diff --git a/paper/c118077-thesis.tex b/paper/c118077-thesis.tex index 32c455b..8213ccd 100644 --- a/paper/c118077-thesis.tex +++ b/paper/c118077-thesis.tex @@ -75,6 +75,16 @@ \subsubsection{ソーラン節} 北海道民謡の一つ。北海道の漁師が昔ニシン漁の際に歌った労働歌。「ヤーレンソーラン」の歌に合わせて、綱引きや網あげの力強さを表現している。 +\subsection{YOSAKOI ソーラン部 蒼嵐} +東北公益文科大学(以下本学)にはYOSAKOI ソーラン部が存在し、山形のみならず東北地方の各施設・お祭り等で演舞をしている。本学のYOSAKOI ソーラン部 蒼嵐(以下蒼嵐)は2020年現在、約20名の学生で構成されている。練習は週2日の水曜日と木曜日で、各2時間程度の練習を行っている。蒼嵐では踊りを習得している先輩学生が踊りを習得していない後輩学生に教えるという方法で踊りを継承している。 +YOSAKOI ソーランの活動が活発になるのは、祭りが多く開催される夏となる。参加する祭りの内容によって演舞する曲の構成にも変化が生じる。そのため、蒼嵐が練習している曲は毎年変化し、祭りに参加しない、または祭りが開催されない等が起こると、練習されない曲も出てくる。本学の蒼嵐では毎年、1年生が入学してから数名の学生が部活動に参加し、3年生もしくは4年生になると退部する仕組みとなっている。 +演舞が行われる踊りは毎年変化するにもかかわらず、蒼嵐の学生も変化していくため、継承が上手く行われず、消失してしまう踊りも存在する。また、本学では部活動に参加するかどうかは基本的には学生の意思で判断できるため、踊りを習得した学生が蒼嵐を退部してしまう等の問題も発生することも踊りの消失を招く原因となっている。YOSAKOI ソーランではYOSAKOI ソーランを踊る誰もが一緒に踊ることができる総踊りといわれる踊りが存在する。総踊りは各チームでの継承が途絶えてしまったとしても、他のチームに指導してもらうことが可能である。しかし、総踊りとは反対に各チームにしか存在しない曲(持ち曲)も存在し、その曲と踊りが一度でも消失してしまうと復元することは困難となる。蒼嵐には持ち曲が以下の2曲存在する。 +\begin{itemize} +\item 神々の舞い +\item 秋波奏風 +\end{itemize} +しかしながら、現在は神々の舞いのみの継承となっており、秋風奏風の踊りは消失してしまっている。 + \section{第3章} 民俗芸能・伝統芸能は人々の生活に密着し、時代に適応しつつ形を変えながら伝えられてきた。 しかしながら地方の過疎化、少子高齢化に伴って後継者不足が問題となっている。