diff --git a/paper/C1160818.pdf b/paper/C1160818.pdf index 5dcfbc5..cf97f35 100644 --- a/paper/C1160818.pdf +++ b/paper/C1160818.pdf Binary files differ diff --git a/paper/C1160818.tex b/paper/C1160818.tex index ae36979..c30113a 100644 --- a/paper/C1160818.tex +++ b/paper/C1160818.tex @@ -50,14 +50,14 @@ \begin{center} {\bfseries 概要} \end{center} -大学の講義や演習において、学生の出欠席を以下に効率的に管理するかは古くからの課題である。講義や演習に毎回出席することは成績評価に対する前提条件となっていることが多いため、出席状況を把握し、授業の運営に反映させることが重要である。出欠管理は、名簿に記載された学生の氏名を順番に読み上げて返事を確認する方法、出席票を回覧し学籍番号や氏名を記入させる方法、出席票を配布し学籍番号と氏名を記入させたものを最後に回収する方法などの方式が主である。本学では出席票方法が主であり、メールで出席メールを送る場合もある。しかし、いずれの出欠方法にも、他人が欠席者になりすまして出席のふりを行う、「代返」や「代筆」の不正行為を防ぎにくいといった課題がある。さらに、本学で使われている出席票方法は、受講者数が増えれば増えるほど教員側の負担が増える。そのため、ICTを活用し、学生の出欠情報を自動化する試みが提案されている。本研究では、スマートフォンの位置情報サービスを利用した出席管理システムの構築をする。(442文字) +大学の講義や演習において、学生の出欠席をいかに効率的に管理するかは古くからの課題である。講義や演習に毎回出席することは成績評価に対する前提条件となっていることが多いため、出席状況を把握し、授業の運営に反映させることが重要である。出欠管理は、名簿に記載された学生の氏名を順番に読み上げて返事を確認する方法、出席票を回覧し学籍番号や氏名を記入させる方法、出席票を配布し学籍番号と氏名を記入させたものを最後に回収する方法などの方式が主である。本学では出席票方法が主であり、メールで出席メールを送る場合もある。しかし、いずれの出欠方法にも、他人が欠席者になりすまして出席のふりを行う、「代返」や「代筆」の不正行為を防ぎにくいといった課題がある。さらに、本学で使われている出席票方法は、受講者数が増えれば増えるほど教員側の負担が増える。そのため、ICTを活用し、学生の出欠情報を自動化する試みが提案されている。本研究では、スマートフォンの位置情報サービスを利用した出席管理システムの構築をする。(442文字) \clearpage \tableofcontents \clearpage \chapter{はじめに} \section{背景} -大学の講義や演習において、学生の出欠席を以下に効率的に管理するかは古くからの課題である。東北公益文科大学(以下、本学)も例外ではなく、講義や演習に毎回出席することは成績評価に対する前提条件となっていることが多いため、出席状況を把握し、授業の運営に反映させることが重要である。\par +大学の講義や演習において、学生の出欠席をいかに効率的に管理するかは古くからの課題である。東北公益文科大学(以下、本学)も例外ではなく、講義や演習に毎回出席することは成績評価に対する前提条件となっていることが多いため、出席状況を把握し、授業の運営に反映させることが重要である。\par 出欠管理は、名簿に記載された学生の氏名を順番に読み上げて返事を確認する方法(氏名読み上げ方法)、出席票を回覧し学籍番号や氏名を記入させる方法(出席リスト方法)、出席票を配布し学籍番号と氏名を記入させたものを最後に回収する方法(出席票方法)などの方式が主である\cite{1}。本学では出席票(図\ref{syu})方法が主であり、メールで出席メールを送る場合もある。しかし、いずれの出欠方法にも、他人が欠席者になりすまして出席のふりを行う、「代返」や「代筆」の不正行為を防ぎにくいといった課題がある。さらに、本学で使われている出席票方法は、受講者数が増えれば増えるほど教員側の負担が増える。そこで、学生の出欠情報を、ICTを活用し、自動化する試みが提案されている。その中に学生のスマートデバイスを使った出欠管理がある。\par \begin{figure}[htbp]