diff --git a/mituyuki.pdf b/mituyuki.pdf index 671cd33..eec1477 100644 --- a/mituyuki.pdf +++ b/mituyuki.pdf Binary files differ diff --git a/mituyuki.tex b/mituyuki.tex index 3e8571c..03caae0 100644 --- a/mituyuki.tex +++ b/mituyuki.tex @@ -30,7 +30,7 @@ \thispagestyle{empty} \tableofcontents \chapter{目的・テーマ設定} - + 本研究の設定する目的とテーマ設定に至るまでの背景について記述する。 \section{テーマ設定の背景} 近年熊本地震地震や北海道胆振東部地震をはじめとした、地震や大雨による洪水等、 @@ -58,6 +58,7 @@ リアルタイムで相互に把握することができるWebアプリケーションが必要だと考えた。 \section{過去の類似研究の例} +\label{senko} 松崎らの研究\cite{smart}では、スマートホームシステムのホームサーバを利用して地震災害時における被災状況の確認や被災者の救助支援に応用するシステムを提案してい る。ホームサーバ同士の通信により在宅情報から生き埋め等の被災者を特定し、 救助要請マップを作成してシミュレーション実験を行い、研究の有効性 @@ -71,20 +72,28 @@ れられている。 \chapter{提案} - +現状抱えている問題点を踏まえて、本研究で提案するシステムについて記述する。 \section{現状} + 現在、Apple社が提供するクラウドサービス``iCloud''の機能である``友だちを探 + す''やGoogleが提供している地図・ローカル検索サービス'Googleマップ'の機能 + である``現在地を共有''等の位置情報の共有を目的としたアプリケーションが + 存在する。しかし、これらのアプリケーションは利用する度に共有相手の設定 + や時間の指定が必要になる。また、個人間の共有を目的にしているため、複数 + 人のグループ等で共有をする際はグループ内の全員がお互いに個人間の設定を + する必要がある。 \section{提案するシステム} そこで、本研究では以下のような機能を導入したシステムを提案する。 \begin{enumerate} \item 個別アカウントによるグループ管理 + \item 災害時に利用者の避難状況を把握できる機能 \item 少人数グループで情報共有するためのマップ作成アプリケーション - \item 一定範囲の地域内の分布を表示するマップ作成アプリケーション + \item 一定範囲の地域内の分布を表示するマップ作成アプリケーション \end{enumerate} -\chapter{システムの提案} - +\chapter{システムの概観} +本研究で開発するシステムの内容について記述する。 \section{用語解説} システムを提案する上で必要となる用語の解説を記述する。 @@ -116,7 +125,7 @@ \section{扱うデータ} - \label{} + \label{data} 今回は正規化を行った以下のテーブルでデータを管理する。 \begin{itemize} \item user(ユーザ名, パスワード) @@ -162,7 +171,6 @@ る。一度情報を送信し始めると1秒毎に自動で情報を送信・マップを更新する (スクショ挿入)。 - \subsection{設定地域内の分布表示} 利用者が(\ref{shounin})のシステムを利用した際に発信される情報をもとに各 利用者が設定した地域分布マップを作成するシステムである。ここでは利用者 @@ -180,7 +188,8 @@ 今後の展望としては以下のようなものが挙げられる。 \begin{enumerate} - \item + \item Webスクレイピングを用いて常時気象庁からデータを取得し、災害時に + 対応可能にする。 \item \item \item diff --git a/texput.tex b/texput.tex new file mode 100644 index 0000000..ee13374 --- /dev/null +++ b/texput.tex @@ -0,0 +1,102 @@ +\documentclass[a4j,11pt]{jbook} +\usepackage{graphicx} +\usepackage{url} +\thispagestyle{empty} +\addtolength{\topmargin}{-2cm} +\addtolength{\textheight}{3cm} +\addtolength{\textwidth}{1cm} +\addtolength{\oddsidemargin}{-0.5cm} +\addtolength{\evensidemargin}{0.5cm} +\usepackage{ulem,color,graphicx,eclbkbox} +\usepackage{multicol} + \begin{document} + +\pagestyle{empty} +\thispagestyle{empty} + \item 個別アカウントによるグループ管理 + \item 災害時に利用者の避難状況を把握できる機能 + \item 少人数グループで情報共有するためのマップ作成アプリケーション + \item 一定範囲の地域内の分布を表示するマップ作成アプリケーション + \end{enumerate} + +\chapter{システムの概観} +本研究で開発するシステムの内容について記述する。 + \section{用語解説} + システムを提案する上で必要となる用語の解説を記述する。 + + \subsection{データの正規化} + 今回DBMSでデータを管理するため、データを正規化する必要がある。正規化と + は、データを効率良く扱うために特定のルールにしたがって整理することであ + る。 + + \subsection{Leaflet} + LeafletとはWeb地図を作成する際に使用するオープンソースのJavaScriptライ + ブラリである。 + + \subsection{JSON形式} + JSON (JavaScript Object Notation)とは、データを表現するための記法である。 + \subsection{CGI} + CGI(Common Gateway Interface)とは、 Webサーバとプログラム間のデータの + 送受信の規格で、ブラウザからの要求に応じてプログラムを起動し、その + 結果をブラウザに返すためのインターフェイスである。 +\section{システムの概観} +構築するシステムの概観と内容について記述する。 + + \section{作業環境} +開発は以下の環境で行う。 +\begin{itemize} + \item Ruby 2.3.0 + \item Leaflet 1.3.4 + \item SQlite3 +\end{itemize} + + + \section{扱うデータ} + \label{data} + 今回は正規化を行った以下のテーブルでデータを管理する。 + \begin{itemize} + \item user(ユーザ名, パスワード) + \item users(クッキーID, ユーザ名, 最終ログイン時刻) + \item ginfo(グループ名, グループの管理ユーザ名) + \item gmember(ユーザ名, 所属するグループ名) + \item latlng(グループ名, ユーザ名, 取得した経度, 取得した緯度) + \item time(ユーザ名, グループ名, 取得した時刻) + \item local(ユーザ名, 設定した地域) + \end{itemize} + + + \section{個別アカウントによるグループ管理} + 本システムを利用する際、利用者を特定するための個人アカウント周辺 + の機能に関して記述する。 + \subsection{個人アカウント作成} + ユーザ名とパスワードを設定し、利用者個人を判別するためのアカウントを作 + 成する機能である。ユーザ名をuserテーブルにおけるユニークキーとするため、 + ユーザが既存のアカウントと重複していた際にはエラーを表示する(エラー時 + のスクショ)。 + \subsection{ログイン} + 作成したアカウントのユーザ名とパスワードを入力し、システムにログインす + るための機能である。ログインと同時にクッキーIDを取得する。認証期限は24 + 時間に設定している。 + \subsection{グループ作成・管理} + \label{group} + 後述の少人数グループでの利用をするためのグループを作成・管理する機能で + ある。以下の3つの機能からなる。 +\begin{itemize} + \item 新規グループの作成 + \item グループへの加入 + \item 加入済みグループからの脱退 +\end{itemize} + \section{位置情報を利用した情報共有} + 本システムのメインとなる機能である。利用者が意図的に送信した情報をマッ + プ上に表示して共有する機能と、そこで得た情報を元に地域ごとに利用者の分 + 布を表示する機能の大きく2つに分かれる(概念図挿入)。 + + \subsection{少人数グループでの利用} + \label{shounin} + (\ref{group})を用いて作成したグループ単位で利用するシステムである。グルー + プメンバーが最後に利用した位置情報、名前、時刻をマップ上のピンで表示す + る。一度情報を送信し始めると1秒毎に自動で情報を送信・マップを更新する + (スクショ挿入)。 +\typeout{=== Region from (point) to (mark) ===} + +\end{document}