事前準備

qmailのインストールと設定には管理者(root)権限が要る。 1人1台、管理者になれるサーバにログインして作業する。

実験サーバへのログイン

個人専用サーバは

qm番号.is.koeki-u.ac.jp

というホスト名が付いている。番号 の部分は 「ログイン名の下3桁に200を足した数」になる。たとえば、 ログイン名の下3桁が015だったら、サーバ名は qm215@is.koeki-u.ac.jp となる。

ログインにはsshコマンドを使う。

% ssh qm番号.is.koeki-u.ac.jp

パスワードは最初にログインしたときと同じものを入力する。

スーパーユーザになる

管理者権限が必要なときにはスーパーユーザ(root)になる。一般的には suコマンドを利用するが、最近ではsudoを 使うことが多い。以下のようにしてスーパーユーザになる。

% sudo -H -s
Password:

パスワードを聞いて来るので「自分の」パスワードを入れる。正しく 入力すると、プロンプトの %# に変わり スーパーユーザになる。

#

この # プロンプトで入力したコマンドは全て管理者権限で実行され る。ただし、管理者権限では、間違えると全て破壊できる危険性も合わせ持つの で一般ユーザ権限でできる作業は必ず一般ユーザ権限に戻ってするのが望ましい。 スーパーユーザになる前のシェルに戻るにはsuspendコマンドを使 う。

# suspend
%

suspendはスーパーユーザのシェルを一時停止しているだけな ので、元に戻るにはfgを使う。

% fg
# suspend
% jobs
[1]  + suspended  sudo -H -s
% fg
#

jobsコマンドは、一時停止中のジョブ一覧を表示する。

スーパーユーザの作業を終える

スーパーユーザから抜けるには exit とタイプする。

# exit
% jobs
%

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(C)2006 HIROSE Lab. koeki-u.ac.jp