下記に表示されているのがモードラインである。ここでは各種部分についての 説明をする。
-かんな-
CannaがインストールされているEmacsで表示される。C-o
とタイプ
すると日本語入力機能がオンになり[あ]と表示され日本語が入力できる状態になる。
またこの表示で、自分が今日本語入力または英ローマ字入力で作業をしているの
か知ることができる。日本語入力を切るにはもう一度C-oをタイプする。
E
この部分では、バッファが取り扱うテキストの
文字コードと改行コードを表示している。JISの場合は[J]、日本語EUCの場合は
[E]、シフトJISの場合は[S] と表示される。
:
の部分では、改行コードが示されている。Unix系の改行コードは[.]、
Macintoshの改行コードは[']、DOS系の改行コードは[:]である。
-----
は、バッファの状態を表している。[-----]と表示されている時は、
バッファ内容が変更されていない状態である。[**---]と表示されている時は、
バッファの内容が変更されている状態である。
(変更内容が保存されていない状態である。)
[-%%--]と表示されている時は、バッファの内容をみる事はできるが編集や保存
はできないことを表している。
*scratch*
は、バッファの名前を表示している。バッファの名前は原則としてファイル名を
元にし決められる。(同じファイルがある場合は、ファイル名の後に数字がつく)
(Lisp Interaction)
ここでは、今バッファがどのようなモードになっているかを表している。
編集モードはたくさんあるので、代表的なものを説明する。
fundamental | 基本的な編集モード |
text | テキストの編集モード |
C | Cプログラムの編集モード |
-All--
は、ポインタが今表示されているバッファの全体のどの位置にあるのかを
示している。-All--はバッファ全体が表示されている事を示し、Topはバッファ
の先頭、Botはバッファの終わりを示している。
→ テキストエディタ