\documentclass[11pt]{jbook} \addtolength{\topmargin}{-2cm} \addtolength{\textheight}{2.5cm} \addtolength{\textwidth}{2cm} \addtolength{\oddsidemargin}{-1cm} \addtolength{\evensidemargin}{-1cm} \usepackage[dvipdfmx]{graphicx} \thispagestyle{empty} %\setlength{\textheight}{29\baselineskip} \usepackage{ulem,color,graphicx,eclbkbox} \title{加茂地区デジタルアーカイブの提案} \author{指導教員 廣瀬雄二\\C1151216 築達真奈} %\date{平成30年12月11日} \begin{document} \maketitle %\begin{abstract} \vspace*{4.0cm} \begin{center} {\bf {\Large 概要}}\\ \end{center} 本学の渡辺暁雄教授が開講している「地域の記憶を紡ぐ〜聞き書きとデジタルアーカイブによるまちづくり」という講義で作成するガリバーマップをデジタルアーカイブ化する。 \vspace*{2em} %\thispagestyle{empty} % ] \tableofcontents \chapter{はじめに} \section{背景} 日本では近年、少子高齢化が問題視されている。 日本は24年という極端に短い期間で高齢化が進行している。 そして、2000年には高齢化率が諸外国を追い越して17.4%と非常に高い数値を記録した。 それ以降、年々高齢化率の数値は増加しており、現在では27.3%である。\cite{ichi} \par 加えて、出生率も低下しており2005年には過去最低の1.26を記録した。 現在では1.43と2005年時の1.26から回復したが、いまだに低いままである。\cite{ni} \section{目的} 少子高齢化に伴い、戦争や伝統芸能、古い町並みなどの貴重な記憶が忘れ去られていく。\par それらを後世に残していくために本学のブランディング事業の一つとして渡辺暁雄教授は「地域の記憶を紡ぐ〜聞き書きとデジタルアーカイブによるまちづくり」という講義を開講している。 この講義では県の庄内景観回廊の指定を受けている鶴岡市加茂地区を研究対象として取り上げている。\par 本研究では、講義内で集められたデータをもとにデジタルアーカイブ化をしていく。 \chapter{デジタルアーカイブとは} デジタルアーカイブとは、特定のテーマ・目的に沿ったデジタルコンテンツを収集・組織化したデジタルコレクションの編成・蓄積・利用・連携を長期にわたって保証する仕組みのことである。\cite{san} \par デジタルアーカイブ化することにより、地域の歴史の中で創造・継承されてきた文化資産を記録精度が高く、映像再現性に優れたデジタルの形で保存・蓄積し次世代に継承していくことができる。 \section{デジタルアーカイブの意義} デジタルアーカイブ化には様々な意義があるため、一部を例として挙げる。\cite{yon} \begin{enumerate} \item 画像・映像遺産の保全\par 過去の情景、風俗を記録した画像・映像はその国や地域にとって貴重な文化遺産であるという発想から、それら映像遺産を散逸と消滅の危機から守り保存する。 \item 文化遺産の記録\par 劣化や損傷が進む写真や資料、また伝統芸能や伝統技術などの無形文化財をデジタル方式で記録し、後世に継承する。 \item 地域映像ライブラリー\par 地域の今の姿を体系的に記録し、郷土学習への活用と次世代への継承を図るためのライブラリーを構築する。 \item 地域産業アーカイブ\par 地域の産業活動の情報化を図るため、地域の企業が共同利用できるよう商品やデザインなどのデータベースをつくる。 \end{enumerate} \section{デジタルアーカイブ化により期待される効果} デジタルアーカイブ化することにより、以下の効果が期待できる。 \begin{enumerate} \item 資料の破損・劣化防止\par デジタル化することにより、破損・汚損を恐れることなく資料を保存することができる。 \item 新しい表現の実現\par いくつかの資料を部分的に切り出し、再合成することや、様々な解説などを加えることにより、元の資料をより膨らませた形での情報提供をすることができる。 \item 時間的、地理的な制約を超えた資料提供\par コンピュータを用い、どこからでも資料を閲覧できるようになる。また、同時に多くの利用者に資料を提供でき、各自治体などによる生涯学習への活用が行える。 \item 様々な角度からの資料検索 \par データベース化により、様々な角度から資料の検索が行える。それにより、資料を新たな切り口から見ることが可能となる。 \end{enumerate} \section{既存のサービス} 大学や美術館、地方自治体など多くの民間のデジタルアーカイブが存在する。 今回は、その一部を例として挙げる。 \begin{itemize} \item ヒロシマ・アーカイブ\cite{go} \item 越谷デジタルマップ\cite{roku} \item 上田市デジタルアーカイブ\cite{yon} \end{itemize} \chapter{結論} \section{結論} \section{今後の展望} \bibliographystyle{junsrt} \renewcommand{\bibname}{参考文献} \bibliography{bunken} \end{document}