(epoj)Terminology


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本マニュアル参照上の注意
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本マニュアルでは以下の用語を使用します。

   * ソース

     プログラミング言語や、マークアップ言語を利用して人間が記述する、成果
     物の元となるファイルのこと。

   * 言語

     プログラミング言語、マークアップ言語のみを指すものとします。

   * 箱

     LaTeXでいえば `\begin{foo}...\end{foo}' のように、HTMLでいえば
     `<bar>...</bar>'のように、開始記号と終了記号により文書内の特定の領域
     を囲むような構造を持つ場合、その囲まれた領域のことを「箱」と呼びます。

   * 反復子

     ある特定の「箱」の中で、その箱固有のものが繰り返し現れるような文法で
     あるとき、箱の中で何度も現れるものを反復子と呼びます。LaTeXでいえば 
     itemize 環境という箱の中では `\item' という記号を繰り返し利用します。
     また、HTMLでは `<UL>...</UL>' で囲まれた箱の中では、`<LI>' という記号
     を繰り返し利用します。これらはいずれも反復子です。プログラミング言語
     ではこのような構造を持つものはあまりありませんが、強いていえば`swtich〜
     case'構文の中で利用する `case' ラベルがこれに当たります。

   * 関係

     ソース中に現れるある文字列が、それ以外の場所、または他所で定められた
     ものを指し示すとき、指し示す方と示される方両者には「関係」がある、と
     いいます。たとえばプログラミング言語においては、関数(メソッド)/変数は
     どこか一箇所で定義したものを別箇所で利用しますが、それも「関係」です。
     また、LaTeX では何かの番号を`\label'で定義し、別箇所で`\ref'で参照し
     ます。これも「関係」です。さらにまたHTMLでは、`<a
     href="file">...</a>' によってリンク先のファイルを指し示しますがこれも
     「関係」です。

     もうひとつ、先述の箱において、箱の開始と終了を指示する記号が必ず存在
     しますが、これらも片方からもう片方が定まるので、一種の「関係」です。

   * 識別子

     一意性を確保された、ある単語によってソース中の二点が関連づけられる場
     合、その単語のことを識別子と呼びます。具体的には、プログラミング言語
     では変数名や関数名が、マークアップ言語ではラベル名などがこれに相当し
     ます。

   * `[prefix]'

     EPOの機能を起動するためのプリフィクスキー。デフォルトでは`C-c'に割り
     当てられているので、特に変更していない場合本マニュアルの `[prefix]' 
     という表記は、`C-c' と読み換えてください。



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