プログラミング言語、マークアップ言語ともにテキストを編集する。 これにはテキストエディタを頻繁に利用することになる。 もっとも高機能なエディタ Emacs の基本的な使い方を紹介する。
キーをどこまで押したか分からなくなってしまったらとりあえず C-g をタイプする。
直前の操作を取り消す。
Find file: ~/
と出てくるのでそれに続けて
編集したいファイル名を入力する。~/
はホームディレクト
リを意味する。既存ファイルを開く場合はファイル名の先頭数文字を入れ
てから TAB キーを押すと残りの名前が補完される。
編集バッファにあるものをファイルに書き込む。
保存に成功するとモードラインにある **
印が消える。
逆にいうと **
印が付いているときは保存されていないの
で注意する。
Emacsでは編集対象の位置のことをポイントという。
C-p | ||||||||
↑ | ||||||||
C-a | M-b | C-b | C-f | M-f | C-e | |||
行頭 | 1単語戻る | 1文字戻る | ・ | → | 1文字進む | 1単語進む | 行末 | |
↓ | ||||||||
C-n |
C-sとC-rいずれも、英単語の文字を1字1字を入力する毎に該当するも のが見つかって行く。途中で
となる。
C-SPC(コントロール+スペース)を押すと、現在のポイント位置を記憶 (マーク)する。
ポイントと直前にマークした位置を入れ換える。つまり、直前にマー クした位置にジャンプできる。
Emacsでは、M-< や M-> で先頭/末尾に移動し たときや、C-s、C-r で検索移動したときには、移動する直前のポイ ント位置が自動的にマークされる。
Emacsでは複数のウィンドウを開くことができる。
カーソルの上にある文字を削除。
まず領域を決めるために「ここから」を指定(マーク)する。
続いて領域のコピーあるいは削除の操作をする。
領域はコピーしたいときはペーストする。Emacsではペーストすることを ヤンクという。
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