今回は本学学長である神田直弥先生による「交通心理と情報」の講義です。神田先生は交通心理学・人間工学を 研究分野にしていて、交通心理学とは「交通場面における人間の認知や判断、行動の特性を明らかにすることで、 事故を防止する方法を考える学問分野」であると説明されました。
「信号のない場所での横断というシーンで、車が来ていることを認知した時に どのような判断をするか」についてグループで話し合いを行ったところ、 「車はまだ遠くだから走れば渡れるだろう」「手をあげればゆずってくれるだろう」などの 意見が出ていました。また、「歩きスマフォやながら運転は危険なのか」というテーマについては、 実験用のプログラムを使用して複数のものに注意を向けている時に反応速度に影響が出るのかを 検証しました。
1枚目の写真の後に2枚目の写真がランダムで表示され、安全か危険かを選択するという プログラムです。このプログラムを計算問題を解きながら行った時と、 他に何もせずに実行した時で安全か危険かの選択までの時間に差が出るかという 検証です。塾生全員の実行した時のデータを集めた結果、計算問題を解きながら 行った時の方が反応時間が長くなっていました。このことから、複数のものに注意を向けると 反応が遅くなるということを説明されました。
次回は神田先生が指導している第二段階1期生2名による研究紹介です。
