができます。 td以外の要素,具体的には th で括りたい場合は universal-argument (`C-u') をつけて上記2つのコマンドを呼びます。どの要素で括るかの質問が 増えるのでそれに th と入れれば,各フィールドを <th>...</th>で括ります。 もし,第1フィールドのみ th で,残りを全部 td 括りにしたいときは thd と 入力して下さい。 File: yahtmlj, Node: CSS Support, Next: Customizations, Prev: Changing and Deleting, Up: Top CSS(スタイルシート)サポート *************************** * Menu: * CSS-class completion:: * Reread CSS file:: File: yahtmlj, Node: CSS-class completion, Next: Reread CSS file, Prev: CSS Support, Up: CSS Support CSSクラス名補完 =============== HTML屋はCSS(Cascading Style Sheets)のクラス名を補完入力することができ ます。スタイル定義として h1.foo, h2.foo { background-color: 0xffffff; } h1.bar, h2.bar { font-size: 120%; } のようなものがあった場合に、h1またはh2タグを [prefix] b や [prefix] l で補完入力した場合に、それらに有効な class 名である foo, bar を候補と して補完入力することが可能です。また .caution { font-size: 120%; background-color: 0xc00000;} のような全てのエレメントに働くclassが定義されていた場合は、全てのタグ の補完入力時にclass参照入力を求められます。これが煩わしい場合はエレメ ント名入力確定のときにリターンキー(またはC-m)ではなく、C-jを押せば class補完入力をキャンセルできます。たとえば [prefix] l 行内タグ補完を起動 (または[prefix] l SPC) tt <tt></tt>をいれたいのでttと入力 C-m とした場合は続いて class= と補完プロンプトが出ますが、 [prefix] l 行内タグ補完を起動 (または[prefix] l SPC) tt <tt></tt>をいれたいのでttと入力 C-j と最後を `C-j' で入力した場合は class 補完プロンプトは出ません。 File: yahtmlj, Node: Reread CSS file, Prev: CSS-class completion, Up: CSS Support CSS定義ファイルの読み直し ========================= htmlファイルを編集中にCSS定義ファイルを修正し、追加した classを補完候補として直ちに読み込ませたい場合は、 `M-x yahtml-mode' として再起動を行ってください。 File: yahtmlj, Node: Customizations, Next: Copying, Prev: CSS Support, Up: Top カスタマイズ ************ yahtmlの動作を制御する変数について説明します。 * Menu: * All customizable variables:: カスタマイズ変数一覧 * Hook variables:: hook変数 File: yahtmlj, Node: All customizable variables, Next: Hook variables, Prev: Customizations, Up: Customizations カスタマイズ変数一覧 ==================== -- Variable: yahtml-prefix yahtml-mode 中のプリフィクスキー (`\C-c') -- Variable: yahtml-image-viewer imgで参照している画像ファイルを表示するときに起動するコマンド (xv) -- Variable: yahtml-www-browser `[prefix]g' で外部ページを表示するときに起動するブラウザ (netscape) -- Variable: yahtml-kanji-code デフォルトの漢字コード。1=sjis, 2=jis, 3=euc, 4=utf-8 (2) .htaccess ファイルに AddType "text/html; charset=xxx" .htmlの記述があった場合は それに従う -- Variable: yahtml-fill-column auto-fillするときのカラム数 (72) -- Variable: yahtml-fill-prefix yahtml-mode 固有のfill-prefix (`nil') -- Variable: yahtml-path-url-alist OSのファイルシステム上でのフルパス名と、その外部公開時のURLの対応 表。 -- Variable: yahtml-directory-index サーバアクセス時ファイル名を省略したときにデフォルトで開かれるイ ンデックスファイルの名前。多くの場合 index.html。(`"index.html"') -- Variable: yahtml-lint-program HTML構文チェックプログラム。(`"jweblint"') -- Variable: yahtml-hate-too-deep-indentation ネストした列挙系環境でのインデントが深すぎるときにtにする。 (`nil') -- Variable: yahtml-always-/p `<p>' をいれたら必ず `</p>' したい人向け。`nil' -- Variable: yahtml-p-prefered-env-regexp 自動的に `<p>' を入れて欲しい環境。 (`"^\\(body\\|dl\\|blockquote\\)"') -- Variable: yahtml-template-file 新規HTMLファイル作成時に自動的に挿入して欲しいファイル名。 `"~/http/template.html"' -- Variable: yahtml-prefer-upcases タグに大文字を使いたい。`nil' -- Variable: yahtml-prefer-upcase-attributes 属性指定子に大文字を使いたい。`nil' -- Variable: yahtml-server-type Apache系のサーバを利用している場合は 'apache をセットする。 ./.htaccess を参照するかどうかを決定する。`'apache' -- Variable: yahtml-apache-access-file `yahtml-server-type' が `'apache' のときにアクセス制限ファイル名 を指定。`".htaccess"' -- Variable: yahtml-shell-command-option シェルで別コマンドを起動するときのオプション。 -- Variable: yahtml-translate-hyphens-when-comment-region 領域コメントアウトをするときに既に存在するハイフンを `-' に変 更するかどうか。(`t') -- Variable: yahtml-entity-reference-chars-alist エンティティ参照(Entity Reference)で記述すべき文字群を`'(?文 字 . "エンティティ表記")' という形式を列挙したalistで並べる。デ フォルトで `<', `>', `&', `'', `"' に対するalistが設定されている ので、追加したい分だけを記述すれば良い。cdr部 `"エンティティ表記 "' は、先頭の `&' と 末尾の`;'は含めずに書く。 -- Variable: yahtml-faithful-to-htmllint 構文チェッカとして htmllint を利用する場合ちょっとした余計な空白 などに対しても警告を示すので、これを回避するときにはこの変数を`t' にする。 -- Variable: yahtml-use-css CSSの補完機能を使うかどうか (`t') -- Variable: yahtml-image-inspection-bytes 画像ファイルのサイズを調べるときに読み込むバイト数 (`10000') -- Variable: yahtml:img-default-alt-format <img src...>のALT属性のデフォルト文字列の書式。%xは画像の幅、%yは 画像の高さ、%sはファイルサイズに置換される (`"%xx%y(%sbytes)"') -- Variable: yahtml-escape-chars href補完などのときに予約文字をURLエンコードするか; 'askのときは確 認してから置換する (`'ask') -- Variable: yahtml-use-font-lock ソースの色づけパッケージとして font-lock を利用するか(`(featurep 'font-lock)') -- Variable: yahtml-use-hilit19 ソースの色づけパッケージとして hilit19 を利用するか(`(featurep 'hilit19)') -- Variable: yahtml-indentation-boundary インデント計算を打ち切ってよい境界となる正規表現(`"^\\s *<h[1-3]>"') File: yahtmlj, Node: Hook variables, Prev: All customizable variables, Up: Customizations hook変数 ======== File: yahtmlj, Node: Copying, Next: Concept Index, Prev: Customizations, Up: Top 取り扱い ******** 本プログラムはフリーソフトウェアです。本プログラムを使用して生じたい かなる結果に対しても作者は責任を負わないこととします。転載等に関しては 制限いたしません。常識的に扱ってください。また、使用している旨をメイル でお知らせいただくと、作者は喜んでサポートに励むことでしょう。 苦情、希望、バグ報告、感想等は歓迎いたします。連絡は yuuji@yatex.org まで(2000年12月現在)。継続的に使用してくださる方はメイリングリスト「fj 野鳥の会」に是非加入してください。加入方法については本パッケージの `docs/htmlqa'ファイルの「その他」の章を御覧ください。 仕様は、予告なく確実に(気分次第で)変更されます:-p。 広瀬雄二 File: yahtmlj, Node: Concept Index, Prev: Copying, Up: Top 索引 **** * Menu: * キーアサイン[きいあさいん]: Customizations. (line 5) * カスタマイズ[かすたまいす]: Customizations. (line 5) * Demacs: Intro. (line 5) * HTML屋[HTMLや]: Intro. (line 5) * LaTeX: Intro. (line 5) * Mule: Intro. (line 5) Tag table: Node: Top260 Node: Intro729 Node: Installation1009 Node: yahtml起動のための設定1197 Node: lintプログラム/ブラウザ/イメージヴューア環境等の設定1849 Node: WWWページ環境用変数の設定2349 Node: Command Invocation3151 Node: Completion3478 Node: Jump4460 Node: Changing and Deleting4859 Node: 対タグの変更5033 Node: 文字参照への変更5383 Node: リジョン内文字のURLencode5775 Node: td括り/tr括り6014 Node: CSS Support6688 Node: CSS-class completion6886 Node: Reread CSS file7869 Node: Customizations8091 Node: All customizable variables8315 Node: Hook variables11343 Node: Copying11455 Node: Concept Index11951 End tag table