アオサギ 全長は90~98cmほど。翼を広げると175~195cmほどになる。 頭部は白色で、額から後ろ頭にかけて黒い筋模様が入る。 眉斑と冠羽は黒色である。 羽毛は青灰色である。 背中と翼・尾羽などは少し濃いめの灰色をしている。 喉から首の前面には黒い縦斑が並んでいる。 前頸から胸部にかけて、破線状の黒い縦縞がある。 くちばしと足はオレンジがかった黄色である。虹彩は黄色である。 メスのほうがオスよりもやや小型で飾羽と冠羽が短い。 オスとメスは同色である。 水田や川の浅瀬など水深の浅い場所で採餌する。 一夫一妻制で、子育てはオスも手伝う。 イソヒヨドリ 全長は23cmほど。翼を広げると38cmほどになる。 頭から喉および背部が暗青色である。 胸腹部がレンガ色のような赤褐色である。 翼が黒色である。 くちばしと足は黒色である。 メスは全身がうずら模様の茶褐色で薄い水色が入っている。 腹に鱗状の模様がある。 地上で甲殻類や昆虫類などを捕食する。 繁殖期にはつがいで縄張りをもつ。 ウミネコ 全長は44~48cmほど。翼を広げると120~128cmほどになる。 頭部や体下面の羽衣は白、体上面の羽衣は黒灰色である。 白い尾に、黒帯が出ている。 くちばしは黄色で、先端が赤色、その内側が黒色である。 虹彩は黄色で、周りのアイリングは赤色である。 オスとメスは同色である。 雑食で、魚類、両生類、甲殻類、昆虫、動物の死骸なども食べる。 集団繁殖地(コロニー)を造る。沿岸部の岩礁や草原などに木の枝や枯草、海藻などを組み合わせた皿状の巣を作る。 日本では4-5月に1回に2-3個の卵を産む。